problem-solving powers (Kepner Tregoe Kikkawa's commentary)
状況分析[SA]の手順
≪テーマから具体的な課題を作り出す =手持ちの情報は何か。それからどうするのか。≫
@テーマの設定
どのような立場で、何のために課題を掌握したいか明示する。
※立場によって関心事は変わってきますので、どのような立場で考えるのか明示してください。
A関心事の列挙
目的に対して、現在自分がどんなことを気にしているか、考えているか明示する。
(※いくつかの事実と意見は分け、意見はステートメントへ。)
B意味の明確化
抽象的であったり、主語や述語が抜けたりしていて、意味・意図がとりにくいものを、
最低限何が言いたいのか、読んでわかるように記述し直す。
C分離
重要な関心事について、具体的に事実を分離して捕らえる。
不明なことを確認する。
D課題の設定(ステートメント化)
確認した事実に基づき、どのような行動を起こすのかはっきり記述する。
- 〜の原因究明をしたい → PA(問題分析)のステートメント
- 〜の対策案を決定したい → DA(決定分析)のステートメント
- 〜将来のリスク対策をしたい→ PPA(潜在的問題分析)のステートメント
- これ以上分析する必要が無く、実施すれば良い関心事 → ○○の実施
- まだ関心事の明確化、分離が不十分なとき → 再SA
※糸口が見つからないとき
E優先順位の決定
尺度: ※各3段階評価で総合評価