麦屋祭


2002年9月14日〜16日の3日間、越中の小京都城端町でむぎや祭が行われました。
JR北陸線高岡駅からローカルの城端線に乗って50分程すると終点・城端駅に着きます。
ここは世界文化遺産・五箇山の入口とも云われ、浄土真宗善徳寺のある門前町です。
その善徳寺でむぎや踊りの競演会が行われ、坂のある町中では街並み踊りも
披露されています。踊りはむぎや踊りの他、こきりこ踊りも披露されます。
その昔、壇ノ浦の合戦で破れた平家一門が越中五箇山に落ち延びて、弓矢を持つ手に
鋤鍬を持ち、暇を見つけて唄い始めたのがむぎや節の起こりと云われています。
紋付袴に腰に刀、手にはすげ笠という姿は当時の彼らのいでたちを表しています。


  

   (左)こきりこ踊り(右)むぎや踊り


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