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旅行鳥取旅行記−ゆめみなと博,羽合温泉(1997年8月)
羽合温泉

ハワイ温泉・・?
ゆめみなと博1  職場に出入りしていた旅行代理店の若者(実は教え子だった!)に,この夏旅行に行くのに,どこか良いところはないかと問うと,「リッチにハワイ温泉なんかどうですかね。」と言う。何をバカなことを言っているのかとその時は相手にしなかった。
 そういえば,山陰で博覧会もあるしと言っていたことを思い出し,家に帰ってよく調べると,鳥取に「ハワイ(羽合)温泉」というのが,本当にあるではないか。リッチになどといういらん形容詞をつけるから,無知な私は本当のハワイか,どこかの盛り場にあるお店と間違えていた。恥ずかしい!
 次に旅行代理店の彼が来たとき,「やっぱり,言っていた羽合にするわ!」と知らなかったことも告げず,さりげなく言って,決めてしまった。思えば山陰に行くのは初めてだ。

のろのろ運転・・・で。
 中国自動車道・岡山自動車道・米子自動車道と通り,ようやく鳥取県境港市付近の一般道へ降りた。運転しやすそうな道路である。多くのひとが博覧会に行くのか,いつもよりは車の数は多いのだろうなと思いながら,車を運転していた。
 しかし,なにやらいつもの私のスピードのリズムと合わない。私も広島ではそんなにスピードを出す方ではないのに,かなり遅いのだ。少しいらいらしながら,止まったり行ったりをくり返し,もうすぐ会場かなというところで,・・・「ガッッ!」。やってもうた!前の車にコッツンコ。(した覚えがないと前の車のおじさんには言い張ったたが,ちょっとぼけていたのでそれもどうか定かではなかった。怒っていたおじさんだが,私の車に乗っている幼い子どもの顔を見ながら,「気いつけて行きや!」と言っていってくれて何とか一件落着。もう着く前から,疲れてしまった。(私よりも家族が疲れたでしょう)。そういえば前の車のおじさんも広島ナンバーだった。

鳥取ゆめみなと博覧会
ゆめみなと博覧会  ようやく無事(じゃないけれど)到着し,見るからに広そうな会場に足を踏み入れた。人の多さと暑さでもうダウンしそうな私たちでした。
 ともかく昼食をと案内図を片手に探すが,どこも人の行列。クーラーのあるところなど入れそうもない。しかたなく外のテーブルを確保し,カレーとナンとビール・ジュースで昼食を済ませた。できるだけ,見て回ったつもりだが,今は余りよく覚えていない。暑かったな〜!というのがトータルした感想である。

 そのなかで,環日本海圏の仲間の国々の展示が面白かった。優大は,いつも行く前から熱心に研究し,今回はモンゴルの「ゲル」にいたく関心をもったようだ。今回も,案内図を片手に探し出し,目を輝かせて,「ゲル」を見ていた。
 それにしても本当に暑かった。博覧会ってこんなに疲れるものなのか。あっちこっちで座るところを見つけては,休憩するのが楽しみになった。でもクーラーのあるレストランなどへたどり着くまでには,暑い中ならぶという苦行が待っていた。
 「おおー!でかいスイカじゃ〜。」写真はそのスイカの前で休憩をとる優大と恒心です。
ゲルゆめみなと博2

羽合温泉−望湖楼
望湖楼  山陰の海沿いの道をのろのろと,当たり前?の速度で運転し,地図と妻のナビゲーッションをたよりに,ようやく鳥取県東伯郡にある「羽合温泉 」についた。
旅館は「望湖楼」という,その名の通り,湖のそばにある宿で,何と本館から渡り廊下を通って行くと湖上に温泉がある。
料理は,部屋食で,内容はまずまずだが,やはり子どもには多すぎる。レストランにすればよかったといつも後悔する。
 でもここの良さは何といっても温泉!泉質が良いのだろう,本当に気持ちよく入ることができた。子どもたちも気持ちがいいのか,本館にある温泉と湖上温泉を2回以上は入ったと思う。今までで入った温泉の中でも,最上級の泉質だったと妻が,今でも言う。

鳥取砂丘
鳥取砂丘  名残惜しく,羽合温泉を後にし,鳥取砂丘を目指す。
 海岸沿いの道を通りながらやっと砂丘に着いた頃には,みな疲れていた。砂丘の広さと砂ばっかりに驚いたが,はるか遠くの海へ歩く体力はなく,かといってべらぼうに高い(と感じた)ろばに乗っていく気もなかった。そくさくと砂丘を後にし,子供の国にも行きたいようすではないので,帰路についた。

鳥取砂丘  鳥取県の一般道を通って帰る途中,「交通取り締まり」に3回ぐらい会った。もうのろのろと帰っているので,つかまりはしなかったが,今は私たちのような旅行者が多いだろうに,わざわざこの時期にする事はないだろうに,と思った私でした。(たぶん多くの人がつかまったことでしょうね。)

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