(のりくらだけ)
乗鞍岳
(3026m)


標高3000mを越す雲上の楽園です。今では車で乗鞍スカイラインやエコーラインを使って楽に頂上付近まで登れます。駐車場のある畳平から頂上剣ヶ峰までは徒歩1時間半程の近距離。おばさん、女性、子供もシーズンになると長蛇の列を作って最高峰を目指します。また畳平周辺には鶴ヶ池などの火口湖や富士見岳、大黒岳などの峰々もたくさんあり、観光として眺めるにも、もってこいの山です。


平成14年10月12日、来年からのマイカー規制のため、今秋最後の通行可となる乗鞍スカイラインを通って乗鞍岳へ行って来ました。乗鞍岳は今回で3度目です。いつものとおり自宅から上高地行きのルートを通って平湯まで行き、そこから乗鞍線を使ってスカイラインへ。この日は最後のためか日本全国からマイカーが押し寄せてきて大渋滞。パタリロは車から降りて徒歩で、KameG君は車をトロトロ動かしながら、畳平に向かって上昇。お互い1時間程で行ける道を4〜5時間かかって正午過ぎにやっと畳平の駐車場に着きました。畳平は通行時間の規制のないエコーラインからも入れるため、朝早く反対側から登ってきた人達が先に畳平の駐車場を占領してしまったようです。よって朝7時から通行可能のスカイラインを通ってきた車は麓からずっと渋滞を作ってしまうハメになったのです。でも笠ヶ岳や槍・穂高連峰を眺めながらスカイラインを歩いていくという経験も悪くはありませんでした。写真もいっぱい撮れましたし。。。

正午過ぎの畳平の天気は快晴そのもので、畳平から鶴ヶ池、富士見岳、摩里支天岳、コロナ観測所を望みながら30分程で肩ノ小屋に着くとそこでWC休憩。肩ノ小屋からの道がいよいよ本格的な登山道で最後のツメです。肩ノ小屋からわずか1時間の最後のツメは、4年前の夏の乗鞍登山でかなりの強風に攻められましたが、今回は全くの無風。信じられないぐらいの秋の日本晴れでした。やはり富山に住んでいると、地元の天気を確認しながら日帰りで行けるのでお得ですね。

乗鞍の頂上は剣ヶ峰で、ここからは木曽御岳も望めました。
帰路は元来た道を下山。畳平からはエコーラインを通って沢渡、中の湯、安房トンネル、平湯のルートで帰りました。


   

(左)鶴ヶ池と畳平駐車場と恵比寿岳(右)肩ノ小屋から頂上剣ヶ峰への道


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