パタリロ日記は3日坊主では終わらない気まぐれ日記です。
その日その日を思いのままに気ままに綴っていく自由自在の記録です。


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2007年4月20日(金)
個展終了

個展が終わってからそろそろ一週間となります。
6日間の開催期間中はずっと店内にいっぱなしで、
客が出入りする度に相手の顔色をうかがうような毎日でした。

京都の有名寺院の近場とあって、桜の花見の帰りに立ち寄る客も多く、喫茶店に入る客の数はまずまず。
花見の帰りにお茶を飲みに行ったら、
とんだ冬鳥に遭遇してしまい、茶化し加減で批評をとばす客も
いましたが
それでも女性客の中には大層気に入って見とれている人も何人かいました。
やはり鳥は女性に人気があるようです。

開催期間中は3月からの重度の肩こりと顔面筋肉痛に悩まされる日々でしたが
それでも最後の終了日まではと根性を出して通い続ける日々でした。

そら、わずか2ヶ月余りの間にあれだけ撮りためたら体がおかしくなって当たり前。
「今年の1月から撮り始めました。」と言ったら「えぇぇーーー。」と絶句する客が何人かいたぐらいですから。

2007年3月27日(火)
個展

2月、3月は個展の準備に追われ、HPの更新がおろそかになっておりました。
今年は暖冬だったおかげで外に出る機会が増え、野鳥(冬鳥)の写真をたくさん撮ることができました。
よって4月に山科の喫茶店で初個展を開催します。

ところで写真は決められた枠の中、固定観念の中で撮らないことが一番幸せと思っているのは私だけでしょうか?

写真教室や写真クラブに行くと、カメラは絶対に一眼レフで三脚付き、
デジカメならパソコンはこれ位の性能のもの・・・という枠決めがあるように思います。
しかしそれではパタのようにお金のない人間は写真を楽しめなくなってしまいます。

今の時代、使い捨てカメラや携帯カメラ、針穴カメラで写真を撮って展覧会をしている人が多い時代です。
2月に鑑賞した「針穴からのぞいた仏教信仰の世界」も針穴の特徴を器用に
活かして撮った素晴らしい写真でした。
何も決められた枠でなくても良いのでは?というのがパタの
意見です。

しかし大半の人は写真をしているというと一様に
「どんなカメラを使っていますか?」と聞きます。

そしてパタの写真を見た人はその大半が
「カメラは一眼レフですよね?」
「カメラは何台使いこなしてますか?」
「もちろん三脚付きですよね?」
「プロとコネがあるんでしょ?」
「入賞作品撮るぐらいなら10数年のキャリアですよね?」
という言葉を返します。


「・・・・・・・・・・・・。」→全部はずれで全く返す言葉がありません。
どうしてみんなこういうことにこだわるんでしょうか?
一眼レフで、数台のカメラで、三脚付きで、プロとコネがないと良い写真が撮れないんでしょうか?

パタのようにお金のない人間はこういうこだわりは持たない方が良さそうです。