"zu Dorf"

ワインの起源はキリスト教と深い関係にありますが、オーストリアのワインには今でも修道院が欠かせません。以前ご紹介したクロスターノイブルクという街の、大きな双塔をもつ修道院は、オーストリアでも屈指の子ワインケラーを持ち、今でもワインを醸造し、ひとつの名産地にもなっています。そういった修道院は各地にワイン園を持ち、そこで取れるブドウからワインを作っています。
ウィーンの南、とある小さな村に続く、ワイン園の中の道。ただまっすぐにではなく、曲がりくねって、寄り道をして。ゆったりと時間の流れる世界。