1999年5月の記録
郵貯日 |
普特 |
中央 |
簡易 |
分室 |
出張 |
計 |
年合計 |
通算合計 |
非扱 |
非扱計 |
地域 |
交通手段 |
5月31日 |
23 |
0 |
7 |
0 |
0 |
30 |
217 |
5047 |
1 |
130 |
長野 |
車 |
|
合計 |
23 |
0 |
7 |
0 |
0 |
30 |
1日平均(31日) |
0.97局 |
1999年5月31日(月) アルプス展望聖高原郵貯の巻
11803 坂井簡易郵便局 |
5018 |
東筑摩郡坂井村55 |
11042 麻績郵便局 |
5019 |
東筑摩郡麻績村麻4136-1 |
11401 日向郵便局 |
5020 |
東筑摩郡麻績村日6408-2 |
11283 坂北郵便局 |
5021 |
東筑摩郡坂北村4409-1 |
11053 西条郵便局 |
5022 |
東筑摩郡本城村西条4284 |
11101 広津郵便局 |
5023 |
東筑摩郡生坂村東広津16032-14 |
11668 矢下簡易郵便局 |
5024 |
北安曇郡八坂村6497-2 |
11272 八坂郵便局 |
5025 |
北安曇郡八坂村15100-125 |
11100 大岡郵便局 |
5026 |
更級郡大岡村乙276 |
11291 日原郵便局 |
5027 |
上水内郡信州新町日原西1487-1 |
11046 信州新町郵便局 |
5028 |
上水内郡信州新町新町35-7 |
11204 信更郵便局 |
5029 |
長野市信更町氷ノ田2909-2 |
11402 更府郵便局 |
5030 |
長野市更府町安庭998 |
11243 すくすくの里 中条郵便局 |
5031 |
上水内郡中条村中条2422-1 |
11060 七二会郵便局 |
5032 |
長野市七二会甲1494-1 |
11604 市場簡易郵便局 |
---- |
長野市七二会丁2372 |
11355 小田切郵便局 |
5033 |
長野市山田中2554-1 |
11823 小市簡易郵便局 |
5034 |
長野市安茂里5581 |
11271 川中島駅前郵便局 |
5035 |
長野市川中島町中氷飽1415-8 |
11683 中氷飽簡易郵便局 |
5036 |
長野市稲里町中氷飽951-1 |
11016 川中島郵便局 |
5037 |
長野市川中島町御厨堂野954-1 |
11722 御厨簡易郵便局 |
5038 |
長野市川中島町御厨字神田195-92 |
11442 青木島郵便局 |
5039 |
長野市青木島1-3-1 |
11463 三本木郵便局 |
5040 |
長野市 |
11161 更北郵便局 |
5041 |
長野市青木島町大塚965-8 |
11644 真島簡易郵便局 |
5042 |
長野市真島町真島2022-6 |
11233 川田郵便局 |
5043 |
長野市若穂川田3290 |
11268 保科郵便局 |
5044 |
長野市若穂保科2671-1 |
11077 若穂郵便局 |
5045 |
長野市若穂綿内7969-6 |
11674 若穂団地簡易郵便局 |
5046 |
長野市 |
11414 大室古墳の里 寺尾郵便局 |
5047 |
長野市松代町柴334-1 |
今回は松本と長野の間に行き残した局を完全制覇するための郵貯である。前日はカメラ雑誌CAPA主催の都電撮影会があり、北九州から駆けつけた田中さんと二人で参加していた。夕方近くまで撮影会に参加したが、長野に行く列車の時刻が迫ってきたので、途中で雑司ヶ谷駅にて離脱。大塚駅から山手線で東京駅へと向かい、
「あさま5号」へ乗車した。上野も通過する速達タイプなのが災いし、東京駅まで行く羽目になった。思っていたよりも空いていて、らくらく窓際を確保。わずか1時間21分で長野駅へと到着した。駅の中にあるマクドで軽く食事をした後、日産レンタカー長野営業所へ行って1000ccのマーチを拝借した。営業所から出てちょっと駅方面を見ると、313系が停まっているのが見えた。既にここまで浸食してきたのか、という感じだ。
165系の終焉が近いことを感じさせた。明日の郵貯は聖高原周辺から始める関係で、今日の宿は松本市内に取ってあった。なのでこれから松本まで夜間ドライブである。19時頃に長野を出発し、国道19号線を松本目指してひた走る。ラジオで阪神−巨人のナイター中継を聴きながら山間の国道を行き、21時前には松本駅の操車場横にある宿に到着。阪神はしっかりと負けてしまっていた。宿では預入票を書き貯めし、明日のルートを確認して就寝した。

坂井簡易郵便局
妙な光が入ってしまった。
ここはカレンダー通り営業。
明けて当日。天気は快晴で暑くなりそうな感じである。松本に泊まると必ず行っている高宮のマクドで朝食を食べ、松本インターから一気に麻績(おみ)インターへ。駅で言うと篠ノ井線の聖高原駅である。国道沿いに
麻績郵便局を発見したが、まだ9時前なので先に奥の
坂井簡易郵便局を目指す。県道に入って篠ノ井線を踏みきりで越え、左に行くと役場の隣に綺麗な局舎を発見した。とんがり屋根に時計付きのお洒落な建物である。8時50分位に着いたので、写真を撮るなどして時間を潰し、9時ちょうどに局へ。
ここ坂井村は全国でも珍しい、自治体の中に簡易局しかない村で、信越でも唯一だそうである。局員さんはこれを自慢げに話して下さった。ここは戦後に簡易局制度がスタートしたと同時に開局され、以来ずっとこの村にはこの簡易局しかないそうである。なるほど、番号も803番で長野の簡易局の3番である。他にも色々話を伺い少し長くなったので、ぼちぼち退散。再び麻績村に戻ってきて、先ほど見付けておいた
麻績郵便局へ。国道沿いに綺麗な新局舎で、まず見落とすことはない。ここではエコー葉書を物色して、20枚ほど購入してしまった。

坂北郵便局から撮った「しなの」
慌てて撮った割にはまともに
撮れていた。
右下あたりがやや目障りか。
ここからは少し山の中へ入る。国道から県道へと入った所に
麻績郵便局の旧局舎らしき建物を発見した。まだ再利用はされておらず、カーテンが掛かっていた。車は山道を登りに登って、結構眺めも良くなったと思ったら右手に
日向(ひむかい)郵便局があった。ここも綺麗な新局舎で、眺めの良い山裾に立地していた。このまま県道を真っ直ぐ行くと大岡村へと行けるのだが、まだ行き残しの局があったので再び山を下りる。急な坂を一気に下りて国道へと出て、篠ノ井線坂北駅近くの
坂北郵便局を訪問する。地図上には旧局舎の位置しか載っていなかったが、偶然にも新局舎を発見できた。ここでもエコー葉書を物色し、わざわざ奥の棚から出してもらったりしてしまった。10枚ほどエコーを入手して局を出ると、裏を走る篠ノ井線に
特急「しなの」が通りかかった。あわてて車からカメラを取り出して撮影。局の後ろは田んぼが拡がってて、その向こうを走るしなのを撮ることができた。次はその篠ノ井線沿いに松本方向へちょっと走って、隣の西条駅の手前にあった
西条郵便局を訪問する。ここは町中の旧道沿いにあるが、局舎は割と新しい綺麗なものだった。ここでは局員さんに「明日もこの辺りに来られます?」と聞かれ、「何故?」と聞くと
「明日から風景印を始めるんですよ〜」との事。むむむ〜、今日は月末なので区切りよく6月からって事らしい・・・。月曜日からって事で今日から使って欲しかったなぁ。残念。まあ風景印収集にはさほど力を入れていないので、精神的ダメージは少なかった。

これが噂のドナドナトラック
左が頭、右がお尻です。
車を運転しながらの撮影は
ちょっと怖かった・・・。
これで聖高原周辺は全て終わったので、次はちょっと距離が開く。坂北の先から県道へと入り、差切峡と呼ばれる渓谷を抜ける。途中まではそこそこの道だが、途中からはぐにゃぐにゃの1車線道で、運転も大変である。車窓からは奇岩があちこちに見え、ついつい目線を奪われたりした。20分も走ったろうか、ようやく国道19号線へと出て、横断。再び県道へと入る。ここで前には牛を4頭も積んだトラックが出没。牛が首を横から覗かせていて、ドナドナ状態である。
牛のよだれが後ろを走る私の車にかかるので、これはたまらんと思って隙を突いて追い越した。ドナドナトラックを追い越してちょっと行くと、右手に
広津郵便局を発見。よくあるタイプの局舎であるが、集配局らしくやや大きめであった。つつがなく貯金を済ませている間にドナドナトラックが局前を通過していった。再び車で県道を走り、八坂村へと入る。ここまで来ると県道も細くなってきたが、拡幅工事が各所で行われていた。やがて先を走るドナドナトラックに追いつき、再び上り坂の途中で追い越す。が、追い越したらすぐに左手に簡易局らしき建物を発見。ガソリンスタンドと商店が軒を連ねる、一見農協のような建物だったが、一般の民家だそうである。車を降りて局に向かうとドナドナトラックが通過。これで本当のお別れとなる。あの牛は何処へ連れて行かれたのであろうか・・・。

矢下簡易郵便局
一見ガソリンスタンドだが
民家の軒下に〒マークが
掛かっている。
カレンダー通り営業
ここ
矢下簡易郵便局は八坂村の役場近くの局だが、かなり凄い位置にある。山の中腹に位置し、回りには殆ど民家もない。何故ここに役場があるのか、と不思議に思うような所である。簡易局は商店とガソリンスタンドの間に専用コーナーが設けられていて、なんとも風情のある感じだった。次は山中の県道を走り抜けて国道19号へと出るのだが、この道がかなりきつかった。細い急な山道が続き、計画で通る予定だった道が工事で通行止めというおまけも付き、随分時間がかかった。やがて国道19号の舟場のいう所に出て、少し松本方面へ行くと
八坂郵便局が左手にあった。ここは八坂村の名を冠した局だが、無集配特定局である。ここ八坂村には集配局は無く、先ほど訪問した生坂村の
広津郵便局が八坂村内の集配を担当している。ここでもエコー葉書を購入してしまった。さて、次は今回の最難関局である
大岡郵便局を目指す。国道19号をちょっとだけ松本方面へ行き、看板もない細〜い道を左折。大八橋で犀川を渡り、遙か山の上にある大岡村中心部へと続く山道に入る。細く急な山道だが、遙か彼方にはアルプスの山々を望むことができ、時折車を停めて写真を撮ってしまった。これでもかと言わんばかりに続く山道を登り切り、村を縦に走る県道へと到着。程なくして村役場や小中学校の近くに立派な局舎の
大岡郵便局を発見できた。局の裏からもアルプスの山々を望むことができ、素晴らしい環境である。ただ、局のスタンプは特にコピーの入ったモノではなかった。
「今日はちょっと霞んでるけど、もっと(アルプスが)綺麗に見える日もあるんですよ。」と局員さんが教えて下さった。今日は快晴なのだが、余りにいい天気過ぎて霞が出てきたらしい。貯金と絵はがきを購入して局を後にした。

大岡郵便局
素晴らしい眺めの山麓に
綺麗な局舎が建つ。
この左手には雄大なアルプスの
山々が望める。
帰りは同じ道は引き返さず、
大岡郵便局のちょっと先にある農協の所から犀川まで下りる道を通ることにした。この道が結構整備された道で、大岡村へはこの道を通るのが正解のようである。やがて国道19号線の児玉橋の袂に出てきて、国道を長野方面へ。途中、道の駅「大岡村」へ寄り道して、国道の裏道にあった
日原郵便局へ到着した。田んぼの中に小綺麗な局舎が建っていて、印象に残る周囲の雰囲気であった。次は再び国道を長野方面へ行き、
信州新町郵便局を目指す。途中、道路工事による片側通行などもあったが、程なくして信州新町の中心街へ。国道の右側に綺麗な局舎が建っていた。ここは以前に16時以降にお金をおろすために立ち寄った事があったので、今回で2度目の訪問となる。めでたく窓口で貯金を果たし、ゴム印と主務者印を入手した。これで信州新町内は完訪となるはずだったのだが、実はこの奥に
牧郷郵便局があり、
この時はチェック漏れで訪問しなかったのだ!!まったく、懲りもせずまたチェック漏れであり、B型人間のいい加減な性格丸出しである。もっともその郵便局を地図に載せていない広域道路地図も問題である(責任転嫁・・・)。さて、この時はこの驚愕の事実を知るわけもなく、次は長野市の外れにある
信更郵便局を目指す。国道から別れ、狭い山道をくねくね行くと、やがて道が広くなったと思うと左側に
信更郵便局があった。小綺麗な局舎で、集配特定局である。ここでは実逓を送るためのふるさと切手を購入した。今日はエコーに切手に随分郵便関係のモノを購入している。

小市簡易郵便局
ここは信越郵政局管内で珍しい
臨時休業日がある簡易局である。
8月15、16日お休み
次は再び国道19号線に戻り、国道沿いにあった
更府郵便局へ。局員さんが気を遣って長野県の地図を下さった。貯金を済ませて出発。この局のちょっと先から「白馬長野有料道路」に入り、ちょっとだけ近道を計る。本来なら山を迂回して行くところを、トンネルで短絡。お陰でじきに
中条郵便局へ着く事ができた。局の前が工事中で駐車に苦労したが、なんとか貯金をすます。スタンプを見ると「すくすくの里」のコピー入りだったので、「これはどういう意味ですか?」と聞いたが、「よくわからん」とのお答えだった。
意味は不明だが、この村のキャッチコピーみたいなものだそうである。次は再び国道19号線へと戻り、
七二会(なにあい)郵便局へ向かう。ここは国道がトンネルでバイパスされていて、局は川沿いの旧道沿いにあった。隣が駐在さんである。割と小ぶりな局舎だが、これでも歴とした集配局だ。ここで私の手元の地図に、中条村の山中に
日里郵便局というのが載っていたので、今でもあるのか尋ねてみた。事前に局名録で調べた際にはこの局は載っていなかったので、大方廃局になったと思っていたが、万が一を考えて聞いてみた。案の定廃局になったそうである。廃局になった局は載っているのに、今でもある
牧郷郵便局が載っていないとは・・・(愚痴)。貯金と風景印をお願いして局を後にした。次は再び山間部へと入り、細い県道をくねくねと登る。やがて集落が開けると大きな農協があり、その中に
市場簡易郵便局があった。ここが簡易局である事を知っていないと、外見からではまず分からない。ここの農協はまだ長野オリンピックのマークを掲げていた。貯金非扱いの簡易局のため、いつも通り定額小為替を依頼。手慣れた手つきで処理して下さった。

中氷飽簡易郵便局
難読で「なかひがの」と読む。
見えにくいが入り口付近は
立派なタイル造りのようだ
カレンダー通り営業

これが噂の「ここにゃん」
人懐っこい性格のようで、
なでると気持ちよさそうに
目を細めた。

ここにゃん、窓口を占領して
お昼寝、の図
次の局も山中にあり、山の中腹の県道を延々と走る。かなり気合いを入れて走り抜けると細い道の脇に
小田切郵便局を発見。年輩の局員さんお二人で処理をして下さった。これで今日の山間部は終わり、山を一気に下って長野の市街地に入る。地図に載っている通りに国道19号の裏道に入ると、民家の中に
小市簡易郵便局があった。走り屋っぽい夫婦が先にいて少し待ったが、その間に休業日や局舎写真を撮った。なんとも民家らしい屋根の形が気に入った。貯金を済ませて次は犀川を渡って川中島方面へ攻め寄せる。少し行くと信越本線の踏切と長野
行新幹線の高架橋があり、渡ると右手に川中島駅があった。お手洗いを借りようと思って駅前まで行ったが、車が止められそうもない構造だったのでロータリーを回って引き返した。で、駅前通を少し行くと右手に
川中島駅前郵便局があった。綺麗な局舎の特定局で、エコーはがきを物色したが目新しいのは無かったので買わなかった。やや待たされたが貯金を終えて局を後にした。さて次は1キロ程走って道の右手にある
中氷飽(なかひがの)簡易郵便局を訪問。民家との一体型である。
なにげに局内に入ると、なんと窓口に猫が寝ているではないか!猫好きの私は早速なでなで。全く逃げる素振りも見せず、のてーと寝ていた。局員さんによると名前は「ここにゃん」なんだそうだ。貯金が済んだので一端局を後にしたが、ここにゃんの写真が撮りたくて、カメラを持って再び局内へと戻った。了解を得て写真を撮らせて貰い、局員さんから「猫好きなんやね。これ持っていって」とカエルのぬいぐるみまで戴いてしまった。ありがとうございました。
さて、次は今回の目的の一つである
川中島郵便局である。ここはもうじき改称して
長野南郵便局となる予定であり、改称前に是非訪問しておきたかったのだ。
中氷飽簡易郵便局の道から交通量の多い県道へと出て、南へ暫く行くと右手に大きな局舎が見えてきた。交通量が多いので右折が大変である。お目当ての
川中島郵便局は仮局舎での営業で、隣には立派な局舎がほぼ完成していた。ここでは皆さんに出す実逓の裏に風景印を押していただいた。20枚以上あるので、とりあえず10枚程度押印をお願いした。お姉さんが一生懸命押してくださった。同時に貯金も済ませ、通帳を見ると軍配の絵入りスタンプであった。なるほど、局名にマッチした絵柄だが、
長野南郵便局と改称した後もこの絵は使用されるのかな?で、次は割と近くにある
御厨簡易郵便局である。県道から狭い道に入って少し行くと、道の四つ角に発見。ここも民家一体型だが、かなり立派な造りである。つつがなく貯金を済ませ次へと急ぐ。先ほどの混雑県道へと戻り、なんとか右折して北上。大きな交差点を左へ入った所に
青木島郵便局があった。駐車場が無いので歩道に乗り上げて駐車してしまった。ここで
三本木郵便局の存在を知らされる。
どうやら最近できた局らしく、全くのノーチェックであった。危ない危ない。貯金を済ませて早速そちらへと向かう。場所的には「ここにゃん」でお馴染みの
中氷飽簡易郵便局から近く、期せずして一周した形になった。新し目の住宅が並ぶ町並みの中に
三本木郵便局を発見。さすがに立派な局舎である。少し局員さんと雑談してから退却。再び
中氷飽簡易郵便局の前を通り過ぎ、今度は混雑県道の所を曲がらずに直進。しばらく行くと右手に
更北郵便局を発見した。局内の様子は覚えているのだが、局舎を思い出せない・・・。あっさり発見したため、あまり印象に残らなかったのかも知れない。局内は割と狭く、ここで実逓の裏に貼る切手を購入した。

真島簡易郵便局
移転しただけあって綺麗
な局舎である。
手前の出っ張った所が
簡易局である。

若穂団地簡易郵便局
思ひで深い簡易局と
なってしまった。
看板によると、習字や簿記、
珠算教室を兼ねている。
さて次はさらに道を真っ直ぐ行って、ちょっと曲がればあるはずの
真島簡易郵便局を目指す。が、長野オリンピック関係で道が大きく変わっており、やや迷う。なんとか地図上に〒マークのある所にたどり着いたが、なんと廃局舎があるのみ。もしかして廃局?と思ったが、もう少し粘って近くの小学校近くで自転車に乗った地元の人を捕まえて聞いてみた。すると移転したとの事で、
「案内してあげるから私の後に付いてきて」と全速力で自転車を漕いで局近くまで誘導してくださった。どうもありがとうございました。局は新しく開通した道沿いにあり、2階には法律事務所か何かが入っていた。お約束として局員さんに「迷ったんですよー」などと雑談し、その間に貯金を済ませて後にした。次は千曲川を渡って、長野電鉄の信濃川田駅の近くにある
川田郵便局を訪問した。県道から駅方向へ少し入った所にあり、やや昔ながらの局舎がいい感じであった。ちなみに同じ
川田郵便局でも、徳島県にある
川田郵便局は局舎の壁面が黄色一色という変わった局舎だったが、ここはそんな事は無かった(当たり前だ)。若いお兄さん局員に処理をして貰い、次を目指す。コンビニの所を右に折れて長野電鉄を跨いで、長野道をくぐる。ここから先の一本道沿いに2局あるのだが、先に奥の
保科郵便局を攻める事にした。坂道を延々上ると右手に発見。特に変わった局舎でも無く無事貯金完了。局の隣が工事中で、もしかすると新局舎かも知れないが、いい加減な記憶なので信じない方がいい。で、坂道を今度は一気に下り、やや脇道に入った所にあった
若穂団地簡易郵便局へ到着。ここはそろばん教室との一体型で、局内には「ミニそろばん博物館」とか100桁くらいありそうな長いそろばん等、目を引くモノがある。が、どうも様子が変である。局内は電気がついておらず真っ暗。
節約しているのかな、とか思ったが実はここ一帯が停電していたのだ!当然オンライン端末も使えない。局員さんが「15:30には直るそうなんで、すみませんねー」と仰るが、今はまだ15:00を過ぎたばかり。このエキサイティングな時間帯に30分待つのは精神衛生上良くないと判断し、先に麓の局を攻めてから戻ってくる事にした。
とりあえず先ほどのコンビニまで戻ってきて、国道403号を須坂方面へ。しばし走ると道の右側に
若穂郵便局があった。予定外の訪問となったが、まあこういうのもありかな。一応、簡易局の停電の話をしてみたが、「あーそういえばそんな事言ってたね」と他人事である。まあ、停電じゃしょうがないと言えばしょうがないか。ここでは時間があったのでのんびりとし、ぼちぼちと戻る。結局15:20頃に、再び
若穂団地簡易郵便局に到着。雑談しながら待つことになった。やがて15:30を過ぎ、めでたく復電。
さて、ようやく貯金できるかと思いきや、またまたトラブル!どうもオンライン端末の様子がおかしい。復電後に電源を入れたのだが、ピッピッピッ・・・と警告音を発するばかりで一向に正常に動く気配はない。局員さんも訳が分からず信越郵政局とか「Pネットなんとかサービスセンター」とかに電話を掛けている。が、一向に埒があかない様子。時間は刻々と過ぎていき、さすがに諦めようかと思い始めた頃、局員さんが端末を強引に操作していると何故か正常に戻ったようだ。お陰で15:50頃、なんとか貯金する事ができた。思いっきり印象に残る局であった。さて、残り10分だが大急ぎで坂道を降り、国道403号を松代方面へ爆走。16時になるかどうかという所で
寺尾郵便局へ滑り込む。どうやらセーフのようで貯金成功。ここは宝の局で、爆走した甲斐があった。これで時間的に終了なので、実逓に風景印を押して貰うために再び
川中島郵便局へ向かう。先ほどは時間節約のため10枚ほどしか押して貰ってないので、今度は残り10枚ほどに押していただいた。先ほどと同じ局員さんが出てきて、再び一生懸命押してくださった。
以上で本日の任務は全て終了。あとは長野駅近くのレンタカー屋で車を返却し、長野駅へ。職場におみやげを買おうかと一瞬思ったが、めんどいのでやめ。「あさま」に乗って1時間ちょっとで大宮に着き、埼京線、武蔵野線経由で自宅に戻った。長野
行新幹線のお陰で長野が随分と近く感じた。
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