J46の幌の外し方 その1 |
けちけちしないでスケルトンな状態見せちゃいますね。先に。でも、この絵だと萌えませんね...
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現状 |
ただ今、午前10時ちょっと前。これから幌を外します。ここでは外していませんが、
ジェリ缶は降ろしておいた方が圧倒的に楽です。ついでにスペアタイヤも降ろすと幸せできます。
左右ドアと後部ドアも開放しておくと楽です。
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観音扉左 |
幌と扉を連結してる、4ミリのナットを緩めます。左右計8組。ボルトは
幌部下端に立て込みになってます。メガネは入らないので、呼び8のスパナを使用。面倒な部分です。
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観音右 |
扉の落とし連結棒を止めるボルトを緩めます。上下二本。予め、
内側ノブを閉じ状態(落とし棒を伸ばす)にしておくと、ボルトにテンションがかからず楽です。
落とし連結棒を外してから、幌部を扉に差し込んである根元の6ミリボルトを緩めます。左右計4本。
扉を開放したまま幌下部を外側に引っ張り、上へ持ち上げれば、後部の幌部分は取れます。ガラスがついていますから
慎重に。また、意外ときつく嵌っています。持ち上げるとき、扉上部の幌の水切り部分の縫製を壊さぬよう注意です。
一説によると、既にこの幌は在庫切れらしいですから。純正に拘らなければ関係ないですけどね。
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後部観音扉脱完成 |
後部扉外しが完成です。ここまでで、約15分消費します。
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サイド幌 |
続いて、サイド部分の脱。幌下部にスライド式の幌押さえがついてるので
5ミリビスを沢山緩めて外します。このでかいワッシャのついてるビスも特殊品です。
ネジやさんで売ってるのは座がもっと小さいものです。紛失注意です。
因みに、写真の幌押さえは裏表逆に差し込まれています。
写真には写ってませんが、車体後部角部にも左右とも同様の部品がついてるので、車体妻手方向に外します。
但し、左角部のみは、スペアタイヤを外さないと通常品はおろか、スタビなドライバもが入らないので注意。
物臭して、板ラチェを使えば、辛うじて緩むものの、トルクがかからないので、ネジ頭をなめる恐れがあります。
最後にもう一度タップ立て直し、軽くグリス差しておけば、つけるときが幸せになれるかと思います。
ついでに、外から見える限り、捻りホックを緩めて開放しておきます。これはちょっと楽しい作業です♪
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サイド幌前部 |
サイド 幌前部は、Bピラーに沿って、内側に幌押さえがついているので、ここの5ミリビスを
緩めて外します。左右ドアを開けて、座席越しに体を捻って、スタビドライバで左右計8本を外し、幌が巻き上がる
状態にします。但し、本当に巻き上げると、硬化した透明部分が割れるでしょうから、実際にはしない方が賢明。
また、スタビを使わないと、手が伸びきるので、辛い姿勢になりがち。ここを改善すると、横外しがもっと気楽に楽しめそうです。
ビス落とすと、特に運転席側はほぼ消えます。あとで燃料タンク外すと発見できますが。
それと、写真、撮り忘れたけど、これに先立って、最後部垂直幌骨と、後部座席背もたれを止めてる8ミリボルトナットを外します。
この骨は後部席背もたれの補強支柱も兼ねていて、幌を巻き込んだヘンテコな収まりになっている故、ここを緩めておかないと幌が捲くれないのです。
言い方を変えると、この骨がなくなると、後部席の背もたれはかなり強度を失います。対策を考えないとダメです。
しかし、この辺の収まりを鑑みると、やっぱこのクルマは幌を外す前提では設計されてないのだな、と痛感します。
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捻りホック開放 |
で、車体水平方向に並ぶ屋根と並行に生える捻りホックを開放して、後部と前部を交互に引っ張って、
サイド幌を下に下げると、
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サイド・後方完成 |
一見、フィリピンのジープニーのような外観になります。
正直いって、後部の乗員は十分にこの状態でも開放感を味わえます。しかし、運転手には全くといって良いほど、
変化が体験できないのでおもしろくありません。因みに、ここまでで、約30分位消費します。
しかし、幌骨は、基本的に未だ一本も緩んでいません。
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