6BQ5ssMA 製作過程
6BQ5ssMAの製作過程です
梱包
今回は三栄無線さんの6BQ5シングル・アンプ キットです。
(2005/09/23)
真空管
付属の真空管は12AX7、6BQ5ともにロシアのSOVTEKです。
この12AX7には後ほど騙されることに。
コンデンサー
付属のコンデンサーです。電源部用のケミコンは基盤用のものでアルミ製のボックスに入れる形を取ります。
アース加工
シャーシにアース加工をします。
シャーシ
シャーシに入出力端子、トランス類、ソケット、ラグの取付。ほどよい大きさで作業もしやすい。
シールド線
シールド線の末端加工。付属のビニールキャップではなく熱収縮チューブを使いました。
配線
配線が完了したところ。中央が電源部のコンデンサーが入ったボックスです。実は配線に落とし穴が、、、
CR取付終了
CR類の取付が完了したところ。やはりソケット周りは狭くて、拡大鏡なしには作業できません。目が疲れて肩がパンパンに張ってしまいました。
なお、一応スイッチにはスパークキラーを付けました。
また、ヘッドホン端子が付くようになっているのですが、使用しないので装着しませんでした。
テストその1
真空管を挿して電源オン。と、スイッチのLEDが点灯しません。テスターを使って色々調べ、ソケット周りのハンダ付けなどし直したりしましたが、結局ヒーター線のトランスへの取付不良でした。トランス端子の先端にハンダ付けした格好になっていたため接触が不十分だったようです。
ハンダ付けしなおして、LED点灯。ヒーター電圧も問題なし。めでたしめでたし。
(2005/09/25)
テストその2
再度真空管を挿し直して電源オン。と、6BQ5は点灯するが12AX7が点灯しない。
ということで、再度12AX7のソケット周りを点検しヒーター電圧を測るが問題なし。真空管不良かと思いSunvalleyの12AX7を挿したところ、煌々と点灯。やはり真空管不良か。
ところが、後日、VP-mini84に挿したところ根本のヒーター線らしきところが赤く点灯しているのに気づき、再度差し直してようく見ると確かに点灯している。音だしも問題なし。これには騙されました。こんなに暗い真空管もあるのですね。
完成
ボンネットを付けて完成です。
前面の穴は本来ならヘッドホン端子が付くところです。
音の第一印象はVP-mini84に較べても元気の良い音だということです。やや固めの感じがしますがこれから変わっていくと思います。
グレードアップ
カップリング・コンデンサーを東一のオイルぺーバー・コンデンサーVitamin-Qに変更。
低域の伸びがかなり良くなりました。(2006/05/06)
種々交換
RCA端子、スピーカー端子、ソケット(金メッキ タイト)、ボリューム(ALPS デデント1連)、カップリング・コンデンサ(DEL RITMO オイルペーパー・コンデンサ、カソードバイパス・コンデンサ(ニチコンMUSE KZアルミ電解コンデンサ)など
(2017/02/14)