◆8月12日    走行:362km (延べ:777km)

 予定より1時間遅れの7:00起きになったけど、昨日寝たのが2:00過ぎだったし、一晩中隣のイビキのおかげでよく眠れなかったんだから上出来だ。今日は朝から本当にいい天気だ。やっぱりツーリングはこうでなくちゃ。
 まずは神威岬へ直行。駐車場からは往復40分のアップダウンだ。う゛〜・・・、やっぱりバイクのブーツは辛い。汗が滝のように流れてくる。子供やおばさんも登ってくる道なのに、岬の先端に着く頃にはもうヘロヘロだった。でも目の前の蒼い水平線は視界の端から端まで繋がっていて、眼下には水中の岩一つ一つがはっきりと見える日本海独特の美しい海が広がっている。汗を流した甲斐のある素晴らしい景色だ。次の積丹岬では・・・、以下同文。今日は延々と日本海の海岸沿いを走ったけど、北海道で海水浴してる人たちを初めて見た。道東、道北は海水浴場なんてほとんど無いもんなあ。
 小樽の運河には目もくれずに車だらけの国道を走り続けて、独走できるようになったのは増毛を過ぎてからだ。雄冬周辺は西の知床と呼ばれる断崖絶壁の直下を走る高速ルートで、ここを延々車と一緒に走らされたのは痛かった。
 ほとんど人工物の無い道を、やっと『北海道を走ってる』という実感に浸りながら走って、北竜のひまわり畑に寄り道して美瑛に向かう。夕食の時間までに絶対に着けないだろうと思って夕食の予約はしなかったけど正解だった。美瑛駅前で夕食を済ませて、真っ暗な丘の中をしばらく走ると今日の宿、美瑛ポテトの丘YHの灯りが見えてきた。
 夜の観光案内でモデルコースの紹介はあったけど、『みんなで一緒に行きましょう』という雰囲気ではなかった。一人自転車で汗だくになって坂道を登ってもバカみたいなので、明日はバイクで「ふるさと」PVロケ地を回ることにしよう。
十勝岳ではナキウサギに会えるかな?

神威岬 これぞ・・・ ひまわり
神威岬 『と、遠い・・・』 道以外の人工物は無い メシは抜いてもアイスは外せない

back  zoom  next  INDEX  HOME