平戸島にわたる九州本土側の玄関口、平戸口
なだらかな丘の続くなかで建っているのがこの田平(たびら)天主堂
瀬戸山天主堂ともいい、道沿いに行くと
広い畑の向こうに白い側面と赤煉瓦の塔とグリーンのドームの天主堂が見えてくる
西九州の天主堂の建設はそれぞれの教会の牧師の指導で行われてきたけれど
多くの天主堂の設計や建設に深く関わったのが、五島出身の大工、鉄川与助氏
五島での天主堂建築を手伝ったことから次第に天主堂の設計・建築に関わり
独自の技法やデザインを発展させ、個性的な天主堂を見事に仕上げてきた
ひとつとして同じ天主堂がないのはそこの人たちのアイデンティティであり
鉄川氏の大いなる遺産でもある

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