クルス

光・花模様

五島列島中通島上五島町・大曽天主堂

近代化の進む日本、都市で西洋建築が急増したのは当然でしょうが
中央から遠く離れた西九州の片田舎でも
同じ時期に西洋建築が建てられ始めていたとは不思議なこと
ただ、都市の西洋建築もそうであったように
西九州の天主堂も完全な西洋建築ではなく、随所に日本らしさが採り入れられ
今でも妙になじむ感覚を与えてくれます
木で美しい曲線を描くリヴ・ヴォールト(こうもり天井)など木造という文化もそうですが
赤煉瓦の壁にはめ込まれたステンドグラスにも、桜のような花模様があったりする

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