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ソフトボール入門
ウインドミルで投げよう

レッスン0 だれでもウインドミルで投げれる


アイコン  ウインドミル投法は難しいという印象があります。それは、私たちがふだんボールを投げる方法とちがうからです。ゴルフをやったことのない人がいきなりスイングすると、野球スイングになってしまうのと同じです。普通にキャッチボールをする同じ投げ方のイメージで腕を回してウインドミルで投げると、まず、失敗します。「とにかく腕を回して投げろ、コントロールはそれからだ」、という気持ちでピッチングを始めると、まず、ものになりません。しかし、きちんと初歩から学ぶと、だれでも投げれるようになります。
 早稲田の吉村監督は、あちこちで吉村式ピッチング習得法というのを教えておられます。かつては1週間で投げれる、とかやっていましたが、最近では、1時間かけずに投げれるようになる習得法をあみだされたようです。興味がある方はごらんになってください。

 東京理科大の丸山監督は、15年前からすでに、チームの全員にウインドミル投法を習得させていました。ウインドミルはだれでもゼロからのスタートですから、だれが素質があり、だれが投手として大成するかわからないので、良い投手を育てるためにとてもすぐれた方法です。また、ちょっとしたバッティング練習などでも、専門の投手がいなくてもウインドミルの球を打てるので、より実戦向きの練習ができます(投手が足りないときは、野手がサイドスローで速球を投げたりすることもあります)。

 ミラクルズも、これにならって、全員でウインドミルを習得しようと考えています。私たちと同じような、レクリエーション・ソフトボールを楽しむチームの方々も、ぜひウインドミルを習得することをお勧めします。ウインドミルの投手がいるだけで、チームのソフトボールががらっと変わります。ソフトボールが絶対、楽しくなります。
 しかし、社会人は、練習時間はかぎられています(どうせなら試合をしたいですし)。そこで、このウェブサイトで、ウインドミルの習得の仕方を簡単に説明したいと思います。

 このやり方で、小学生男子に週に1度コーチしたところ、1カ月で5人がそこそこのスピードボールを投げれるようになり、3カ月で、3人が実戦登板できるようになりました。大人の場合も、練習時間さえとれれば、同じようにできると思います。大人の方は、理屈がわかったほうがいいと思うので、ちょっと余分にいろいろ説明しています。また、言葉で表現するのはとても難しいので、「こんな感じで」というのが伝わるように、ちょっと饒舌な解説になっています。

 ぜひ、みなさんもウインドミル投法を習得し、より楽しいソフトボールの世界を体験してください。
 これを読まれた方のご意見や、質問、ここはちがうぞという批評、それから投げれるようになったといううれしいお便りをお待ちしています。
 準備ができ次第、動画も入れたいと思いますので、しばらくお待ちください。

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