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=松江に泊まる= 初日の宿は松江しんじ湖温泉にある「大橋館」 松江大橋の手前に建つ眺めの良いロケーション。 駅からゆっくり散歩しながら徒歩20分ほど。 左手に松江城を見ながらこじんまりとした商店街の先にある。 宍道湖、といえば夕日で有名。 私たちもチェックインだけ済ませ、歩いて「夕日スポット」へ急ぐ。 今日の日没時間は17:15。 |
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一畑電車に乗っているときはあんなに天気が良く、「今日は夕日のチャンス日」 と言われていたのに、段々雲が増えてきた。 もうだめかな〜と思いながらも「島根県立美術館」脇の遊歩道を、 「宍道湖夕日スポット」と呼ばれる場所へ急ぐ。 |
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宍道湖と夕日の写真で良く使われる「嫁ヶ島」脇に到着した頃、 厚い雲の中に沈んでいってしまったようだ、残念。 三脚で構えていたカメラマン達20名ほどももう諦めて帰る所。 湖の中にいたお地蔵さんと沈んで行ったであろう方向を眺めた・・・。 見事な夕日にはそうかんたんにはお目にかかれないものなんだな〜と思った。 さて明日のスケジュールだが、天候次第で選択するという当初からの予定だった。 夕方のニュースで明日は曇り、あさって以降の方が天気は回復、 とのことだったので、明日の予定を登山から鳥取へと変更。 平日に登った方が空いていて楽そうだったが、 大山はどうしても天気のときに登りたかったからだ。 そうと決まれば1時間遅く起きればよいので あとは飲むだけ!(^^)! |
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翌朝、窓の外を見ると大橋川に何艘もの船が見える。 宿の女将さんが今日はシジミ漁の日、と言っていた。 曜日によって違うらしい。 朝食にはモチロンシジミのお味噌汁。 さあ、今日も長い移動の日、がんばろう。 |
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朝から時間ギリギリな私たち。 徒歩20分を節約し、タクシーでJR松江駅へ。 松江駅から「スーパーまつかぜ4号」という8:00発の特急に乗り、 (これを逃すと砂丘到着1時間42分後!) 目指す「鳥取駅へ約1時間半の道のり。 松江⇒鳥取 運賃¥3470、電車移動も結構な出費なのだ。 今回無駄の多い動きをしているので、電車移動費が莫大になりそう・・・ |
=鳥取砂丘へ= JR鳥取駅に9:26到着。 ここから路線バスで砂丘へ向かう。 バスの乗客は観光客の私たちを含む3組のみ。 10:02、砂丘会館へ到着。天気が悪いせいか?とても寒いのだ! 旅行前日に喉を腫らせてしまったしまった私はおっかなびっくり。 持っていたダウンを着込み、これ以上悪化させないように注意しながら早速砂浜を登っていく。 ほんの少しだけ風紋が出来ていた。 |
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20分ほどでてっぺんに。着いたときはとても風が強かった! 見下ろすとそこは日本海。 砂丘ってひろーーーーい!! ・・・・と思ってきたが、想像より小さかった。 日本海まで降りて、あとは馬の背あたりを登り返してみた。 砂のせいか?髪の毛ががさがさに! |
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![]() 砂丘に行ったら、ラクダに乗ってみて! と友人に言われていたので試しに乗ってみる。 私が乗ったのはモンゴル系のラクダさんらしい。 他にも茶色くて細い子がいた。 ラクダは勝手に写真を撮ってはいけないシステムで、 ラクダ撮影¥100 ラクダと一緒に¥500 ラクダに乗る一人¥1800、二人¥3000 ・・・けちって私だけ乗ってみたのだった。 (5分ほど歩くだけです) |
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左上:私が乗ったラクダさん 右上:帰りはお馬さんが運んでくれるらしい¥1000 左中:馬の背辺りから下に降りれる。 右中:日本海の証明?韓国語のペットボトルが漂着 左下:見逃しそうになった砂丘の入口 右下:ここは中国? 砂丘で3時間ぐらい時間を取っていたのだが、案外あっさり見終わってしまった。 仕方ないので5分ほど歩いたところに「砂の美術館」というのがあったので入ってみる。 砂で作られたアジアの世界遺産たちが意外にも見事で見ごたえが合った。 砂を元に戻すことを考慮し、糊に牛乳など自然なものを使って固めたらしい。 お疲れ様です。 |
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=米子へ= さて、もう見るところもなくなり、寒いのでゆっくりする気分にもならない私たち。 砂の美術館で「どうする?」と自作のプラン集から時刻表を取り出すと、 今なら鳥取行きのバスがある。 これを逃すとまた1時間半後、だったので急遽砂丘を終了することに。 ところがバスの発車まであと7分! 大慌てで手荷物預けた「砂丘会館」まで走り、荷物を受け取りバスに乗り込みセーフ! 今回の旅、二回目のダッシュ。 無事ににバスに乗れたのはいいが、バスの中で時刻表を確認すると、 米子駅まで戻る列車には鳥取駅で4分の接続時間! 渋滞などないだろう・・・と思って乗ったが、乗客6人のうち途中駅で降りる人がいた。 こちらは運賃後払いシステム、地元の人が1000円札を両替しようと機械に入れるものの、 機械が古くて?なかなか認識しない。 たったこれだけのことで3分ほど時間を使いアセアセムード。 前に座った女性がちょうど同じ時間の電車に乗る人だったらしく、 二人で困ったね〜と話しているのが聞こえたのか?運転手さん頑張ってくれて、 定刻通りバスは鳥取駅前へ。 そしてまた切符も買わずに改札で紙をもらい(昨日おぼえたての技)階段駆け上がり! 3回目のダッシュもめでたく間に合ったのだった。 |
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そうそう、またも昼食時間がなく、何も買わずに電車に乗ったが、 私が手荷物受け取りの間にダンナが「砂丘たまご」を買っていてくれたらしく、 今日の昼食は玉子のみ。 この砂丘の砂で蒸した玉子が燻製みたいで美味しかった!! 鳥取⇒米子までは「とっとりライナー」という快速列車に乗った。 特急料金がかからない列車だそうでラッキー!¥1620 約一時間半の道のり、電車もすいているのでまたもウトウトと・・・ 今回、旅の装備で悩んだとき、ずっと移動ばかりなのでちょっと恥ずかしいけどやっぱりザックで、 というのが正解だったようだ。 駅ダッシュはザックならでは。やはりフットワークが軽いのだ。 私は旅の全工程山靴だったし(笑)高級旅館ではちょっと恥ずかしかったかも。 当初松江が一泊目じゃなかったら行きたかった三朝温泉の「倉吉駅」を通過。 「伯耆大山駅」あたりからはぼんやり山々が見えている。 明日は晴れますように〜、と車窓からお願いしてみた。 こんなバタバタな旅じゃなくて、もう少しゆっくりとしたほうがいいな〜、 と思いながらも、なかなか限られた休みの中でスケジュールを組むのは難しい。 電車やバスでの移動だとなおさらだ。 でも案外今回はうまく行っているので、最後までいけるんじゃないかな〜・・・ とこの時点では思っていた。 |
米子駅、といえば境港への入口。 ゲゲゲの鬼太郎のふるさと?「妖怪列車」が発車する駅。 あちこちに鬼太郎たち愉快な仲間のイラストがあり、楽しい。 本当は境港にも行きたかったのだが、帰りの飛行機のキャンセル待ちが取れず断念。 仕方なく駅の売店で鬼太郎グッツの数々を見て廻る。 左上:ホームに書かれたねずみ男 右下:妖怪列車・ネズミ男バージョン 左下:KIOSKもねずみ男売店という名前 あれ?ねずみ男ばっかりだった。。。 |
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今日の行程はここまでで、あとはホテルへ向かうだけ。 夕べ、宿の人に電話して送迎をお願いしておいた。 約束の時間は15:10、一時間半ほど時間が合ったので米子駅周辺を散策することに。 レンタサイクルはあるらしいのだが、地下?とかでみつからない。 すると駅前に赤いバスが止まっていたので行ってみると、 1回¥150の「ぐるっと米子だんだんバス」というものだった。 いまいちどこへ行くのか解らなかったが、えーい、乗ってしまえ!と乗り込む。 |
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車内にあったパンフで確認。 「灘町橋」という停留所で下車。 江戸時代、伯耆十八万石の城下町として栄えていたらしい米子。 ここは中心街を流れる旧加茂川沿いの下町に、 白壁土蔵や豪商のお屋敷などの建物が残るエリア。 情緒ある下町の町並みが残るこのあたりから、 中海までクルージングの船が出るらしい。 この日は平日の夕方と言うこともあってか?誰もいなかった。 |
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徒歩だと駅まで30分くらいかかりそう・・・ 約束の時間に大慌てで駅に戻るが、ホテルの人はまだ来ていなかった。 駅の中をうろうろするも、一向に来る気配なし。 迎えに来てもらわないと、バスで一時間、タクシーで約¥8000! なのでホテルの電話してみるが、「出ました〜」と言うだけ。 待つこと30分、平謝りのホテルの人がマイクロバスから降りてきた。 「すいませ〜ん、時間間違えちゃった^_^;」 ま、仕方ないです。 ホテルに着くと、大山がもう目の前に。 本当にこの位置から見ると「伯耆富士」と呼ばれるのが解る、形が良く似ている。 |
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今夜の宿「大山ロイヤルホテル」は団体客専用のような大きなホテル。 食事処が結婚式会場をパーテーションで仕切っただけ、みたいな寂しい感じだったが、 安いから仕方ない^_^; 地ビールの「大山ビール」を飲む。 明日は念願の山登り、ホテルの周りは何もないし、飲み過ぎないようにするにはちょうど良い。 今日も長い移動だったが、なんとかうまく電車にも乗り継げ、まずます予定通りだ。 プランナーの私はこの夕飯の時間に、一日の行程が上手く終ったことを確認し、ほっとするのだ。 なんだろう?この安堵感。我はツアコンか?笑 |
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【10/31 本日のタイムスケジュール】 松江しんじ湖駅15:56⇒宿16:30 松江駅8:00⇒鳥取駅9:26 バス鳥取駅9:40⇒砂丘会館10:02〜11:50バス⇒バス鳥取駅12:12 JR鳥取駅12:16⇒JR米子駅13:45 ホテル送迎15:40⇒大山ロイヤルホテル16:10 |