9th. Tale

    

・ ・ ・

ブリュッセルから北西へ列車で約1時間行くと、フランドル地方の貿易都市・ブルージュ。街の名が「橋」を意味するとおり、街じゅうに運河がはりめぐらされた水の都。
ただ、歴史のなかでその細い水路は時代の流れから取り残され、
街はかつての輝きを失う。
しかし、新しい時代の波を受けなかったことで、かつての古い街並みが現代に残り、かけがえのない街として再び輝きを取り戻した。
細い水路かつないだ未来。
今やブルージュはベルギー有数の観光地。
水路は輝く波をたてて、あるいは静かに空と街を写して街を流れ、笑顔の人びとを包み込んでいる。

・ ・ ・

Previous Tale<<    >>Next Tale

・Booth 1・
Series Collection

Euro-tales

"Long Days"


back to choice

・ ・ ・