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long time 〜3

一時期、華やかに脚光を浴びた、とある赤煉瓦の倉庫
いつからなのか、今は壁だけの無残な姿
表通りを歩くだけでは気づかない
裏の、ひとつだけ扉がうち捨てられた入り口から
函館山と鉛色の冬の空がのぞいていた
荒廃に美を求めることはココロを痛めつける