照りつける夏の陽ざしも
陽が傾きだすとほのかに黄色味をおびてきて
町を夕に染めていく
町にはだんだん浴衣姿が増えてきて
うっとうしかった暑さもなぜか心地よく思えてくる
都会の雑音も祇園囃子と人のざわめきに変わる
京の大都会がだんだんと祭りの舞台へと変わっていく
ひとりひとりの気分の高まりが
祭りを盛り上げていく
さあ、祭はこれから