立山連峰の水を集めて大瀑布となって落ちる滝です。
4段に分かれて流れ落ちる滝は、上から40m、58m、
96m、そして滝全体の3分の1を占める第4段が126m。
それぞれの滝の間の高さを含めて全落差350m、
日本一を誇っています。ちなみに、和歌山の那智の滝は落差133m、
栃木の華厳の滝は落差97mです。
滝つぼの直径は約60m、水深は6mです。
この滝の名称は、滝の音が南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏と大勢の人が
唱える称名念仏の声に聞こえたことに由来するとされています。
右隣のハンノキ滝は、落差500mもあるが、
流域面積が狭く、春の雪融け時豪雨時の豊水期だけしか見られません。
そのためアウンの滝の別名があります。
【阿吽=寺社の仁王やこま犬などの相。一方が口を開き、他方が口を
閉じている。】
10月末の紅葉の盛り時に行ってきました。展望台付近が工事中のため仮設展望台へ。
登山道の途中に設けられた仮設展望台なもんで( ;^^)ヘ..登るのに汗だく、結構きつかったです。
でも紅葉と滝の競演を楽しめて満足満足(*^.^*)エヘッ。冬期は滝への道は車両通行禁止です。
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紅葉の称名滝1(動画/41秒) ・紅葉の称名滝2(動画/40秒) 〔登録日:2003/10/27〕
左が称名滝、右がハンノキ滝。【2003年10月撮影】
絶好の撮影日和。仮設展望台から撮影するアマチュアカメラマン達。【2003年10月撮影】