"the Edge of Town"

今でも城壁の残る都市はそうありませんが、その名残をとどめるものはけっこうあります。これもまた日本人にはなじものない感覚。
シュタインの街の西の端、小さな時計のある門が街と外とを分けています。
門の内側は華やかな色合いと装飾の建物が建ち並ぶ道、門の外側には色づいた並木道。
ヨーロッパの街のその"ヨーロッパらしさ"は、旧市街という空間が創り出しているのかもしれません。単に住むこと以上の意味がありそうな、そんな気がします。