クチトンネルとメコン川クルーズの巻 
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ホーチミンに戻り、ツアーでクチに出かけた。
ホーチミンから車で約2時間半、途中にはのどかな田園風景が広がる。
お尻が痛くなるほどのがたがた道を通り抜けやっとついた。
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水牛の水浴び |
アオザイを着た女学生 |
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色々なわなの仕掛け |
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クチはベトナム戦争でUSAとゲリラ戦を続けた場所。今は観光地となっている。ベトナム戦争のことはまったくわからない私だが、着いてからまずビデオを見せられる。(日本語)当時の様子や、戦争について。説明を終え、見学に。有名なクチトンネルへと入っていく。
今は観光用に広げられているが、それでも狭い。
とにかくベトナムの人たちは小さくてスマート。男も女も。だから広げられたトンネル内も大柄の人は通れない。
この小さなアリの巣のように張り巡らされたトンネルには、当時の大柄のアメリカ兵にはとても入れない大きさ。それが良かったらしい。
ベトナムの女性たちは村を守るため男性たちと同じく銃をもち戦ったそうだ。攻撃がやむとひたすら畑を耕し、米を作る。戦いに出る兵士たちには力が出る米が必要。苦しい戦いの最中でも地下で暮らし、歌い、笑い、そんなひたむきな日々が続けられたそうだ。
ここに来て、いろんなことを肌で感じた。生きるエネルギー、たくましさ、生きることの悦びが満ちた国。いろいろ考えさせられ、自分自身に得られたものはたくさん。いつもとは違う旅の感触だった。
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見学を終え、メコン川クルーズのためまた車で2時間半、メコンデルタの入り口、ミトーの町へ。
ついたらちょうど昼食の時間。ここの名物の”エレファントフィッシュ”と言うものが出る。なんだかちょっと気持ち悪い風・・・でも味は普通、いや味は無い、ただの白身魚。この他にやきそば、チキンの料理、餅料理、焼きえび、鍋料理、ご飯、デザート・・・おいおい、昼から誰がそんなに食べるの?
こちらの食事は安くておいしい!でも量が多すぎて食べきれない。一皿が3〜4人前はある。2人ではかなりキツイ。いつも残してしまう・・・ゴメンナサイね。でもベトナムの人達はみんな痩せてる。なんでだろ〜?(またしても写真を撮るのを忘れてました)
フェリーに乗ってやっと出発。最初についたのが中州のベンチェー、まずは果樹園にはいる。
そこでまたフルーツの試食がある。今食べたばっかりだからもう食べれないよ〜。そしてまた歩いてココナッツキャンディー工場(と言っても軒下で4、5人集まって作ってる感じ)見学等を終えやっと船に!と思いきやまた蜂蜜茶を飲まされる。ブタになった気分。く、くるしい〜・・・
犬も暑さでのびてます・・・⇒
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順番を待ちやっと船へ載ることが出来た。ジャングルのように生い茂る木々の下をくぐり、ゆっくり船は進んでいく。スゲ傘をかぶった女性が舟をこぐ。
今にも沈みそうな船に男の人が一緒だったので大人が7人。そしてなぜかこの船、先頭を漕ぐのは奥さん、うしろで立ってるのがだんな様。逆のような気もするが・・・奥さんは時々汗をぬぐいながら手をぶらぶらさせている。かなり重いのでしょう、ごめんね。だから言ったでしょ、多すぎるんじゃないのって、ガイドさん!
・・・そしてとても静かな時間が過ぎ、母なる河が見えてきた。メコン川の本流に出てクルーズは終了。
ちょっと恐かったけど(沈みそうだから)楽しかった。帰る途中で船上生活者達の船に遭遇。子供が無邪気に手を振ってくれる。
なんだかいいな、この国は・・・がしかし!船の中でまたココナツジュースを飲まされる。おなかがいっぱい過ぎてつらいぞ〜。
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