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ひとりでいる時、
それがたとえば、職場を出てすぐの人通りの少ない暗い坂道とか
ベッドに入って寝付くまでの暗がりとか
ひとり街の雑踏に取り残されてるように感じる時とか
暗く小さな場所だと、
人の夢は小さくしぼみ、エンジンは出力を落とし、見つめる遠くが暗くなり
人の気持ちはループを描いてやがて落ち込むスパイラルとなっていく。
だからやっぱり、人はひとりでいてはいけない時があるのだと思う。