2003年10月mei01

称名滝(しょうみょうだき)

落差350mを誇る日本一の大滝

中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂


 立山連峰の水を集めて大瀑布となって落ちる滝です。 4段に分かれて流れ落ちる滝は、上から40m、58m、 96m、そして滝全体の3分の1を占める第4段が126m。 それぞれの滝の間の高さを含めて全落差350m、 日本一を誇っています。ちなみに、和歌山の那智の滝は落差133m、 栃木の華厳の滝は落差97mです。 滝つぼの直径は約60m、水深は6mです。 この滝の名称は、滝の音が南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏と大勢の人が 唱える称名念仏の声に聞こえたことに由来するとされています。
 右隣のハンノキ滝は、落差500mもあるが、 流域面積が狭く、春の雪融け時豪雨時の豊水期だけしか見られません。 そのためアウンの滝の別名があります。
【阿吽=寺社の仁王やこま犬などの相。一方が口を開き、他方が口を 閉じている。】

 10月末の紅葉の盛り時に行ってきました。展望台付近が工事中のため仮設展望台へ。 登山道の途中に設けられた仮設展望台なもんで( ;^^)ヘ..登るのに汗だく、結構きつかったです。 でも紅葉と滝の競演を楽しめて満足満足(*^.^*)エヘッ。冬期は滝への道は車両通行禁止です。


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 紅葉の称名滝1(動画/41秒) ・紅葉の称名滝2(動画/40秒) 〔登録日:2003/10/27〕  


左が称名滝、右がハンノキ滝  左が称名滝、右がハンノキ滝。【2003年10月撮影】



仮設展望台から撮影するアマチュアカメラマン達  絶好の撮影日和。仮設展望台から撮影するアマチュアカメラマン達。【2003年10月撮影】




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