2001年10月mei01

桂の清水(かつらのしょうず)

桂の大木の根元から湧き出る清水

婦負郡八尾町大玉生

 次のような言い伝えがあります。『その昔、大長谷(おおながたに)にある金剛堂山に向かうひとりの修験者が、 夏の暑い日射しのため気分が悪くなり、 傍らの桂の木に馬をつなぎ水を探したが、なかなか見つからなかった。あきらめて 桂の根元に座り休んでいたところ、馬がひづめで土を掘りはじめた。しばらくすると、 その穴から冷たい水がこんこんと湧いてきた。』

 「越中おわら節」で全国的にも有名な八尾町の中心部から南へ約12km、大玉生(おおだも) 八幡社横にあります。水場には感想等記帳用のノートがおいてあります。 w(゜o゜)w オオー!東京とか遠方の方も記帳されてますね。 この水を飲んで、病気が治ったとか、健康になったという話もあるとか。 地元では古くから「桂の木の根元からは水が湧く」という言い伝えがあるそうです。 2004年9月、再々訪問です。


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 桂の清水(動画/51秒)〔登録日:2004/09/07〕


桂の清水1  さすが超大木の根元から湧き出す水。水量豊富です。【2004年9月撮影】



桂の清水2  樹齢700年ともいわれる桂の大木の根元から湧き出ています。 桂の木は樹高40m、幹周り14mで、八尾町の天然記念物に指定されています。【2004年9月撮影】



桂の清水3  大玉生八幡社の神木として畏敬されてきた桂の木です。【2004年9月撮影】




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