SV-3 Ver.3 製作過程
SV-3 Ver.3の製作過程です。
梱包
ザ・キット屋さんより購入。小さめの梱包で軽い。
(2009/03/04)
6922
同梱の6922(E88CC)。JJ Electronic製(Made in Slovak)。6922の電気的特性は6DJ8と同じとマニュアルに記載あり。
線材加工
シールド線を含め全ての線材に長さが指定されているため、事前に加工しておきました。
ご丁寧に"むきしろ"の長さまで記載されています。
マニュアルを読み、図を見て必要な線材の洗い出しをしました。(この時には橙を一本見逃していました)
シールド線には長さを書いたメンディングテープを貼っておきました。
ボリューム基盤
ボリューム基盤。これは難しいところはなし。
ブリッジダイオード
電源基盤にブリッジダイードを装着する際、シャーシに密着するように基盤からの高さを決める必要あり。
ブリッジダイオードへのざぐり加工はきちんとされていました。
写真のパターン面はシャーシに反射している基盤のものです。
ブリッジダイオード
ブリッジダイオードを電源基盤に装着したところ。
高さが余りないのでハンダ付けが非常に難しかった。
通電チェックするまでこの部分が不安でした。
「小型で先のとがったコテを使用し」とマニュアルには書いてありますが、手持ちは普通の精密用コテ一本なので。
電源基盤
電源基盤完成。ワット数の大きい2つの抵抗は立ててハンダ付けするように基盤全体図の脇に図入りで書いてあるのを見逃しました。
注意書きが本文ではなく図の脇などに吹き出し風に書かれているので、情報把握がし難い。
基盤に密着はさせていないのでまあ大丈夫だろうとは思います。
4P RCAジャック
出力用の4P RCAジャック。抵抗も付けます。
サブシャーシ
肝になるサブシャーシ。コンデンサーだけでなく抵抗にも方向指定があります。
時間をかけて慎重に作成しましたが、見本写真(拡大写真でとても有用です)のようにきれいにはいきませんでした。抵抗の上にコンデンサーを付けるような部分(Ver.3での変更点?)もありましたが、なんとかクリアーしました。
シャーシに装着
シャーシに電源基盤、ボリューム基盤、4P-RCAを装着。
アクリル板はこの段階で付ける必要はありませんでした。
6P RCAジャック
入力用の6P-RCAジャックの作成。
シャーシに装着せずに実施。
ロータリースイッチ
6P-RCAとロータリースイッチへの配線、シャーシへの装着
ロータリースイッチもシャーシに装着する前に配線を実施。
シールド線に抵抗
シールド線の先に抵抗を付けます。こんなやり方も初めてです。
完了
サブシャーシをシャーシに装着して配線。シャーシを縦にしたり、方向を変えたりしてハンダ付けを実施。(2009/03/08)
一息入れるために翌日に通電チェック。心配したブリッジダイオードも大丈夫だったらしく電圧はOK。
6922があまり明るくならないので最初はドッキリしました。
完成
側板や底板、つまみ類を装着して完成です。
底板を固定するネジのなんと固いこと。
CDP, RecPlayer-TU875,JB-2A3,VP-mini88MKIIを繋げてチェック。
音の第一印象は「すっきり、爽やかで気持ちがよい。ボリュームをあげたくなる」、SNが良いとはこのようなことでしょうか。
(2009/03/09)