2000年5月の記録

郵貯日 普特 中央 簡易 分室 出張 年合計 通算合計 非扱 非扱計 地域 交通手段
05月01日 19 26 136 5511 140 北海道
05月02日 22 29 165 5540 140 北海道
合計 41 14 55 1日平均(31日) 1.77局

2000年5月1日(月) GW北海道郵貯その1 オホーツク海沿岸郵貯の巻

99026 稚内港郵便局 9:00  5486  稚内市港
99756 稚内緑簡易郵便局 9:05  5487  稚内市緑3-3-9
99781 稚内富磯簡易郵便局 9:30  5488  稚内市宗谷村字富磯
99010 日本最北端 宗谷岬郵便局 10:00  5489  稚内市宗谷村字大岬
99777 猿払簡易郵便局 10:45  5490  宗谷郡猿払村字浜猿払
99076 浅茅野郵便局 11:00  5491  宗谷郡猿払村字浅茅野
99039 頓別郵便局 11:20  5492  枝幸郡浜頓別町字頓別35
99069 浜頓別郵便局 11:30  5493  枝幸郡浜頓別町南1条2
99070 下頓別郵便局 11:40  5494  枝幸郡浜頓別町字下頓別1257
99056 中頓別郵便局 11:50  5495  枝幸郡中頓別町字中頓別152-11
99048 小頓別郵便局 12:15  5496  枝幸郡中頓別町字小頓別
99036 歌登郵便局 12:30  5497  枝幸郡歌登町西町
99007 かにの街 枝幸郵便局 12:50  5498  枝幸郡枝幸町字本町432
99054 乙忠部郵便局 13:15  5499  枝幸郡枝幸町字乙忠部475
99096 志美宇丹郵便局 13:30  5500  枝幸郡歌登町志美宇丹2545
99706 風烈布簡易郵便局 13:50  5501  枝幸郡枝幸町字風烈布
99064 音標郵便局 13:55  5502  枝幸郡枝幸町字音標201-1
99012 北見幌内郵便局 14:10  5503  紋別郡雄武町幌内370
99745 元稲府簡易郵便局 14:20  5504  紋別郡雄武町魚田
99015 雄武郵便局 14:25  5505  紋別郡雄武町雄武904-2
98730 似宇布簡易郵便局 15:05  5506  中川郡美深町字似宇布207-4
98027 知恵文郵便局 15:35  5507  名寄市字知恵文11線北23
98076 上知恵文郵便局 15:40  5508  名寄市字知恵文11線北2
98016 美深郵便局 15:50  5509  中川郡美深町字東1条北2
98729 西紋簡易郵便局 16:05  5510  中川郡美深町字大手307-1
98031 恩根内郵便局 16:20  5511  中川郡美深町字恩根内61
 今年のGWは5月1日が月曜日、2日が火曜日で、2日間郵貯が可能なため、ちょっと遠出して3年半ぶりの北海道へ足を伸ばすことにした。4月29日の早朝の飛行機で羽田から千歳へと飛び、小樽をぶらぶらして夕方に旭川にてレンタカーを借りる。駅レンタカーだが、事前にクーポン券で決済してあるので、心臓に悪い制限キロは無い。この日は旭川市内の宿に宿泊し、明けて30日。この日は宗谷本線沿線を走りながら、列車が来る時間を見計らって撮影をした。塩狩駅、剣淵〜北剣淵、筬島〜佐久、問寒別、抜海〜南稚内などで撮影できた。ついでに沿線の郵便局を下見したりもした。北海道の地図は大雑把で、局の正確な位置を掴み辛いため、事前の調査は結構有効な事が多い。この日は稚内YHに宿泊した。

  利尻島を遠望して走る列車
宗谷本線抜海〜南稚内にて
朝日を受けて走る特急利尻

 明けて5月1日。郵貯当日だが、その前にせっかく稚内まで来たのだから列車の撮影もしておこうと思い、朝4時40分に起床。車を出そうとしたが、フロントガラスが凍っていた。YHの前の水溜りも凍っていて、恐らく氷点下のようだ。もう5月なのに、北海道はまだまだ寒い。氷を溶かして宗谷本線抜海〜南稚内の有名撮影ポイントへ移動。YHから車で10分程度だった。ここは利尻島をバックに走る列車が撮影できるポイントで、朝が順光となる。崖の上を走る線路まで保線用の階段を登り、線路脇の丘の上へ。私の他にも7人の鉄ちゃんがいた。皆さん大きな三脚にカメラを数台構えており、三脚すら無い私とは既に武器が違う。やがて5時50分頃、特急「利尻」が通過し、シャッター音が響き渡った。天気は快晴で、雪をかぶった利尻富士が映える最高のコンディションだった。次の列車まで1時間近くあるため、一度撮影ポイントを後にし、車で稚内市内へ。6年ほど前に稚内市内を巡ったのだが、当時は局舎の写真を撮っていなかったため、今回写真を撮る事にした。稚内富士見簡易郵便局稚内恵比寿簡易郵便局稚内郵便局などなど、市内の既訪局の局舎を撮影して回る。同時に今回稚内まで来た理由の一つ、移転改称した稚内港郵便局稚内緑簡易郵便局の場所を下見した。そうこうしてると列車の時間となり、再び撮影ポイントに戻って特急「スーパー宗谷2号」を撮影した。ここで8時くらいになり、再び市内の既訪局の局舎撮影をした後、セイコーマートのおにぎりで朝食を採った。8時50分くらいに稚内港郵便局の前に到着し、5分くらい前に貯金をお願いすると、少し早めに処理してくださった。

宗谷岬郵便局
宗谷岬郵便局
日本最北端の郵便局
大岬郵便局から移転改称した。
地図@国土地理院

 続いて稚内緑簡易郵便局へ移動。ここはただの改称だったらしく、6年前と同じ場所、局舎だった。なんでも昔は局名に「町」が付いていたが、地名には「町」は付かないため、それに合わせるために改称したそうだ。稚内YHの割と近くにある。これにて市街地の未訪局は全滅させたので、続いて日本最北端の地を目指す。途中、簡易局格下げで移転した稚内富磯簡易郵便局を訪問。元の富磯郵便局の時代に訪問したのだが、かなり位置が移動している感じだ。聞けばここは稚内市が受託しているそうで、特定局時代の局長さんは、今は浜頓別郵便局に移られたそうな。国道沿いなので発見は容易だ。そしていよいよ大岬郵便局から移転改称した、日本最北端の郵便局、宗谷岬郵便局だ。前回大岬郵便局に来た時は自動機の搬入作業をしている真っ最中だったのを覚えている。郵便局に行く前に、日本最北端の碑がある場所に寄り道してみた。ここに来るのは3回目だが、いつも呪文のように流れている「宗谷岬」の歌が流れていなかった。夏じゃないからかな?最北端の碑の前で30秒ほど休憩して出発。大岬郵便局の旧局舎を見つけられず、豪華な局舎の宗谷岬郵便局に到着した。窓口には新人らしき人が座っており、どうやら旅行貯金を処理するのは初めての様子。割と旅行者も多いこの局でまだやった事がないとは、もしかして今日配属されたのかな?局長さんらしき人の手ほどきを受けて、無事ハンコが押されて戻ってきた。大岬郵便局時代同様「日本最北端」の文字入りだった。

猿払簡易郵便局
猿払簡易郵便局
漁師町にあるいい感じの局
地図@国土地理院

 さて、ここからは暫く局間が開く。というのも、以前にここから猿払村の浜鬼志別郵便局までは訪問済みだからだ。ちょっと曇天模様となった空の下、オホーツク海を左手に車を飛ばす。途中に知来別郵便局があったので写真を撮影。私の記憶とはずいぶん違った雰囲気だった。移転した形跡も無く、勘違いしているのだろうか?さらに記憶どおりだった浜鬼志別郵便局も撮影し、時速100キロで南下。途中、パトカーが行く手を阻むという暴挙もあったが、なんとか浜猿払の集落に到着した。が、猿払簡易郵便局は猿払の集落にあると勘違いしてしまい、ここから内陸の方に入っていってしまった。実際簡易局は浜猿払にあり、現地の聞き込み捜査によって過ちに気づいた。10分ほどロスをしてしまって猿払簡易郵便局に到着。宗谷岬郵便局から45分が経過していた。いい感じの局舎に愛想のいい受託者の方で、結構気に入ってしまった。名前も村の名前を冠しており、村内に他にも特定局があるのに簡易が村名を冠するのは珍しい。局舎の写真を撮って、原野を再び爆走。わずかな集落を出るとあとは本当に何もない原野が広がり、人間が自然の中に生きている事を実感できる。とか言ってると次の浅茅野郵便局が見つからない。暫く臭い所をうろうろして、集落の中にあるのを発見した。ここではエコーはがきが大量にあり、50枚ほど購入してしまった。このエコーはがき購入も結構時間のロスだったりする。

頓別郵便局
頓別郵便局
車で入るには辛い路地沿い
にひっそりとたたずむ。
局内の雰囲気も昔ながら。
地図@国土地理院

 牧場が広がる浅茅野台地を走り抜け、右手にクッチャロ湖が広がる。よく見ると廃線となった天北線の鉄橋跡が見え、思わず見入ってしまった。やがて車は天北線と興浜北線の分岐点、浜頓別の集落へと入る。先に奥にある頓別郵便局に行くために一旦集落を抜け、頓別の集落へ。道沿いには興浜北線で使っていたと思われるキハ22が置かれていた。局は集落の中の狭い道の奥にあり、かなりの曲者だ。局舎の雰囲気は古きよきオフライン時代(?)といった感じで、簡易局になってもおかしくない感じだった。隣の浜頓別郵便局からも(北海道にしては)近い。その浜頓別郵便局は街の中心にあり、立派な局舎が目立つ。この時点でもう既に11時30分、まだ8局しか回っていない。浜頓別の集落には浜頓別駅だったと思われる場所に公園ができていた。よくあるパターンで、寄りたかったが時間が無い。無念。ここからはオホーツク海とも分かれ、天北線の廃線跡をたどって内陸に入る。10分ほど走ると右手道沿いに下頓別郵便局があった。なんとも形容しがたい普通の局舎で、滞りなく貯金完了。それにしても周辺の民家はまばらで、将来的にこの局が存続できるのか心配である。国営だからやっていけるのかもしれないが、これが民営などとなると切り捨てられる可能性大だ。地域の格差なく、全国津々浦々に等しいサービスを提供するには国営じゃないといけないのではないのかね小泉君。

小頓別郵便局
小頓別郵便局
山の中にある小さな集落の
中にある。近くには謎の未成
線の鉄橋がある。
地図@国土地理院

 これにて浜頓別町を完訪し、次は中頓別郵便局だ。中頓別町の中心街の中にあり、国道から信号の所を左に入った所にあった。ここも立派な局舎で、このあたりの集配局には金が投入されている模様だ。さて次の局まではかなり遠い。途中、綺麗な形をしたピンネシリ岳を望みながら車は快走。右手に天北線の廃線跡を見ながら進むと、やがて小頓別の集落に入った。小頓別郵便局は道沿いにあり難なく発見できた。局間は長く、既に25分が経過していた。なんとなく懐かしい雰囲気の局舎だ。さて次はこのまま真っ直ぐ進めば音威子府に出るのだが、ここからオホーツク海に向けて向きを変える。小頓別から歌登を経由して枝幸に抜ける謎の未成線の跡を辿りながら車を進める。この未成線、9割方トンネルや橋梁もできており、もう一歩のところで凍結されたのが見て取れる。ただ沿線には歌登以外にこれといった集落も無く、とてもじゃないが成り立たない路線だ。ちょっとした峠を越えて一面の牧場が広がる大地を走り抜ける。歌登郵便局は街の真中の交差点を枝幸方向へちょっと行った所にあった。ここも立派な局舎だ。同じ歌登町内の本幌別簡易郵便局が廃局になった事を確認して、次は枝幸を目指す。相変わらず人の気配すらない原野の中、右に左に例の未成線の跡を見ながら車を走らせる。曇天の空の下、ようやくオホーツク海沿いに出て、少し北上して枝幸の市街地に入る。流石に枝幸の街は割と大きく、枝幸郵便局の場所が分からない。しばらくうろうろした挙句、NTTの大きな塔の下あたりにあった。ここも局舎は大きく立派だ。また局内に他のお客さんがいたのも久しぶりだ。

志美宇丹郵便局
志美宇丹郵便局
記念すべき5500局目。大自
然に囲まれた感じの局だ。
地図@国土地理院

風烈布簡易郵便局
風烈布簡易郵便局
民家と一体の簡易局。
左隅に謎のバスが見える。
9:30〜15:30営業
1月20,21日、8月14〜
16日お休み
地図@国土地理院

 ここからは再びオホーツク海沿岸を南下する。曇天、強風の中、国道は100キロで流れている。どう見ても農耕用軽トラなのに、120キロくらいで私の車を追い越していったのには驚いた。北海道仕様の農耕用軽トラなのか?やがて車は徳志別の集落を通過。ここには昔、簡易局があったのだが、今は廃局になったらしい。しばし走って乙忠部郵便局へ到着した。国道の左側で小学校の前にあり、まず迷うことは無い。貯金をして、ここで5499局目。記念すべき5500局目はここから内陸に入って、歌登町内にある志美宇丹郵便局となる。小学校の所から道道に入り、真っ白な雪景色の中の峠を越える。やがて小さな集落に入って、ちょっと脇道に入った所に志美宇丹郵便局があった。入り口の上に「簡易」という文字が見えたので簡易郵便局かと思ったが、「簡易保険」と書いてあった。北海道の北の小さな集落にあるこじんまりとした局、しかも一面雪景色での節目はいい想い出になりそうだ。100局の節目局は101円預け入れる事にしているので、忘れないように預け入れ票を記入して貯金した。ざっと見た感じ、周辺に民家もあまりない状況だが、頑張って存続して欲しいものだ。局舎の写真を撮って局を後にし、同じ道を通って再び乙忠部郵便局の前に出て、南へ。しばし走ると風烈布簡易郵便局がある集落へ到着した。当初は特定局だと思い込んでいたため、まったく見つからない。しばらくうろうろしていると、国道のバス停から土手を降りたところに簡易局があるのを見つけた。なかなか発見困難な簡易局で、局自体は国道沿いだが、国道の堰堤の下にあるためになかなか見えにくい位置にある。風烈布小学校の前にあるバス停の山側にある。民家に併設の簡易局で、庭先にバスが置いてあるのが目立つ。ここは9:30〜15:30までの営業なので要注意だ。

元稲府簡易郵便局
元稲府簡易郵便局
町の生活改善センターの
中にある。

 なかなか印象に残る簡易局を後にし、次はちょっと南下した所にある音標郵便局だ。国道沿いにある小奇麗な局舎で、5分ほどで到着できる。貯金を済ませて先へと進む。もう14時前だが今日の予定の半分も来てない。ちょっと距離感を誤ったようだ。次は同じく国道沿いの北見幌内郵便局で、ここからは雄武町に入る。暖炉の煙突がある北海道らしい局舎だった。ここでは珍しく先客がいて、しばし待ち時間があった。次は雄武町の中心街の手前にある元稲府簡易郵便局だが、場所が良く分からない。とりあえず元稲府漁港と書かれた案内表示があったので、そこで左折し、適当に進んでいるとちょっと小高い丘の上に〒マークを発見した。ここは町の施設の中に併設されている簡易局らしい。読み方は「もといねっぷ」と読み、音威子府と語感が似ているが漢字は全然違う。貯金を済ませて次へ車を走らせる。相変わらずの曇天の下、ようやく雄武の中心街へ到着し、国道の右手に大きな雄武郵便局を発見した。局の裏手を興浜南線が通っていたようで、コンクリート製のトンネルと、道床の跡が走っていた。さて、この時点で14時30分だが、ここから一転して山へと向かい、上幌内を経由して似宇布、美深を目指す。局数からするとかなり非効率的なルートだが、こうしないと上幌内と似宇布が浮いてしまうため仕方ない。オホーツク海とはこれで別れを告げ、一面雪景色の山道をひた走る。オホーツク海から離れると共に天気も回復して、陽の光が雪の白に反射してまぶしい。人口が希薄な山道をしばし走り、ようやく上幌内の集落に到着。お目当ての上幌内簡易郵便局を探す。それにしても集落の中に民家は殆ど無く、凄いところにあるな、と思っていると〒マークを発見。が、平成10年9月1日に閉鎖したと書いてあるではないか・・・。こいつはショックだ。これを知っていれば似宇布を明日に回してオホーツク海沿岸を攻めることができたのだ。しばし放心した後、気を取り直してノコノコ出発した。

似宇布簡易郵便局
似宇布簡易郵便局
美幸線の終点だった似宇布
の街にある局。受託者交代
初日だった。

 再び誰もいない山道を走り抜け、似宇布の集落へ入る。ここも集落とはいえ殆ど民家は無く、驚きだ。しかもここは昔は美幸線の終着駅であり、とても鉄道が通っていた街とは思えないほどの過疎ぶりだ。久しぶりに信号機にぶち当たり、左折すると右手に綺麗な民家に併設された似宇布簡易郵便局を発見した。聞けばここは今日から前の受託者から引き継いだとの事で、受託者の方は旅行貯金の事もご存じなかった。早速簡単に旅行貯金の事を説明し、ハンコを押す場所を伝授しておいた。ついでに似宇布駅跡の場所を聞いて、休憩がてら寄ってみた。駅跡は一面雪景色で、白い雪の中から車止めだけが立っている景色には哀愁を覚えた。レールはきちんと残っており、構内にはシートを掛けられたサハネ581が留置されていた。ここは廃線跡を利用してトロッコ広場なるモノを開設しており、ここから5キロほど美深寄りにある「高広の滝」までトロッコを走らせる事ができるらしい。一応営業しているようだが、数日前の大雪で線路が埋まってしまい、トロッコどころではない。地元の人数人が線路の雪かきをしていたが、これでは開店休業状態だ。営業は4月29日から10月29日までの土日祝日と7月15日から8月31日までの毎日、9:00〜16:00までだそうだ。似宇布駅の駅舎が受け付けになっている。さて、15時も回り最後のあがき時間だ。似宇布から美幸線の廃線跡を横目に車を走らせる。沿線に民家はゼロで、よくこんな所に鉄道があったなという印象を強く受ける。途中で左折して宗谷本線の智北駅の所に出て、智恵文方向へ。智北駅の周辺にも民家はゼロで、この駅も誰が利用しているのか謎だが、駅には自転車が1台置いてあったので、誰かが利用しているに違いない。

西紋簡易郵便局
西紋簡易郵便局
道の駅の中にある珍しい
簡易局。

 天塩川が蛇行していた跡が沼になった「智恵文沼」を横目に走ると、やがて知恵文郵便局に到着した。智恵文駅の駅前で、ここは昨日下見しておいた局だ。普通に貯金を済ませて、次はすぐ近くにある上知恵文郵便局を目指す。ここも昨日下見した局だが、異常に近いのが不思議だ。局前には中学生共がたむろっており、慌てて車から飛び出してきた私を見て、何事かと思ったようだ。確かに傍から見ると15時台の私の姿は異様かもしれない。貯金を済ませてもう既に15時40分だ。ここから名寄市内へ向かうか、美深方面へ北上するか迷ったが、当初の予定通り北へ。国道40号線を北へ走って美深郵便局を訪問した。割と大きな街の中にあって見つけにくいが、国道に案内板があるので親切だ。急ぎで貯金を済ませて15時50分。駄目と思いつつもじっとしている訳にもいかず、とりあえず北上。昨日散々迷って見つけておいた西紋簡易郵便局を目指してひた走る。しかし北海道の局間をなめてはならず、到着したら16時5分だった。ここは道の駅の中にある簡易局で、地元の特産品などを販売しているコーナーの一角で営業している。駄目かなと思いながら窓口を覗いてみると、まだオッケーだった。飛ばしてきた甲斐があった。昔は近くの小学校の前で営業していたそうだが、道の駅ができたと同時にここへ引っ越してきたそうだ。さて、人間の欲とは際限ないモノでして、よせば良いのに次へと向かってしまった。次は恩根内の駅前にある恩根内郵便局だ。昨日下見はしていたので迷わず到着できたが、時既に16時20分。無理に決まっているのだが無謀にも突撃。すると意外にも受け付けてくださった。

 ロスタイム20分での訪問も叶い、本日はこれにて終了。流石に朝早かったため、へろへろ状態だ。恩根内の駅前に猫屋敷があり、車を止めてぼーっと猫を眺めて休憩した。やがて旭川行きの鈍行がやってきたので写真を撮り、のそのそと今日の宿のある名寄へと向かった。途中、西紋簡易郵便局が入っている道の駅で昼食兼夕食を食べ、車にエサをあげて宿に入った。宿は名寄駅前にあるええ感じのホテルだった。この日はメーデーで、名寄市内ではデモ行進が行われていた。疲れてたので、明日の予定を練り直してからさっさと寝てしまった。本日の走行距離は450kmだった。

2000年5月2日(火) GW北海道郵貯その2 羽幌・宗谷・深名線沿線郵貯の巻

98007 羽幌郵便局 9:00  5512  苫前郡羽幌町南3条3
98722 羽幌北大通簡易郵便局 9:05  5513  苫前郡羽幌町北大通2-11
98070 ”しぜん”が大好き 築別郵便局 9:15  5514  苫前郡羽幌町字築別33
98045 有明郵便局 9:35  5515  苫前郡初山別村有明48-9
98006 初山別郵便局 9:45  5516  苫前郡初山別村初山別106-1
98029 豊岬郵便局 9:55  5517  苫前郡初山別村豊岬213
98011 遠別郵便局 10:20  5518  天塩郡遠別町字本町3-49
98008 天塩郵便局 10:40  5519  天塩郡天塩町海岸通5-55-4
98030 雄信内郵便局 11:00  5520  天塩郡天塩町オヌブナイ
98043 問寒別郵便局 11:10  5521  天塩郡幌延町字問寒別34
98024 中川郵便局 11:25  5522  中川郡中川町字中川262-6
98040 佐久郵便局 11:45  5523  中川郡中川町字佐久58
98036 音威子府郵便局 12:15  5524  中川郡音威子府村字音威子府447
98026 咲来郵便局 12:25  5525  中川郡音威子府村字咲来266
98084 名寄錦町郵便局 13:10  5526  名寄市西7条南4-4
98086 名寄西四条郵便局 13:20  5527  名寄市西4条南9-14-15
98058 名寄駅前郵便局 13:25  5528  名寄市西1条南8-13
98015 名寄郵便局 13:30  5529  名寄市西1条南2-16
98085 名寄東三条郵便局 13:40  5530  名寄市東3条南4-15-1
97771 母子里簡易郵便局 14:15  5531  雨竜郡幌加内町字母子里
97112 朱鞠内郵便局 14:35  5532  雨竜郡幌加内町字朱鞠内6410
97789 政和簡易郵便局 14:50  5533  雨竜郡幌加内町字政和第二6120-3
97064 幌加内郵便局 15:10  5534  雨竜郡幌加内町字幌加内10738
97733 沼牛東簡易郵便局 15:15  5535  雨竜郡幌加内町字沼牛
97798 沼牛簡易郵便局 15:25  5536  雨竜郡幌加内町字幌加内4671
97035 鷹泊郵便局 15:40  5537  深川市多度志町字多度志町鷹泊610-49
97778 幌成簡易郵便局 15:45  5538  深川市多度志町字多度志町ホロナイ369
97052 多度志郵便局 15:55  5539  深川市多度志町字多度志町タドシユナイ153
97779 上多度志簡易郵便局 16:00  5540  深川市多度志町字タドシ162
 北海道郵貯2日目。昨日は予想以上に局数が稼げなかったため、宗谷本線の恩根内から幌延の間の郵便局が未訪のまま残ってしまった。今日は本来なら紋別あたりから始めようかと思っていたのだが、変に未訪が残るのも気持ち悪い。そこで予定変更して羽幌から始めて幌延に抜け、そこから恩根内まで潰して、あとは深名線沿線でも潰そうという事になった。これで宗谷本線の名寄以北は全滅させる事ができる。

羽幌北大通簡易郵便局
羽幌北大通簡易郵便局
国道沿いに軒を並べて建つ。
羽幌中心街から行くと右手に
あり、向かいは交番だ。

 この日は6時起床。ホテルは朝食サービスがあるのだが、7時かららしく勿体無いが諦めた。6時半には名寄のホテルを出発し、士別から山道に入って添牛内へ。峠を越えると一面雪景色となり、深名線沿線が豪雪地帯であることを実感する。ここは添牛内郵便局があったのだが、最近廃局になってしまった。旧局舎らしき建物も見ることができた。民家も僅かで、確かに特定局に釣り合うだけの人口は居ないのかも知れない。車はここから日本海側の苫前まで走り抜ける。この国道、ここから先の沿線の人口は本当にゼロで、40キロほど民家は1軒も無いという恐るべき道路だ。ただ、日本海と内陸を結ぶ幹線道路らしく、トラックは頻繁に通っていた。この車はCDが聴けたため、急遽購入したプリンセスプリンセスのアルバムCDを聴きながら延々と走った。今回の郵貯ではずっとこのCDを聴いていたため、「北海道=プリプリの曲」というイメージが定着してしまった。歌とは恐ろしいもので、以前の沖縄郵貯の時はZARDの曲をずっと聴いていたため、「沖縄=ZARD」になってしまった事もある。この訪問記もプリプリの曲を聴きながら書くと、当時の記憶がよみがえってくるから大したもんだ。車の方はようやく苫前町の古丹別の集落に入り、古丹別郵便局前を通過。ここは日本海からちょっと内陸に入った集落だが、昔は羽幌線の駅があったらしい。日本海沿岸を走る羽幌線がわざわざ遠回りをして、この集落を経由してくれていたようだ。前には遅いペースカーが入って40キロでの走行が暫く続き、やがて日本海に出た。国道を稚内方面に行き、8時30分頃には羽幌の街に入った。北海道に広く展開している「セイコーマート」で朝食を買い、羽幌郵便局の駐車場で食べた。

築別郵便局
築別郵便局
幟も何もないので旧局舎と
勘違い。お宝スタンプのコピ
ーの通り、大自然の中にある
局だ。

有明郵便局
有明郵便局
発見超難関な局だった。手前
が広場で奥が木工所になる。

 羽幌は天売島、焼尻島の玄関口でもあり、流石に大きな街である。羽幌郵便局は国道沿いにあり、割と最近建てられた局舎のようだ。9時少し前に局内へ入り、無事貯金完了。次の羽幌北大通簡易郵便局の場所がさっぱり分からなかったため、局員さんに教えていただいた。同じく国道沿いにあるらしく、その通り、5分も走らないうちに到着した。おじさんが受託者で、気をつけてな〜とエールを頂いた。これで羽幌の中心街を出て、日本海沿岸の荒涼とした風景の中を北を目指す。空は快晴。丘を越えて遙か広がる海と海岸線を眺めて車は走る。次の築別郵便局は国道の裏道沿い。国道から〒マークが見えたので発見できた。局舎はちょっと古めで、失礼だが最初は移転した跡かと思ってしまった。窓ガラスは磨りガラスで中は見えず、電気もついていなかった。とりあえずドアを手で開けると薄暗い局舎内には局員さんが2人いた。う〜ん、なんか本当に飾らない昔の郵便局という感じで、印象に残った。ここはお宝スタンプだった。これにて羽幌の町を抜け、隣の初山別村へと入る。築別の集落からちょっと走ったら有明の集落で、羽幌線の天塩有明駅があった場所だ。道道には「天塩有明停車場線」としてその名を残していた。ここには有明郵便局があるのだが、これが超難関。散々探し回ったが見つけられず、国道沿いにあった交番へ駆け込むことにした。警察官の奥さんらしき方曰く、国道の信号から少し初山別寄りにある木工所の看板の所を入るとあると言う。その通りに行ってみると、私道のような道を左右に行くと木工所の駐車場らしき広場に隣接して郵便局があった。これは絶対に分からない。この広場へはさっきの私道以外に入る道は無く、木工所に付属した局といった印象だ。限りなく簡易局に近い形態の特定局といった感じか。北海道特有のとんがり屋根の局舎を写真に収め、貯金を済ませて次へと向かった。

豊岬郵便局
豊岬郵便局
閑かな佇まいの漁村にある局
逆光なので写真はイマイチ。

 再び春風の吹き抜ける大地を走り、初山別の集落へ。街に入ると国道沿いに大きな局舎の初山別郵便局があった。新築された局舎で、駐車場も完備。迷うことはまずないだろう。ここではエコー葉書などを買った。次はちょっと行くとすぐに豊岬郵便局がある。羽幌線の廃線跡を右手に見ながら豊岬の集落に入る。国道沿いには無く、海側にある集落の中に入っていくと発見できた。漁村の中の郵便局と言った感じだが、局前の道は広かった。局舎はやや疲れめ。寂寥感漂う雰囲気だがそれがまたいい。原風景の中にある郵便局、とても印象に残った。これで初山別村も終わり、更に北へと向かう。途中、羽幌線のトンネル跡が見えたので寄り道なんかしたりもした。相変わらず「何もないがある」と言った感じの風景が広がる。このせせこましい日本、「何もない」という事自体がそう体験できるモノではない。この辺りから左手遙か彼方に利尻島が見え始める。雪を被った綺麗な三角錐が海の向こうに浮かんでいた。やがて遠別の町が見え始め、集落へと入る。遠別郵便局は街のど真ん中にあり、綺麗な局舎だった。局内にはインターネットの端末があり、しばし遊ばせて戴いた。遠別町にはここしか郵便局が無く、これにて完訪。豊岬からここまで約10km、ここから天塩までも約10kmあり、結構局間が開いている地帯だ。もっとも人口から考えるとこれでも密度は高いのだろうが・・・。遠別の集落を離れ、またまた荒野の中の一本道を北へ向かう。牧草地帯、畑、湿原と風景は移り変わり、太陽の光に映えて緑が美しい。ひた走ること約10分、天塩の中心街が見えてきた。土地勘の無い私にはピンと来なかったが、遙か塩狩峠に源を発した水は、天塩川となって名寄、音威子府、幌延と北へ流れてここで海に流れ込む。大河天塩川の河口で、港町である天塩はさすがに民家も多い。天塩郵便局は国道沿いに案内板があり、その通り行くとすんなり発見できた。国道からは1本海沿いを並行する道沿いの交差点脇にあり、大きな局舎で見つけやすい。

問寒別郵便局
問寒別郵便局
何か特徴的な局舎が目を引く
駅はここから左へ100mくらい

 さて、次の日本海沿いの局は遙か40km先の抜海郵便局となるが、これより北は訪問済みだ。次は天塩川を遡る形で内陸部へ向かうため、白い利尻富士ともこれでお別れとなる。次は昨日の予定では訪問済みとなっていた雄信内郵便局だ。ここから先は2日前に下見済みの局となる。原野の峠(ロクシナイ峠というらしい)を越えて国道40号線へと出て、すぐに脇道へ入る。割と新しい家並みを脇目に行くと雄信内郵便局があった。ここは牛のマークが入ったお宝スタンプだ。局は「おのぶない」と読むが、地名は「オヌブナイ」、宗谷本線の駅名は「おのっぷない」とまちまちだ。若い局員さんに挨拶して局を後にする。国道を旭川方向へ向かい、トンネルを抜けると非常に長い直線道路となる。左右には何もなく、遙か前方には雪を被った山々が見えるだけの、なんとも遠大な道路だ。夜なら楽勝で居眠り運転だろう。動物以外に飛び出す心配もなく、皆100kmを超える速度で流れている。警察が飛び出す心配はあるのだが・・・。この直線道路が終わると、問寒別の集落へ向かう分かれ道があるので、そちらへと向かう。天塩川を渡って原野を暫く行くと宗谷本線の踏切があり、渡って右へ行くと問寒別の集落だ。道沿いに問寒別郵便局があり、2日ぶりの再訪となる。今度は貯金を済ませて任務完了。2日前は局の近くの問寒別駅で写真を撮ったりしたが、今日は列車も来ないのでそのまま集落を後にした。白樺林の広がる中にある郵便局と駅、なんともいい感じだ。

音威子府郵便局
音威子府郵便局
綺麗な局舎が国道沿いに
建つ。右には何やらモニュメ
ントらしきものもある。

 再び国道40号へ戻り、南下を開始する。恐らく問寒別郵便局が今日の最北端の局だろう。ここからは深川目指して進路は南だ。左右に牧場が広がる風景を眺め、やがて川の向こうに天塩中川の街が見えてきた。橋を渡って突き当たりの信号を右へ行くと中川郵便局が見えた。ここは新築された綺麗な局舎だ。天塩中川駅からも割と近いため、立ち寄って小休止した。特急も停車する駅だがうら寂しい雰囲気は否めない。列車が来るにはまだ時間があったため、次の郵便局へ向かった。国道へ出るために天塩川の橋を渡ると、河原では地元の老人方がゲートボール大会を催していた。しばし走ると再び川向こうに佐久の集落があった。同じように橋を渡って左に行くと、駅の少し向こうに佐久郵便局が見えてきた。こちらは昔ながらの局舎だ。この辺り一帯は天塩川の穏やかな流れに作られたなだらかな地形で、春のうららかな陽光も手伝ってとても気持ちがよい。緑に包まれた天塩川の河原で昼寝でもしたら気持ちよさそうだ。しかし今日は郵便局襲撃中、そんな余裕は何処にもない。またいつか、のんびりと訪れてみたい地だ。次は約30kmほど局間が空いて音威子府郵便局を目指す。ここから地形は急に山がちとなり、ちょっとした渓谷を延々と走る。途中に鉄道の撮影ポイントがあり、ちょうどスーパー宗谷が来る時間だったので立ち寄って撮影した。民家がまったく無い地帯を走り抜け、やがて音威子府の町中へと入った。ここは昔は天北線が分岐していた駅で、駅舎内の駅そば屋は今も健在だ。2日前はここのそば屋で昼食だったが、今日はお急ぎモードなので通過して音威子府郵便局へ到着した。国道沿いに割と新しい局舎で、局内には同業者と思われる方がいたが、関わり合うのはやめておいた。

 さて次はいよいよ昨日の行き残し局のラスト、咲来(さっくる)郵便局だ。ここを訪問すれば名寄以北の郵便局は全て押さえたことになる。ちょっとした峠を越えて坂を下ると信号があり、天塩川温泉とは反対方向へ向かうと咲来郵便局だ。ここも人口が希薄な寂しい雰囲気が漂う集落だが、局員さんは元気元気。この辺りには東京とかから山村留学の学生がよく来ているとか、その学生共は車をぶっ飛ばしすぎて帰る頃には免許の点が無くなっているとか、いろいろ四方山話をして下さった。私も今日の大目標をここで達成した訳で、暫しお話に耳を傾けてから局を後にした。さて、ここから南は名寄市内まで行かないと未訪局がない。国道を一路南へ飛ばし、昨日訪問した恩根内郵便局、道の駅の中にある西紋簡易郵便局などを通過。美深の町中も通り過ぎて名寄の市街地まで南下してきた。最初の予定ではここから峠を越えて朱鞠内湖の方へ抜ける予定だったが、予定よりも1時間ほど早く到着したため、名寄市街地を爆撃に向かった。まずは名寄錦町郵便局を目指すが、これがなかなか難しい。名寄市内は北海道の都市によく見られる条里制の街並みだが、結構斜め方向への道も通っている。この局も斜めに通った道沿いにあり、たどり着くのに結構迷ってしまった。外見は民家といった感じで、しかも南側の屋根がなだらかで、北側は垂直という雪国ならではの建物だ。貯金を済ませて次は名寄西四条郵便局へ向かう。こちらは大きな通りに面しており、あっさり発見できた。地図とは違って道の北側にあった。新しめの局舎なので移転したのであろう。

 次は一昨日に下見しておいた名寄駅前郵便局だ。駅前とはいえ少し駅からは距離があるようで、500m位は離れている。局内は割と広く、お客も5人ほどいた。しばし待って貯金完了。少し走ると今日早朝に出た宿の前を通った。今の時刻が13時半頃。7時間かけて300キロの道のりを走破して戻ってきたことになる。さて次は元締めの名寄郵便局を訪問する。局の場所は例によって下見済みで難なく到着。ここはお客がかなりいて、駐車場はおろか、局前の道にまで車が溢れていた。ここでもしばし待って貯金をした。これで名寄市街地の宗谷本線よりも左側を制覇し、残りは線路の向こうにある名寄東三条郵便局だけだ。興部へ向かう国道を通って線路を跨ぎ、名寄駅の裏側へ回り込んだ。局は大きな道沿いで、局舎も大きく綺麗だ。ここで名寄市街は完訪となり、同時に名寄市完訪となった。既に時刻は14時前。空腹もピークとなる頃だがここは一つ我慢して車を走らせる。「欲しがりません4時までは」ですね。なんか危ない標語だな〜。車は朱鞠内湖へ向かう道道へと入り、快速に飛ばす。峠を越えるため道は徐々に山道となり、遙か下に名寄の市街地を望む。やがて車はトンネルに吸い込まれて、再び出ると一面真っ白の銀世界だった。同じ北海道でも朱鞠内湖近辺は特に雪深いようだ。道には雪も無く乾燥していて車は快調に走る。やがて国道に突き当たり、とりあえず右へ。この辺りが母子里の集落のようだが、民家は数件しかなく、どこに母子里簡易郵便局があるのかさっぱり分からない。とりあえず薪を割っているおじさんに聞いてみると、国道沿いにある唯一の信号を入った所にあるとの事。その通りに行ってみると道の右側にあった。民家と一体の局舎で回りは白樺の林に囲まれている。

 以下作成中!
フクロウ付き仕切り線
郵便局訪問記へ戻る

sntree@bea.hi-ho.ne.jp