1994年7月の記録

郵貯日 普特 中央 簡易 分室 出張 年合計 通算合計 非扱 非扱計 地域 交通手段
7月04日 10 10 330 467 岡山
7月11日 13 10 23 353 490 岡山 自転車
7月12日 15 19 372 490 岡山
7月14日 15 387 524 岡山
7月15日 13 400 537 岡山
7月18日 406 543 岡山 自転車
7月25日 412 549 福岡 徒歩
7月26日 421 558 福岡 徒歩
7月27日 13 16 437 574 滋賀・岐阜
愛知
徒歩
合計 86 27 117 1日平均(31日) 3.77局

1994年7月4日(月) 旧山陽道を車で郵貯の巻

54442 岡山芳賀佐山郵便局 458  岡山市芳賀5112-103
54428 岡山辛川郵便局 459  岡山市西辛川中村北288-4
54284 服部郵便局 460  総社市南溝手450-5
54394 山手郵便局 461  都窪郡山手村地頭片山63-3
54404 清音郵便局 462  都窪郡清音村軽部680-2
54055 箭田郵便局 463  吉備郡真備町箭田866-2
54347 まきびの里郵便局 464  吉備郡真備町岡田82-1
54447 真備西郵便局 465  吉備郡真備町尾崎978-2
54011 矢掛郵便局 466  小田郡矢掛町矢掛2683
54250 三谷郵便局 467  小田郡矢掛町東三成1505
 この日はいつものように祖父宅から車を借りての郵貯である。まず車で行かないと大変な所にある岡山芳賀佐山郵便局から始める。ここは高台にある新興住宅地にあり、坂のきつさは尋常ではない。中には自転車で行かれた強者もおられるようだが、今回は車ですい〜っと訪問である。(その分印象に残らないが・・・)ここは岡山駅から中鉄バスが出ているので、車がなければこちらがお奨めである。次は山を下りて国道180号線を総社寄りに走り、岡山辛川郵便局へ向かう。近くに岡山大窪郵便局があったのだが、チェック漏れで飛ばしてしまった。国道から少し入った所に岡山辛川郵便局を発見、訪問する。国道に郵便局の案内看板があったので発見できた。吉備線の備前一宮駅から歩いて5分くらいである。次は再び国道を走り、総社市内の服部郵便局へ。ここも国道から少し入るのだが、看板のおかげで発見できた。いずれも歩道橋の所を入っていくという共通点があった。次は総社市の南にある山手村へ向かう。備中国分寺を左手に見ながら吉備路を走り、細い地元道沿いに山手郵便局を発見。ここは地図には山手簡易郵便局と書いてあったのだが、特定局であった。昔は簡易局だったのだろうか?貯金を済ませて次は隣の清音村へ。この2村と宇野線沿いの早島町で都窪郡を成しているのだが、いずれも面積は非常に小さい。地図上で見るとゴマ粒程度である。当然郵便局は各町村に1局ずつしかなく、清音郵便局で都窪郡完訪となる。郵便局自体は県道から入ったところにあり、岡山市側から行くと発見は難しい位置にあった。歩道橋の少し先の幼稚園の所を左に入れば見えてくる。結構綺麗な局舎であった。

 次は清音駅の近くを通り、高梁川を渡る。少し下流には「井原鉄道」の橋梁が見えた。これを書いている現在は既にこの鉄道も開業しているが、当時はこのまま朽ち果ててしまいそうな雰囲気であった。チェック漏れで川辺郵便局を飛ばし(チェック漏れ多すぎ!)、国道沿いにあった箭田(やた)郵便局を訪問する。貯金を済ませて、ここから少し岡山寄りに戻り、国道から離れて細い道を少し行ってまきびの里郵便局を訪問する。少し変わった局名で、吉備真備(きびのまきび)から取ったと思われる。ちなみに後で開業した井原鉄道には吉備真備駅というのができた。面白い局名なのでスタンプもなにかあるかと思ったが、特に変わったものではなかった。残念。次は再び箭田郵便局の前を通って真備西郵便局へ。最近できた局らしく、綺麗な局舎であった。ちなみに局前の道をまっすぐ行くと倉敷市の訪問しにくい穂井田郵便局へ行ける。次は再び国道を西へ走り、旧山陽道の宿場町である矢掛町へと入る。当時はまったく工事している気配もなかった井原鉄道が国道に平行して走る。やがて矢掛の中心街に入り、結構迷ったが矢掛郵便局を発見する。役場の正面であった。割と小さな局舎であったが、さすが旧宿場町にある郵便局だけあり、番号が11番であった。番号が若い郵便局(特に一桁)を発見すると結構嬉しいものがある。もう少し時間があったので、少し岡山寄りに戻り、国道から少し入った所にある三谷郵便局へ行く。実は矢掛郵便局の前にここへ来る予定だったのだが、行き過ぎてしまっていたのである。小学校や農協、交番などと一緒に郵便局も立地していた。まわりは日本の集落という雰囲気を醸し出しており、いい感じであった。ここには井原鉄道の三谷駅ができ、駅から簡単に行けるようになった。ここで時間切れとなり、岡山へと戻った。

1994年7月11日(月) 灼熱の津山自転車郵貯の巻

54118 津山口郵便局 468  津山市津山口222-1
54312 津山川南郵便局 469  津山市昭和1-9
54003 津山郵便局 470  津山市元魚町18
54126 津山坪井郵便局 471  津山市坪井町31
54350 津山田町郵便局 472  津山市田町45
54778 津山北園簡易郵便局 473  津山市北園町7-7
54772 津山総社簡易郵便局 474  津山市総社37-39
54799 上河原簡易郵便局 475  津山市上河原218-7
54127 津山一宮郵便局 476  津山市一宮428
54711 美作高倉簡易郵便局 477  津山市下高倉西52-2
54824 津山山西簡易郵便局 478  津山市高野山西434-1
54340 津山高野郵便局 479  津山市高野本郷1694-3
54083 成名郵便局 480  津山市野村313-1
54710 広野簡易郵便局 ----  津山市田熊字小村2006-3
54222 大崎郵便局 481  津山市金井38-5
54779 津山国分寺簡易郵便局 482  津山市国分寺469
54133 津山兼田郵便局 483  津山市川崎1342
54785 津山林田簡易郵便局 484  津山市林田1038
54028 津山中之町郵便局 485  津山市中之町27
54773 志戸部簡易郵便局 486  津山市志戸部710
54809 津山小田中簡易郵便局 487  津山市小田中1857-8
54134 津山二宮郵便局 488  津山市二宮1956-4
54761 院庄簡易郵便局 489  津山市院庄字志津高954-1
54081 宮尾郵便局 490  久米郡久米町宮尾285-8
54727 田邑簡易郵便局 ----  津山市上田邑字平田1
 この日は1日かけて津山市内をレンタサイクルで攻める。岡山駅から津山線鈍行で出発。時刻は今となっては分からないが、8時頃に津山に到着。早速駅前の観光案内所でレンタサイクルを借りる。出てきた自転車はちょっと小さめの24インチで、変速機もなかった。ちょっと辛い郵貯となりそうな気配が漂うが、とりあえず最初の訪問局津山口郵便局へ移動する。局に着いたがまだ9時前だったので、近くの津山線津山口駅で暇をつぶし、9時ちょうどに貯金。津山市内最初の訪問局となる。次は津山駅近くまで戻って津山川南郵便局へ。津山駅前郵便局を名乗ってもおかしくない立地である。次は吉井川を渡って津山郵便局へ。市内の中心街に立地しており、車では行きにくそうな場所であった。番号は3番!思わず(心の中で)ガッツポーズである。次は津山坪井郵便局へ。私の大好きな阪神の坪井選手と同じ名前の局なのだが、今となっては記憶がない!むむ、残念。こういう町の中心街の中にある郵便局は記憶に残りにくいのであろうか。通帳には記録が残っているので訪問したことは間違いない。ま、訪問したということで次は津山田町郵便局へ行く。大きな道に面していて、局の入り口が道から少し高いところにあり、階段を上って入っていった。特に語ることもないので次へ。

 小さな山を越えて市役所や聚楽園を右手に見ながら津山北園簡易郵便局を訪問。近くの美作女子大御用達の簡易局のようである。貯金を済ませて次へと向かうのだが、この日はかんかん照りで早くもへばってきた。大きな道沿いに天満屋があり、自販機コーナーがあったので早速休憩となる。こういう炎天下の自転車での郵便局巡りは頭がボーっとして、郵便局の記憶が飛んでしまうのがいつものパターンである。早速だが次の津山総社簡易郵便局は記憶が殆どない。確か丘の上にある民家改造型の簡易局だったと思う。さらにその次の上河原簡易郵便局はまったく記憶がない。本当に行ったのか?悔しいのでまた今度暇なときに局を見に行ってみようと思う。次は津山一宮郵便局へ。ここは綺麗な小川沿いの道を走って、昔ながらの民家の中にあった局である。確か局の前に打ち水がしてあって、涼しかったのを覚えている。

美作高倉簡易郵便局
美作高倉簡易郵便局
写真は平成11年5月3日撮影
本文に書いたような華奢な
局舎では無いようだ。
いい加減な記憶である。
8月14日お休み

 ここからが少し大変である。津山市内を東西に貫く広域農道(作州街道)を4キロ程走らなければならない。最近できた新しい道だけあって、道は真っ直ぐ最短距離なのだが、やたらアップダウンのきつい道であった。この道の途中で、坂道の向こう側にねずみ取りの警官がいた。皆さんご注意を。坂を上って下りてでへろへろになった所で美作高倉簡易郵便局へ到着。なんとも形容し難い、いい感じの局舎であった。台風が来ないことを祈るばかりである。この局は強く印象に残った簡易局の一つである。ここから坂を一気に下って津山山西簡易郵便局へ。がっしりした造りの局舎が頼もしかった。番号を見る限り結構新しい簡易局のようである。次は因美線の踏切を渡って国道53号線に出て、少し鳥取方向へ行った所にある津山高野郵便局を訪問。国道沿いでよくあるタイプの局舎であった。さらに鳥取方向へ走り、因美線高野駅を越えて行った所に成名郵便局を発見。周辺には民家もそんなにないのだが、巨大な局舎に大きな駐車場と、立派な郵便局である。このもう少し北に滝尾郵便局があるのだが、因美線の美作滝尾駅から近いこともあり、今回はパスした。

 次は高野駅近くまで戻って、加茂川を渡って国道429号線を大原方面へ走る。これが結構山道で、ひいひい言いながらこいでいった。しかも途中で道を間違えるし・・・。途中で国道から離れ、やっとの思いで山を越えて下りに入った所に広野簡易郵便局を発見。喜びもひとしおであるが、何故か農協に郵便マークが掛かっている。そう、勘の良い旅行貯金家の方ならお気づきと思うが、ここは農協受託の貯金非扱い簡易局だったのである!!当時はまだ貯金のできない簡易局の存在など知る由もなく、いつものように局内へ。貯金をお願いすると、「郵便貯金はできない」と断られてしまった。「こいつは困った」と暫く立ちつくしたかどうかは定かではないが、このままでは訪問したという証明がない。そもそも私が郵便局めぐりを始めたきっかけは郵便局の番号調べであったので、農協の方に「この郵便局の番号が分かるものはありますか?」と聞いた。すると為替印を見せて下さり、「ここには番号が書いてある」と教えて下さった、と思う。結局、ここでこの為替印を押してもらうには為替を発行する必要がある事を学習し、定額小為替というものがあることも知り、今後は貯金できない局ではこの小為替を買って、それに押されている為替印を見て局の番号を知ればいい、と悟った。早速、100円の定額小為替を発行してもらい、貯金不可局の定額小為替発行第一号となる。この炎天下を自転車で走って朦朧としている頭でよく考えついたと今更ながらに思ったりする。

 とんだ経験をしたが、気を取り直して次へ。一気に山を下りて、田舎の田んぼばかり広がる道をひた走り、中国自動車道をくぐって姫新線の美作大崎駅へと行く。駅から国道沿いに出ると、綺麗な局舎の大崎郵便局を発見する。今度こそ無事貯金を済ませ、次へ。ここからまた山道をひいひい上り、津山国分寺簡易郵便局へ辿り着く。津山から柵原へと抜ける県道沿いにあり、車の往来が多かった。ここでは当局オリジナルマッチ(局名入り)を頂いた。次は姫新線の東津山駅近くの津山兼田郵便局へ。ちょうど津山市を時計回りに半周し、再び津山市街地に戻るという形になった。国道53号線の旧道と思われる細い道沿いにあった。近くにはマクドなどがあり、一休みしたいところだが、既に14時も近く、先を急ぐことにする。

津山林田簡易郵便局
津山林田簡易郵便局
問題の簡易局。行ってみると
当時の記憶が蘇った。
分かりにくいがシャッター
の向こうが民家の入り口で
簡易局の入り口でもある。
8月14日お休み

 自転車で国道53号線を岡山方向へ走り、吉井川沿いの綺麗な「津山鶴山ホテル」のちょっと先を脇道へ。このあたりに津山林田簡易郵便局があるのだが、暑さのせいかこれっぽっちも記憶がない!普通、断片的にでも記憶はあるのだが、ここは全く無いのである。しかし通帳には記載があるので、訪問はしたらしい。午前中に行った上河原簡易郵便局と同様、要調査である。次は津山の昔ながらの町並みの中にあった津山中之町郵便局へ。ここら一帯は商人の街だったそうである。番号も28番と無集配特定局にしては異常に若かった。貯金を済ませ、細い路地を走り抜けて宮川の畔へ。左手には津山の名勝「鶴山(かくざん)公園」が見える。春は桜で美しい。この日は見る余裕もなく、一心にペダルをこいで志戸部簡易郵便局へ到着。県道の脇にあるやや控えめな感じの局舎であった。この辺りは当時は道路工事中で、砂煙がひどくて大変であった。ここからは一気に津山市の中心部を横断。午前中に訪問した津山田町郵便局の前を走り抜けて津山小田中簡易郵便局へ。綺麗な独立局舎で駐車場も完備の豪華な簡易局である。さらに自転車は西へ。いまいち記憶がない津山二宮郵便局を訪問し、姫新線院庄(いんのしょう)駅の近くにある院庄簡易郵便局へ到着。年季の入った局舎で気に入った。もうここまでくると何も考える気がせず、ただ自転車をこぐだけのマシーンと化している。次は津山市からは外れるが、市境の川を渡るとすぐにある宮尾郵便局へ行く。ここは昔は久米郵便局だったらしく、局舎には「久米郵便局」というロゴをはがした跡が残っていたと思う。

 そして本日最後の訪問局、田邑簡易郵便局を目指す。へろへろのふらふらなのに上り坂が追い打ちをかける。ちょっと下ってあとは小川沿いの道をひたすら走ると、なにやら怪しい農協が・・・。嫌〜な予感がしたが、行ってみるとやっぱり農協受託の貯金不可!悪夢の再来である。結構奥まって行きにくい所に貯金不可とは、津山市の郵便局配置はなかなか酷なモノがある。貯金ができないのでここでも定額小為替を購入。これで時間的にも体力的にも限界なのでうち切り。15時45分頃だったと思う。へろへろと津山駅まで戻り、自転車を返して列車で岡山へと戻った。この日は日焼けしまくって風呂に入るととても痛かった。

1994年7月12日(火) 伯備線沿線しらみつぶしの巻

54277 阿曽郵便局 491  総社市西阿曽218-2
54816 総社泉簡易郵便局 492  総社市泉1-225
54021 総社郵便局 493  総社市総社1-1-45
54297 常盤郵便局 494  総社市真壁996-5
54237 高梁玉川郵便局 495  高梁市玉川玉1548-1
54240 高梁木野山郵便局 496  高梁市津川今津1985-2
54051 川面郵便局 497  高梁市川面町2218-10
54713 備中高倉簡易郵便局 498  高梁市高倉町田井4552
54103 井倉郵便局 499  新見市井倉741
54288 草間郵便局 500  新見市草間7840-1
54184 豊永郵便局 501  新見市豊永佐伏514-1
54037 北房郵便局 502  上房郡北房町下砦部270
54359 田治部郵便局 503  阿哲郡大佐町田治部2864-12
54225 唐松郵便局 504  新見市唐松2949-3
54794 石蟹簡易郵便局 505  新見市石蟹字石蟹94
54010 新見本町郵便局 506  新見市新見863
54038 新見郵便局 507  新見市高尾2485-11
54293 新見上市郵便局 508  新見市上市616
54729 千原簡易郵便局 509  新見市菅生8782-2
54752 相文簡易郵便局 ----  新見市千屋花見字相文26-1
 この日は鉄研の先輩の横井さんの車で郵便局巡りである。横井さんもこの頃は既に郵貯にはまっており、今回は二人とも郵貯目的である。まず総社市にある阿曽郵便局から開始。私は既に総社市内は結構回っていたので、横井さんの好意により私の回っていない所を回っていただいた。郊外にある割と綺麗な局舎を後にし、次は総社泉簡易郵便局へ。ここは泉ニュータウンの中にある簡易局で、ちょっと山手にあるので自転車では大変そうである。この辺りは1度だけ家庭教師に来たことがあったのだが、夜に車で送っていただいたので、簡易局の位置はさっぱり分からなかった。次は総社市の中心街にある総社郵便局へ。さすがに市の中心局だけあって立派な局舎である。貯金を済ませて駅の裏手にある常盤郵便局へ寄って総社市を後にする。

 国道180号線を北上し、私が既に訪問した豪渓郵便局美袋郵便局は飛ばして頂き、伯備線の備中広瀬駅の前の橋で高梁川を渡り、ちょっと山の中へ入った所にある高梁玉川郵便局を訪問する。山の中の小さな集落にある局で、いい雰囲気であった。貯金を済ませて再び横井さんの愛車「ワークス」で出発。高梁市街は既に私が高梁郵便局を訪問済みだったので飛ばしていただいた。本当はもう1局、高梁鍛冶町郵便局があるのだが、この時点ではまだその存在を知らなかった。車は高梁市街をパスして高梁木野山郵便局へ到着。伯備線の鉄橋のすぐ下にあり、木野山駅からも近い。貯金を済ませて再び国道180号を伯備線沿いに北上。備中川面駅の近くにある川面郵便局を目指す。地図上では川面の集落の中にあるのだが、新局舎に移転したらしく、集落のはずれの伯備線のそばに移転していた。本当に線路のすぐそばで、列車からも見える位置である。次は備中川面駅から新見方向へ少し行った所にある備中高倉簡易郵便局へ。酒屋さんと一体型の簡易局で、郵便局の窓口とは思えないような所で営業されていた。ゴム印も簡易局の住所と名前が2行に渡って書かれているものしか無いらしく、しょうがないので通帳の預け入れの欄に押していただいた(通常は払い出しの欄に押していただく)。ここも伯備線の線路の近くで、なかなかいい環境である。

 次は新見市内へと入り、有名な井倉洞の近くにある井倉郵便局へ行く。井倉駅のすぐ近くで割とこぢんまりとした局舎であった。貯金を済ませて近くの商店でパンを購入。車内で食べながら次を目指す。ここから急な山道をよじ登り、カルスト台地と呼ばれる台地へと出る。道が平坦になったところで脇道に郵便局マークを発見。私の500局目となる草間郵便局である。私の節目局であるが、あまり印象には残っておらず、むしろ次の豊永郵便局が印象深い。山奥の細い道沿いにあり、局の前が緑美しい森で非常に綺麗だった。どうも豊永の集落の中心からは結構離れたところに立地しているようである。印象に残った局を後にして次は唐松郵便局へ。山を下りてきて高梁川へ出る手前にあり、綺麗な局舎が目を引いた。次は国道180号線へと戻り、伯備線石蟹駅前にある石蟹簡易郵便局を訪問。何か事務所のような雰囲気の簡易局であった。次はいよいよ新見の市街地へ突入し、新見本町郵便局へ。町中の路地の一角にあり、昔ながらの町並みに溶け込んでいた。なんとここの番号は10番!驚きである。次の新見郵便局も番号は38番と意外と若く、この2局のいきさつは興味深いものがある。

 次は地図には載っていなかった裏道沿いにあった新見上市郵便局へ。見つけるのに結構苦労した。この時点で16時少し前であったが、ここからさらに国道180号を北上。千屋ダムの近くにある千原簡易郵便局へ滑り込む。なんとか間に合ったようで、貯金することができた。国道沿いで小綺麗な局舎であった。ここでタイムアップであるが、悪あがきをして、さらに北上。千屋郵便局へ押し掛けるがもちろん駄目。残念。千屋はアメダスの雨量計があるので岡山の天気予報にはよく出てくる地名である。ここで断られたのに、まだ私の悪あがきに付き合ってもらい、鳥取県境にも近い相文簡易郵便局を目指す。簡易局ならもしかして、という淡い希望を持っての訪問だった。いよいよ山深くなったところで国道の右手の下の方にそれらしき建物を発見。郵便局マークもあったが、なんと農協であった。新見市も一番奥まった所に貯金不可局か・・・。16時30分過ぎ頃だったと思うが、局内にはまだ人がいたので小為替の発行をお願いする。割とあっさり承諾してくれ、見事に小為替をゲット。お礼を言って農協を後にする。新見市の最北の局を押さえることができて何よりであった。ちなみに横井さんは貯金不可局は訪問対象ではないので、用もないのに付き合って頂きました。有り難うございました。あとはどこをどうやって帰ったかは覚えていない。

1994年7月14日(木) 趣深い三国郵便局訪問の巻

54180 岡山楢原郵便局 510  岡山市楢原428-3
54810 瀬戸江尻簡易郵便局 511  赤磐郡瀬戸町江尻1069
54736 大内簡易郵便局 ----  赤磐郡瀬戸町大内字内山642
54162 福岡郵便局 512  邑久郡長船町福岡772-1
54747 畠田簡易郵便局 513  備前市畠田字畠田70-1
54764 佐山簡易郵便局 514  備前市佐山字北尾1682
54207 鶴海郵便局 515  備前市鶴海東浜2944
54086 虫明郵便局 516  邑久郡邑久町虫明4483-2
54807 備前木生簡易郵便局 517  備前市穂浪2868-2
54765 友延簡易郵便局 518  備前市友延509-2
54287 備前木谷郵便局 519  備前市木谷227-3
54345 藤野郵便局 520  和気郡和気町藤野44
54193 日笠郵便局 521  和気郡和気町日笠下45-1
54739 都留岐簡易郵便局 522  和気郡吉永町都留岐字大又319
54108 三国郵便局 523  和気郡吉永町加賀美1050
54329 神根郵便局 524  和気郡吉永町神根本164
 この日は祖父の家の車で一人で出かける。まず、国道2号バイパスに繋がる県道沿いにある岡山楢原郵便局から始める。前の道はトラックの往来が激しく、局舎も可哀想である。ここから県道を北へ。岡山東平島郵便局は以前に訪問済みなので飛ばし、瀬戸町に入って瀬戸江尻簡易郵便局へ。思いっきり民家の一部を改造しましたって感じの局であった。これで瀬戸町も完訪となり、次は吉井川を渡って長船町へと入り福岡郵便局に到着。ここは長船の中心街からもさほど離れておらず、邑久郵便局との距離も近くて不自然なのだが、どうやら福岡という街が歴史ある街のようだ。昔はここに城があったそうで、黒田官兵衛の祖父の墓があったりする。時間があれば散策など良さそうであるが、今日は勿論パス。そそくさと次へ。

 赤穂線沿いの県道を国道2号線方面へ行くと、左手に畠田簡易郵便局を発見する。古びた公民館の1階部分が簡易局で、ずいぶん窓口の窓が狭かったような気がした。貯金を済ませて今度は少し戻って、備前市の鶴見へと向かう。小さな川沿いを走って、ちょっとした峠を越えたところに佐山簡易郵便局があった。前の県道が狭く、車を止めるのに苦労したが、愛想の良いおじさんがもてなしてくれた。いい感じの局を後にして県道を真っ直ぐ行って、海の手前の集落へ到着。この集落に鶴海郵便局があるはずなのだが見あたらない。そんなはずは・・・と探し回ると運河のような用水路沿いの裏道に局を発見!これはなかなか手強い。無事貯金を済ませて次へ。

閑谷学校の櫂の木
秋に色づく閑谷学校の櫂の木

閑谷学校の櫂の木
ちょっと左側へ回り込んだショット

 ここ鶴見はちょうど備前市の入り江の入り口付近にあり、次の友延簡易郵便局はこの入り江の向こう側にある。この入り江の一番奥に備前市の中心街があるのだが、その辺りは既に徒歩で訪問済みだった。そこでこの入り江の入り口に掛かる「片上大橋」へ。ここは「岡山ブルーライン」という有料道路だが、これで大幅に近道となる。海の上に掛かる橋の上はなんともいい眺めであった。橋を渡ってすぐの備前インターで下り、赤穂線の伊里駅方面へ。駅を少し行った道沿いに友延簡易郵便局を発見する。たばこ屋と一体型で、ここでは局名入りのボールペンを頂いた。余談だがこのボールペンは後に車を手に入れた際に、車備え付けのボールペンとなった。次は北上して国道2号線を横断。程なくして備前木谷郵便局へ到着する。そそくさと貯金を済ませ、さらに北上。史跡の閑谷学校が右手に見える。秋には校内の櫂の木が真っ赤に色づいて見事である。

 車は吉永駅の裏手に出て、川沿いを少し岡山方面へ。和気町へ入ってすぐに藤野郵便局があった。なんの変哲もない局舎だが、妙に周りの民家に溶け込んでいるような感じがした。ここの女性の局員さんは旅行貯金家を迎えるのが初めてだったらしく、他の局員さんに教えてもらっていた。次はここから日笠川を遡って北へ行き、日笠郵便局を訪問。記憶がなく、何も書くことがないので次へ。この辺りはF1のパシフィックGPのための拡幅工事が行われていた。ここから細〜い山道を走って峠を越え、吉永町の北部へ。まだまだ車の運転が未熟な私にはこの山道はきつかった。暫くすると道が広くなったので全開!やがて集落が開け、病院の向こうに都留岐簡易郵便局を発見する。吉永町の三国支所の中にあり、恐らく町が受託していると思われる。地図には郵便局マークが無かったので、貯金ができるか心配であったが、幸い貯金取り扱い局であった。貯金を済ませて次へ。

 ここからは一気に山をかけ登る。山道を右へ左へ、更に登りに登ってようやく三国郵便局へ到着。かなりの山の上に立地している。ここの局舎はなんとも趣深い局舎で、感動すら覚えそうな代物である。局内にはここ一帯の美しい自然を写した写真などが飾ってあり、いい感じである。しかし、辺りには民家もあまりなく利用者はいるのか心配である。ここは独断で選ぶ「岡山県内のいい感じ郵便局」のトップ3には入る局である。貯金を済ませてここで15時45分頃。山を下りたところにもう1局あるので、アクセルを踏む足に力が入る。都留岐簡易郵便局の所まで戻り、吉永駅方面へ。いい道が続くので爆走するが、走行中に16時の時報がなってしまった。それでもあきらめずに走り続け、16時ちょっと過ぎに神根郵便局へ到着する。あわてて局内へ駆け込み、貯金をお願いするとなんとか取り扱って下さった。やれやれである。お陰で吉永町完訪となり、家路についた。

1994年7月15日(金) 片上鉄道沿線郵貯の巻

54798 備前下市簡易郵便局 525  赤磐郡山陽町下市382
54089 佐伯郵便局 526  和気郡佐伯町佐伯301-1
54214 塩田郵便局 527  和気郡佐伯町塩田881-2
54746 黒本簡易郵便局 528  赤磐郡吉井町黒本1127
54748 飯岡簡易郵便局 529  久米郡柵原町飯岡1432
54373 岡山県柵原町吉ヶ原郵便局 530  久米郡柵原町吉ヶ原949-1
54788 小瀬簡易郵便局 531  久米郡柵原町小瀬129
54161 北和気郵便局 532  久米郡柵原町百々808-4
54762 宮山簡易郵便局 533  久米郡柵原町宮山字山川平825
54044 勝央郵便局 534  勝田郡勝央町岡42-11
54760 美作栄町簡易郵便局 535  英田郡美作町栄町94
54005 美作郵便局 536  英田郡美作町林野194
54163 湯郷郵便局 537  英田郡美作町湯郷469-3

備前下市簡易郵便局
備前下市簡易郵便局
山陽町役場前の真ん前にある。
8月14,15日,12月29,
30日お休み

黒本簡易郵便局
黒本簡易郵便局
写真は新しくなった局舎
局の回りの雰囲気も随分
変わっていた。

飯岡簡易郵便局
飯岡簡易郵便局
かなり年季の入った局舎は
変わっていなかった。
特にドアが凄い!
8月14,15日お休み

 この日は祖父の車を拝借して郵貯である。今回は割と近くに残っていた備前下市簡易郵便局から始める。赤磐郡山陽町役場の正面にある局であった。これで山陽町は全て訪問済みとなり、次は山を越えて吉井川沿いに出て、佐伯郵便局を訪問。佐伯町の町中に立地していて、狭い道に苦労した。結構こぢんまりとした局舎であったが、最近立派な新局舎が建ったそうである。次は吉井川を遡り、塩田郵便局へ。廃止になった片上鉄道の踏切跡を渡った所にあった。片上鉄道の線路に背を向けるように建っており、列車の窓からも郵便局が見えた事であろう。次はやや山の中に入って黒本簡易郵便局を目指す。国道から「血洗の滝」というなにやら怖そうな看板に従って左折。小さな小川添いの道を少し走ると木造の局舎を発見。かなりの風雪に耐えてきた、ただならぬ雰囲気を醸し出していた。ところが、この名局舎もいつのまにか建て直されたようだ。写真を撮っておけばよかった・・・。

 再び国道へ戻り、以前に訪問した周匝郵便局を飛ばして飯岡簡易郵便局へ。片上鉄道の駅があった所で、「ゆうか」と読むらしい。この局舎もかなりの時代を乗り越えてきた感じで、端末も古い型のものだった。貯金を済ませて次は吉ヶ原郵便局へ。ここはゴム印の頭に「岡山県柵原町」と付いているのが珍しい。この辺りにも片上鉄道の駅があった。次は柵原郵便局を飛ばして小瀬簡易郵便局へ行くが、まったく覚えていない。ちなみに柵原町内は吉ヶ原から小瀬まで、3局連続してかなりの至近距離に郵便局が連続していた。記憶が無いのはどうしようもないので次へ。以前行った柵原大戸郵便局の前の橋で吉井川を渡り、一路北上。狭い県道を少し走ると左手に北和気郵便局を発見する。普通の局舎で普通に貯金をしたので特に書くこともない。この辺りから雨が降り始める。次は先ほどの県道を再び北上。柵原町の北のはずれまで走った辺りに宮山簡易郵便局を見つける。細い県道の右手に建っていて、局舎の入口が道よりも低いところにあったのが印象深い。かなりの年季入りの局舎で、ゴム印も局の住所と局名の2段式のものしかなかったが、局のおばあさんが丁寧に紙をあてがってうまいこと押印して下さった。ただ、この局も県道の拡幅によって移転し、印象深い局舎はもう無い。

 次は更に北上し、姫新線の西勝間田駅の所に出る。この駅の近くに黒坂簡易郵便局があったのだが、電話帳に載っていなかったため当時はその存在を知らず、そこから林野方面へ走って勝央郵便局へ到着。大きな本屋の隣にあり、局舎も立派である。貯金を済ませて国道を西へ。英田郡美作町へと入り、林野駅の近くにある美作栄町簡易郵便局へ。昔風の民家が軒を連ねる中にあり、完全に街と一体化しているいい感じの局舎であった。16時も近いのでそそくさと局を後にし、次は美作郵便局へ。ところがこの局は美作町の中心街に立地しており、車の離合がほぼ不可能な位狭い路地を通らないと行けない局であった。さすがに局側も不便に思ったのであろう、数年前に国道添いの新局舎に移転してしまった。狭い道をやっとの思いですり抜け、貯金を済ます。ここの番号はなんと5番!!これで岡山の一桁は4番と9番を残すのみとなった。この時点で16時寸前だったが、もう1局行けるかも〜、という思いを胸に車を走らせた。美作町の中心街から南へ走り、美作三湯の一つ湯郷温泉へ。大きな温泉旅館の向こうに湯郷郵便局を見つけるが既に16時を回っていた。ま、行くだけ行ってみようということで局内へ入り、「ありゃ〜閉まっちゃいましたか〜」などと臭い芝居を打ったりもした。すると、特別に貯金をして下さることになり、ありがたい事であります。しかもゴム印には温泉マーク入り!最後の最後で大変良い思いをして岡山へと戻ったのでありました。

1994年7月18日(月) 岡山市内南部自転車郵貯の巻

54406 岡山野田郵便局 538  岡山市野田1-14-29
54186 岡山大元郵便局 539  岡山市大元1-7-26
54241 岡山福富郵便局 540  岡山市福富中2-6-5
54437 岡山築港緑町郵便局 541  岡山市築港緑町1-14-7
54398 岡山千鳥郵便局 542  岡山市千鳥町9-5
54374 岡山福島郵便局 543  岡山市福島4-18-11
 この日は岡山市内の南部で残っているところを総ざらいをする。まず自転車で旧2号を倉敷方向へちょっと走り、岡山野田郵便局へ。職安の隣にある局で、これと言った特徴は無かった。次は局の前の道を南下して岡山大元郵便局へ到着。忠宗神社の近くにあり、狭いバス通りだったので車が多かった。町中の局なのでやはり特徴は無い。この局を訪問したのでこの辺り一帯は完訪となり、次は少し距離が離れる。新岡山港へ向かう「産業道路」と呼ばれる大通りを南下。国道2号バイパスの所で脇道に入り、岡山福富郵便局へ。中学校の近くにあり、郵便局の局舎によく見られる四角錐型の屋根であった。次は岡山築港緑町郵便局へ。住宅地の中に忽然と局が立地しており、辿り着くまでかなり迷った。大きな道に面しているわけでもなく、目標となるものが無い局は見つけるのが大変である。どんどん進んで次は岡山千鳥郵便局。ここもまた大通りの裏道にあり、かなり迷った。自転車でこれなのだから、車ならもっと苦労したに違いない。残念ながら局舎は記憶にない。まったく政治家みたいな台詞を連発するが、本当に記憶にないのである。最後に岡山福島郵便局へ。ここは大きな道沿いにあり、あっさりと発見できた。これで岡山市の南部を全て押さえることができ、自動販売機でジュースを飲んでから下宿に戻った。

1994年7月25日(月) 九州太宰府強行軍の巻

74649 太宰府天満宮前郵便局 544  太宰府市宰府1-12-7
74014 福岡中央郵便局 545  福岡市中区天神4-3-1
74283 博多郵便局 546  福岡市博多区博多駅中央街8-1
74003 北九州中央郵便局 547  北九州市小倉北区京町3-8-1
74477 門司郵便局 548  北九州市門司区中町2-2
74286 門司柳町郵便局 549  北九州市門司区柳町1-1-3
 この日はかなりのハードスケジュールである。まず、この前の日は伯備線の何かの記念でSL「若鮎号」が走ったため、鉄研の電柱さんと横井さんと一緒に備中川面駅辺りに撮影に行った。その後米子まで足を延ばし、山陰本線の伯耆大山〜東山公園間でやくも等の撮影もした。で、夜に一旦下宿に帰り、風呂に入って再び外出。岡山駅発0:24の快速「ムーンライト九州」に乗り込む。今回の郵貯は、中国地方の鉄研が集まる「中鉄連」の下関大会に出席するついでである。夏のムーンライト九州は18切符客で混雑するが、今回は指定を押さえてあったので悠々と就寝。翌朝博多に到着し、博多駅前の吉野屋で朝食。岡大鉄研から中鉄連に参加する人たちとはひとまず別れ、太宰府天満宮を目指す。

 福岡市の中心街天神から西鉄に乗り、太宰府へ到着。既に9時を回っていたが、この日はあまりがめつく回らず、まず天満宮を一回り。思っていたよりも小さく、こんなものかと言った感じであった。「留年しませんように」とお参りも済ませた所で、本日の最初の訪問局太宰府天満宮前郵便局へ。観光客が多く訪れる局だけあって、ゴム印は太宰府を表すマーク入りだった。これで用事は済んだので再び西鉄で天神へ戻り、割と近くにある福岡中央郵便局へ行く。既にこの時点で睡眠不足でふらふらしていて、順番を呼ばれたときにふらついてしまったのを覚えている。貯金を済ませるが、ここの番号は何故か14番。むむ、福岡もか・・・。今日は郵便局チェックはしていないし、地図もないのでおとなしく博多駅へとバスで戻り、駅前に巨大にそびえる博多郵便局へ。ここが1番に違いないと通帳を見ると283番!こんなにでかいのに200番台、しかも1番じゃない!じゃあどこが1番なんだ、と謎は深まるばかりだがどうしようもなく、下関方面へと向かうことにした。

 鹿児島本線の快速で一気に小倉まで移動。新下関駅の集合時間にはまだ余裕があったので、駅前にあった北九州中央郵便局を襲撃。中央局と言う割には小ぶりな局舎であった気がする。訪問を済ませると小倉を後にし、隣の門司駅へ移動。ここにも駅前に門司郵便局があるのを知っていたので早速訪問。ここが1番に違いないと再び思っての訪問だが、見事に裏切られる。しかも477番!う〜ん、番号の付け方はよくわからん。門司周辺の大雑把な地図を持っていたので、駅からほど近い門司柳町郵便局も訪問しておいてここで時間切れ。門司駅に戻って普通列車に乗車。集合の新下関駅へ行き、中鉄連の下関大会に参加した。ちなみに他にも旅行貯金をしている人は居ないかと聞いたが、この時は居なかったようである。

1994年7月26日(火) 中鉄連明けに北九州徒歩郵貯の巻

74109 旧門司郵便局 550  北九州市門司区旧門司1-7-19
74066 門司港郵便局 551  北九州市門司区港町2-27
74136 小倉船場郵便局 552  北九州市小倉北区船場6-4
74619 北九州市役所内郵便局 553  北九州市小倉北区城内1-1
74185 小倉馬借町郵便局 554  北九州市小倉北区馬借2-1-26
74336 小倉片野郵便局 555  北九州市小倉北区片野3-3-20
74386 小倉富士見郵便局 556  北九州市小倉北区若富士町1-27
74574 小倉高坊郵便局 557  北九州市小倉北区重住3-8-14
74639 小倉横代郵便局 558  北九州市小倉南区横代北町2-7-20
 昨晩は中鉄連での宴会、カラオケで午前様で下関市内の宿へ。で、今日は朝から門司機関区を見学に向かう。下関駅から門司駅へ移動し、歩いて機関区へ。JR貨物の会社案内や機関区内を見せていただき、昼前に解散。ここから郵貯タイムとなる。昨日は門司駅周辺を少し回っていたので、今日は門司港駅へ移動し、駅周辺を歩いて回ることにする。風格ある駅舎の門司港駅を後にし、まず旧門司郵便局を訪問する。と付くので、「ここは昔の門司郵便局に違いない。きっと番号も若い」などと勝手に思いこんでの訪問だったが、なんのことはない特定局で、「旧門司」というのは地名であった。駅に戻る途中に門司港郵便局に寄って、門司港を後にする。

 次は小倉へ移動し、駅周辺の郵便局を攻める。まず北九州市役所を目指す。途中に小倉船場郵便局を訪問し、北九州市役所内郵便局を訪問。随分立派な市役所の中の郵便局で貯金を済ませ、今度は大きな病院の近くにあった小倉馬借町郵便局へ。ここから近くを走っているモノレールに乗り、片野駅まで乗車。駅の近くにあった小倉片野郵便局を訪問し、日豊本線城野駅を目指して歩く。暫く歩いて地図上に郵便局がある場所に来たがそれらしきものはなく、探したが見つからないので城野駅へ行くと駅前にプレハブの小倉富士見郵便局を発見。仮局舎での営業だったようだ。更に駅から国道10号線沿いに歩き、小倉高坊郵便局を訪問するが、何故かこの局の近くの風景は見覚えがあった。何故かと考えると、
以前K氏と車で九州一周した時にほかほか弁当をこの郵便局の隣の空き地で食べた事を思い出した。う〜ん、そんなこともあったなぁ。

 さて、まだ少し時間があるのだが、地図によるとこの近くには他に郵便局がないので、城野駅からあてもなく隣の安部山公園駅へ移動。駅員さんに郵便局のありかを聞き、駅から南へ歩くと小倉横代郵便局を発見。なんとか16時前に辿り着くことができ、ここで打ち止め。いつもの事ながら、16時までは必死で郵便局目指して移動するが、16時を過ぎて素に戻ると急に移動がおっくうになる。駅まで歩いて戻れば18切符があるのでただで乗れるのだが、めんどくさいので局の近くのバス停からバスに乗車。小倉駅に戻り、日田彦山線で田川後藤寺駅へ行く。次の列車まで少し時間があったので駅前のパチンコ屋へ入るがあっさりスッた。後藤寺線で新飯塚駅へ行き、「赤い快速」で篠栗線を乗り潰して博多へと到着。ここから例によって快速「ムーライト九州」に乗車。車内には偶然乗り合わせていた鉄研の後輩岡野君が居てびっくり。やはりこの列車には鉄ちゃんが多く乗り込んでいるようである。疲れていたので早々に就寝した。

1994年7月27日(水) 岐阜・名古屋 強行軍の巻

46041 米原郵便局 559  坂田郡米原町下多良1-130
24034 関ヶ原郵便局 560  不破郡関ヶ原町関ヶ原字尻江3347-6
24269 大垣駅前郵便局 561  大垣市高屋町1-39  
24002 大垣郵便局 562  大垣市郭町4-1
24277 大垣南高橋郵便局 563  大垣市南高橋町1-99
24294 大垣伝馬郵便局 564  大垣市藤江町2-152
24001 岐阜中央郵便局 565  岐阜市清住町1-3-2
24288 岐阜神田郵便局 566  岐阜市神田町1
24289 岐阜西野郵便局 567  岐阜市真砂町3-7
24301 岐阜真砂郵便局 568  岐阜市真砂町8-5
24290 岐阜昭和郵便局 569  岐阜市昭和町3-11
24313 岐阜問屋町郵便局 570  岐阜市橋本町2-8
20014 名古屋駅デイリーΙ郵便局 571  名古屋市中村区名駅1-1-2
21125 名古屋中央郵便局 572  名古屋市中村区名駅1-1-1
20025 名鉄百貨店簡易郵便局 573  名古屋市中村区名駅1-2-1
21771 DO金山郵便局 574  名古屋市中区金山1-17-18
 中鉄連も終わり、博多から快速「ムーンライト九州」に乗って早朝に岡山着。岡野君が起こしに来てくれたが、この日はこのまま名古屋へ郵便局を攻めに行く予定だったので、ここで別れる。また暫くうとうとしていると大阪着。ホームは通勤客で溢れ返っているが、この列車はまったく別次元のようにゆうゆうである。自由席連結の快速なので通勤客も乗ることが出来るはずだが、乗ってくる人は居ない。臨時列車だし、その存在が知られていないのであろう。結局妙な優越感に浸りながら悠々と京都着。まだ7時半なのでここから在来線で米原へ移動。ここで9時を回ったので、本日最初の訪問局米原郵便局を目指す。地図を持ち合わせてなかったので、駅で在処を聞いて歩くが結構遠い。10分も歩いたろうか、なんとも田舎の風景が拡がる中に局舎が建っていた。私にとって滋賀県初郵貯となった。本当は米原駅の近江鉄道乗り場がある方に米原西簡易郵便局があり、こちらの方が近いのであるが、この時はその存在を知らなかった。歩いて駅まで戻り、東海道本線の鈍行で岐阜へと向かう。

 米原から鈍行に乗って暫くすると、車内でJR東海の社員の方が研修と称してお茶を配っていた。新人社員の接客研修らしく、私もお茶を頂いた。列車は岐阜県内へと入り、関ヶ原駅へ到着。ここで何故かふら〜っと下車。駅から国道を少し歩いたところにある関ヶ原郵便局を訪問する。この時は普通のゴム印だったが、今は宝のゴム印が使用されているそうで、ちょっと悔しい・・・。再び駅へ戻って列車に乗り、大垣駅へと移動した。地図を持っていなかったので、駅のキオスクで大垣市内の地図を購入。郵便局マークを頼りに徒歩郵貯となる。まず大垣駅前郵便局を目指すが、ここが分かりにくかった。駅前と言いつつ少し離れており、しかも奥まっていてなかなか曲者である。で、次は大垣郵便局へ。さすがに大きな局舎ですぐに発見でき、番号も2番。納得納得の番号である。貯金を済ませて地図と睨めっこし、大垣南高橋郵便局を目指すことにする。ここは残念ながら記憶にないので次へ。今度は北へ向かって大垣伝馬郵便局へ。大きな道の裏道にありちょっと迷った。住宅地の中にポツンと建っていた。以上4局はちょうど正方形の頂点のように立地しており、その正方形を左回りに回ったことになる。以上で大垣市を後にし、次は岐阜市へと乗り込んだ。

 岐阜駅は高架駅化工事中で、上り線か下り線か忘れたが、どちらかが既に高架駅になっていた。ここで地図を購入。まず岐阜中央郵便局を押さえておくことにする。岐阜の駅前のちょっとごみごみした雰囲気の中を歩いて局へ。ここで市内郵貯の戦略を練るが、どうにも寝不足の頭では効率の良いルートは出て来ないようで、とりあえず岐阜神田郵便局を目指す。今思うと途中に岐阜若宮郵便局があるのだが、この時はその存在に気付いていなかったようである。神田町は異常に南北に長い町で、駅前からの国道157号線沿いはず〜っと神田町である。郵便局は市役所南庁舎の裏にあった。次は岐阜西野郵便局へ。市内にも関わらず結構局間が離れており、かなり歩いた。岐阜の市内電車が通る通り沿いの局である。次は岐阜駅方向へ歩いて岐阜真砂郵便局へ。ここも同じ電車通り沿いの局である。ここから少し脇道に入って岐阜昭和郵便局を目指す。どうにもごみごみした脇道を歩き、迷いながらもようやく発見した。もう一度行けと言われてもあまり自信のない局である。最後に駅に戻る途中に最近できたっぽい綺麗なビルの中にあった岐阜問屋町郵便局を訪問。岐阜駅から列車に乗り込んで名古屋へ向かった。

 本日最後の郵貯の地、名古屋へ到着。さすがに金銭的に地図を買う余裕がなくなったので、駅前の地図と勘、嗅覚だけが頼りの郵貯となる。まず駅の中にあった名古屋駅デイリーΙ郵便局を訪問。名古屋駅の新幹線口の方にあり、営業時間が不規則だった気がするが定かではない。次は駅前にそびえる名古屋中央郵便局へ。ここは中央局なのに番号が1番ではなかった。更に駅を挟んで反対側にある名鉄百貨店の中にある名鉄百貨店簡易郵便局へ。いかにも貧乏旅行者といった感じのいでたちで百貨店に入るのは雰囲気的に気が引けるが、郵便局のためなら全然問題無し。この時はゴム印が普通のだったが、実は宝のゴム印があったらしい。関ヶ原郵便局に続いての取り逃がしである。無事貯金を済ませるが、さて次はどこへと考え、とりあえず隣の金山駅へ行くことにした。金山駅の改札を出ると、ななななんと駅の中に郵便局があるではないですか!しかも名前はDO金山郵便局!!なんとも奇抜な名前である。訪問を済ませ、次はどこに行こうかと駅前の地図を見たが郵便局マークは無く、頭も痛くなってきたのでここで打ち切りとした。まだ15時位だったと思うが、金山駅から東海道本線の快速に乗り込み、米原、姫路で乗り換えて岡山へと戻った。この4日間はかなりのハードスケジュールだったので、頭が痛くなったのであろう。今考えるとちょっと勿体なかった気もするが・・・。
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