GB400復活への道 数年ぶりにGB400のエンジン音を聞いてみたくなりました。 とりあえず、不動の原因を探ります。

 

2003年1月13日(祝日)

今日は、ずっと不動だったエンジンのその原因を探るべく、
車庫から引っ張り出してみた。
カバーを剥ぐって、センスタを払うと、ホコリと錆びだらけの我が愛機の久々のお出まし。
カメラを持って行かなかったので、画像はないのだが、いきなり、前輪はパンク。
空気圧不足なのか、それとも他の原因か。まあ良い。あとでスタンド行って空気、足そ。
引きずり出すと、今度はその前輪が回らない。空気圧不足にしては重すぎる。
ゲゲ!ブレーキの固着だ!!。
ドラムならやったことあるけど、ディスクでは初めて。あーあ、またばらさなきゃ。
知り合いに会う約束があるのに。時間が迫ってるのに。ま、いいや。

GB400のフロントブレーキは、単板。ソリッド。キャリパーはスライド式で、
所謂片押し。一応2ポッド。大した事はないブレーキ。こんなの楽勝!と
鼻歌混じりでバラシ開始。
キャリパーをフォークに止めてる、二本のボルト、そいつの下側を外す。
キャリパはびくともしない。上も外す。キャリパは動かない。無理矢理引っ張って外す。
それから、スライドピンを止めてるプレートを緩める。手順が逆だ、っちゅうの。
思った通り、ピンはびくともしない。前は、ラジペンで掴んだら出てきたのだが、
今度はそんなに甘くない様子。仕方ないんで、裏から、ポンチを当てて、ピンを
木ハンマで引っ叩く。あ、やっちゃた。キャリパのピンスライド部に傷が....
ま、あとで面取りしてグリス塗ればいいや。
途中で気付いて、ピンをバイスグリップで掴んだら、すんなり出てきた。
最初からこれ使えば良かったよ。くそう。
で、ピン抜けて、パット取り出し成功。ピンのグリスはまだ有るような気がするが、
はて、なんで抜けないんだ?ま、いいか。
パッドは前回の車検で変えてから、いくらも乗ってないから厚みは充分。
フェロードのセミメタルで高かったんだから、また使おう。

さて、本題のピストン。ブレーキレバー力一杯握っても全く動く気配はなし。
気休めで、エア抜き、してみようと、マスタシリンダのキャップを開ける。
これ止めてる5ミリのビス。多分錆びてる。無理もない。
アルミのマスタシリンダに多分ステンのビス。皿頭のプラスビスじゃ、舐め易いよね。
根性で、なんとか頭舐めずに済んだ。ふう、一安心。ドライバは、押しが7割、回しが
3割だもんね。でも、これはヤバイ。今度は皿頭の六角ボルトに交換しよっと。
で、しこしこエア抜き開始したけど、勿論、変らない。
で、キャリパにブレーキクリーナばんばん吹きかけて、歯ブラシの叔父さんみたいな
”糊刷毛”でこする。変化なし。並行して、エア抜きを数度試みて、古いフルードを抜いては
入れてみた。すると、ブレーキレバーに懐かしい手応えが。お!ピストン動いたよ。
でも、上だけ。下のは全く動かない。でも、チョーシこいて、ガンガンピストン動かしたら、
当然、ピストン、脱。で、フルードどばああ。
あああ、これじゃ、圧かからないから、下のピストン、絶対動かないジャン。
道具ないんで、水道屋が使う”カラス”と自分の腕を使って、一度ピストンをキャリパ内に戻す。
でも、素晴らしいダストがピストンに付着中。これ、そのまま戻すと、絶対、シ−ル、痛めるなあ。
糊刷毛で擦っても、歯がたたない。よーし、禁じ手の真鍮ワイヤブラシでやっちゃえ!
でも、まだダメ。虫食いにはなってないみたいだけど、カス、凄すぎ。
キャブクリーナ、使うか。でも、アレの棚はちょっとココから遠いな。時間ないしな。
ま、いいや。カスは先っちょだけだから。一度キャリパに戻しちゃぉ。取れてから2個いっぺんに
ピストン掃除すればいいや。
で、カラスで押さえて、上のピストン止めてたら、下のピストンもゆっくり動き出した。
お、いいね。よしよし。んじゃ、両方外すよ、ってダメじゃん。上のピストンしか動かないよ。
下のピストン、上のピストンを押さえてる時しか動かないのね。もう、甘えん坊ね。

ここまでで、今回は時間切れ。キャリパをパッドなしでフォークに仮止めして、
ブリーダをきちんとしめて、マスタシリンダをざっと元に戻して終了。

ブレーキだけでこんなにてこずるんじゃ、これからも先が案じられるなあ。
いつになったら、エンジン再始動できるだろ。あああ。

 2003/06/07

寒からず、暑からずのいい陽気。仕事も早く終わって、日も長い。よし、今日は
久々にGB弄ってみるか。というわけで、車庫から引っ張り出す。
例に拠って、思いつき整備故、カメラは持たず。またしても画像はありません。すんません。

ブレーキは未だパーツが未手配なので、本題のエンジンから見ることにする。
まずは、簡単なフュエルフィルターの確認。下部の10ミリの6角ナットにメガネをかけて緩める。
コックを閉じたまま三年くらい経過しているので、汚い切り粉のような物体が沈殿しているものの、
それほど酷い状態ではない。
パーツクリーナとワイヤブラシで洗浄。コックを開くと、問題なく燃料は流れる。
そのまま、セットして、キャブのドレンを開放。ガソリンがオーバーフローチューブから
流れ続けるのを確認。どうやらガソリンは行ってる様子。

続いて、プラグとハイテンコードの確認。GBのプラグは狭いところにあるので、レンチは純正が
一番。シートを開けて、車載工具を取り出す。振動防止のスポンジが風化してボロボロ。
これも、後で、要手配だな。この分だと樹脂部品も油が抜けて、振動で逝っちゃうな。困ったな。

レンチをかけて、プラグのチェック。出てきたプラグは真っ黒。なんだこりゃ!
工具箱を漁ると、以前購入したのか、同じ番手のプラグが一本でてきた。ギャップもまあまあ。
そいつをプラグコードにセット。バッテリがないけど、点火チェックをしたいので、ジープを
脇に寄せて、ジャンプコードでターミナルに繋ぐ。メインキーオン。久々に灯るニュートラランプ。
プラグがシリンダに接触してるのを確認して、セルを回す。
お!火花飛ぶじゃん!。つうことは、単純に、プラグ、被ってただけか?
一度、ジャンプコードを外し、プラグをシリンダにセット。コードをプラグに挿して、
チョークバタフライを閉じ、セルを回す。空しいセルの音が響く。やっぱ、駄目か。

も一度、キャブのドレンを開いて、三年物のガソリンを通す。触って、あまり悪臭がないことを
確認して、ドレンを閉じ、フロート室にガソリンを貯める。

祈るような気持ちで、セルを回す。十数秒後、唐突にGBは三年ぶりの眠りから覚めた!

灯火のチェックをすると全て作動。バッテリがないので、あまり長時間回すと、CDIに悪影響を
及ぼしそうなので、早々に点火を切るが、再度、キックで始動。やはりすんなりかかる。

有難い気持ちを胸に、車検証を降ろし、フュエルコックを閉じて、キャブのドレンを開放。
今回の勝因も、キャブが乾いていたからかもしれない。
いずれにせよ、結構単純な問題で解決できたようで、大騒ぎした自分に自己嫌悪。
反省しました。

2003/06/08

昨日のモチベーションの高まりを維持しつつ、行き付けのバイクやへ。
降ろした車検証を提示して、ブレーキマスターのインナキットと、キャリパのピストンシール、
傷つけたスライドピンを手配すべく、パーツリストを探してもらう。
残念ながら、そこにはなく、ネットで検索してもらう。専用のログインパスワードでアクセスするらしい
ホンダのサーバーには、しかし、ボクのGBのフレーム番号に、反応はない。
どうやら、GBのPLは、簡単には閲覧できないらしい。
前記の内容を口述し、部番不明のまま、手配をお願いしてきた。
また、車検の凡その費用を口頭で確認。いじらなければ、5万円くらいでできるという。
以前、車検をとった時は、友人に車検場に持ち込んでもらったので、諸費用だけで完成。
整備は自分でやったので、破格だった。
その友人も最近は忙しそうで、平日、有給なぞとれそうにないので、今回は民間でお願いしようかと思う。
ただし、整備完成後が、その最低条件。
秋ごろまでには目処を立てたいなあ、と考える梅雨前の夕方でした。

2003/06/12

バイクやさんから部品入荷したのと連絡があった。
夕方、時間有れば引き取りに行こうかと思う。
金額も大したことはなさそう。案外早い入荷に一安心。まだ、ブレーキ系は
部品供給はいいのだろう。

2003/06/14

昨日の夕方、部品を引き取って来ました。
内訳:キャリパースライドピン @640
   :マスタ−インナキット @1840
   :ピストンシール @410
   :同 @420
全部で3460円ほど。
その後、近所の部品の別の部品やでブレーキグリスと、ラバーグリスを購入。
ついでに、オイルフィルターも購入して、2000円くらい。
バイクの部品は安いです。
で、バイクやで、交換のノウハウを教えてもらいました。
マスター側を先に交換、エア抜きをする。但し、正攻法では抜けないので、
バンジョー部を緩めて、抜くのが良いらしい。但し、パッキン(銅ワッシャ?)が
痛みやすくなるので注意とのこと。
キャリパのシールは、ピストンを入れるとき、痛めやすいので、捻りながら入れる。
ブレーキフルードは、大した潤滑性能はないので、過度の期待は持たない。
スライドピンはグリスをくれる。

これで、ばっちり、と言いたいところで問題。ブレーキフルードを買い忘れた。
5年ものの開封済みは残ってるのだが。
とりあえず、こいつを使って、先にO/Hをしてしまってから、
改めて、新品のフルードを買ってこようと思う。
あと、エンジンオイル交換、エアフィルター交換、チェンオイル、タイヤ交換、
と金のかかる整備が目白押し。がんばんなきゃ。

03/07/05

思い出したので、前回の整備結果を。
夕方、時間取れたので、6/21にキャリパ本体のO/Hに着手。あっさり抜ける筈の
ピストンが強情に抜けない。コンプレッサで圧を掛け、ブリーダから高圧を送り、なんとか
外す。予想以上の汚れ方に困惑。諦めずに洗浄を開始するも、非常に頑固な汚れに
悪戦苦闘。ピストン本体も手配しようと、ダメモトで強引に洗浄するも、相変わらず。
楽しくないので、マスタシリンダを弄ることに。しかし、予備知識なしで臨んだこれは
全く歯が立たず。後日、GB250のSMを見ると、サークリップで填ってる事が判明。
ダストキャップもだいぶ痛んでる風なので、これも手配しないとダメそう。
こうなると、ホースも替えたくなる。と、すると、銅ワッシャも替えたい、つうか、替えなきゃ
ダメでしょ。

ということで、再び、バイクやに行って来ようということで、一時中断。
まったく、もう、って感じです(笑)

2004/07/24

いつの間にか一年経ってしまった我がGB。翌日、友人がツーリングに行く、なんて
話を聞いたら、なんとなくエンジンを掛けたくなってしまいました。
昨年、始動できることは確認済(笑)なので、フュエルコックを開き、チョークを
引いて、メインキーをオン。バッテリは外してあるので、そのまま跨って、キックペダル
を踏む。二回、三回。エンジンはやおら掛かる。当然のようにストトト、と軽快な音で
3000回転弱のファストアイドルを開始。徐々にチョークを戻すと、安定した1100回転の
アイドリングで淡々と回りだす。
そのまま数分。タバコを一本吸いきった頃に、フュエルコックを断腸の思いで閉じ、
自然にストールするのをまつ。

力強いビッグシングルのエンジン音に何度目かの復活を我が胸に誓ったのでした。

2004/11/23

思いたって、バイクやへ出向いたのは先月。ブレーキのピストンを手配しに行ったのです。
一週間後、入荷との連絡に出向くと、異常に安い。む?と思って手渡されたそれは、
ピストンのシール。もしもし、そいつは一年前に入手してあるのですが(笑)、ということで、
再度手配し直し。それでも、二個で、2千円くらいだったかな?純正部品は安いです。
実は、以前に、クラッチケーブル、と云ってアクセルケーブルも勝手に手配してあったことも
ありました。ま、スペアパーツは多めに入手しておいたほうが心強いですもんね。(笑)

で、午後、時間があいたので、またまた思いたってキャリパーのO/Hに着手。
シールにグリスをうりうり塗りこみ、キャリパーにセット。ピストンを押し込むと
最初はNG。まっすぐにやさしくいれこむと、スルリとややエッチな感触を伴って挿入完成。
もう一つがてこずった、と思いきや、実はキャリパー側のシールが落ち込む溝に大量の白粉が。
要するに、アルミに咲く錆びですな。これが邪魔して、ピストンのスムースな挿入を妨げてた、と。
これをしこしこ除去して、再度挿入。今度はスルリと完成。やっぱ、ズルムケじゃなきゃだめね。
チ○カスはきれいに除去してから臨みたいものです。

んで、各部グリアップして、ボルト/パッドセット、ブリーダ開放、エア抜き、という一連の流れへ。
単刀直入に上からフルード満たして、レバー握るも、一向にフルードは廃油受けに来ない。
考えて、ワンマンブリーダはないか?と探すと、霧で噴射するお掃除用品の試供品が。
すぐさま、ボトルから外し、ブリーダチューブ(金魚用のエアホースね)に繋ぐと、
これが径がばっちり。レバーを握るに比べて1/10の工程で、あっさりフルードが吸い寄せられてきた。
あとは、お決まりの握って緩めて、を繰り返す。一度フルードをリザーバタンクから切らして、
エアを吸わしたことが一度あっただけで、エア抜きは無事完成。
リザーバのふたを締めて、ブリーダの増し締めと保護キャップを嵌めて、晴れてフロントブレーキ
完成。約二年の月日が流れていたのは忘れよう。

中古バッテリ(完全放電済み)を繋ぎ、キックを踏んで、暖気を少々。概ねアイドリングが
落ち着いたのをみて、ちょっとだけ一回り。うーん、速い!びっくり!!
今度はタイヤかな。また、自分でやろうか?そすると、自動的にリアドラムのO/Hもできるな。
よし、春までには!!

2006/4/17

遂に始動。GBをバイクやさんに預けました。予定では連休までに上がるとのこと。
車検対策では、タイヤをダンロップのTT100、バッテリ、オイル交換、等のメニューを
依頼。ブレーキフルードは、敢えて交換依頼せず。ボクがあとで自分で交換しようかな、と。

もしかして、リアのブレーキシューが終了かも?開けてびっくり玉手箱、なんてなって
なければいいけど。
まあ、細かいところのダメだしをしないとちょっと心配ですが、連休中にちょろちょろ
乗れればいいな、なんて思ってます。
19年モノを現代の路上に引っ張り出すとどうなるか?という心配も無きにしにもあらずですが
なんとかなるでしょう!と思ってます。今から楽しみです....。

2006/4/21

ちょろっとバイクやさんに訪問。タイヤが変わってました。
tt100
タイヤが変わるだけで、随分と可動バイクに見えるな、と。一人ほくそえんだり。
納車が待ち遠しいです。思った通りのお似合いのパターンです。いいっすね。

2006/4/24

遂に帰還。前後のタイヤとバッテリを新調して、戻ってきました。
とりあえず試運転。怖い。
保険も入れ替え。これで安心して公道デビューですね。

2006/4/29

懸案だったエンジンオイルと、ブレーキ液の交換。ブレーキ液は芳しい匂いのする状態。
エンジンオイルはちょっとした裏技をつかって、工賃のみの支払い。
ブレーキは、タッチそのものはあまり変化しないものの、安心感はやはり違う。
エンジンも心なしか静かになったような。
あと、燃料に添加材を投入。効果の程は些か心もとないが、長い目でみて判断する
必要があろう。

2006/5/28

車検取得直後に入れた燃料はまだ終わりません。数年モノの燃料と今の活きのいい
燃料、更には添加剤等、満身創痍な感がある燃料ですが、だから、というわけでもないので
しょうが、燃料コックからの漏れが時々散見されます。特に予備タンクのときが酷い。
コックのフィルターの詰まりかもしれませんし、コック自体のパッキンの劣化かもしれません。
コックからキャブに行くホースだってこの先どうなるか不明だし、
そもそもキャブ自体が未だ不調。大して力ないエンジンなので、ここ一番の時は回転を
あげていかないとダメなのに、カムに乗る直前で吹けがわるくなるヤバイ症例。
結構危険です。
エアエレメントも未だに入荷しないし、そろそろ製廃の部品が出てきてもなんら不思議はない
のですが、そんな消耗品がこの体たらくでは、先が思いやられます。
コックのパッキンだけの交換はどうやら出来そうにないですし、ホンダコレクションホール
にある同型のバイクのコックはボクのとは違う形でした。
消耗品と割り切って、機能優先で交換したほうがいいのかもしれませんが、却ってそれが
仇になって、出先で炎上!なんてのも怖いです....。

2006/7/5
実は買っちまいました。
tt
部品取りで、初期型のGB400をゲット!書類、前後アルミフェンダ、がついてて一万円なら
まあ、買いでしょう!。
タンクだけ、ボクのと同じM/C後のモデルですが、S/Nは古いもの。初度登録は1986年。
エンジン不動。但し、それほど酷く雨ざらしにしてなかったと見え、メッキの錆やアルマイトの
曇りは少なく、外装中心でしゃぶる分には、結構な上物かも。
今後、どうしゃぶるかは考えときます。
それと、キャブのO/Hキットを手配。実は先日全バラしました。懸念していたCVのベローズや
それを司るダイヤフラムの幕はまだOK。吹けなかった原因はメインジェットの詰まりで、
エマルジョンチューブに緑青が吹いていました。アイドリングの不調も同じくジェット。
ニードルにもガソリンカスがたかっていたので、キレイに修正。
また、チョークジェットも真っ黒、エアスクリューも真っ黒。フロートとフロート室は割合
キレイでした。それより、キャブ本体を外す方が難行苦行でして、コツを会得するにはだいぶ
フレームを傷にしないとダメです。
因みにO/Hキットはフロートドレンとエアスクリュのパッキン、それとフロート室のパッキン
だけみたいです。まあ、実際ダメになってるのはフロート室のパッキンだけなので、よしと
判断しました。何れにしても、もう一度フロート室を開けるので、その時にもう一度ジェット
類の整備を行いたいです。
また、燃料コックの部品も手配しましたが、どこまで出てくるか。
ダメなら、他車の流用で切り抜けるしかないでしょうね。
エアクリはバイク屋にストックがありました。が、ボクの名前が箱に書いてある....。

以前、手配して、そのまま放置プレイだったようです。
それと、以前、同様にクラッチケーブル手配したら、間違って届いたスロットルケーブルも
この際だから交換しちゃおうかな....。

ここまですれば、後はブレーキホースとフロントのフォークのO/H、さらにリアサス周辺の
可動部も直したいところ。
予算の問題がなければ、部品が入手できるうちにいろいろやっちゃいたいですね。
cab
キャブを外した状態。

cab
内部はカーボンで真っ黒。

cab
ただいま、キャブクリーナに漬け込んで掃除中。

cab
で、単体では完成。まずまずの外観ですね。

2006/7/13
その後。燃料コックはどうしてもリザーブにすると燃料が漏るので、パッキン類を
中心に部品手配。
キャブの部品とあわせて入荷したとの報を受けて、早速に再度キャブバラシ。
ただ、今回は部品取りという生きたサンプルがあるので、これを確認しながら。
見本があると便利ですね...。
しかし、コックはやっぱ本体のASSYが不良のようで、今回入手した部品では
漏れはとまらなそう。
でも、悔しいので、コックずっとリザーブにして放置。ガソリンをまわして、
そこでコックのパッキンをふやかして、結果、密着度を上げる作戦。
荒療治が効を奏したらしく、いまのところ、漏れは止まりました。やった!

キャブのパッキンは結局もう一度キャブをおろさないといけないので、再度悪戦苦闘。
キャブ自体を触っていたのは30分足らず。あとは全て着脱の手間に時間を消費。

ついでに、程度の良かった部品取りから、ライトハウジングとメーターを移植
することに決定。これも、時間掛かる。

ところが、もうひとつ問題発生。キャブとヘッドをつなぐインシュレータと
キャブのインマニ側に都合二個の特殊なOリングがあるのですが、このひとつが
前回の修理で変な風に噛みこんでしまったらしく、縁が切れる寸前。
ただ、部品の手配を怠ったので、ここだけ残して、あとは全てやりました。
スロットルケーブルも交換。細かい部品も磨いて、割と見栄えがよくなりました。

で、本日その懸案だったOリングも無事入手、交換。
ついでにミラーを手持ちのスティードのものに交換。
ステーが短いので、案外かっこいいのです。メッキもキレイだし。

で、試運転の結果は良好。スロットルケーブルの初期延びを
取ってやらねばダメそうですが、あとは問題ありません。
極めて乗りやすく、またアイドリングも安定。始動性もいい。
触りにくいエアスクリュも標準戻し量で可。(2と1/2回転戻しです)
そのセッテイングでレッドまできっちり回ります。
乗ってて、非常に軽快です。
治して良かった....。

2007/7/6

と、云いながら一年経過した我がGB。
昨年も参加させてもらったイベントに行くことを決めたので、磨きながら各部の調整
しました。
一番我ながら情けないのは空気圧。およそ1キロくらいにまで減っていました....。
道理でぐにゃぐにゃするはずです。
その後、前から気になってたチェンの張り調整。そして注油。
それから、部品取りから外したエンジン側のスプロケカバーの交換。
こっちのほうが程度いいので。同じく左スイッチボックスの交換。
但し、メインハーネスいじると、あとが面倒なので、カバーだけの交換。
そしたら、部品が一個余りました。これは見なかったことにします。
こうなると、ついでに、左のハンドルも交換したくなります。
で、トップブリッジの上にある六角ボルト緩めたら、何かが飛び出てきました。
フォークの中にあるカラーです。当然です。
が、考えたらボクはフォークオイルの交換、というものを生まれてこの方したことが
なかったので、そのようことになることは想像できなかったのでした。
情けない....。

そして、今回入手した燃料コックの交換も敢行しました。
これで、安心してリザーブ側にまわせます。
比べた新旧の画像がこれです。

cok
なんか、部品違いますが、汎用性をもたしてあるのでしょうから、いいのでしょう。 それに、以前見たホンダコレクションホールの個体もこれと同じものが 着いていましたし。 次回の課題は、フィールの悪くなったブレーキの根源だろう、フルード交換と、 エンジンオイル交換ですかね。 来週末は本番ですから、今週末が勝負かな。 さて、どうなるか。 空冷シングルへ戻る
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