京もゆる prev. index next

歩いていて、遠くに色づいた木々を見つけ心躍る
心持ち足早に木の方に寄ってみれば
空を覆うその大きさに
そして鮮やかな色合いに圧倒される
そのとき、思いは声にはなるけれど、言葉にならない
毎日の生活でときどき感じる
やりきれない思いとか自分への悔しさも
叫びたくても言葉にできない
心の中は確かに何かに染められ
何かに満たされているのに
どう表現すればいいのか分からない感覚
全く正反対なのに、どこか似ている、妙な感覚

円光寺にて