ガオー！　グアーー！　ウウー！
　バオー！　バルバルバルー！

　やほ、鳩羽です。
　百獣戦隊ガオレンジャー……フルＣＧはＮＯぉー！　肩が上がらない着ぐるみがスーパー戦隊の醍醐味だぁー！（間違い）

『Ｖ〜スーパー戦隊シリーズ〜』※フィクションです
「枯れた心に潤いを！　我ら！　爆笑戦隊……ダジャレンジャー！」

　――その存在自体が冗談だと思われそうだな。

　ま、１年もあるからいずれ慣れるんだろうけど、とりあえず今は録画タイムレンジャー満喫中。
　来ぉい！　ブイレックス！！
　鳩羽でした。

「風邪だ」と書いたら、早速、お見舞いが来た。
　オフィスみさきから、美咲ちゃんと欄丸。えるちゃんと編集ピー君。他ライター陣からはお見舞いメール。
　美咲ちゃんが持参してくれたのは、プッチンプリン。欄丸はやっぱりポカリとカロリーメイト。えるちゃんはレトルトのおかゆ。編集ピー君は喉飴。
　パジャマでマスクといういでたちだったので、突然自宅に押しかけられて大困惑だったが、その気持ちは嬉しかった。持つべきものは、という奴だ。
　Αも終盤。ピー君、頑張れよ。

　こんちゃ、うらん。
　以前に紹介したＰＳソフト『エンブレムサーガ』の発売日が変更になりました。３月２９日発売の予定でしたが、５月２４日に変更になりました。
　うーん、２ヶ月延びたか……。バグだな。

　人間とは、かくも脆いものである。
　頭が朦朧として喉が痛い。体全体が倦怠感に包まれ、思考もままならない。体温が３９．３度……風邪だ。

　ＧＷ副編のアイです。
　ＴＶで『シュリ』観たぞ！
　公開当時、凄い反響だったのはみなさんご存知の通り。昼のＦＭパーソナリティが「とにかく観て！　絶対に面白いから！」といっていたのを良く覚えてたので、待ちに待ったって感じです。んで……。……うん、観たよん。えっと、『アリーｍｙラブ』には驚いたねぇ？　もう釘付けってか？　次回は何が起こるんでしょうねぇ。

　編集ピーです。
　新作特報！

　７月４日、独立記念日。ライバック一家は南の島でバカンスを計画。さあ、出発よ。忘れ物はない？　みんな揃ってる？　エイミー、ビリー、デイビッド、ケイシー。……ケイシー？　ケイシー！！

　全米大人気シリーズ『ホーム・アローン』、遂に完結！

　またもや家族に忘れられたケイシー・ライバックは、一人でお留守番。そこに現れたのは、お馴染みの泥棒二人組みだった。
ママ「ねぇあなた。ケイシーを置いてきぼりにしちゃったわ」
泥棒「あの小僧、こんどこそとっちめてやるぜ！」
パパ「ケイシー？　……だったら問題ないよ」

『沈黙の留守番』！！　スティーブン・セガール主演

泥棒「てめぇ、このナイフが見えねえのか！」
ケイシー「ああ、見えないね」
　ビシッ！　ゴキキキ！！
　カミング・スーン！

　電子戦術記事担当、ダイドーだ！

「チョット前に安いと思って、ＳＯＵＲＣＥＮＥＸＴ（http://www.sourcenext.com/）の『本格翻訳４９００』（定価４,９００円）というソフトを買ったんですけど、性能が良いのか悪いのか良く解りません。日英辞書で３４万語収録で、ＥＰＷＩＮＧ対応辞書がそのまま使えるらしいのですが、ＥＰＷＩＮＧとは何ですか？　あと、メーカーサイトで拡張専門辞書を見たら、結構なお値段でビックリしました」
（ＰＮ　次女さん）

　ピーよ！　絶対に我輩は忙しいぞ！　どういうことだ？

　電子辞書の性能は、持ち主よりも賢いのならばそれでＯＫであり、我輩の場合、巷の電子辞書は全てＯＫで一見ＫＯであるが、北斗二千年の歴史に不可能はない。

・ＥＰＷＩＮＧ｛イーピー・ウィング｝
　元来は１９８６年、富士通と岩波書店が「広辞苑ＣＤ−ＲＯＭ版」の為に共同開発したデータ・フォーマットであったが、現在は、「デイリーコンサイスシリーズ」などの著名な電子辞書の殆どはＥＰＷＩＮＧ対応になっており、検索機能が不可欠なデータベース用の主流フォーマットである。規格の統一により、検索ソフトを使いまわすことが可能となった。

　ビジネスマンが使いそうで使っていない手帳サイズの電子辞書の内部なども、ＥＰＷＩＮＧデータであったと記憶しており、その程度でＫＯされる輩は更なる精進が必要である。
　しかし、北斗な吾輩の場合、指一本、経絡秘孔の一つ「電源」で倒せるので心配ない。

　……あたっ！　安心しろ、仮死状態にしただけだ。お、こりゃえーわ（登録商標）。

　編集ピーです。
　来たる２００１年３月３日は、ＧＷ１歳の誕生日、通称「ＧＷの日」です。
　ライターの皆様、プレゼント記事を宜しくお願いします。読者の皆様、影ながら祝って下さい。アリサさん、話を聞いて下さい。編集長、戻ってきて下さい。神様、愛を下さい。

　電子戦術記事担当、ダイドーだ！

「会社のパソコンでメールを使っているのですが、ＯＬＥ（アウトルックエクスプレス）にある「ＣＣ」「ＢＣＣ」とは一体何なんですか？　同じ部署の若い社員に聞くのが早いのですが、既にＰＣ窓際族扱いで、毎日、針のむしろです。政府が推し進めるＩＴ革命は確かに良いことだと思いますが、私のようなアナログ世代にとって、この革命は痛みの方が大きいです。ビジネスをデジタル化することやネットワークで繋ぐことの意義は偉大ですが、仕事能力に欠けた若い世代では、その資産を使いこなせないと考えます。デジタル「化」、すなわちアナログなものをデジタルにするのですから、アナログ的能力を持たない世代が幅を利かせる現状は、政府や経済家の提言するＩＴ革命とは、本質的に背理しています」
（ＰＮ　係長さん）

　おおおおおおぉーーーーーーー！　あたっ！　北斗残骸拳！
　貴様は以後、アナログではなくアナクロなノラクロだ。一等兵として死ね。それ、二階級特進モノの冥土の土産だ。

・ＣＣ
　このモードでメールを送信すると、データ容量がビットやバイトではなく「立方センチメートル」として表示される。３Ｄデータ送信専用コマンドである。

・ＢＣＣ
　このモードでメールを送信すると、イギリス放送協会サイトを経由し、文字コードが「ＥＵＣ」に自動変換される。ＥＣ圈へのメール送信専用コマンドである。

　編集ピーです。
　ここを副編アイさんから引き継ぎました。これまではＧＷの技術部門と、サー・ダイドー、其茂アリサさんの担当で、副編との連載以外では余り表に出ませんでした。この機会に自分をＰＲして、一気に昇格しようと企んでいます。皆さん、ご協力を。
　まずは、ライターの中で比較的素性の知れない方、其茂アリサさんについて……や、丁度本人がいらっしゃいました。

編集Ｐ「アリサさん、少々お話を――」
アリサ「嫌」
編集Ｐ「……。あのぉ――」
アリサ「嫌」
編集Ｐ「す、素敵な、素敵な靴ですね！」
アリサ「通販のローファー」
編集Ｐ「……あの、えっと、あ！　お幾つなんですか？」
アリサ「２４」
編集Ｐ「へぇ！　凄く、その、大人の女性に見えますよ！　こう、何というか――」
アリサ「２４センチのローファーが？」
編集Ｐ「………………びーぷ」
アリサ「原稿です。じゃあ、また」

　……へ、編集長！　一体どこに行ったんですかぁーーー！！

　こんばんは、漕戸です。

「えるちゃんへ！」
　バレンタインデーの今日、部下の女子社員にチョコを貰いましたが「義理チョコです！」と強く繰り返されました。ですが、きっと照れているのだと、その表情から確信しています。ホワイトデーでは何を贈るとＯＫでしょうか？
（δさん）

　……バントライーン！　はい、出ました。
　人情チョコでＯＫだそうです。真っ白に燃え尽きて下さい。

　漕戸でした。

（……サァーイレントーキィー……）
　バレンタインの夜、いかがお過ごしでしょうか。こんばんは、岸里徹です。

　携帯電話が一般的となった今では余りありませんが、深夜に、家族と住む知人に電話をかける際は気を使ったものです。知人当人はともかく、その家族に迷惑ではなかろうかと。電話の呼び出し音は意外に大きいですから。
　僕の場合、携帯電話の相手でも、そういう気の使い方をしてしまいます。とはいえ、自分は深夜、携帯の電源を切っていたり、音量を下げていたりしているのですから、可笑しなものです。
　さて、そんな貴方にお届けする曲、宇多田ヒカルで『Ａｕｔｏｍａｔｉｃ』です。どうぞ……。

♪七回目のベルで受話器を取った君――

　さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。

　こんちゃ、うらん。
　さてさて、今日はバレンタインデーですね。そこで今回はバレンタインデーについて解説します。
　バレンタインデーとは、１９８７年に当時の春風高校光画部の部長であったＲ・田中一郎氏が、バンアレン帯を発見したことから起因している。バンアレン帯が訛ってバレンタインになり、それがバレンタインデーとなったことは、練産大（練馬産業大学）生にはあまりにも有名。
　これがバレンタインデーというものです。解かりましたか？


「解かりましたか？　じゃあねぇよ、うらん！　めちゃくちゃじゃあねぇか。だいたい『バンアレン帯』ってのは、赤道付近の上空にあって地球をとりまいている、放射能強度が極大に達している領域のことだろう。んで、発見したのはバン・アレンだ。っていうか、貴様！　マンガの読み過ぎだ！」
（編集部デスク・トーマス）

　やほ、鳩羽です。
　ピーンチ！　ガス瞬間湯沸器と石油（灯油）ストーブがクラーッシュ！　イッツ・クール・ショートカットなもんで寒さも倍増。これは大変！　こんな時こそ……。

欄丸「折角、本格的なリハビリを始めたのに、遠路遥々、何ですか？」
美咲「ほれ、修理してたもう」
欄丸「ですからね、私はそういう人じゃあないんですってば」
美咲「心配御無用！　今回は報酬アリだぞ。……ほれ、カロリーメイト・チョコレート味」
欄丸「……安い、余りに安い、私。直せるかどうか別ですけど、まぁ、見ますよ」
美咲「さすがは「オフィスみさき」所属！　私が見込んだだけのこたぁあるぜ！」
欄丸「はいはい……。じゃあ、テスター、貸して下さい」
美咲「…………は？」
欄丸「だからテスター」
美咲「……ふっふっふっふ、はっはっは、ヤマトの諸君――」
欄丸「ないならいいですよ。電池を交換します。新品、あります？」
美咲「電池？　はーっはっは！　欄丸よ、お前もまだまだ甘いなぁ。「ガス」と「灯油」の機器だぜぃ！」
欄丸「ガス瞬間湯沸器は弁の開閉、石油ストーブは着火に電池が必要なんですよ」
美咲「……ぐぅ」
欄丸「あ、直りました。どちらも単なる電池切れでしたね」
美咲「……何かモヤモヤするが、とりあえずサンキュ。ほれ、報酬だぞ」
欄丸「私も、どこか釈然としませんが、とりあえず、ありがとうございます」
美咲「一件落着。膝はどおだ？」
欄丸「膝裏の筋｛すじ｝二本が炎症を起こしているらしくて、炎症を抑える塗り薬を処方してもらいました。そろそろ少しはマシになると思いますよ」
美咲「でもピボットの練習は止めといた方がいいぞ。あとジャンプショットもな」
欄丸「……ぐぅ」

　で、テスターって、誰？
　鳩羽でした。

　何年ぶりのスキーを楽しんで、ペンションに戻ってきた時には、猛烈な吹雪が辺りを包み込んでいた。ペンションに宿泊している客は僕を含めて五人程度だった。経営者夫婦の作った三つ星レストランも顔負けのフランス料理を、バイトの二人が配膳している。客達は皆一様に感嘆の声をあげ舌鼓を打っていた。が、一人だけ椅子の横に置いた大きなバッグを気にして――しかも場違いな帽子を目深に被っている――料理を味わっている風ではなかった。
　夕食が終わり玄関横にあるロビーで、奥さんの煎れてくれたコーヒーを数人の客と、バイトの二人を交えて飲んでいた時、真っ白な世界から息も絶え絶え逃れてきた男が一人、助けを求めるように転がり込んできた。その刹那――。
　部屋に戻っていた客――あの帽子の客だ――にコーヒーを薦めにいった主人の、闇をも切り裂くような悲鳴が聞こえた。バイトの二人と一緒に駆けつけると、そこにはバラバラに切断された死体が転がっていた。窓は開け放たれていて、死体にはうっすらと雪が積もっている。
　犯人は一体誰だ？　帽子の客が部屋に戻り、死体となって発見されるまで僅か二十分。人間を殺して、死体をバラバラにするには、どんなに急いでも三十分は掛かるだろう。その間に不審な動きをしていた人物などいない。唯一は夕食後にチェックインした客だけだが、吹雪の中遅れて来た客に犯行は不可能だろう。不可能……？
「犯人はあなただ。あらかじめバラバラに切断した死体をバッグに忍ばせて――」


　８００字詰原稿用紙――１枚

　欄丸です。
　書いたかどうか忘れましたが、私は慢性・重度の不眠症で、睡眠誘導剤（いわゆる睡眠薬）がないと全く眠れず、薬を処方してもらう為に毎月、精神内科に通っています。
　そこに今回重なった歯科。初診は高額でしたが、以後は百円単位でひと安心です。整形外科、膝は相変わらず、ぐずっていて、これはリハビリに専念しない自業自得です。
　ということで、趣味の範囲ですがスポーツ、バスケットをやっているにも関わらず、医療機関にどっぷりと漬かっています。

　そんな私、先頃知人から「不眠症はビタミン不足が原因の場合もある」「きちんと食事をするか、サプリメントで補え」といわれました。
　私は食事を「きちんと」しない人なのです（笑）。

　さて、サプリメント、栄養補助食品は、報道などで耳にするので存在は知っていましたが無関心でした。ですが今回、折角の知人からの助言を試してみようと思い、とりあえず係りつけの医師にサプリメントの是非を聞いてみました。
　曰く「全ての栄養素を持って帰宅するだけの体力があるのなら、サプリメントなど必要ない」と一蹴されました。

　サプリメントとは、ビタミンＢ１や鉄などの錠剤です。
　その栄養素だけで出来ているので一錠あたりの栄養価は高密度で、栄養補助としては理想的な形態です。しかしながら、日常に必要な、或いは、成人に必要な栄養素の数は半端ではなく、仮に全てをサプリメントで補おうと思うと、先の医師のコメントとなります。
　サプリメント、アメリカでは２兆円市場らしく、日本でもブームになっているのですが、医師コメントのような事情を知っていたこともあり、これまで無関心でした。

　これでお終いではあまりなので、その医師から助言を紹介します。
「全ての栄養素が詰まっている『カロリーメイト（大塚製薬）』で充分」

　当然カロリーメイトは知っています。が、よくよく考えると、その成分表示を見たことはなく、その名称から漠然と「カロリーの塊」だと誤認していました。改めて成分表示を読んで、正直、驚きました。

『カロリーメイト』栄養成分表示（数値は省く）
・エネルギー
・タンパク質
・脂質
・糖質
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
・鉄
・マグネシウム
・リン
・ビタミンＡ、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ６、Ｂ１２、Ｃ、Ｄ、Ｅ
・ナイアシン
・パントテン酸
・葉酸
・食物繊維

　ビタミンは、一箱で１日必要量の半分を含んでいるとのこと。二箱食べれば足りる、とは安直ですが、ともかくそれくらいのものが２００円程度で市販されているというのは有り難い限りです。
　ちなみにドラッグストアで見かけたサプリメントの一つは、鉄の錠剤の瓶で１，５００円程度でした。

　私の財布は有限なので、やはりサプリメントではなく、カロリーメイトをポカリスエットで食すことにします。
　食事に関しては、また次の機会にでも。

　こんちゃ、うらん。むむ？　また質問だな？　よし、あたしが答えてあげよう。
　まずは『プレプレのフォーマットがＤＶＤ−ＲＯＭに変わって、ＰＳ２がないと見れない』ってことだな。
『プレプレ』ってのはＰＳのサポータークラブ、『プレイステーションクラブ』に入会すると送られてくる体験版やデモムービーが入っているＲＯＭで、年会費５，８００円が必要だ。ＳＣＥから送られてくるので、ＳＣＥ製のゲームの体験版がいち早くプレーできるのが特徴だ。
　んで、ＰＳ２を持ってないので見れないってことだが、これからＰＳ２を買おうって気が無いのなら、継続は不要だ。ＰＳゲームは未だに発売・開発され続けているけれど、いわゆる大作ソフトの発売ってのは皆無だ。ということは、ＳＣＥとして宣伝しなければならないＰＳソフトってのは無い。つまり体験版やデモムービーを『プレプレ』に入れるようなＰＳソフトは、これから無くなっていくだろう。ってことで、『プレプレ』の収録されるソフトはＰＳ２オンリーになる。ので、ＰＳ２を買うつもりが無ければ『プレプレ』はいらない。以上。

　次に『値下げするＤＣを買って、友達と『ファンタシースター・オンライン（ＰＳＯ）』を遊ぶ』ってのはＧｏｏｄだけれど、ＤＣはナローバンドなのでゲーム環境に疑問が残る。『ＰＳＯ』自体は魅力的なんだけれどね。

　最後に『恋愛と友情って両立可能なのでしょうか？』についてですが、これは簡単。そんなことを聞いてるうちは、絶対に解かりません。そのうち、そんな理屈もへったくれも言えなくなるような時がきますよ。迷わず行けよ、行けば解かるさ！


ＢＧＭ――バナナ・ラマ『ヴィーナス』（ＳＩＬＬＹ　ＧＯ　ＬＵＣＫＹ！バージョン）

編集ピー
「ＧＷの技術担当なんですけどね、改訂作業中にシステム落ちまくりで、もう大変なんですよ。巷でよく聞くＬｉｕｎｘって、あれ、どうなんですかね？」

　……ターゲット！　オン・ザ・ロック・オン！
　時代が欲する限り、我は不滅！　電子戦術記事担当、ダイドー少尉……復活！

　Ｌｉｎｕｘとは？　それは「ＵＮＩＸ互換」のＯＳ（オペレーティングシステム）である！　ならば、ＵＮＩＸとは？　ＯＳである！　Ｌｉｎｕｘを語るならば、ＵＩＮＸを語らねばならぬ！

・ＵＮＩＸ｛ユニックス｝
　１９６９年、米国ＡＴ＆Ｔベル研究所が開発した、マルチタスク・マルチユーザーＯＳである。当初、ＵＮＩＸはアセンブリ言語で記述されていたが、１９７３年に、ハードウェアに直結した一部アセンブリを除き、Ｃ言語で大幅に書き直された。
　そもそもＣ言語は、ＵＮＩＸを記述し直す為に開発された言語である。
　Ｃで記述されたＵＮＩＸは移植性・改良が容易で、かつ低リソースマシン上でも起動する、コストパフォーマンスに優れたＯＳで、特にネットワークに強い。基本はＣＵＩ（コマンドインターフェイス、文字コマンド主体）であるがＧＵＩ（グラフィカルインターフェイス、画像＆マウス）環境「Ｘ−Ｗｉｎｄｏｗ」も持ち合わせている。

　ＭＳ−ＤＯＳとＷｉｎｄｏｗｓ９５、ＵＮＩＸとＬｉｎｕｘ、そう考えても良かろう。
　Ｌｉｎｕｘを本気で使いこなすにはＵＮＩＸ（コマンド）は不可欠であるが、両者ともオープンソースであり、技術習得の機会入手は容易い。更に、ＵＮＩＸもＬｉｎｕｘも開発言語がＣ／Ｃ＋＋なので、ＧＵＩを無視すれば、Ｃ言語の知識でＬｉｎｕｘ用のドライバやアプリケーション開発なども可能である。

　しかしピーよ、伝え聞いた話では、ＰＳ２の開発環境はメインがＣ＋＋、コア部分がアセンブリとのことだ。
　よって……アセンブリだ！　アセンブリ開発環境はフリーウェアとして海外サイトでアップされておる。検索し、極めよ！　そして混迷した時代に風を吹き込め！

　その為の奥義を伝授しよう！　はぁぁー……北斗倍燐牙流！
*******************************************
『excite翻訳』
http://www.excite.co.jp/world/url/
　ウェブページ翻訳。指定したＵＲＬの英文を和訳する翻訳ページ。
*******************************************

　嘆き、哀しみを強さに変える、これぞ北斗の神髄なり！

　ＧＷ副編のアイです。
　マニアック情報ｂｙ美咲さん。
『グリーンホーネット』には劇場版があった！
　カトーのシーンだけを繋げた「だけ」のジークンドー武侠。カトー主演のように仕立てていて、背景とか敵とかがころころ変わっているという物凄いものらしい。
　……『グリーンホーネット』？　カトー？　茶？

　編集ピーです……戻った！
『グリーンホーネット』はブルース・リー助演（映像初登場）の、６０年代（？）のアメリカテレビシリーズです。同作でのブルース・リーは「カトー」という役名で、丁度『バットマン』のロビンのようなポジションです。劇場公開は昔々。もしかしたらレンタルショップで発見出来るかも知れません。探してみましょう。

　……ぶふぁーっ！（吐血）　で、電子、せ、せん、戦術記事担当、ダイドー……。
「マイライン」情報の補足だ。
「マイライン」登録を自分でやっても、勝手にＮＴＴにされても、市外・県外通話の際は電話機内蔵のＡＣＲ・ＬＣＲ装置が優先される。但し！　自身で「マイライン・プラス」を登録した場合、ＡＣＲ・ＬＣＲ機能は働かず、マイライン・プラス登録通信会社（固定）による通信となる。

　お、おえーーーっ！　……も、もはや何も望まぬ！　ここまでだ！
　北斗無条拳！

　……ごばぁぁーーっ！（吐血）　で、電子戦術記事担当、ダイドー……だはっ！
　何やら我輩、最近忙しい気がして仕方がないが、どういうことだ？
　ぬ？　「マイライン」か……ふん、雑魚め。片手で充分だ。

『マイラインとは？』
「電話の際、これまで必要だった「００８８」「００７７」などの識別番号をダイヤルしなくても通話できるようにする電話会社登録制度です」というのが通信会社からのＤＭの内容だが……ＬＣＲ・ＡＣＲ機能が搭載された電話機が普及している昨今、識別番号をダイヤルしている間抜けなどおらんわぁ！　弱い犬ほどよく吠える。
　マイラインとは「市内」「県内市外」「県間」「国際」の四つの通信（電話）を、どの会社の回線で行うかを、「あらかじめ登録」するサービスである。しかし、そんなことをせずとも普通はＬＣＲ・ＡＣＲで「あらかじめ（自動的に）ダイヤル」しているのであり、マイラインが始まろうが何だろうが、我々とは全く無関係なのだ。

　マイラインサービス開始は５月１日だが、登録・変更は１０月３１日まで無料であり、仮にマイライン契約をしなかった場合、全てが自動的にＮＴＴ回線使用としてマイライン登録される。

　しかし、マイライン開始後もＬＣＲ・ＡＣＲ機能は使え、「全てがＮＴＴにマイライン登録されていたとしても」、ＬＣＲ・ＡＣＲなら、日本テレコムなどで市外通話が可能なのだ。マイラインだろうがマイライン・プラスだろうが、「電話機内蔵のＬＣＲ・ＡＣＲが優先選択」され通話可能なのだ。
　よって、現在、ネットを含め、通信の割引サービスを充実させているものにとって、マイラインは「全く無関係な話」である！

　では、何故現在、通信各社がこぞって競争しているのか？　これぞ野輝のいった顧客の「抱え込み」である。
　仮に、ネットＡＰ接続と市内通話はＮＴＴ、市外通話と国際電話はテレコム、県外はＮＴＴシャベリッチという客がいたとしよう。ＮＴＴはこのうちの「市外通話と国際電話はテレコム」を是非ＮＴＴ顧客にしたい。逆にテレコムは「ネットＡＰ接続と市内通話はＮＴＴ、県外はＮＴＴシャベリッチ」を入手したいのだ。
　これまで顧客がニーズにより使い分けていた通信会社を、今度は通信会社側がまとめて「抱え込み」たいが故の競争である。見苦しい限りだ。

　結論は「無視しろ」である。
　抱え込みを狙った値下げ・割引競争により、どの通信会社でも値段は大して変わらぬであろうから、今のままでいいのだ。ＮＴＴより安い会社・サービスが登場すれば、ＮＴＴがそれに対抗するのは当然であり、放っておいても安くなる。ＣＭもＤＭも無視、現状維持で充分である。
　それでも一抹の不安を覚える輩は「２００１年１０月３１日」に、現在メインで使用している通信会社に電話し「一番安くしろ」といえば、それで完璧である。先方は「是非とも我が社をマイラインに」と必死に繰り返すだろうが、そんなものは聞き流せばいい。

　ぐがぁっ！　足りぬ……闘氣が、た、足りぬ！
　むぅぅぅーー！　みんな！　オラに元気を分けてくれ！　北斗元気玉！
　ほぁー！　スパーキン（グ）！！

　ジャーナリスト、野輝です。
　新聞など読むものではないですね。
　今日、出先で手持ちぶさただったので何気なく経済新聞を流し読みしたのですが、あるはあるはのニュースソース。あんなものを毎日読んでいたら、情報過多で死にますよ（笑）。目を惹いた記事を幾つか抜粋しますが、どれもスクープ系です。

・ＮＴＴドコモ「ｉアプリ」対応端末、松下電器産業「Ｐ５０３ｉ」致命的不具合発覚、急きょ回収措置！
　何でも、特定のサイトにアクセスすると携帯の電源が勝手に落ちて、しかもメール他のデータの殆どが消えるそうです。投入直後のハード欠陥というのは、どの業界でも同じなんですね（笑）。

・韓国インターネットサービス全面ダウン、原因は海底ケーブルの破損！
　中国、韓国などのインターネットはアクセス対象がどのサイトであれ、一旦アメリカのサイトを経由しているそうです。今回、韓国〜米国間の海底ケーブルが漁業網により損傷し（笑）、応急措置として別の回線を使用したそうですが、破損ケーブルが韓国ネットのメインルートだった為、迂回ルートの容量が対応し切れず、迂回ルート周辺のアクセススピードが極端にダウンしているとのこと。シンガポールなどにも影響を及ぼしているらしく、長期化すると経済的な打撃になりかねないらしいです。海底ケーブル、サイバーアタックよりも効果的かもしれませんね（笑）。

・ＴＴｎｅｔ、マイライン競争に大胆参入！
　ＴＴｎｅｔ（東京電話）というのは関東圏の通信業者だそうです。現在、「マイライン」による顧客の「抱え込み」を狙い、ＮＴＴ、テレコム、ＫＤＤＩが、０．１円単位の値下げ競争＆ＣＭ大放出＆ダイレクトメールばらまき＆テレアポを行っていますが、ＴＴｎｅｔはそれらを大幅に上回る割引率で勝負をかけてきたそうです。マイラインは５月１日にサービス開始ですが、登録〆切は１０月末です。それまでは、し烈な値下げ競争が繰り返されそうで、消費者としては嬉しい限りですね（笑）。
　気になるマイラインの詳細に関しては、サー・ダイドーに解説を依頼しておきます。

　とまあこんな様子です。
　新聞の密度はテレビ報道の比ではないですね。無関係なのに株価チェックなどしてしまいました（笑）。

　僕はプレプレ会員なのですが、今日、『プレプレ２　Ｖｏｌｕｍｅ０　準備号』というものが届きました。
　内容は――
『グランツーリスモ３　Ａ−ｓｐｅｃ』デモ＆ムービー。
　ムービー収録。
『スペースヴィーナス』ソニー・ミュージックエンタテインメント
『鬼武者』カプコン
『決戦�U』コーエー
『首都高バトル０』元気
『Ｚ．Ｏ．Ｅ』コナミ
『シャドウオブメモリーズ』コナミ
『ワールドサッカーウイニングイレブン５』ＫＣＥ東京
『電車でＧＯ！　３　通勤編』タイトー
『風のクロノア２〜世界が望んだ忘れもの〜』ナムコ
『スカイガンナー』ソニー・コンピュータエンタテインメント
『ｔｕｇｕｎａｉ〜つぐない〜』ソニー・コンピュータエンタテインメント
『フェイズパラドックス』ソニー・コンピュータエンタテインメント
『ポイニーポイン』ソニー・コンピュータエンタテインメント
『ボクと魔王』ソニー・コンピュータエンタテインメント
『ポポロクロイス物語３〜はじまりの冒険〜』ソニー・コンピュータエンタテインメント
　――更にＣＭコレクション１３個です。

　ＤＶＤ・ＰＳ２フォーマットで、パッケージもＰＳ２ソフトと一緒なんですが、僕はＰＳ２を持っていないので内容が見れません。どうしたらいいんでしょうか？　値下げするＤＣを友達と一緒に買って『ファンタシースター・オンライン』をするつもりでお小遣いを貯めているのですが、やっぱりＰＳ２を買うべきなのでしょうか？

　あと、ちょうど会員期限切れだったので、プレイステーションクラブ入会（継続）の書類が同封されていました。年会費は５，８００円なのですが、継続したほうがいいんでしょうか？　継続した場合、ＰＳ２を買わないといけないのでしょうか？　その場合、『ファンタシースター・オンライン』は諦めなければいけないのでしょうか？　友達との約束はどうしたらいいんでしょうか？　友情は永遠じゃあないんでしょうか？　恋愛と友情って両立可能なのでしょうか？　僕は何をいってるのでしょうか？

　こんちゃ、うらん。
　今回は……、あれ？　読者からの質問？　サーめ、わかんないからってあたしに振るなよ。ちっ、まあいいか。答えであげよう。まず、

「ニンテンドーゲームキューブって、ＭＡＣのパクリじゃあないですか？」

　について。
　結論から言うと、その通り（爆）。
　似てるんだよねぇ、Ｍａｃ−Ｇ４キューブに。取っ手がついてるとこなんかもそっくり（『ニンテンドーゲームキューブ』は背面、『Ｇ４キューブ』は下部）。でも、それを言っちゃあ『Ｘｂｏｘ』と『３ＤＯリアル』もそっくりだぞ（笑）。
　続いて、

「『レンタヒーロー』ＰＳへの移植希望」

　について。
　セガマニア御用達のカリスマゲーム『レンタヒーロー』だけど、それだけに他機種に移植しても売り上げが見込めない。たとえＰＳへの移植であっても無理なんじゃあないかな？　海外版はありうるけれどね。
　ＰＳでは無理かもしれないけれど、ＧＢＡだったら希望はある。あれはＳＦＣよりもスペックは上なので、メガドライブ（ＭＤ）版を移植するぶんだったら何の問題もない。現にセガ最高執行責任者である香山哲氏は、ＭＤソフトをＧＢＡに積極的に移植する可能性を示唆している。また、同氏はサターンが欧米市場で売れていないことを「幸い」と評し、サターンソフトを欧米版ＰＳに移植することも示唆した。
　と言うことで『レンタヒーロー』のＰＳ移植は、無理（爆）。


●香山哲
マリーガルマネジメント創設者。「ゲームはクリエーターのもの」をキーワードに数々のゲームを世に送り出してきた。彼自信はクリエーターではなく、マネージャー（ビジネスマン）。マリーガルの代表作は以下。

『サクラ大戦』ＧＢカラー
『ピカチュウ元気でチュウ』Ｎ６４
『カスタムロボ』Ｎ６４
『巨人のドシン１』Ｎ６４ＤＤ
　他多数。

　マリーガルマネジメントはソフトメーカーではなく、メーカーと開発者の橋渡し的役割をする会社。投資家から開発費を募り、それを開発者へ。儲けが出ればそれを投資家へ分配する『ゲームファンド』というシステムを作ったところとして有名。

　……ごふっ！（吐血）　ふぅーーーっ、電子戦術記事担当、ダイドー……がはっ！　……だ。
　読者からゲーム系の質問だ。幾つかはヒフミめに回し、後は我輩が答えよう。
　まずヒフミの分だ。

「ニンテンドーゲームキューブって、ＭＡＣのパクリじゃあないですか？」
「『レンタヒーロー』ＰＳへの移植希望」
（蒙些市　ＰＮ・ローンナイトさん）

　吾輩からの解説は下記、ソフト開発環境に関してである。

「最新ゲーム機の無駄なスペック、ゲーム開発者が使いこなせないハードってのは問題ありじゃあないでしょうか？　ＳＦＣ（スーパーファミコン）、ＳＳ（セガサターン）、ＰＳ（プレイステーション）などがそうですが、後継機が出た後に結構いいソフトが出た気がします」
（同じく、蒙些市　ＰＮ・ローンナイトさん）

　まずは、ハードのスペック談話に欠かせない、プログラム言語の基礎知識である。
　そもそもプログラム言語とは、ＣＰＵ・演算装置、ハードウェアに２進数で命令を与える言語の総称である。よって基本的には０と１の羅列だ。しかしプログラマが０と１を羅列するのでは作業として困難であり、そこに登場したのが各種プログラム言語である。
　０と１の羅列言語は「マシン語（機械語）」と呼ばれ、それに最も近いプログラム言語は、「アセンブリ（言語）」である。命令文であるニーモニック記号はマシン語と１対１で対応しており、よってソース（命令文）は殆ど意味不明であるが、マシン語に最も近い故、マシン・ハードの能力を最大限まで発揮できる、最強言語である。

　しかしマシン語やアセンブリなどやってられんので、マシン語をヒューマンライクに書けるプログラム言語が続々と登場する。ちなみにアセンブリは、アセンブラという翻訳装置でアセンブル（翻訳）され、ソフトウェアの完成となる。アセンブリのようにマシン語に近い（読み辛い）プログラム言語を「低水準言語」と呼び、逆に人間語（基本は英語）に近いもの（読み易い）を「高水準言語」と呼ぶ。

　代表的な高水準プログラム言語は以下。

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・ＦＯＲＴＲＡＮ｛フォートラン｝
　１９５４年、ＩＢＭ開発。
　物理・天文等、科学技術計算言語。世界最古の高水準言語。

・ＣＯＢＯＬ｛コボル｝
　１９６０年、アメリカ国防総省開発開発。
　事務処理用言語。

・ＬＩＳＰ｛リスプ｝
　１９６２年開発。
　人工知能、知識工学、数式処理言語。

・ＡＬＧＯＬ｛アルゴル｝
　１９６２年、個人や団体ではなく国際会議により開発。
　科学技術計算言語。ＣＰＬ（Ｃの先祖）、ＰＬ／�T｛ピーエルワン｝、Ｐａｓｃａｌ、Ｃ、Ｍｏｄｕｌａ−２、Ａｄａなどの各種言語の基礎でもある。

・ＢＡＳＩＣ｛ベーシック｝
　１９６５年、米国人がＦＯＲＴＲＡＮをベースに教育用に開発。
　インタプリタ（コンパイル不要）言語。言語自体にエディタやＯＳを持ち、マイクロソフト社により広く普及した。扱い易いが、移植性が極端に悪い。

・Ｐａｓｃａｌ｛パスカル｝
　１９７１年、スイス人開発。
　実践的ではない、教育用言語。

・Ｍｏｄｕｌａ−２｛モデュラーツー｝
　１９７８年、開発者はＰａｓｃａｌと同じ。
　Ｐａｓｃａｌの上位言語。

・Ａｄａ｛エイダ｝
　１９８０年、アメリカ国防総省開発。
　Ｐａｓｃａｌを拡張した言語。信頼性、保守性、書き易さよりも読み易さを追求。

・Ｃ｛シー｝
　１９７２年、米国ＡＴ＆Ｔベル研究所開発。
　元来はＵＮＩＸを記述する為の言語。ネーミングは、前進のＢ言語の次「Ｎｅｘｔ　ｔｏ　Ｂ」。

・Ｃ＋＋｛シープラスプラス｝
　１９８２年、米国ＡＴ＆Ｔベル研究所開発。
　オブジェクト指向プログラム言語で、Ｗｉｎｄｏｗｓを始め、現時点で最も一般的。ネーミングはＣ言語の「＋＋（インクリメント、１つ進める）」という命令文から、「１つ進んだＣ」。
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　ざっと、このような感じだ。手元の資料が少々古くて申し訳ないが、プログラム言語はまだまだ沢山ある、各自予習せよ。……む？　何の話だったか……おう！　ゲームである。

　うろ覚えですまぬが、ＦＣ（ファミリーコンピューター、１９８３年）はＣだ（った筈）。次のＳＦＣ（１９９０年）もＣだ（ろう）。故にＦＣプログラマ（Ｃ言語プログラマ）はＳＦＣ市場に難なく参入。
　ＰＳはＣ＋＋である（断言）。Ｃ＋＋の開発環境（エディタ、コンパイラ、デバッカーの総称）の価格は個人購入範囲内であった。更にＰＳというＯＳ専用開発装置（ＰＳソフト開発に必要不可欠）をソニーが『ネットやろうぜ！』という企画で一般に広く配布し（伝説の「青いＰＳ」。有料、数量限定）、ＰＳプログラマは爆発的に増加した。それがＰＳ隆盛の起源だ。

　ＰＳはＣ＋＋だが、当然その上位（マシン語により近い）言語であるアセンブリも使用可能であり、アセンブリゲームで代表的なものは『ランナバウト』である。同じくＦＣ『ファイナルファンタジー�V』などもアセンブリだと記憶している（伝説のプログラマ、ナーシャ・ジベリ作）。
　要するに、マシンスペックの限界を追求するにはアセンブリしかないのだ。そもそもアセンブリとは命令を与えるマシン・ハードウェアの特性を完全に把握せねば、一行たりとも書けぬ言語でもあり、アセンブリ＝マシンスペック限界、ともいえる。

　で、質問は何だったか……そうそう、マシンスペックだ。あらゆるハードに共通だが、市場投入直後のハードに対するソフトは、そのハードのスペックを１００％使い切れない。プログラマが、新しい言語や開発環境やハードに精通していないからである。また、Ｃ＋＋などの場合、ある処理過程をまとめた「ライブラリ」というものにより実現可能な処理が増えることも一因である。
　例えばＳＣＥ『ワイルドアームス』の光源処理、『グランツーリスモ』の車体への映り込みなど。あれらは全て新開発された「Ｃ＋＋の」ライブラリによるものであり、そういった特殊なライブラリは研究者により作られ、一部のプログラマがそれを「使わせてもらう」だけである。また、二流ソフトハウスには、そのライブラリは公開されないのである。
　ライブラリを独自開発するプログラマやソフトハウスも幾つかあり、そういった輩はたいてい生き残る。

　うむ、これで回答になったであろう。
　ハードを問わず、後から発売されるソフトほど技術水準は高く面白いのは、このような背景からである。プログラマが成熟し、ソフトハウスにノウハウが整うのだな。
　ところでＰＳ２はＣ＋＋か？（知らぬ）　ゲームキューブ、ＧＢＡは……ＬＩＳＰか？（人工知能希望）

　最後に我輩的見解。
　プログラマとは「アセンブリ使い」「ＦＯＲＴＲＡＮ使い」を指し、それ以外のＣ＋＋、ＣＯＢＯＬ、ＶＢ（ヴィジュアルベーシック）、Ｊａｖａ、ＳＱＬ使いなど、所詮は只のＳＥ（システムエンジニア）である。そうとも！　偏見である！
　プログラム言語に興味のある者は、まずお手軽なＨＴＭＬ言語を習得・具現化し、次はＣ言語の基礎とアルゴリズム（ＡＬＧＯＬではないぞ）勉強だ。その後は、指図されずとも己の道が見えよう。それが運命｛さだめ｝というものだ。

　……ぐふっ！　とうとう昼間でも死兆星が見えるようになったか。しかし！　原子力よ！　我は再度挑む！　これぞ北斗の宿命なり！
　ほぉぉぉーーーぅ！　北斗噛嵌波！
　かーめーはーめーーーーーー……はあぁっ！！

　やほ、鳩羽です。
　久々に美容院に行ったのだ。うーん、数年ぶり？　いつも自分で切ってるんだな、これが。でもちょっと長くなり過ぎたんで、思い切ってクールなショートカット！

『デッドライン』
女「お願いです！　息子をどうか治療して下さい！　高熱が！」
男「……いや、あのぉ」
女「真夜中なのは承知してます！　どうか！　どうか！」
男「じゃなくって、ここ、美容院なんすけど」
女「はい！　そしてあなたがカリスマと呼ばれる程の腕前と聞いております！」
男「だから、びょーいんじゃなくって、びよういん」
女「今そんなこといっている場合じゃあないでしょう！！」
男「あー。じゃあ、ま、とりあえず、中、入って。見るだけ見ますから」

　――どうすんだよ！

　カット、シャンプーを終え、鏡を見て満足。こりゃあイケてるぜ。と、美容師が整髪料でイケてる髪をセットし、バッチシ決めてくれて、「襟足が逆立つので自然に流すようにセットして下さい」とアドバイス。
　……そりゃあ有り難いんだけどさ、今、１９時だし、ここ、住宅街のど真ん中だぜ。この後、どうしろってんだ？（帰宅してファイナルアンサー）
　鳩羽でした。

　欄丸です。
　医療貧乏という言葉があるのかどうか、今月の私はそんな様子です。
　暫く前に、ガムを噛んでいた時、虫歯を覆っていた銀が取れたのですが、別に痛む訳でもないので長らく放置していました。しかし、ずっと違和感が気になっており、また、膝故障の為にジョギングが出来ず、昼間の時間を持て余していたことも幸いし、漸く歯医者へ足を運ぶことにしました。ついで、といったつもりでした。
　歯医者は実に１０年ぶりくらいです。特に歯磨きにこだわっていた訳でもないのですが、虫歯とは無縁でした。

　その歯科医は最近リフォームしたようで、医療機関に相応しい程度に小奇麗で、医師、看護婦共、印象はすこぶる良かったです。レントゲン撮影、歯の形取りなど一連の作業の果ての、初老の歯科医の言葉に驚きました。

「歯槽膿漏になりかけていますね」

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『歯槽膿漏｛しそうのうろう｝』
　――歯の周囲組織に慢性の炎症があって、歯肉からの排膿、歯槽骨の吸収、歯の弛緩動揺などを来す状態。歯石の刺激、細菌の侵入、咬合不正など局所的原因と歯肉の抵抗力を弱める全身的原因とがある。歯周症。
※広辞苑第四版より
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　……絶句しました。

　それはともかく、銀歯部分の修復を行ってもらったのですが、ここでまた驚きです。
　虫歯部分を削る時の痛みは覚悟しており、実際、耐えられる範囲でした。いや、耐えていたつもりでした。が、急に視界が暗転し、平衡感覚を失い、治療中の医師に「ちょっと待って下さい」と訴えました。何が起こったのか自分でも解らず、暫く頭を振ったり肩を揺らしたりしていると、医師が「貧血ですね」と一言。
　何故、虫歯の治療で貧血が起こるのか、詳しくは知りませんが、結果、発覚した歯槽膿漏の治療と銀歯の修復は、１回で済む治療を数回に分けなければならなくなりました。

　時間や手間は気にならないのですが、診察料は洒落になりません。膝のリハビリもせねばならず、一体、幾らかかるのやら、溜息ものです。

　みなさん、お久しぶり。平面三｛たいら・めんぞう｝です。一二三さんの勢いが凄く、トーマス派閥の編集会議ではいつも押し切られて、まったく僕の記事が通りません。今回、一二三さんが風邪をひいて編集会議を休んでいたので、ここぞとばかりに会議にかけたら見事採用。と言うことで、今回は世間でも話題になっている『ＦＩＦＡ　ＷＯＲＬＤ　ＣＵＰ　２００２　ＫＯＲＥＡ／ＪＡＰＡＮ』の日本国内での表記問題についてです。

　まず基本情報として『ＦＩＦＡ』とは、国際サッカー連盟の略称で「フィーファ」と言います。「フィファ」と言う人もいますが、まあ、間違いではないのでどうでもいいです。
　次に『ＷＯＲＬＤ　ＣＵＰ』とは、４年に一度開かれる、サッカー世界一の国を決める大会です。その規模はオリンピックをも凌ぎ、テレビ中継の総視聴者数は全世界で３３０億人に上ります。その大会が２００２年（来年ですね）に韓国と日本による、大会史上初の共同開催で行われるのです。
　さてさて、そこで今問題になっている『ＫＯＲＥＡ／ＪＡＰＡＮ』という表記についてですが、これを語るにはそれぞれの国の事情を知っていなければなりません。
　１９９６年５月の終わり。２００２年に開かれるワールドカップの開催国が発表されました。それが韓国と日本による共同開催。韓国は大喜び、日本はちょっとがっかりでした。
　２００２年のワールドカップ開催国の最終候補地は、韓国と日本に絞られていました。始めは、それぞれ自国のみでの開催を望んでいましたが、韓国では少し事情が変わってしまいました。それは韓国国内に蔓延していた大不況です。自国での開催が決まっても、果たして開催できるだけのインフラを整えることが出来るのか？　今でこそＩＴ関連での成長著しい韓国ですが、その当時それは不可能に近いことでした。そこで浮上したのが日本との共同開催です。日本も平成不況の真っ只中にいましたが、そこはそれ。伊達に世界第２位の経済大国まで発展していません。持ってるところは持ってます。日本側は単独開催が可能｛韓国よりは、という程度ですが｝でしたので、その提案には難色を示していました。何より当時のＦＩＦＡ会長が大の日本びいきだったので、日本開催は決定事項のように国内では思われていました。
　しかし、当時の（今も）アジアサッカーのレベルは世界と比べると子供みたいなものでした。当然、そんなアジアでの開催に難色を示す役員が出てきます。そこに上手く滑り込んだのが、先の韓国・日本の共同開催案でした。単独開催では難色を示していた役員たちも、共同開催ならと理解をし、その波はＦＩＦＡ副会長までをも巻き込んでいきました。会長に頼り切っていた日本が一気に追い込まれました。そして開催国を決める投票日。韓国・日本による共同開催が正式に決まりました。
　そんなこんながあった『ＦＩＦＡ　ＷＯＲＬＤ　ＣＵＰ　２００２　ＫＯＲＥＡ／ＪＡＰＡＮ』ですが、この正式名称決定には、取り引きがありました。
　それが決勝戦の開催を日本で行うかわりに、「『ＫＯＲＥＡ』を『ＪＡＰＡＮ』の前に表記すること」です。
「なぜ、そんなことを許したんだ。「ＪＡＰＡＮ／ＫＯＲＥＡ」のほうがいいじゃないか！」と思う人もいると思いますが、それには理由があります。
　それは、ワールドカップ決勝戦の盛り上がりが尋常ではないからです。
　前述でテレビ総視聴者が３３０億人と書きましたが、決勝戦のそれはおそらく３０億人を超えるでしょう。つまり１０分の１が決勝戦なのです。６０試合を超える全試合の中で決勝戦は群を抜いて注目度が違います。そして開催スタジアム、周辺地域に押し寄せる人の数は桁外れです。経済効果は計り知れません。
　以上のような理由で日本ワールドカップ組織委員会（ＪＡＷＯＣ｛ジャウォック｝、韓国ワールドカップ組織委員会はＫＯＷＯＣ｛コウォック？｝）は韓国の要求を呑んだのです。
　韓国にも韓国の思惑があります。それは日本よりも先に表記されることで、今迄日本の影に隠れて存在感のなかったことの脱出にはもってこいですし、韓国のプライドもそれを望んでいました。
　日本は目に見える経済効果を、韓国は目に見えない経済効果を望んだのです。
　長々と書きましたが、いよいよ件の表記問題についてです。
　ＫＯＷＯＣが問題にしているのは英語表記ではなく、日本国内で使用されている日本語表記についてです。ポスターなどに使われているのですが、そこには『ＦＩＦＡワールドカップ　２００２年　日本・韓国』と書かれています。確かに違います。正式表記は先にも書いたように『ＫＯＲＥＡ／ＪＡＰＡＮ』で『韓国・日本』のはずです。
　ＪＡＷＯＣ側は「ＦＩＦＡと調印には、国内での表記は明言しないとある」として、ＪＡＷＯＣ側に非はない、としていますが、当のＦＩＦＡは「正式名称の順で表記すべきである」とコメントしています。
　ＪＡＷＯＣは問題の回避策として今月１５日から始まる、ワールドカップ観戦チケットの申し込み用紙から『日本・韓国』の表記を無くすことを決定しましたが、それでは解決にはなりません。
　未だに国内表記（日本語による表記）を改めようとしないＪＡＷＯＣに対して、韓国国内では大変な騒ぎになっています。ＫＯＷＯＣ公式サイトでの批判書き込みで終わっていれば可愛かったのですが、問題はさらに激化。街頭デモにまで発展しました。ＫＯＷＯＣ側も「このまま国内表記を改めない場合は、決勝戦の日本開催を再度検討すべき」と鼻息は荒いです。
　ＪＡＷＯＣとしても、通常どんな強国相手でも「日米」と言ったり「日中」「日露」と表記するので、その流れで『日本・韓国』と表記したのでしょう。その気持ちは解かります。しかし、ワールドカップですよ。世界最高のスポーツイベントですよ。それはもう、国際政治の一環です。正式表記を独断で変えるなど、あってはならないことですよ。
　なぜ、こうも日本人は外交が下手なんでしょう？　っていうかさ、『ＫＯＲＥＡ／ＪＡＰＡＮ』でいいじゃん。日本語で表記する必要ないんじゃない？　それくらい読めるだろ。

　電子戦術記事担当、ダイドーだ。

　メーデーメーデー！！
　何と！　全国の電力会社が、配電線、コンセント端末を「通信網」として利用する研究をしており、今年の夏頃には実用化されるとのことだぁー！
　な、なんじゃそりゃぁぁーー！！　現在、家電から出るノイズが通信に与える影響の調査などを行っているらしいが、これは……ナローバンドか？　曰く、ＮＴＴ回線（ナローバンド）よりも速いらしい。

　お、恐るべし原子力！　……ならば！　こちらも奥義で応えよう！
　はぁぁぁーーー！　北斗核分裂！

　……ピカッ！！　……ッゴゴゴゴゴォー――

　やほ、鳩羽です。
　クロノ！　チェンジャー！　ＤＶディフェンダー！

『プレスリリース』※フィクションです
「えー、平成１３年度より、有限会社ゲームボーイとして独立しました我々に対し、ロシア政府から技術提携の打診があり、現在、前向きに検討中であります。提携が実現した暁には、社名を『ＫＧＢ・株式会社ゲームボーイ』とする方針であります。なお、ソフトウェア、周辺機器に関しましては、軍事機密の為、一般公開は一切ありません。また、連日取りざたされておりますスパイ容疑に関しましては、当社は一切無関係であると、ここで表明させて頂きます。次に、新規事業であるレーダー誘導装置と長距離ロケット技術に関してですが……」

　――傘下が増えたらＫＤＤＤＤＤＤＤＤＩとかになるんだろうなぁ（ならない）。

　Ｖ−ＲＥＸ！　マックスバーニング！！
　ところでガオレンジャー。お前等は男なのか女なのか、どっちなんだよぅ（ガオ違い）。
　鳩羽でした。

　ＧＷ副編のアイです。
　美咲さんに「邦画デビューには、まず『火サス（火曜サスペンス劇場）』」といわれました。それって、湯けむり殺人とかバスツアーとか不倫とかオバサンデカとかでしょ？　ひゃー、道のりは遠いなぁ。

　編集ピーでぷー。
『シュリ』がとうとうテレビに登場。アジアンなので日本語吹き替えが一番でぷね。楽しみでぷ……ぷ？　ぶぶ、ぶぴー！

　ポジティブシンキング。
　人は一人では生きて行けない、所詮人は孤独なもの。
　どちらも思想・考え方に対する言葉だが、これらに「普段食べている食物は誰かが作ったもの、だから一人では生きて行けない」「いざという時に限って誰も助けてくれない」などと返すのはお門違い。実生活の話ではなく、実生活の言動の元になる考え方を諭したものなのだ。結局どちらなのかというと、人それぞれ。
　一人で生きるタイプが身近に多い為か、誰かの助けを求めるタイプはとても疲れるように見える。当人も、その周囲の人々も。後者は、幸せも苦しみも分かち合う、社会性と社交性のタイプだが、苦しみの方が断然多いように見えるのは気のせいだろうか？
　一人で生きるタイプは、苦しみ、逆境をも楽しめる、まるで大波に立ち向かうサーファーのようだ。無茶だとも無謀だともいえるが、本人が楽しんでいて、周りの心配になど耳を貸さないのだから、たとえ大怪我をしたとしても、それでいい。

　それにしても、皆、何故それほどコミュニケーションに飢えているのだろう？　喋りたがるのはいいが、せめて話題と共に口を開いて欲しい。気象情報や健康状態にそんなに関心があるのだろうか？

　欄丸です。
　野輝さん、一二三さん、サー・ダイドー、お疲れ様です。一二三さんはスクープ系なので今後もですかね？
　各種最新情報から縁を切ってもう数年、今回の一連の記事の切り込み具合は、なかなか興味深かったです。美咲さんは「ニンテンドー６４とドリームキャストの買い時」「オラタンやりまくりでウハウハ」との結論を出してましたけど、とりあえず４月までは動くな、と私は受け取りました。

　話は全く変わります。
　美咲さんと昼食にミスタードナッツに行きました。そういうチェーン店があるのは当然知っていましたが、足を運ぶのは何年ぶりかです。割と混雑している中、幼稚園児くらいの女の子がだだをこねて、床に仰向けで泣き叫んでいました。
　母親らしき人物がレジの列から何度か止めさせようと怒鳴っていましたが、効果なし。雑多な客も店員は見ていないふりをしつつ、眉間にしわを寄せていました。

　その子供を含め、混雑した店というのも久々だったので、面白半分でその光景を見ていたら、ドーナッツを物色していた美咲さんが「あ！　ボールや！（何故か関西弁）」と叫び、左軸足を床の子供の頭の真横に突き付け、右足を大きく振りかぶりました。……止めました、必死に。
　するとそれまでレジにいた母親が列から飛び出し、床で寝ていた子供を抱きかかえ、颯爽と店から出て行きました。店は一瞬静かになり、喧騒が再び。但し子供の泣き声と母親の怒鳴りなし。無事に自分達の昼食を調達しました。

　後で「何で止めるんだよぅ」と散々いわれましたけど、自分の行動に間違いはないと思います。……ですよね？
　久々のドーナッツは思ったよりも美味しかったので、また行ってみようと思います。今度は一人で。

　こんちゃ、うらん。
　一通り、野輝の解説が終わったようなので、あたしがちょっち捕捉、っていうより裏付けを。

　先月２５日に発売されたＰＳ２ソフト『鬼武者』の発売後４日間での販売本数が明らかになりました。
　ゲーム雑誌『ファミ通』調べによりますと、その販売本数は推定で、５１万本です。実際には、この数字より数万本多いと思われますが、皆さんはこの数字を見て、どう思われるでしょう？　ちなみにあたしの第一声は、
「少なっ！！」
　でした。だってそうでしょう？　あれだけのＣＭ、あれだけの露出、あれだけの前人気がありながら、５１万本とは……。
　本来ならば、発売週で１００万本は売れてもおかしくないソフトです。いや、売れなきゃいけないソフトです。それが、５１万本��しか�＃р黷ﾈかったのですよ。４００万台のプラットフォーム、『ＤＱ』『ＦＦ』並の宣伝、『バイオハザード』で培ったバックグランドがありながら……。
　おそらく『鬼武者』は、どんなに売れても１００万本強しか売れないでしょう（私見では８０万本が良いところ）。
　カプコンにとっては大いなる誤算でしょう。そしてソニーの失敗がここにあります。

　ＰＳ２は発売後１年未満で４００万台以上を売る、大ヒット商品です。しかし、発売するソフトは売れない。大きな矛盾がここにあります。
　ＰＳ２の発売はたいへんな騒ぎとなり、あらゆるマスコミがそれを取り上げました。「ゲームも出来るし、ＤＶＤも観れる」それが歌い文句でした。
　でも、実際は「ＤＶＤが観れる」だけが注目され、肝心の「ゲーム」は見向きもされていません。４００万台を超えるＰＳ２の中で、実際に『ゲーム機』として実動しているのは、おそらく１５０万台弱でしょう。その他のＰＳ２は押し入れの中にあるか、テレビの横に飾られているか、ゲームはゲームでも『ＰＳ』用として動いているに過ぎないと思われます。
　何故、そうなってしまったのか？　それはソニーが『ＰＳ２』というハードを売ってしまったからです。
　え？　当たり前だろ、って？　それは違います。
　皆さんがゲーム機を買うとき、まず始めに何を考えますか？
『このゲーム機で、どんなゲームが遊べるのか？』
　あたしなら、これです。っていうか、これしかありません。確かにＰＳ２も発売する前から魅力的なタイトルがアナウンスされていました。『リッジレーサー�X』『鉄拳タッグトーナメント』『鬼武者』『グランツーリスモ２０００（３）』『ファイナルファンタジーＸ』等。しかし、あまりそれは全面に出てきませんでした。出てきたのは『ＤＶＤ再生機能』『パソコン以上のスペック』といった、ハードの特性ばかり。そしてそれを鵜呑みにした、普段まったくゲームをしないユーザー（ライトユーザー）が、発売日から大挙して押し寄せたのです。あたしみたいなゲームユーザーは、ＰＳ２を「ＤＶＤも観れるゲーム機」として捉えていますが、ライトユーザーは「ゲームも出来るＤＶＤ再生機」としてＰＳ２を見ています。それが間違いだとは言いませんが、ＤＶＤ再生機としてのＰＳ２は、はっきり言って下の下です。基本的な再生機能しか持っていません。それにＰＳ２より安いＤＶＤ再生機は幾等でもあります。
　これがソニーの失敗の一つです。あるいはソニーの目論見通りかもしれませんが（ソニーはＰＳ２を家電の中枢にする方針）、ゲーム機としては失敗です。
『鬼武者』クラスのソフトが１００万本売れるか売れないかの現状を見れば、４月に発売される『グランツーリスモ３　Ａスペック』は１００万本強でしょう。そして７月に発売される『ファイナルファンタジーＸ』は２００万本強の販売が予想されます。開発費を考えると、あまりにもリスクが大きすぎます。
　大手のメーカーなら、研究費として精算することも出来るでしょう。しかし、中堅やそれよりも小さなメーカーには、そんな冒険は出来ません。そしてそんなメーカーが開発するソフトのプラットホームは、なんとも皮肉なことにＰＳです。
　ＰＳは安い開発費でゲームを開発できる、ということが開発者に対する最大の��ウリ�≠ﾅした。それこそ、開発ツールさえ持っていれば誰にでも出来る、ということが。だからこそ『パラッパラッパー』やら『Ｘｉ（サイ）』といったヒット商品が世に出たのです（『Ｘｉ』は大学生４人が作ったゲームとして有名です）。そしてそのことが、今、ＰＳ２の最大の弱点となっています。
　ＰＳという財産を保護し、また保護しなければならない理由をも作ってしまい、ソニーは自らの首を絞めています。

　果たしてソニーにゲームメーカーとしての未来があるでしょうか？　ま、サターン時代のセガくらいにはなれるでしょうけど、ね。


　ちなみに、『ドラゴンクエスト』次回作の対応ハードは、まだ決まっていません（笑）。

　ジャーナリスト、野輝です。
　ゲーム業界の潮流が他業種に与える影響について。携帯音楽端末、音楽メディア業界です。

　ポータブルサウンドプレイヤーのメディアは現在、ＭＤ、ＭＤＬＰが主流です。しかしそれに変わる新メディアが登場しました。松下電気産業がゲーム機、ニンテンドーゲームキューブ用に開発した新メディアと、既に松下により商品化されているＳＤメモリーカードです。

　現時点でＳＤは、認知度、普及率共にとても低く、ＰＣ業界での失敗を繰り返すように見えます。が、今回は事情が異なります。というのも任天堂の新ハード、ニンテンドーゲームキューブに対応しているからです。
　次世代ゲーム機がゲームキューブになることは必至です。その記憶メディアとして採用されたＳＤメモリーカードは、まず、ゲーム用として普及するでしょう。そして、そもそも音楽メディアとして開発されたＳＤが、本来の目的である音楽メディアでもシェアを伸ばすことは容易に想像できます。
　切手サイズ、２ｇという超コンパクトサイズで容量は６４ＭＢ。更に大容量バージョンが登場するでしょうし、ＭＰＥＧのような圧縮技術を採用すれば、ＭＤＬＰとは比較にならないメディアです。

　気になるのはゲームキューブに採用されている松下の最新メディア、８ｃｍ光ディスクです。
　１．５ＧＢらしいですが、これが或いは前述のＳＤの地位に君臨する可能性もあります。ＭＤよりサイズは大きいのですが、ＳＤと同じく任天堂による普及で、音楽・映像、更にはＰＣの次世代メディアにもなり得ます。

　携帯電話の需要で息を繋いでいた日本経済が、新世紀初頭、ゲーム業界の動向に大きく左右されそうな予感は、何回かに分けて書いてきたような事情からです。
　任天堂にはメイド・イン・ジャパン復活の力さえあります。そこに最強液晶のシャープ、ＰＣ大手のＩＢＭ、そして世界水準の技術を持つ松下電器産業が集結すれば、何かが起こるのは当然ともいえます。

　後は、ＧＢＡ、ゲームキューブがオンライン技術にどこまで踏み込むか、何を採用するかが通信業界の鍵を握っています。ナローバンドなのか、ＡＤＳＬなのか、ＣＡＴＶなのか、全対応なのか。プロバイダの対応合戦も発生するでしょう。

　……以上です。

　あー、疲れた。まずはＧＢＡを買って、久々にテトリスでもしたいな（笑）。

　ＧＷ副編のアイです。
　……スッゲー難しい話が続いてますね（汗）。私、ゲームとかやらないし、携帯も使えれば何でもいいので、チンプンカンプン、チチンプイプイです。よし、無視しましょう。

　テレビで邦画『シャル・ウィー・ダンス』観ました。社交ダンスブームを生み出したこの映画、上映していた頃から気になってたんですよね。んで、監督とかは知りませんけど、楽しかったです。観た？　シャール、ウィー、ダーーンス。
　うむ、これでめでたく邦画デビュー。次は『極妻』か『釣バカ』か『寅さん』か？　あ、『アブ刑事｛でか｝』がいいな（もうやってない？）。アニメと特撮以外の邦画は敬遠してたんですよね。でも『学階（学校の階段、っつーか略すな）』は好きですよ。

　びーぷ、編集ピーでぷー。
　近日中に『ロボコップ』『ロボコップ２』がテレビで放映されまぷー。ＥＤ２０９の吹き替えを誰がやるのか、今からとても楽しみでぷー。……びー、びー、ぷー、ぷー（チッ！）。

　ジャーナリスト、野輝です。
　前回の続きで、ゲーム業界の潮流が他業種に与える影響について。まずは携帯電話業界です。

　一番の懸念はＮＴＴドコモが始めたｉアプリというサービスです。これはサー・ダイドーの解説を読んで頂くと解りますが、主に携帯電話にゲーム機能を搭載しようというものです。
　そもそも携帯する「電話」であった装置に、ＰＣさながらのＷＷＷ接続・電子メール送信機能などが付属したのは周知の通りです。先頃、ソニーを筆頭にサウンドプレイヤー機能をも持たせようという動きも起こりました。これについては次回にしますが、要するに今、携帯電話はあらゆる携帯端末の機能を一つに集約しようとしています。携帯電話一つでＷＷＷ接続、電子メール、リスニング、果てはゲームです。

　しかし、携帯電話業界は、足を踏み入れてはならない領域に入ってしまいました。携帯端末によるゲームは既に任天堂のゲームボーイが世界規模のシェアを獲得しており、そもそも割り込む余地などありません。ゲーム業界の老舗各社がしのぎを削っている戦場で、ｉアプリは見事なまでにお粗末です。
　更に３月末発売のＧＢＡ（ゲームボーイアドバンス）。ＧＢＡとＮＴＴの５０３ｉを見比べると、悲惨、その一言です。

　任天堂を始め、老舗のゲームメーカーは「住み分け」というものを心得ていました。ソフトメーカーはソフトを作り、ハードメーカーはハードを作り、ましてや通信などの他業種に手を伸ばすような真似はしませんでした。というのも、かつてそれをやって見事に惨敗した経験が山のようにあるからです。
　一番新しい教訓は、セガのオンラインＰＲＧの大敗です。大変な事業ですが、セガならばやれなくもないようにも思えますが、結果はあれです。

　４月、ｉアプリのコンテンツが充実し、どうにか間に合った、或いは後発の他の携帯電話会社のゲーム配信サービスは、ＧＢＡと比較されるでしょう。最新の携帯電話とＧＢＡ、スペック、コンテンツ（ソフト）はいうに及ばず、価格競争ですらＧＢＡに軍配があります。結果、ｉアプリ、他者同等サービスは一笑され、最悪、携帯電話の「ゲーム配信サービス」そのものが消える恐れがあります。
　ＧＢＡの出現は「ゲームはゲーム、電話は電話」という住み分けと、「所詮、携帯電話は携帯電話」とユーザーに強烈に意識させることでしょう。

　携帯電話という装置は既に完成されており、これ以上追加する機能など考えられませんから、その時の業界の混乱は、考えるだけでぞっとします。再び値下げ競争に火が点くのか、想像もしない機能が追加されるのか、ファッション性に走るのか……。

　携帯音楽端末、音楽メディア業界です。
　ポータブルサウンドプレイヤーはＭＤ、ＭＤＬＰが主流のようですが、松下がニンテンドーゲームキューブ用に開発した新メディアとＳＤメモリーカードが、それを覆すかもしれません。次回に改めます。

　ま、邪推バリバリだったりもするんですがね（笑）。

　ジャーナリスト、野輝です。
　ちなみに、エコロジストではなくエコノミストです。
　実は一二三さんの連続ビッグニュースから、数ヶ月のうちに日本経済に大きな動きがあると見て、それを子細に分析しようとサー・ダイドーに情報を仰いだのですが、余りのスケールの大きさで、全くまとまりません（笑）。ということで、数回に分けて書かせてもらいます。

　まず、簡単なところから、ゲーム業界です。
　プレイステーション２は確実にゲーム業界から姿を消します。『グランツーリスモ３　Ａスペック』が墓標となるでしょう。そもそも立ち上がりが悪かったので、大方の予想は付いていたのですが、止めを刺すハードウェアが登場しました。ゲームボーイアドバンスです。

　理由は様々なのですが、最大の理由は「値段」です。
　プレイステーション２が３９，８００円なのに対し、ゲームボーイアドバンスは９，８００円。どちらもバックフォワード・コンパチブル、下位互換機なので互角のようにも見えますが、この価格差は致命的です。まだプレイステーション２を購入していない新規ユーザーの大半は、その値段ゆえに買いあぐねています。大本命である『グランツーリスモ３　Ａスペック』の発売日、３月末。
　そこに最新で下位互換でソフトが充実している９，８００円のハードウェアが登場すれば、ユーザーはその価格差から間違いなく「安い」と感じ「まずはこちらを」とゲームボーイアドバンスを購入するでしょう。

　スペックやソフトウェアはユーザー獲得の大きな要因ですが、最後の最後に効いてくるのは、その値段です。実際に動いている画面を見ましたが、Ａスペックは確かに凄く、本体価格相応です。
　しかし、それだけのお金をゲームに使うかと問われて、即答でイエスといえる方は、相当なゲームファンであっても少ないでしょう。その値段で買える家電は様々ですから。逆に、ゲームボーイアドバンスの値段はというと、これはお小遣いの範疇なので、そのスペックやソフトラインナップ、下位互換だと聞けば、迷わずに買えます。

　そして、次に控えるニンテンドーゲームキューブがゲームボーイアドバンスのユーザー（プレイステーション２を迷っていた分を含む）を引き継ぎ、家庭用ゲーム機はゲームキューブ、携帯ゲームはゲームボーイアドバンスという形で落ち着くでしょう。セガのような大手ソフトメーカーの出現がそれを裏付けています。
　ソニーのゲーム部門は大敗し、残された道はＳＣＥを、セガのように完全なソフトハウスとして切り捨てること、これしかありません。

　ゲームボーイアドバンスはゲーム機ですが、これが携帯電話業界と情報通信業界にも影響を及ぼしそうです。更に、ゲームキューブの松下独自の新メディアとＳＤメモリーカード、この二つが記憶媒体業界と音楽業界にも影響を与えそうな予感がします。
　これは非常に複雑なので、次回、改めて（笑）。

　しかし、ニンテンドーゲームキューブは凄いですね。ＩＢＭと松下という技術系超大手企業が最新技術を提供しているハードウェアで、あの世界のマリオが動くんですから、任天堂は絶対勝利ですね（爆）。

　こんちゃ、うらん。
　サーの記事を読んで思い出したんだけど、『ニンテンドーゲームキューブ』の記憶メディアは、専用のメモリーカードと松下のＳＤメモリーカードにも対応しているのだ。
　ちなみに、現在の任天堂の副社長は、元シャープの取締役だ。

　世紀末覇者、しかしとっくの昔に新世紀、電子戦術記事担当、ダイドーだ。
　エコロジストの野輝から技術系用語解説の依頼が来た。内輪だが、まあ良い、受けよう。ついでにピーに取っておきの携帯電話情報を伝えてしんぜよう。
　まずは野輝依頼だ。


・ナローバンド
　従来の通信網・技術。電柱に渡された銅線ケーブルの電話線網・技術、あれだ。実は銅線のうち実際の通信に使われている部分は僅かで、残りはロスとして余っており、後にＡＤＳＬなどを産む。
「ナロー」がワイルドで非常に好感が持てるが、多用するといざこざを産むので注意。

・ブロードバンド
　ナローバンドの使用されていないロス部分を使った、広帯域高速通信・ＤＳＬである。普通はＡ（上り下りの転送速度が異なる）ＤＳＬを指す。残念ながらＩＳＤＮより数段に速いぞ。ＩＳＤＮ、光ファイバーの順で独占的に情報通信インフラを普及させたかったＮＴＴに政府・公取から横槍が入り、フレッツ・ＡＤＳＬ（接続無制限・固定料金５，８００円）登場というのが真相である。
　現在、ＡＤＳＬ接続端末は専門業者のみが取り扱えるが（買い取り、レンタルなど）、春先には自由化されるので（ＡＤＳＬ事業は既に自由化されている）、ＩＳＤＮルーター市場に取って代わるのは誰の目にも明らかであり、対応プロバイダ急増中。さらば、フレッツ・ＩＳＤＮ。

・光ファイバー
　光のファイバーである。嘘である。石英を糸状にした通信用ケーブルで、毎秒１００ＭＢという超速通信が可能であるが、光速ではない。中国は国家規模で光ファイバーインフラを整備しつつあり、日本政府もそのような方針を打ち出したが、日本で実現するには後１０年程度はかかるので、夢物語である。
　毛むくじゃらで末端がピカピカひかりながらクルクル回るインテリア、あれこそが光ファイバーのあるべき姿だが通信とは無関係である。

・ＣＤ−ＲＯＭ
　要するにデジタルなメディア（記憶媒体）だ。容量は昔は６４０ＭＢ・７４分（音楽）だったが、最近は６５０ＭＢ・７４分、７００ＭＢ・７９分５７秒などがあるのでモーツァルトは楽勝である。音楽ＣＤを買って収録時間が７４分オーバーでも、おののくなかれ。
　……うおっ！　７４分カセットテープに収まらんではないかぁ！（おののく）

・ＣＤ−Ｒ、ＣＤ−ＲＷ
　Ｒはリード（読み込み）、Ｗはライト（書き込み）、ＧＷのＷと同じである。ＣＤ−ＲＯＭの読み書き可能メディアで、容量は上記ＣＤと同じく。ＭＯと並びＰＣのバックアップメディアの主流だが、レンタルした音楽ＣＤを複製する阿呆は、ジャケット、ライナーノーツなしで間抜けである。
　ＰＳ（プレステ）などのゲームＣＤを複製してもプレイ不能なのは常識であるが、プレイ出来なくもないので非常識である。

・ＤＶＤ
　ＣＤ−ＲＯＭの次世代っぽいメディアだ。基本容量は４．７ＧＢ。現在は映画やゲーム（ＰＳ２）に使用されているが、その画像は実はＭＰＥＧ２であり、ノイズとの戦いである。ＭＰＥＧ２使用ゆえ、実際の収録時間は記録レートにより異なる。映像なら最長で約４時間だが高画質モードでは６０分であり、実はへなちょこだ。
　埃にめっぽう弱いと聞くが、早送り・巻き戻し画像は見ていて楽しいので、店頭でお試しあれい。

・ＭＰＥＧ
「エムペグ」と読む、画像データ圧縮技術である。ＭＰＥＧには１／２／３／４という規格があり、ＭＰＥＧ１の画・音質はＶＨＳ同等。ＤＶＤではその約４倍であるＭＰＥＧ２規格が使われている。圧縮〜解凍の過程で特有のノイズが発生する。
　吾輩は「ンペグ」と読み、その間抜けな発音ゆえ嫌いである。

・ｉアプリ
「ターンイクスクラメーション・アプリ」とは読まない。ＮＴＴドコモによる最新の携帯電話サービスで、ゲームが出来るなどとのたまっているが実体は、ＷＷＷで使われているＪａｖａ｛ジャバ｝アプレット（プログラムの塊）だ。アプレットをダウンロードしてプレイするのでゲーム中に通話料は不要だが、月毎の使用料が必要であり、ともかく画面が小さい。他携帯電話会社が追従しようとしており、共倒れ必至なので注意すべし。
　保存出来るゲーム（アプレット）数が７件などというふざけた機体のラインナップもあり、笑えるぞ。

・Ｊａｖａスクリプト
　プログラム言語の一つでＷＷＷに良く似合う。ＷＷＷ専用であるＨＴＭＬ言語の基本が静止なのに対し、Ｊａｖａスクリプトは画像などをいろいろと動かせる。一つの処理過程プログラム塊をアプレットと呼ぶ。同じくＷＷＷプログラム言語であるＰｅｒｌ｛パール｝によるＣＧＩとの違いは、ＣＧＩはオンラインでのみ稼動し、Ｊａｖａアプレットはオフラインでも稼動する。ゆえにｉアプリ、ダウンロードしてゲームをプレイなどが可能。
　オフラインでも稼動するのでアングラ・クラッカー御用達言語という噂もちらほらと。素人のＰＣに邪悪系アプレットが一つ来れば一発でオシャカだ。お釈迦様だ。シャカシャカ……。


　こ、こ、これくらいで勘弁してやるっ！　細かい部分は各自で補足せい。

　さて、ピー。貴様の番だ。
　ＮＴＴドコモのＭ−ｓｔａｇｅ　ｍｕｓｉｃ対応端末『ピックウォーク』、これで決まりだ！　偉大なるパナソニックのメディア・ＳＤメモリーカード対応の素晴らしき最先端サウンドギアである！　連続５．５時間再生可能で……何？　電話じゃないから駄目？　ぬうぅぅぅ！　ほあぁぁぁー！
　あたっ！　北斗音源壊！　……以後、貴様の耳に届く音は全てビープ音となる。

編集ピー
「びーぷ？　び？　び、ぷ、びぶりー！」
　……ピー、悲しき運命｛さだめ｝よ。

　ビ、ビ、ビ、ビッグニュース！！！
　本日、セガが同社のドリームキャストを３月１日から、９９００円に値下げすると発表した。これは先日行われたセガ戦略説明会での、香山哲セガ最高執行役員の「２００万台の在庫をどうするのかも検討しなければならない」といった発言から実現したものと思われる。
　とにかく、ＤＣは３月１日から、９９００円だ！！

　こんちゃ、うらん。
　先の記事をちょっち訂正。
　ＰＳ２がやろうとしている通信は、ＡＤＳＬではなくて、ケーブルテレビ網により光ファイバーです。
　しかし、２００３年には都心部で、２００５年には全国的に、ＮＴＴ（政府）による光ファイバー網は完備される予定です。いまさらケーブルテレビなんて云われてもねぇ。

　こんちゃ、うらん。
　今回はちょっと真面目に次世代機のお話。意味不明な数字ばっかりになるかもしれないけれど、暇なら付き合ってちょ。
　ますは、基本情報としてＰＳ２のスペックから。


■プレイステーション２仕様規格

・外形寸法――幅：３０１ｍｍ・奥行き：１８２ｍｍ・高さ７８ｍｍ（最大突起部も含む）
・質量――２．４ｋｇ
・対応フォーマット――��ＰｌａｙＳｔａｔｉｏｎ�°K格ＣＤ−ＲＯＭ、��ＰｌａｙＳｔａｔｉｏｎ２�°K格ＣＤ−ＲＯＭ、��ＰｌａｙＳｔａｔｉｏｎ２�°K格ＤＶＤ−ＲＯＭ、音楽ＣＤ、ＤＶＤビデオ
・入出力――コントローラー端子×２、ＭＥＭＯＹ　ＣＡＲＤ差込口×２、ＡＶマルチ出力端子×１、光デジタル出力端子×1　ｉ．ＬＩＮＫ端子×１、ＵＳＢ端子×２、ＰＣ　ＣＡＲＤ差込口（ＴＹＰＥ�V）×１
・ＣＰＵ――１２８ビット��Ｅｍｏｔｉｏｎ　Ｅｎｇｉｎｅ��
・クロック周波数――２９４．９１２ＭＨｚ
・メインメモリ――３２ＭＢ（Ｄｉｒｅｃｔ　ＲＤＲＡＭ）
・グラフィックス――��Ｇｒａｐｈｉｃｓ　Ｓｙｎｔｈｅｓｉｚｅｒ��
・クロック周波数――１４７．４５６ＭＨｚ
・混載キャッシュ――ＶＲＡＭ　４ＭＢ
・サウンド――ＳＰＵ２
・同時発音数――４８ｃｈ＋ソフト音源
・サウンドメモリ――２ＭＢ
・Ｉ／Ｏプロセッサ――ＰｌａｙＳｔａｔｉｏｎ　ＣＰＵ＋
・クロック周波数――３３．８６８８／３６．８６４ＭＨｚ
・ＩＯＰメモリー――２ＭＢ
・ディスクドライブ――ＣＤ−ＲＯＭ　２４倍速、ＤＶＤ−ＲＯＭ　４倍速

　どう？　解かった？　ちなみに、あたしの記憶が確かならば、ＰＳ２の最大表示能力は、６５００万ポリゴン／秒（理論的に可能）だったと思われます。
　んで、ここからが今回の本題。今年の７月に発売が予定されている任天堂の次世代ハード『ニンテンドーゲームキューブ』のスペックです。

■ニンテンドーゲームキューブ仕様

・ＭＰＵ――ＩＢＭ　ＰＯＷＥＲ　ＰＣ��Ｇｅｋｋｏ��
・システムＬＳＩ――��Ｆｌｉｐｐｅｒ��
・実力表示性能――６００万〜１２００万ポリゴン／秒（実際のゲームを想定した複雑さのモデル及び、テクスチャ等での表示性能）
・システムメインメモリ――２４ＭＢ　持続レイテンシ性能１０ｎｓ以下（１Ｔ−ＳＲＡＭ）
・Ａメモリ――１６ＭＢ（１００ＭＨｚ　ＤＲＡＭ）
・ディスクドライブ――ＣＡＶ（回転角速度一定）方式、平均アクセスタイム１２８ｍｓ、データ転送速度１６Ｍｂｐｓ〜２５Ｍｂｐｓ
・メディア――松下電器産業　光ディスクテクノロジー、直径８ｃｍディスク、容量約１．５ＧＢ
・入出力――コントローラポート×４、デジカードスロット×２、アナログＡＶ出力×１、デジタルＡＶ出力×１、シリアルポート×２、ハイスピードポート×１
・使用電源――専用ＡＣアダプタ　ＤＣ１２Ｖ×３．５Ａ
・本体寸法――１５０ｍｍ（Ｗ）×１１０ｍｍ（Ｈ）×１６１ｍｍ（Ｄ）

　これが現在公開されている『ニンテンドーゲームキューブ』のスペックです。ワカンナイ人にはさっぱりだと思いますが、何がすごいって、まず小さい！　本体寸法が１５ｃｍ×１１ｃｍ×１６ｃｍですよ！　こんな小ささで良いのか？　っていうくらいの小ささです。んで、背面部には取っ手がついてます（笑）。持ち運びに使うのか？　取っ手（爆）。
　それから、発売予定の周辺機器がまた凄い。このご時世、モデムが発売されるのはお約束として、ナローバンド用の５６ｋｂｐｓモデムアダプタの他に、ブロードバンド用のアダプタまで発売予定になってる点。ちなみにＤＣは５６Ｋｂｐｓモデム、ＰＳ２はＡＤＳＬを予定している。
　それからそれから。デジタルＡＶ端子対応なので、Ｄ端子にも対応だぞ。コンポーネント（色差）３本入力バージョンも発売予定だ。
　あたしもちょっと解かってないけど、詳しいことはサーにでも聞いてくれ。
　次。
　次は、３月２１日に発売予定の『ゲームボーイアドバンス』だ！

■ゲームボーイアドバンス仕様

・ＬＣＤ――反射型ＴＦＴ液晶
・画面サイズ――４０．８ｍｍ（Ｈ）×６１．２ｍｍ（Ｗ）
・解像度――２４０×１６０ドット
・表示能力――３２０００色
・ＣＰＵ――３２ｂｉｔ　ＲＩＳＣ−ＣＰＵ＋８ｂｉｔ　ＣＩＳＣ−ＣＰＵ
・メモリ――３２ＫＢ　ＷＲＡＭ＋９６ＫＢ　ＶＲＡＭ（ＣＰＵ内臓）、２５６ＫＢ　ＷＲＡＭ（ＣＰＵ）
・サウンド――スピーカー、ヘッドホン端子付
・通信機能――ゲームボーイアドバンス専用通信ケーブルによる、４人までのマルチプレイが可能
・使用電源――単３型アルカリ乾電池２本又は、専用バッテリーパック
・電池寿命――単３型アルカリ乾電池２本：約１５時間
・消費電力――約０．６Ｗ
・寸法――縦８２ｍｍ×横１４４．５ｍｍ×厚さ２４．５ｍｍ
・本体重量――約１４０ｇ
・カートリッジ――縦３４．５ｍｍ×横６０ｍｍ×厚さ９．５ｍｍ、最大２５６Ｍｂｉｔ（ゲームボーイアドバンス専用）、（ゲームボーイ、ゲームボーイカラー対応／専用カートリッジも使用可能）

　何はなくても、画面でっか！　信じられる？　４ｃｍ×６ｃｍだぜ？　んでもって、世界最高のシャープの反射型ＴＦＴ液晶だぜ？　それでそれで、消費電力０．６Ｗだぜ？　何時間もつんだ？　って話だぞ？　あ、１５時間か。
　しかも、本体寸法が、８ｃｍ×１４ｃｍ？　おいおい、本体の半分が画面じゃねぇか。ＧＢ初の横長本体だけど、そんなの気にしないね。今のＧＢより一回り大きくなったくらい？　ポケットには無理かもしれないけど、バッグの中には簡単に入るよ。
　それから、ＧＢＡを語る上で欠かせないのが、これ。

■モバイルシステムＧＢアダプタ

　これは、ＧＢＡ（ＧＢカラー）と携帯電話やＰＨＳをつないでインターネットやメール、ゲーム情報のやり取りをすると言うものなのだが、その専用サービスを行っているのが、ＫＤＤＩ（ＤＤＩ）だ。
　専用サービスの総称は��ＤＩＯＮモバイルＧＢコース�＝Bユーザーはまず初回登録料４００円を支払、そののちの基本料金は無し。インターネットに接続するときにだけ、一分間につき１０円を支払うのだ。データの大小による接続料金の違いは一切無い。ただし、携帯電話やＰＨＳの通話料は別だ。
　現在、そのサービスに接続できる事業者は、携帯電話が、ａｕ・ツーカー・ＮＴＴドコモ・Ｊ−ＰＨＯＮＥ、ＰＨＳはＤＤＩポケットのみだ。

　さてさて、ＧＢＡについてさんざん書いてきたが、まだ終わらない。ＧＢＡが何より凄いのが、３月２１日に発売される本体同時発売のソフトのタイトル数が桁違いなのだ。その数なんと、２１タイトル（２月２日現在）！！！　しかも驚くべきことに、ＧＢＡは下位互換なのだ！　つまり、ＧＢＡさえあれば、ＧＢのゲームもできるし、ＧＢカラーのソフトもできる。ようするに、ＧＢＡは発売日に買えば、数千タイトルのゲームをすぐに遊ぶことができるのだよ、小林くん（誰？）。
　気になるＧＢＡ専用タイトルを幾つかピックアップ。

●Ｆ−ＺＥＲＯ　ｆｏｒゲームボーイアドバンス（任天堂）
●マリオアドバンス（仮題）（任天堂）
●遊戯王ダンジョンダイスモンスターズ（コナミ）
●パワプロクンポケット３（コナミ）
●ミスタードリラー２（ナムコ）
●チューチューロケット（セガ）

　これだけ見ても十分なのに、まだまだ他に２０タイトル近く発売されるのだよ、明智くん（誰？）。ちなみにその他のタイトルは、書くのが面倒なので自分で調べるように。
　いやはや、凄いですね。

　まだ何か解からないことがある人は、あたしにメールを。解かる範囲ならお答えします。それでは、うらんでした。

追伸
　本日、一部報道で、セガがＳＣＥと提携したとの情報が流れましたが、それがあくまで、ネットゲーム（オンライン）事業でのことです。行き過ぎた報道では、セガとＳＣＥが手を組み、任天堂、マイクロソフトと争うとの見出しが出ていましたが、セガは『ニンテンドーゲームキューブ』や『Ｘ−ｂｏｘ』に参入することを検討しています。

　２５歳、男性、独身、東京在住、中古車販売店勤務（営業職）。
　病歴多数から、体型は痩せ型、スポーツとは無縁。ＷＷＷ・ＰＣの知識が浅いので、受けた教育程度は並以下、普通科大学か短大卒。自分でＰＣを購入したのがつい最近、経済的には低層。ＰＣ購入の遅さ、流行に鈍感、服装や髪型は低レベル大衆タイプ。
　文章に口語を多用するので、過去に情報通信手段があったとすれば携帯メール。口語に自己中心的な部分が多く、また社交性に欠ける故、交友関係はごくごく狭い。血縁以外では数人の知人と、職場関係のみ。

　暗い性格を自分では神経質（デリケート）だと思い込み、自分より格下である初心者にアドバイスをすることで自身を上げる、典型的なナルシスト。ＷＷＷという匿名性の高い場所での自己主張が強いので、性格はかなり内向的。
　執筆・クリエイター系の職種に異常な憧れを抱くのは、専門技術を持たない証拠。が、それを公言せず（出来ず）内に秘めるので、常にストレスに晒されており、精神過敏かつ神経衰弱。防衛反応が異常に早く、ヒステリック。ナルシストだが精神面は相当に弱いので、実際に対面・対話すると固まるタイプ。心の中で社会や政治を批判するが、それを論理的に説明するほどの知識はないので、明晰さに欠けるという印象を与える。
　過去の人生において、突出した部分を誉められた経験がなく、自信欠落な人格。

　総合的に見て、ごく普通に歪んだ一般人。
　特殊なハンドルネームは、同人・コミケからか？

　こんちゃ、うらん。
　ドリームキャストが３月３１日をもって生産中止になることが、本日正式に発表されました。それと同時に、ＰＳ２やＧＢＡなどに供給されるゲームタイトルが発表されました。以下がそのタイトルです。

●バーチャファイター４（ＰＳ２）
●サクラ大戦シリーズ（ＰＳ２）
●スペースチャンネル５（ＰＳ２）
●新スペースチャンネル５（ＰＳ２）
●つくろう！　シリーズ（ＰＳ２）……２タイトル
●チューチューロケット（ＧＢＡ）
●ぷよぷよ（ＧＢＡ）
●ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ（ＧＢＡ）

　とりあえば、以上が本日発表されたタイトルです。以下、捕捉を。
『バーチャファイター４』は言わずと知れた対戦格闘ゲームの最新作。アーケードゲーム稼動後に、ＤＣ版、ＰＳ２版が発売される予定です。
『スペースチャンネル５』は昨年ＤＣで発売されたリズムアクションゲーム。『新スペースチャンネル５』は先日ＤＣ版の発売が発表されたばかりの新作です。
『つくろう！』シリーズは、競走馬を作ったり、野球チームを作ったり、サッカークラブを作ったりのシミュレーションゲームです。そうＰＳ２で『サカつく』が出来る日が来るのです。
　とまあ、こんな感じですが、ＤＣ生産中止の報から本日の発表と、やることを決めたセガの変わり身の速さには、正直驚愕です。
　もとから、任天堂に匹敵するソフトメーカーですから、セガの巻き返しは案外早いかもしれません。

　それでは、うらんでした。

追伸
　今回の発表の、裏の裏を知りたい人はメールください。あたしがこっそり教えちゃいます。

　♪ビ、ビ、ビ、ビートゥギャーザ、ビートゥギャーザ――
　リミックス版『ビー・トゥギャザー』でした。こんばんは、岸里徹です。
　日本列島は未だに寒いですが、いかがお過ごしでしょうか？　私はＲ＆Ｒバンド『THE SURF COASTERS』でホット＆クールで寒い暑いです。
　早速ですが、お勧めの曲を。THE SURF COASTERSで『Start Inaction』です。どうぞ……。

♪――♪♪♪

　……失敬、インスト（インストゥルメンタル）です。
　さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。日本人バンドです、念の為。

　駆け出しのアマチュア素人作家、狩人（ハンター）だよ〜。
　僕のＨＰ「ファンタジック・カフェ」で連載中の大河ファンタジー「ロレルリラ大陸伝説」。このたび、３章〜５章を一気にアップしました〜。
　ソセスとメモミを襲う恐怖の試練、謎の種族、霊族、そして、メモミに隠された能力とは？　フフフ、ストーリー序盤で既にガンガン盛り上がっていますよ〜。
　是非お越し頂き、感想やアドバイスを下さい！　新装した掲示板にカキコしてね〜。
　↓をクリックで飛べます。来てね〜！

「ファンタジック・カフェ」

　電子戦術記事担当、ダイドーだ。
　Αとは、こいつは粋だ！　やるの、Ｖ−ＲＥＸとやら（まだ把握してない）。
　ピーが携帯携帯とうるさいので、我輩から彼奴｛きゃつ｝に伝授してやろう。さては彼奴、自分の為に情報を欲しておるな？　まあよい。株式会社ツーカーホンのプリペイド方式の携帯電話を所持しろと、かの伝説の名医の看護婦が申しておったわ。
「アッチョンプリケー」
　しかしモトローラーであろう。

　通信業界てんやわんやである。ナローバンドの時代は終わり、ＡＤＳＬを始めとしたブロードバンド隆盛の兆しがある。だがしかぁし！　何はなくとも光ファイバーであろう。１００ＭＢｐｓという超速度に対抗可能な通信手段はもはやモールスのみであり、トントンツーツートトントンだ！
　あ、それ、トントンツーツートンツーツー、御一緒に！　あ、そぉれ、トントン……む！　返答だ。何々？　ふむ、あー、それはトントトトトンだ。……ほう！　トトンツーツクツクツー。

　ＣＧＩ動作確認。

　ガオー！　Ｖ−ＲＥＸ！
　ＧＷΑ！　Ａ｛エー｝ではなくΑ｛アルファ｝なので注意！
　リボルバーミサイル！　ドドドドドド！！（６連発）