"Fairyland"

いかにも古めかしいアンティークショップ、雨宿りする老婦人もどこかユーモラス。ザルツブルグの旧市街には先進国のにおいは少なくて、確かにおとぎの国のよう。もし本当におとぎの国ならば、ここからひとつのおとぎ話さえ進んでいきそう。だけれど現実はそうはいかないもの。そういえばドイツ語でいうメルヒェンは単なる「おとぎ話」でなく、もっと含蓄があったりする、っていうのが一時流行りましたっけ。