能登キリコ祭


2002年8月3日、能登半島七尾市の石崎奉燈祭に行って来ました。
石崎町はいつも立ち寄る和倉温泉近くの漁師町です。能登半島にはここ
以外にも多数のキリコがありますが、いずれも京都祇園祭の流れを汲むものと
云われています。キリコは高さ12mで100人の男が担ぐと云われる程の大きさで、
武者絵や大書の墨書が描かれていて、夜に灯火されると幻想的な空間をかもし出します。
パタリロは昼間に見学しましたが、男達の悲痛な荒い息遣いが何とも気の毒でした。
「サッカサイ、サカサッサイ、イヤサカサー」と掛け声を出して、10歩、歩いては一休み
する体制でしたから。この炎天下ではぶっ倒れるものも続出するでしょう。
大きなキリコの間に子供用キリコもありました。あれならパタリロも担ぎたいなぁー。


  

(左)高さ12mの武者絵のキリコ(右)それを担ぐ男達


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