SHOCK 2004

主演:堂本光一,出演:今井翼ほか

 

上演期間:2004年2月6日(金)から2004年2月29日(日)

場所:帝国劇場

レポ日:2月6日 初日公演分   

 

まず、今年のグッズ。パンフレットは2000円、ポスターが光ちゃんソロ1枚・翼くんソロ1枚それぞれ800円。今回のポスターも舞台衣装ではありません。ショッピングバッグ500円。

パンフレットは今回は光ちゃんが10ページ。翼くんは5ページ。また、今までのSHOCKの劇中写真が載ってますが、なんと、はじめのMillenium Shockの初日に観劇に訪れて翼くんの歌の時にステージにあがったたっきーと見詰め合う翼くんのショットも(笑)。思い起こせば、なつかしい&顔が2人ともまだ少年ちっくです(笑)。
で、今回も舞台設定のタイトル表記と、曲目表記があります。というわけで、このレポは、この舞台設定タイトルと曲目を使用します。
<>が舞台設定タイトル、「」が曲目です。

SHOCKのストーリーは、コウイチとツバサとカンパニーメンバー、そしてコウイチの兄ヒカル(故人、今はゴースト、光ちゃん1人2役)の物語。場所は東京。コウイチ・ツバサ2人は同じ舞台カンパニーの団員という設定で、ショーの最終日というところから物語は始まるのです。
<プロローグ>「Overture」
昨年の「SHOCK」と同様、会場があまり暗くならないまま、オーケストラの音が。(ちなみに、この時にたっきーが着席したので、顔が見えました…笑)。そして、オーケストラピットからオーケストラ登場。始まる雰囲気が漂っています。そこへ、上から、顔が(笑)。光ちゃんの声が。…と思っていると、なんと、上から光ちゃん本人が!!(たっきーの「Dream Boy」のバンジーの位置ね)。フライングしてみせてゴーストな兄ヒカルとして、登場です。(ヒカルの時は金髪な光ちゃんです)自分がゴーストであること、コウイチのショーをこれから観客の皆と一緒に楽しみ、見守ることを告げ、スクリーンにはコウイチの今までを振り返る映像。
<オープニング>「PUT ON A HAPPY FACE」
(基本的にいつもどおり)光ちゃん、王子のように登場!そしてまたしてもフライング。そして翼も右壁からフライング。翼の衣装は前回と同じ薄いブルーです。今回は、飛び出したな〜と思ったら、いきなりステージ上に。そして、ステージ上から飛び上がって前回り〜。ちなみに前回のSHOCK2002に比べるとさらにくるくる回ってました。
で、いきなり、光ちゃん、落下。でも、そこに兄のゴーストが「SHOW MUST GO ON」…ショーは続けなくてはならない、何があっても…と言い残して行くのです。これがのちのちにもキーワードです。
そして、ここから、光ちゃんが次に出てくるまでのつなぎの曲。今までだったらジュニア君たちが踊るシーンでしたが、ここで、翼くんがフライングのときの衣装のままリーダー的に踊ります!!!もぉぉ〜マジで嬉しい&かっこよくて見惚れます!!!!指さすポーズなんかもとってもステキです!!
「New Horizon」光ちゃんステージ中心に動いた2つのロールスクリーンの間から登場。翼くんは前回と同じブルーのスパンコールのショートジャケット衣装で登場。おなかにシルバーの布を巻いてるアレ。で、歌とダンスで華やかに盛り上げて、光ちゃん、ナオさん、翼がステージでお辞儀して、その日のショーが終了。このダンスもまた今までとはフリが違うのですが、なかなか好き♪

<バックステージ>「My Pleasure」ショーが成功したことを喜ぶ、リーダーとナオさん。(リーダーは尾藤イサオさん、ナオさんは伊織直加さん)。しかし、さっきのコウイチのフライング落下は驚いたと口をそろえる2人。ちなみに、ツバサは、「オレに任せておけ」(笑)とおちゃらけてて、この初ゼリフのおちゃらけっぷり、お調子者ぶりが、ミョーにツボです(笑)。ノリノリです(笑)。そして、打ち上げパーティーで、千秋楽バンザイといってるメンバー。光ちゃん「(今日はほんとは初日なので)まだ先が長い気がする」と(笑)。で、ツアー日程表みたいなものが配られ、「ショーが終わったら、また、ショー。明日からもツアーだぞ」と。
そして、このあとのつなぎの曲も、以前はジュニア君たちが踊ってましたが、ここでもツバサがメイン!MAとABCとともに、晴れやかに盛り上げます。
<ツアー〜Begin The Tour、街中、地下鉄、Express、空港ロビー、空港の待合室、クラシックカー>
「Begin The Tour」「Tour」

カンパニーが全国各地を回って色んな場所でショーを見せて行くそのツアー風景。楽しそうに踊るメンバー!!もちろん翼くんもいます!!自然にのびのびと楽しそうです!ここはもう、見ているこちらがニコニコしてしまうような華やかで楽しいダンスの連続ですね。待合室のベンチで光ちゃんを真ん中に、あっきーと翼くんが寝ているシーンはかわいい♪お姉さまに見とれてヨレヨレになってるコウイチですが、そのかたわら、すごく寝入ってるツバサと秋山。そして、どうしてか、お姉さまの代わりにツバサと秋山にしなだれかかってしまったコウイチ(笑)。
こういうシーンを通して、このカンパニーの和気藹々ぶりとかが表現できているというカンジ。

<ホテルの一室>
さて、クラシックカーから下りたメンバー。ホテルに入ると、食べ物がテーブルに置かれていますが、この食べ物に向かって、争奪戦が繰り広げられます(笑)。そして、ここから、ちょっとコミカル&アドリブ。光ちゃんは食べ物争奪戦に負け、翼くんはむしゃむしゃかぶりついてます(笑)。そんなツバサを見てコウイチ「おい、ツバサ、大体おまえ、いきなり戻ってくるなよ!!(笑…SHOCK2002までは出ていたのに、SHOCK2003はドラマ出演と重なってSHOCKには出られなかった翼くん、今回復帰なので、それをつっつく光ちゃんです)。」「お前がいなかった間、タイヘンだったんだぞ。重要なシーンで(ツバサと同じ役をやっていたトウマに向かって)ツバサって言っちゃったんだから。覚えなおさなくちゃいけなくて、タイヘンだ」みたいにキレてますが、ツバサ、平然としてゴハンを食べてます(笑)。
そして、ここで、ゴハンを食べている人間たちの相関図が秋山によって説明されます。まず、座長コウイチ、コウイチの兄ヒカルと結婚していたナオ、ナオとヒカルの子供がカズ(東新くん)。ナオの弟がツバサ。ナオの再婚相手がリーダー、リーダーの連れ子がシュンスケ(風間くん)。
ところが、ここから、「明日はバイクで移動する」と光ちゃん自ら言い出すのです。秋山もノリノリで、リーダーがバイクも用意してくれているし、抜け道まで教えてくれたと。ところが、ちょっと乗り気でないツバサ。乗り気でないツバサを「いや、俺の後ろに乗せるから」と誘うコウイチ。ツバサが行かない理由は、弁当を食べながら列車で行きたいと(笑)。弁当の包装紙を集めているんだ、見せてやるよ、とコウイチに言いますが、コウイチ「絶対に見たくない」(笑)。バイクで行くと何がいいことか教えてやるよとコウイチ。「裸でバイクに乗って…これが、ヌードライダー」(笑)。絶対に行かないツバサ(笑)。でも、楽しんでます。どうも、ここで「じゃ、行く!」とノリノリになるようだったのか、予想以外のセリフをツバサが言ったのか、秋山「おい、初日から、そういう展開やめろよ!」って(笑)。まぁ、どうしてか、強引ながらも、なぜかニコニコで合意してコウイチのバイクに乗ることに決定。つまり、前回まではイヤイヤながらに連れて行かれたツバサでしたが、今回は、イヤイヤではなく、ノリに流されて、自分もノッて、コウイチのバイクの後ろに乗ることにしたという点が大きく違ってます。

「BEAT MIND」
光ちゃんがシルバーのロングコート、翼は赤い皮ジャンとジーンズ。で、ノリノリなツバサ・コウイチ。そして光ちゃんが翼を後ろに乗せていざバイクで出発…

<橋>
一瞬、「この橋、くさってないか?」と躊躇するツバサですが、「大丈夫だろ」とコウイチに促され、橋を渡ろうとすると。降りしきる雨と雷の中、橋の上でそのバイクに乗った光ちゃんと翼が落下してしまうのです。

落下して、気を失った光ちゃんと翼。光ちゃんは起き上がりますが、動けない翼。「ツバサ、ツバサ!!!」の声と、救急車の音が響き、白い幕に赤い血がそまったものが舞台上にかかります。

<病院>
バイクを運転しそこねたのではとコウイチを責めるメンバー(MA)。リーダー「何か他のアクシデントがあったのでは」。ツバサへの必死の治療。翼のケガは大腿部複雑骨折で、大量出血により、一命をとりとめられるかどうかの瀬戸際に、医者に「踊れるますか?」と聞いたらあきれられたコウイチ。そこでコウイチが出した結論は「ショーを続けなくちゃ」「兄貴の後、オレとツバサは2人で頑張るつもりだったんだ」「ツバサならわかってくれる」「ツバサのためにもショーの幕を開け続けなければ。それがオレの責任のとり方なんだと」と。リーダーもお姉さんも「今日は中止」と言い張り、メンバーは「ショーがやりたければ、お前一人でやれ!」と。そして、たった一人でも幕を開けることにしたコウイチ。

<ジャパネスクショー>
「Japanesuque Medley」
・月夜ノ物語

・千年経
・Where is Tomorrow?
・竜神
・Ben-Key
・カルミナ・プラーナ
ここからはコウイチワールド。ジャパネスクショーですから、日本的で、海外の方に受けそうなアレンジになってるカンジですね。「月夜ノ物語」は、ピンクのラメと白の着物の2枚重ねみたいなカンジで、耽美な世界を感じるこの曲自体が好きなよこじゅんとしては、それだけでもう、ウットリです。「千年経」は、光ちゃんが歌舞伎調の衣装に身を包み、面をかぶってどんどんはずしたり、大きな傘をどんどん出したりしていく曲。「Where is Tomorrow」は光ちゃんが赤いシャツと黒いパンツでキメキメにハードに踊ります。「竜神」この曲では、2頭の竜が出てきて、塚ちゃんが竜にとらわれます。そこを光ちゃんが刀で立ち向かい、退治(光ちゃん衣装は前回のハムレットと似ているかんじ)「Ben−Key」(前は弁慶っていう日本語だったんですが)カズが横笛をふきながら登場。MAが味方で登場。賊にかこまれてしまう光ちゃんが、殺陣で立ち回りをして、退治しますが、命を落としてしまい…。「カルミナプラーナ」で復活。前より、このBen−Keyのシーンは長かったような気がしますね。

<バックステージ>
このショーをみたニューヨークブロードウェーのエージェントから、是非ニューヨークでやらないかとの話が。断わりたいというお姉さん。引き受けたほうがいいというリーダー。そこには、過去、ニューヨークで自殺したコウイチの兄のことがよぎって離れないのです。哀しみゆえに引き受けたくない、そして、翼を置いては行けないというお姉さん。ツバサのためにもオレは行くというコウイチ。

<病室>
ここで、入院してるツバサの登場。舞台の奥のほうにオーガンジーみたいな透けるスクリーンのむこうにベッドに横たわっています。MAが見舞いにきて、コウイチの心がわからない、俺は行くのをやめようかと思っているというMAに、あたたかな笑顔で「ブロードウエーから話しが来るなんて、良かったな!!みんな、行ってくれよ。コウイチを助けてくれよ。俺は大丈夫だから。」と。おおぉ〜〜〜〜今までは、ここで、すねて、嫌な悪い子になってたのに、いい子になったんだ〜〜と思ったら、MAが帰ってしまうと、すごんだ声で、「人間は一人で生まれて一人で死ぬ。コウイチ、今度は、お前が孤独を味わえ。オレのことなんか、記憶から消してくれよ!」

<リクエスト芝居>「御存知堂本光一九変化相勤申候」
1.「エレクトラ」(ギリシャ悲劇の最高傑作)
2.「曽根崎心中」(近松門左衛門作の心中物の傑作)
3.「リチャード3世」(シェイクスピア作・史上最高の歴史劇)
4.「新撰組」(幕末に散った若き獅子、沖田総司の生涯)
5.「ノートルダム・ド・パリ」(ヴィクトル・ユーゴ作・不滅の愛の物語)
6.「東海道四谷怪談」(鶴屋南北作の江戸怪奇狂言)
7.「ハムレット」(シェイクスピア四大悲劇の中の最高傑作)
8.「忠臣蔵」(武士道の忠義と日本人の心を描いた名作)
9.「モビィディック(白鯨)」(巨大な鯨への復讐を誓う船長の執念を描いたジョン・メリビルの傑作)

ニューヨークへ向かう船の船底で、稽古をしていたメンバーだが、今日は、その稽古をお客様に見せると。そして、その演目はお客様に選んでいただくと。で、あっきーと光ちゃんがステージ上に出てきて、オーケストラピットには、9演目の衣装が出現。観客にむかって「スクリーンに映し出された9演目の中から見たいものを決めるように」言う2人。このスクリーンには、縦3、横3の計9マスが表示されていまして、そこで光ちゃんの指示に従い、出ている演目から自分の見たいものを心の中で一つ選び、そのあと、さらに光ちゃんの指示(右とか、上とか)にしたがって、スクリーン上のマスを(自分の頭のなかで)ずらしていくと、ある公演にたどりつきます。その公演は何になりましたか?と会場に問いかける光ちゃん。頭を使うとわかるとは思いますが、ここで、多分、皆さんのたどりついた公演は、最初に別々なものを選んだとしても、結局はなにか決まった1つになるはずというのが、よこじゅんの推理。だから、多分、「今日はこれ」って事前に裏で決めてて、それになるように誘導されてる気がする(笑)。まぁ、それはそれで日替わりですし(笑)。初日公演は「リチャード3世」でした。

<New York、New York>「New York、New York」
現実的にニューヨークについたメンバーたち。

 

<休憩>

第2幕

<インペリアルガーデンシアター(13年前)>「Swing Jazz Medley」「Moonlight Serenade」
コウイチの兄ヒカルが、妻であるナオと踊ってます。

<グリーンルーム>「レクイエム」
(ひきつづき13年前)しかし、リーダーが出てきて、コウイチ兄に悲惨な劇評の載った新聞を見せます。さらに、何者かによって公演で使う曲の著作権がすべて売却されてしまい、明日から公演が続けられないと。オレが悪かったと自殺しようとするリーダー。それを止め、自らが命を絶つヒカル。13階段で自殺するシーン。自殺した途端「あにきぃぃ〜〜〜」との声がして、なんと早代わりで、光ちゃん本人は1階客席から登場〜!

翼は病院にいる設定なので、しばらく出てきません。

<バックステージ(現在)>
ニューヨークのステージ裏で、13年前の兄のことを思うコウイチ。現地の黒人ダンサーたちに話し掛けられるのだが、彼らはなんと兄のことを知っていて、今回コウイチがNYに来るとのことで戻ってきたと。

<ブロードウェイツアー>
「On The Town」「Lucky Star」
<バックステージ>
黒人ダンサーたちと、メンバーとで、踊りをセッションするカンジですかね。

<ワールドアドベンチャー>「World Adventure」
  
<ラスベガス>「Las Vegas」
  
<ジャングル>「Jungle」
  
<アイリッシュ>「Irish」
  
<スパニッシュ>「我が愛しきDeva」
  
<ウエストサイド>「Westside」

そしてミュージカルぽく踊るシーンがでてきます。この部分が、ニューヨークでのコウイチのミュージカル初日の内容ってことですね。色とりどりの世界が楽しめて、大好きです。「我が愛しきDeva」で最後に光ちゃんが台宙をするのですが、どうしたんだろ、めずらしく着地に失敗して、しりもちをついてしまい、まぁ、すぐに立ってポーズを決めたのですが、足を怪我したんじゃないかと心配してしまったりしました。そのあと、特に変わるカンジもなく、普通に演じてたから大丈夫なのかもしれませんけど。ウエストサイドでは、映画にもなっていますウエストサイドストーリーっぽくなっているシーンがあり、最後、相手を刺したコウイチ、相手の顔を見るとなぜかツバサに見えてしまうという。。ツバサのことが頭によぎってしまうのです。

<バックステージ>「What 10(Ju)wanna say」
初舞台は大成功。記者が押し寄せてインタビューを受けるコウイチ。記者の方々には腰を低くしておこうな、とメンバーには言っていたのに、いざとなると、赤いド派手なコートを着てサングラスをし、調子にのった様子。その姿を見て、MA(やらっち)は、「オレはもうここにいてもやることはない」と、ツバサの元に、東京に帰るといいます。調子に乗った様子の光ちゃん、コートをはだけさせたりしてて、かなりおもしろいんですけどね(笑)。

<深夜のグリーンルーム>
秋山がコウイチのそばへ、登場。ツバサのそばでツバサを見守るため、自分たちは東京に帰る、と。「コウイチ、お前も東京に帰って来い」という秋山。「帰らない」というコウイチ。コウイチは、ツバサは俺を恨んでいるんだろうな、俺を恨むことでツバサの生きる力になるならそれがいい、ツバサがいつ治っても大丈夫なように自分がニューヨークで頑張る、ツバサならわかってくれるさ、大丈夫、と言い張るのです。秋山は仲間であるツバサを夢の犠牲者にするのかとコウイチを責めます。そこにMA登場。「ツバサが東京で病院を抜け出していなくなった。みつからない、と」。すぐに戻ると言い張る、MA。が、コウイチは「それでいいんだ。ツバサが病院を抜け出したなら」と。そんなコウイチを見損なったと責める3人。

<崖の上>「消えない悲しみ 消せない記憶」
いっぽう、病院を抜け出したツバサ、海辺のちょっと高いところで杖をついて立っています。「白い鯨が幸運をもたらしてくれるというらしい。オレにもその鯨は現れるのか?」と、救いを求めているような遠い目で。一方、NYのコウイチ。(舞台の左手側に光ちゃん、右手奥のほうの崖の上に翼くん、2元中継みたいなカンジ)。翼、早くニューヨークに来い!と願っています。そして、光ちゃんの「消えない悲しみ 消せない記憶」が流れ、歌うんですが、これ、光ちゃん作詞作曲ですが、死んでしまった恋人をテーマにした歌ですよね〜と思いながら、でも、遠くに離れている大切な人を思う気持ちとしてはなにげにマッチする感じ。そして、今度は翼くんが歌い、光ちゃんが踊ってます。これね〜よかったですね〜。最後は光一・翼で歌ってます。良かったですよ、これも。
そして、コウイチの心の叫び、ツバサの心の叫びが、遠く離れているのに、行き交いますが、いざ、クロスすると「足を返せ!!」「お前が病んでいるのは足じゃない。その心だ。お前に勇気があるなら、ニューヨークに来い!」と。そして、怒りのあまり、崖から飛び降りるツバサ。が、足は治っていた・・ふっきれたツバサのもとに、ちょうどニューヨークから帰ってきたMA。ふっきれたツバサと共にニューヨークへ。。。
「輝きの日々」
<オンステージ>「Let’s Go To Tokyo」光ちゃん、金の刺繍のついた白いスーツ

<バックステージ>「Get Down」
そして、ニューヨークにきたツバサ!!なんと、ステージ裏で、メンバーたちと歌い踊ります。始まるときにスクリーンに翼くんのシルエットが映るだけでもかっこいい(笑)。そして、最後にバック転で決めるツバサ。(おおぉ、まだ、バック転出来たんだ!!よかった)
コウイチの前に現れて「NYに来ちゃった」と。お互いに相手を思いやるコウイチとツバサ。つらく当ってたことを謝るMA。すごく暖かな目で見ることができて、気分いいです。そして、ちょこっと、アドリブ!光ちゃんが、翼くんに、お前のために用意していた衣装がある!と。なんと、スケスケっていうか、網っていうか、女性のスリップドレスの形なんだけど、生地で出来てるんじゃなくて、運動会の障害物競走などで使いそうな網で出来てるの(笑)。いや、多分、網目ひとつが、10センチ四方ぐらい(笑)。胸の部分だけ、当て布がついてるカンジ。光ちゃん「ラインを取って、毎日、アイロンするのタイヘンだったんだから」と。翼、超ニコニコでかわいい♪「スケスケじゃん!」みたいなことを言いつつ、嬉しそうです(笑)。そして、光ちゃん「ちゃんと、間から出してくれよ」と(笑)。翼くん「わかった!」(笑)。あっきーは笑いがとまらなくて「初日からいきなり下ネタかよ!」とツッコミますが、光ちゃん「下ネタと思うから、そう聞こえるんだ!オレはそんな風には言ってない!」みたいな(笑)。ほんっと、おかしすぎ。

「Motown Medley」
そして、この曲で、光ちゃんからいただいたスリップドレスを自分の体に当て、ノリノリで踊る翼くんがおかしすぎ&かわいすぎ!!!ステッキはお姉さんが最初使ってて、途中から光ちゃん。翼くん、いったんはけます。で、曲調がかわったところで、白いタキシードで階段から登場〜〜!!!リーダー的に踊りますが、これがまたかっこいい!!!!

そして、ツバサも合流して、ますます栄えるカンパニー。でも、全てがはっきりしたコウイチは、ナオおねえさんと、リーダーとツバサ、秋山、シュンスケ、カズを呼び出します。で、雑誌記者と会うからこれで失礼する、というリーダーをつかまえ、「兄貴が自殺するように仕向ける悪評記事を書かせたのも、コウイチのフライングのロープが切れたのも、ツバサがバイクの事故にあったのも、全部お前が仕組んでいたことだったんだ」と、暴きます。そこで、いきなりリーダーは、本性を発揮。光のあたる人間がねたましく、そいつらを地獄に落としたかったと。そして、このリーダーに連れていかれそうになるシュンスケ。救いに行くコウイチ。が、リーダーに撃たれ、続けて、カズの身代わりにナオ姉さんも撃たれ…コウイチはヒカルに助けられたものの、ナオ姉さんの死にうちひしがれるメンバーたち。
「レクイエム」
で、ニューヨークに残ることを決めたのは、ツバサ、シュンスケ、カズ。死んだナオねえさんに向かって、俺達は家族なんだから頑張るよと。
「New York、New York」
最初は光ちゃん、次に翼くん、絶唱です。光ちゃんのセリフで「ありがとう、ニューヨーク、がんばれ、ニューヨーク」っていうのが印象的ですよね!
で、ゴースト兄貴は天国へ帰っていくのです。
<光の世界>「One」
光ちゃん、ヒカルとして、白い衣装でフライング。ツバサほかは歌いながら兄貴を見送ります。2階席へ上がって行く兄貴。

<フィナーレ>「LET’S GO TO TOKYO」
光ちゃんを中心に揃って踊ります。みんなが白い衣装で華やかにきめて踊る姿、いかにもミュージカルってカンジで大好きですね。前に比べてまたフリが変わりましたが、これも好き♪

「カーテンコール」
次々にメンバーが出てきて、お辞儀していく姿は、フォーマルなカンジです。

アンコールで「薄荷キャンディー」を歌って、終わり。光ちゃんのバックで「薄荷キャンディーを踊る翼くんは必見!でも、初日、実は間違えたっぽい(笑)。手をあげるフリを一人で早くやってしまったらしく、そのあと、もう1箇所間違えたらしく、動揺して笑ってました(笑)。

光ちゃんご挨拶
「本日はありがとうございました。改めて、皆さんのあたたかい拍手に励まされました」「今日はこの前に、ゲネプロという本番どおりの通し稽古を行ったのですが、全然通りませんでした」「でも、僕はスタッフを信頼してますから」と。再度のカーテンコールの際にも「スタッフの皆さんにもあたたかい拍手を」って言ってました。ほんっと、座長が身についてます。

で、よこじゅん的感想は…まず、全体が以前のSHOCKよりさらに感情移入がしやすく、わかりやすいように構成されていたと思います。コウイチとツバサの心の動きがわかりやすく、また、解決したときはすがすがしい気持ちを持つことができる流れになっていたと思います。
翼くんの出演部分に関しては、ステージの上で踊るシーンが増えたこともとても嬉しいですし、ツバサという役どころのお調子者な部分がもっと出せるようになって、良くなったと思います。帝劇という舞台の上にいいカンジに慣れてきたのだと思いますが、今井翼らしく、のびのびと演じ続けてほしいですね。
構成全体は、やっぱ、SHOCKはミュージカルよね〜〜というか、歌とダンスのシーンが多くて、大好きですね。華やかなダンス、激しいダンス、キメキメダンス、楽しいダンスなどなど、ダンスを見ているこちらが、自然に笑みをうかべてしまう、すごいパワーを持ってます。踊ってるほうはすごいタイヘンだと思いますけど(笑)。
いいカンジで、青年らしく成長した「SHOCK」で、見ているこちらもいいカンジに落ち着いて見れて、とてもとても楽しかったです。

ほんっとケガないように千秋楽までつっぱしってほしいです!!

 

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