連結検討による記載変更の顛末
トレーラ購入に向けて外堀を埋める。その実際を写真入りで公開




お盆休みを利用して、車検証の記載変更に陸事に行ってきました。
いつの日かJ46でトレーラを曳くために、合法的にJ46をけん引車として登録しておくためです。
これを、何故か連結検討と通称呼んでいるようです。牽引申請ではないのが不思議。
ま、とにかくこれしとけば、登録してある(車検のある)トレーラで、記載してある総重量以下のものなら
どんなものでも曳けます。
ただし、その頭になるクルマに、牽引検討できる数字の拠り所が必要ですし、これを計算して
数式に当てはめなければなりません。
しかも、その計算はちょっと面倒です。
でも、きっと記載変更は出来ます。ボクが出来たのですから。

自宅から持って行った書類は、そのクルマの車検証と委任状、それから念のために認印も。
あと、あとでわかったことですが、OCRシートに記入するのに必要な鉛筆もあるとデキル
ヒトっぽいです。ついでに書類挟むバインダとツナギ(は功罪合い半ばですが)。
あと、さらに、予めFAXで送付しておいた連結検討の数字の拠り所となる諸元が記載されている書類のコピー。
FAXを流したあとは、確認の意味で電話しておいて、ちゃんと行く予定の日にちと電話で出た方の
名前を伺って置いてください。仕事早いですから。
あと、へんな時間に電話すると、本業の検査の邪魔になっちゃいますから、夕方がよさそうです。
要は、車検証を作るのは国土省、検査並びに審査するのは独立検査法人で、別会社ですから。
受付で電話でるのは、省の方です。検討書類作ってくれるのは検査法人で、車検証発行するのは省です。
この辺のカラクリわからないとボクのように混乱します。

以上のことを念頭において迎えた当日。
まずは、ボクの車両の原簿がある?群馬の陸事の1番の建物の一番窓口(総合案内)にて、連結検討を記載変更
したいと告げ、指示を仰ぎます。
すると、1番の建物の向かいにある3番の建物にて書類(OCRシート)を購入して五番窓口へドゾーとのこと。

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「第1号様式」「第10号様式」をそれぞれ1通ずつ。二枚で50円でした。ここはお盆でも可愛いおねいさん いっぱいいました♪。 さて、1番の建物内の五番窓口にて、登録したい車両の車検証の現物を持って「牽引車の車検証に、 頭だけの連結検討を記載変更に追加をしたい」というような内容を告げて、受付を行います。 ここで、窓口の方が、”自動車検査証記載事項等変更依頼書”と書かれた書類を持ってきます。
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ここで、車台番号と登録番号を記入し(てもらい)、受付印を押印してもらいます。 ”けん引車(前)の連結検討”が書いてあることを確認しておくと、なにやら実感わいてきます。 群馬では、この手が多いのか、この下の行はけん引車(後)の〜と書かれていましたが、印字して あったのは、この二行だけで、下段は空欄です。きっと、都度手書きで書き足して、受付してもらうのでは なかろうかと推測します。 そのあと、検査場(テスター等がある建物、群馬の場合、敷地の北の東)の一番北にある1番レーンを逆走で 歩いて入ってすぐの左のとこにある検査室で、その書類を渡します。 ボクの場合、この場所に検討データの拠り所になる書類を先にFAXで送付しておいて、計算を先にしてもらって いたので、計算書類はすぐに出てきました。お忙しいところ、ありがとうございます。 この計算は本来は自分ですべき仕事です。つか、自分でもできる計算式のようです。 ここの場所で(全部で三枚位のA4だったかな)をチェックしながら(ホントはそんな余裕ないけど) 受け取り、今度は二番レーン出口のとこにある多分、継続車検なんかの書類にハンコおすとこだと思うのですが、 そんな小さなボックスのあるところに預かった書類を提出、受理の赤いハンコをおしてもらいます。
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五番窓口で預かった書類と併せて四枚です。 ここまでくれば、あとは楽勝です。 またしても、一番の建物に戻り、一番窓口脇にて、1号様式と10号様式を書きます。 「第1号様式」の書類に鉛筆で 自動車登録番号と車台番号を記入。業務種別は8(記載変更)を、補助シート 枚数欄には1(第10号様式一枚ですからね)を記入します。まんなかは空欄で可。 下段の申請人の欄は、時間に余裕のあるお盆時期なら、書き方を受付の方にも聞けますが、本来はお手本が近く に書いてありますから、それを参考に。ま、難しく考えなければすんなり書けるはずです。 ボクのクルマは法人名義なので、委任状が必要でしたが、個人名義で本人が取りに行けば、そんなものは 必要ないですね。 個人なら必要なはずの認印も必要ありませんでした。 委任状には捨印が必要です。案外忘れがちなので要注意です。印鑑証明は必要ありませんでした。 ただし、個人では認め印でもいいようですが、法人の場合、認めの角判はダメっぽいです。丸い、できれば実印が よさそうな予感です。この辺は民間車検通すときでもOCRシートに押印してるはずなので、それに順ずる感じで。 さらに、「登録事項等補助シート(第10号様式)」に「自動車検査証備考欄記載事項連絡票」の確認印が押印されて いる部分に書かれている内容をそのまま記入します。コードは確か950だったと思います。 ここは確か鉛筆だったはずです。基本的にはフォーマットが陸運局のコンピュータに入ってない部分を補足する ために、内容を書き足すのが目的なようです。以下は手書きで、って書いてあるとこをそっくりそのまま書き写します。 そして終幕。受付へいろんな書類を全て提出します。 ・OCRシート二枚、(三番建物で買って、一番建物一番窓口で書いたやつ) ・自動車検査証記載事項等変更依頼書(一番建物の五番窓口でもらって、検査レーン出口で押印もらったやつ) ・自動車検査証記載事項等変更連絡書(車検切らないで済む記載変更をお願いします、って訴状) ・牽引可能なキャンピングトレーラ等の〜(って書いてある、所謂連結検討計算。作ってもらったやつ(^_^;)) ・自動車検査証備考欄記載事項連絡票(この三枚が連結検討の強度等の根拠になり、一番レーン脇の  事務所で作ってもらって、二番レーン出口で赤判を押印してもらうやつ) ・車体検査証(車検証です) さらに、法人名義のボクんちの個体では
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・委任状 と都合八枚です.... 苦労した書類で、渡すのがなんか勿体ないですが、それじゃ本末転倒。 全て提出し、車検証が出来上がってくるのを待ちます。混んでなければ、ものの数分で新しい車検証が 発行されます。 FAXでデータを送付しておいたせいか、門をくぐってから約40分で新車検証が発行されました。 変わったのは、備考欄と、発行日付だけです。 でも、ま、50円(委任状は行きつけのクルマやさんでもらってきたからロハ) で堂々と連結検討が車検証に謳ってあるわけですから、喜びもひとしお。。 さて、今度はトレーラ電源ソケットの結線です。ピントルと流れ止めのアイボルトは装着済みですから。 ここまでやったら、今度こそホンチャンのトレーラ購入への道筋です。 まずは外堀から埋めていかないとね.....
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つうことで、あなたも乞うチャレンジ!?

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