京もゆる prev. index next

秋のもみじの小径は
寄り添い歩くふたりをしっかり包みこむ
見上げた空には見頃の鮮やかな葉がふたりを包み
ペースを合わせて歩くその足もとで
歩くたびに音を立てる枯れ葉がふたりを包み
横を見れば京の風景とそして君が包む

真如堂にて