三日目〜四日目:三井寺・琵琶湖・比叡山・近江八幡へ

今日は少しゆったりスケジュール(のつもり)で出発。京都三条から電車を乗り継ぎ浜大津、【三井寺】へ。
石山坂本線はちいさくてのどかなチンチン電車?。静かな町に似合っていました。てくてく歩いて到着。
三井寺はとにかく広い!寺からは琵琶湖も眺められ、【弁慶の引き摺り鐘】などを見ました。
一通り見た後、さて、と。琵琶湖クルーズは頭にあったのですが、どうしようかと思っていたところ時間的にギリギリ間に合うことが解り、大急ぎでTAXIで大津港へ。

大津港に着くとすでに乗船の為の長い列が出来ていました。私たちは【ミシガン90】という90分のクルーズに乗り込む。
平日なのに結構混んでいて、ランチコースは一杯(予約制)でも自由に飲食も出来るので、私たちは最上階のデッキでくつろぎました。
真っ青な空と真っ青な湖ときたら、ビール!11月だというのに日差しが暑くて風が心地よいくらいで、昼間のお酒は私たちを超ゴキゲン♪にしてくれました。
3Fのステージでは歌やショーなどがあり、気分は南の国のクルーズ(TDLとも言う)船の上だけ違う時間が流れていました。

大津港に戻り、ほろ酔い気分で忘れかけていた(?)目的の【比叡山延暦寺】へ。前回の京都旅で行かれなかったので、今回はどうしても行きたかった。
JR湖西線で比叡山坂本駅へ。ケーブルに乗ってバス乗り継ぎ・頂上まで行き、そして【根本中堂】へ。その後西塔・横川と廻るつもりだったが、残念ながら時間切れ。最終のケーブルに間に合わないとこんな山の上で野宿(?)になってしまうので諦めておりる。のんびりクルーズしすぎたか^_^;
秋冬は日が短いので活動時間が短くなるのが少し残念だ。ケーブルで下まで降りるとあたりはもう真っ暗。坂本の里坊も散策したかったのに、残念。
諦めて宿へと急ぐことに。

今夜の宿は雄琴温泉【びわ湖 花街道】比叡山坂本駅まで迎えに来てもらう。
外観が暗くて全く見えないまま宿に到着。ロビーに着くとまずお香の香りが印象的。レトロモダンなきれいな宿だ。
部屋も広く清潔感溢れる。荷物を置き早速温泉へ。平日ということも合ってか空いていて、とにかく広い広い温泉を独り占め!泳げるほど広い湯船で子供のようにはしゃいでしまった^_^;

楽しみな食事は別棟にある食事処へ。個室になっているので落ち着ける。目にも美しい「近江牛懐石」で近江牛初体験。
石焼の塩だけでいただく近江牛のなんとジューシーなこと!!この後、私の頭の中は近江の牛のコトで一杯になってしまうほど美味しかった。
難を言えばドリンク類(アルコール)がちょっと高価かな?青山・六本木の飲食店価格でした"^_^"
とても広くてきれいな宿だったので、夕食前に滑り込んで、朝も早くに発つのではもったいなかったな。慌しいのは良くないな、と反省。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

翌朝、また駅まで送ってもらい次の目的地はあきんどの町・近江八幡。琵琶湖は海のように大きい、とは聞いていたがなるほど広い。
雄琴駅から近江八幡まで約45分の旅。

近江八幡】へついたらどんより曇り空。駅でまたしてもレンタサイクル(笑)に乗り込み、時間もないので早速散策へ出かける。
駅前の直線道路は人も車もまばら。想像していたよりぜんぜん何もない、観光化もされていない雰囲気でちょっと予想外でした。

永原町通りや新町通りなどの市内に残る古い商家の町並みを見て周り、当時の近江商人の様子を垣間見ることが出来ました。資料館なども見たかったのですが、あいにく月曜は休館日!とても残念でした。
先へ進むと【八幡堀】琵琶湖と繋がり舟が行き来したところだそうです。桜や花菖蒲が植えられ、四季折々の風景が楽しめるとのこと。この日も堀に腰掛け、写生する人々の姿がありました。
他にも【かわらミュージアム】や白壁の土蔵が建ち並ぶ八幡堀の脇にはおしゃれな飲食店などもあり、おだやかで情緒あふれる風景を楽しみました。

その後【日牟禮八幡宮】へ。参拝もそこそこに近江といえば【たねや】の日牟禮ヴィレッジへ。平日なのになぜかこのエリアだけ人だかり。
人気のバームクーヘンを2個購入。たねや滋賀県内限定和菓子も購入。同じく近江といえば【近江兄弟社・メンソレータム】の会社を横目に自転車を走らせ駅へと戻り、自転車を返却し、次に目指す場所へと急ぐ。
やっぱり今日もハードスケジュール^^;