「逆きき手(腕)の法則」 右利きの人は「左手」、左利きの人は「右手」をうまく使いましょう。体のバランスをとったり、筋肉を効率よく動かしたり、目標を取るために利用したりします。もっと空いた手を使うべきです。ただし、重心や次の動作に支障のないように。
◆ショートサービス◆ ダブルスの場合、ショートサービスが多用されます。フォアかバックハンドでシャトルを前方へ押し出すイメージで直線的にスイングします。さらに、フライトの頂点を自分のコート内で作り、レシーバーにプッシュされないよう、ネットになるべく近いフライトのサービスを打つことです。
◆クリア、ハイクリア◆ 打つ前にクリアの落下点へ正確にはいる練習をおこないます。ヒットポイントは頭の真上から10センチほど前になりますので、打たないと「額」に当たるくらいでしょう。脳天に当たると前に出すぎ、前に落ちると後ろ過ぎと言うことになります。額に当たるようになれば打つ練習に入ります。(頭をシャトルへ持っていき、まるでアシカショーのまねをする「つわもの」もいました。爆笑)
◆スマッシュ◆ クリアよりもやや前方で約20センチ、インパクトする高さは最も高いところに心がけながら体重移動を後ろ足(右足)から前足(左足)へのスムーズな移行で、インパクト寸前に、前足に移動し、ヒットした後、後ろ足が軽く前に出る程度の体重移動を行います。 40代以上の人は、なるべくジャンピングスマッシュのようなジャンプするスマッシュは控えましょう。ジャンプするとかえって次の動作が遅くなります。(アキレス腱を切った例や捻挫した例があります。) スマッシュでも力ではなくコースやショットの正確さで対抗しましょう。 矯正方法として、片足立ちでのスマッシュを体感してもらいます。(右足のみ、左足のみ) 次に両足での「テイクバック」、「左手を伸ばし」、「待って」、「左足(体重をかける)」、「インパクト」を意識しながら素振りする。フォームができたら(スムーズな体重移動ができたら)、実際に打って、フォームを矯正します。りきみすぎるとネットにかかったりアウトになったり、狙ったコースに飛ばないようになります。ショットのコースは、予め決めたところに打つようにします。 ネットにかかったり、アウトの場合は、打点の位置が低いことが考えられます。肘の位置を耳の位置より高いところで保持するようにします。
◆プッシュ◆ ネット付近での浮いた玉を打ち込むショットです。プッシュのヒットポイントは手を前に伸ばした位置で顔の付近。スイングはすばやくコンパクトにします。身体全体でシャトルを押し出すように利き足を出します。ショットは浮かさずコートに突き刺さすようなイメージで角度をつけてネット際や両サイド、ホディーアタックを狙います。あまいヘアピンには、コースを狙ってのプッシュが有効です。この場合のプッシュはワイパースイング(,ネットに平行にスイング)でのプッシュです。
◆ヘアピン◆ ネットをはうようなショットです。できるだけ目の高さより上で処理します。ヒットした後、シャトルが放物線(頂点は自分たちのコート内)を描いてネットを越える「面(エントリーは床に対して45度の角度)」を作って、ラケットを振らずに押し出すつもりでヒットします。ヒットするときに床と平行になるよう角度を浅くします。面が作れるようになったらクロスネットを練習しましょう。クロスネットはウエスタングリップぎみに持ち替え、若干の振り(肘を起点に)が加わります。 ネットでよく失敗する原因は、グリップをしっかり握るあまりに身体まで硬くなってしまっているのが原因の場合が多く見られます。グリップをやさしく持ち、ラケットがしなやかに動かせるようにすることです。もう一つの原因は、ラケットを振ってしまうことです。フットワークでシャトルを押し出すイメージ(シャトルを飛ばす方向へ身体を移動させると言うことです。)です。
◆ドライブ◆ このショットは、床に対して平行なフライトになるので打点としてはなるべくネットより高い位置でヒットさせなければなりません。ネットすれすれを超える面を作りコンパクトに振ります。サイドハンド気味で高い位置でヒットするように練習すると「すれすれに超える面」がつかみやすいです。原則は、身体の前でインパクトし、ラケット面は少し上向きにします。
◆ドロップ◆ このショットは、オーバーヘッドストロークでスマッシュかクリアのフォームでインパクト寸前に力を抜いてスイングします。ネット付近に落とすショットなので相手ショートサービスライン付近に落とすよう練習します。ネットまでの距離とちから加減がわかるまで練習します。ショットがそれより短い場合はカットになります。
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