高岡市中田地区は、庄川扇状地の中流域に位置し、恵まれた清流環境によって育まれた 地域特有の「アシツキノリ」や「トミヨ」「ゲンジボタル」などが生息・生育しています。 この公園は、これらの生物を保全し、育成することをねらいとして造られたものです。
※アシツキは藍藻類ネンジュモ科の植物で、清水中の石の表面や葦の根に付いて 生息する。ぬるっとした寒天質のようなもので、粒状からこぶのような大きさに 成長する。中田は繁殖地として知られ、古来から食されてきました。
戸出から県道富山戸出小矢部線を中田方向へ、中田橋を渡ってすぐ左、庄川の堰堤にあります。 そばには中田アシツキ公園が。
雄神川
大伴家持 (万葉集 巻17.4021)
天然記念物「アシツキ」生育池です。
紅(くれない)匂ふ乙女らし
葦附(あしつき)とると
瀬に立たすらし
アシツキです。
アップです。
天然記念物「トミヨ」生育池です。