『在布施保内嘉例沢村領、此の地に城ケ山と胸ケ山と二跡あり。
胸平には東西二十五間許に南北五十間許の遺跡存して、其の内
には駒冷場と俗唱して、南北三十五間、上方狭く、末にして
東西六間許の水溜あり。城ケ山より十町東也。城山には
僅かに六間に二間許第跡あり。[三州志]
南北朝時代(約五百五十年ほど前)に、この胸ケ平(峰平)
地内に「胸ケ平城」という山城がありました。このあたりに、
近衛源氏の佐々木四郎高綱が城を築いたとき、自らの馬を
池にひきいれて洗った池と伝えられています。』
【現地案内板より転記】
駒洗い池は、黒部市の南東鋲ケ岳(標高861m)山麓の嘉例沢森林内にある湧水の池です。
嘉例沢森林公園に着いたものの案内板がちょっと奥まったとこにあったため、公園内を
ぐるぐる回ってやっと見つけました( ;^^)ヘ..。でも途中の道からは、眼下に富山湾も見えて超絶景でした(*^.^*)エヘッ。
うっそうと生い茂った木々の間にひっそりとたたずむ駒洗い池。
遊歩道跡らしきものはあるんだけど、私が行ったときはご覧のとおり(笑)。道なき道をヤケクソで( ;^^)ヘ..。
宇奈月町側から嘉例沢へ行く通り道、下立(おりたて)地区善龍寺近くに
あった霊水です。由来等は不明です。