problem-solving powers (Kikkawa's commentary)


Revolution step(演繹的アプローチ)

あるべき姿の発想

問題解決のステップで、一番違うのは「あるべき姿」の描き方になります。下図で示すように、 「理想性」と「論理性」論理性から描き、その時点では「現実性」を論点に含めないことです。 現実性をふくめると、現実性が現状の仕組みに引きずり戻してしまいます。
一度純粋に「理想性」と「論理性」からあるべき姿を描いてみることが最も重要なことです。

改革のステップ

下はビジネスデザインのモデルです。
「願望関連図」というのは、メンバーからあるべき姿(願望、夢)をテーマに沿って出し尽くします。 いくつも出てくると思いますが、それらの案の属性を上位レベルの問題・下位レベルの問題として関連付けていき、 関連図にした上で、どこのレベルをあるべきに置くか検討するツールとします。直接関連できない部分は、 そこで補完していき、ツリー構造を築きます。その中から目指すべき理想レベルを選択します。
問題点は、KT法のPAでも示したとおり、「あるべき」と「現状」のギャップが「問題」ですので、 この段階で現状把握はしっかりしておく必要があります。 「問題点関連図」は問題と思われる事項をメンバーで洗い出し、「問題は何か、その原因は何か」を繰り返し、問題と原因となる原因と数珠繋ぎにしていくと、 上位の問題から下位も問題までのツリー構造(関連)が見えてきます。問題と原因で直接結びつかず、ジャンプ してしまう部分が出てきますが、その場合は間の「問題や原因」を補完して、完全なツリー構造にします。

あとは「問題関連図」の中から、どこから解決に着手するかを決めます。
決めたら、「考えられる手段」を同様に洗い出し、その問題を解決していきます。
繰り返し、残った問題を消化していき、あるべき姿を実現していきます。



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