与那国島(よなぐにじま)の郵便局

日本最西端の碑

☆与那国島ってどんな島?

 北緯24度、東経123度に位置する日本最西端の島です。当たり前ですがここからは日本で最後に沈む夕日を眺めることができます。石垣島から117km、台湾まで111kmと、両者のちょうど中間点に位置しています。年に数回だけ、台湾の山並みを望むことが出来るそうです。

 地形は八重山の他の島が珊瑚礁で形作られた平坦な島なのに対し、与那国島は断崖が連なる男性的な島です。黒潮が直接ぶつかる島で、海の透明度が高く、スキューバスポットとして人気があるそうです。ただ潮の流れが急で、天気がよい日でも波は高く、昔は船が接岸するのが難しかったそうです。

 集落は、役場があり商業的中心地の祖内(そない)、漁業で栄えた久部良(くぶら)、海水浴場がある比川(ひかわ)の3つです。

☆与那国島データ

・人口 1838人
・面積 28.88平方キロ
・周囲 27.5キロ

☆交通の便

 飛行機が石垣島と那覇から飛んでいます。石垣便には以前は日本トランスオーション航空のYS11が飛んでいましたが、最近はB737に置き換わりました。季節によって時刻が変動しますが、石垣を10時頃出て、与那国を折り返し11時頃に出発するダイヤになってます。また、週3便の臨時便扱いですが那覇からの直行便も飛んでいます。こちらは琉球エアコミューターの便で、DHC8という小型機です。運行形態が那覇→与那国→石垣→与那国→那覇という形をとっています。空港は祖内と久部良のちょうど中間点あたりに位置しており、空港にはタクシーが待機しています。

 また船の便もあり、久部良の港から石垣島行きがあります。週2便の運行で、石垣島発水・土曜日、与那国島発月・木曜日の運行形態です。いずれも10時発で所要時間は4時間ですが、時期や天候によって出発時刻が異なるようです。私が正月に訪れた時は、悪天候のためか与那国島発12時発になっていました。また正月3が日は運休していたので、事前に確認する必要があるでしょう。

石垣島〜与那国島の船の時刻はこちら(日刊海事通信社によるページ)

 島内にはタクシーが走っている他、バスもあります。下にダイヤを書いておきますが、もしかしたら変更になっているかも知れませんので悪しからず・・・。

祖内→空港→久部良  祖内発 8:00,11:15,15:15,16:15
久部良→空港→祖内  久部良発8:15,11:30,15:30,16:30
祖内→空港→久部良→比川→祖内  祖内発13:15,17:20
(祖内〜久部良間約15分)100円

☆郵便局の立地

 与那国郵便局  与那国郵便局久部良分室
与那国郵便局(左)と与那国郵便局久部良分室(右)

 郵便局は祖内の集落に与那国郵便局、久部良に与那国郵便局久部良分室があります。このうち与那国郵便局久部良分室が日本最西端の郵便局になります。

 与那国郵便局は祖内の集落の中にあり、少し入り組んでいます。空港から道なりに祖内へ走ると、島唯一の信号機がありますので、そこを左に入ります。S字の道を行くと民宿「入船」にぶつかりますので、そこを左に行くとすぐに見えます。集配特定局でホリデーサービスも行っていて便利です。

 日本最西端の郵便局になる与那国郵便局久部良分室は、久部良の港のすぐそばにあり、局の周囲の見通しも良いためすぐに見つけられると思います。空港から行けば道なりに行って港に着いたら右を見れば見つかるはずです。ここは全国でも珍しい分室で、12時〜13時はお昼休みになるので要注意です。ただしその間もATMは使えるようです。

私の与那国島訪問記は郵便局訪問記のページをご参照下さい。

与那国馬
与那国島にいた馬

東崎
東崎(あがりざき)
どこまでも青い海と岩がちな海岸線が印象的

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