2002年12月の記録

郵貯日 普特 中央 簡易 分室 出張 年合計 通算合計 非扱 非扱計 地域 交通手段
12月03日 384 6551 165 東京 徒歩
12月04日 385 6552 165 東京 徒歩
12月05日 387 6554 165 東京 自転車
12月27日 10 397 6564 166 山梨・神奈川
12月30日 30 30 427 6594 168 山口 船・車
合計 38 44 1日平均(31日) 1.42局

2002年12月3日(火) 教育前にちょっくらの巻

00741 萩山駅前郵便局 9:00  6551  東村山市萩山町1-2-6
 今回は小平市にある大学で教育があるため、今日から3日間通うことになった。教育は9時30分からのため、これは郵便局に行けと言う事に違いない(笑)。

 会社へ向かう人の流れに逆らって駅に向かい、武蔵野線で新小平駅へ。ここから10分ばかり歩いて西武多摩湖線の青梅街道駅まで移動する。近くに住んでいながらこの辺りの西武線の路線は訳がわからない。しかも駅に行くと単線ではないか。先に国分寺方面行きが来たのでやり過ごす。割と乗っていたが、反対方向の萩山行きはがらがらだった。ここから一駅乗って萩山駅で下車。お目当ては萩山駅前郵便局だ。駅から新宿寄りに3分ほどで見えてきた。ちょっと年季を感じさせるビルの1階が郵便局だ。10分ほど待って局内へ入ると、これまた年季を感じる木のカウンター。昔はどこでも見かけたものだが、最近では珍しい。

 今日はこれにて打ち止め。萩山駅から小川駅まで乗るのだが、これまた訳がわからず、危うく国分寺に戻ってしまうところだった。車掌さんに声をかけて聞いてよかった。拝島行に乗るのが正解で、一駅のって小川に到着、教育へと赴いたのだった。

2002年12月4日(水) 教育前にちょっくら、その2の巻

00341 八坂駅前郵便局 9:00  6552  東村山市栄町3-10-22
 今日も昨日と同じく小平で教育だ。今日は場所や教室の場所も分かっているので、ちょっと時間的に余裕が出来た。地図を見ていろいろ考え(これがまた楽しい)、駅前局という事で八坂駅前郵便局に狙いを定めた。

 昨日と同じ列車で新小平まで行き、同じく歩いて青梅街道駅へ。昨日と同じようにがらがらだった列車で萩山駅に到着した。ここから西武遊園地行きで一駅乗るのだが、これがまたややこしい。新宿からの列車が到着したが、この前6両は拝島行き、後ろ4両(?)が西武遊園地行きなんだそうだ。そういえば、この駅には併結と開放をするための作業員さんがいるではないか。列車が到着するたびに作業をしていた。お疲れ様です。西武遊園地行きは後ろなので、先に拝島行きが出てからの発車だ。ほどなく築堤を駆け上り、高架駅になっている八坂駅に着いた。今日は時刻は既に8時54分。嗅覚を最大限に効かせて改札を出ると、ものの30秒で八坂駅前郵便局が見えてきた。割と新しいビルの一階が郵便局になっており、ガラス張りなので中まで見通せる。9時にならないと開かないようなので、5分ほど並んで局内へ。今日は一番乗りではなく、先客が一人いた。

 貯金はあっさり終わり、駅へ飛んで戻る。しかし列車は13分まで無く、しばらく待ちぼうけ。後は萩山から昨日と同じく拝島行きに乗って、小川で降りたのだった。

2002年12月5日(木) 教育前にちょっくら、その3の巻

00775 東村山栄町郵便局 9:00  6553  東村山市栄町1-15-56
01463 久米川駅前郵便局 9:05  6554  東村山市栄町2-8-10
 楽しかった教育前の郵貯も今日で最後だ。ここ2日間で教育現場近辺の駅前局は食い潰してしまったため、今日は自転車で遠征することにした。今日は朝からいい天気だ。

 8時頃に家を出て、自転車で府中街道を北へ。道路は大渋滞しており、自転車の方が遥かに速い。30分そこらで昨日来た八坂駅まで来ることができた。ここから少し走って西武新宿線の踏切を渡り、住宅街の中にある東村山栄町郵便局へ向かった。車が通る道からは少し入った位置にあるが、通り沿いに看板が出ていたので助かった。周りは普通の住宅街で、ちょっと郵便局の立地としては適していない感じだ。8時50分には着いたので、しばし休憩してから局内へ。ここでは待っている人も無く、あっさり貯金できた。続いてかなり近い位置にある久米川駅前郵便局を目指す。実はさっき来る時に下見してきたので、あっさり到着できた。ここは駅前局という事で待ち時間を警戒していたのだが、意外にも待ちなしだった。お陰で9時5分には任務完了できた。これならもう1局・・・などと思ってしまうが、近場に無いのが痛い。おとなしく教育会場へ出頭したのだった。

2002年12月27日(金) 年末恒例半休郵貯の巻

08879 猿橋伊良原簡易郵便局 13:25  6555  大月市猿橋町伊良原198
08858 小沢簡易郵便局 13:40  6556  大月市猿橋町小沢839
08849 野田尻簡易郵便局 14:10  6557  北都留郡上野原町野田尻583
08807 甲東簡易郵便局 14:15  ----  北都留郡上野原町桑久保1631
08812 大鶴簡易郵便局 14:25  6558  北都留郡上野原町鶴川1600
08196 上野原羽佐間郵便局 14:35  6559  北都留郡上野原町上野原3655
02707 沢井簡易郵便局 14:55  6560  津久井郡藤野町沢井634
02702 佐野川簡易郵便局 15:05  6561  津久井郡藤野町佐野川2481
08092 長寿の里 棡原郵便局 15:20  6562  北都留郡上野原町棡原2331
08044 西原郵便局 15:40  6563  北都留郡上野原町西原3983-1
08136 多摩・源流の里 小菅郵便局 16:00  6564  北都留郡小菅村4688
 

2002年12月30日(月) 年の瀬の野島訪問の巻

55284 野島郵便局 9:15  6565  防府市野島547
55261 防府錦橋郵便局 10:05  6566  防府市新田1774-1
55156 防府新前町郵便局 10:15  6567  防府市田島新前町678-4
55370 防府新上地郵便局 10:30  6568  防府市田島1434-6
55099 防府中関郵便局 10:40  6569  防府市田島2620
55126 防府西浦郵便局 10:50  6570  防府市西浦1909-6
55273 防府華城郵便局 11:05  6571  防府市植松字下河内657-1
55369 防府仁井令郵便局 11:20  6572  防府市仁井令1049-1
55347 防府新田郵便局 11:35  6573  防府市新田911-2
55151 防府三田尻郵便局 11:45  6574  防府市三田尻3-6-33
55301 防府車塚郵便局 11:50  6575  防府市車塚町10-2
55350 防府緑町郵便局 12:00  6576  防府市緑町2-4-5
55260 防府牟礼郵便局 12:15  6577  防府市江泊字宮ノ前1834-2
55011 富海郵便局 12:30  6578  防府市富海2696-3
55377 防府牟礼西郵便局 12:45  6579  防府市岩畠2-4-43
55006 防府宮市郵便局 12:55  6580  防府市迫戸町12-26
55353 防府新橋郵便局 13:20  6581  防府市泉町1-26
55320 防府高井郵便局 13:30  6582  防府市高井沖高井282-3
55241 防府佐野郵便局 13:40  6583  防府市佐野343-5
55059 大道郵便局 13:50  6584  防府市台道495-6
55219 鋳銭司郵便局 14:00  6585  山口市鋳銭司5435-4
55735 山口陶簡易郵便局 14:05  ----  山口市陶3576
55374 小郡黄金町郵便局 14:20  6586  吉敷郡小郡町黄金町14-28
55242 名田島郵便局 14:30  6587  山口市名田島1540-3
55280 二島郵便局 14:40  6588  山口市秋穂二島6142-1
55043 秋穂郵便局 14:50  6589  吉敷郡秋穂町東6470-3
55179 大海郵便局 15:00  6590  吉敷郡秋穂町東1066-1
55061 阿知須郵便局 15:15  6591  吉敷郡阿知須町浜
55143 佐山郵便局 15:25  6592  山口市佐山由良
55732 河内神簡易郵便局 15:35  ----  山口市佐山字河内神1322
55272 深溝郵便局 15:45  6593  山口市深溝1610-4
55120 嘉川郵便局 15:55  6594  山口市嘉川4902-3
 今回は年末恒例の集団郵貯だ。去年はカレンダーの巡り合わせが悪く、年末の郵貯は叶わなかったが、今年は30日が月曜日となったのでめでたく復活と相成った。今回は前日の湯田温泉に集合し、忘年会&ミーティング、次の日の朝から一日郵貯という日程になった。

山口宇部空港
山口宇部空港に着いたJAL便
これのせいで思わぬ足止め

おき94号
臨時のおき94号
山口線長門峡〜渡川

 郵貯前日の29日。朝の4時に起きて南武線の始発に乗る。川崎から京急で羽田空港に着いたのは6時20分頃。さすがに帰省客でごった返しているが、まだ時間が早いため手荷物検査場の列はほとんど無かった。ところが今回から新しく買ったノートパソコン「DynaBook SS2000」を持ち込んだのだが、これが金属探知機に引っかかってしまった。筐体がマグネシウム合金だとカタログに書いてあったが、これのせいか?今後は毎回めんどくさい事になりそうだ。前に持っていた「Libretto L3」は全然引っかからなかったのに。飛行機は7時ちょうど発の山口宇部行きだが、この便と函館便だけは「空席あり」だった。この便は他に比べてかなり安い15,000円の設定なのに空席ありとは・・・。席も窓側の私の隣には結局誰も来なかった。お陰で悠々と座れて快適だった。こういう混雑期はたいてい出発が遅れるものだが、珍しく定刻通りに出発。4時起床なのであっというまに寝てしまった。ランディングのショックで目が覚め、定刻通りに8時45分に到着した。しかし手荷物受け取りに手間取っている間に、小郡行きのバスが出てしまった。まあ次のJAL便に接続するバスが50分後にあるので、それに乗ればOKと思っていたが、JAL便が1時間以上遅れるらしい。なんでも羽田の手荷物検査場が大混雑のためらしい。バスもこの便に合わせて出発するため、思わぬ足止めを食うはめになってしまった。

長門本山駅のクモハ42
クモハ42にたかる鉄共
小野田線長門本山駅

夕日を受けるクモハ42
夕日を受けるクモハ42

 空港の案内所で聞くと近くの宇部線の草江駅まで徒歩10分程度だそうだが、列車も同じように1時間以上待たないといけないため、ここで裏技。今日同行する麗奈さんが小郡駅に到着するのを見計らって携帯に電話。小郡駅で予約してあるレンタカーを代理で借りてもらい、迎えにきてもらうことにした。結局2時間ばかり空港に釘付けにされ、レンタカーで出発。ひとまず0系が撮りたいという事で、小郡〜厚狭間の割と有名なポイントへ行く。しかし先客がいて場所が確保できず、近くを走る宇部興産専用道路の築堤から撮ることに。しかし見回りの車に見つかってしまい、なんとか頼んで0系こだまが通過するまで大目に見てもらった。しかしやって来たのは塗装変更した0系でがっかり。この後防府の国道2号線沿いにあるジョイフルで昼食を採り、臨時の181系おきを撮りに長門峡へ。山口県内は異常に道が整備されており、防府から山口市内へ向かう国道も片側2車線の快適な道だ。長門峡に着いてみるとここにも先客が一人。ここは場所は広いので平穏に撮影できた。国鉄色の181系だったがヘッドマークが「臨時」なのがちょっと残念。この後は再び宇部方面へとって返し、長門本山へと向かう。やっぱり道が異常に整備されており、ものの1時間半で到着。来年3月に引退が決まっているクモハ42が夕日に照らされて止まっていた。しかしその周りには40人ばかりの鉄キチが群がっていた。

小野田線長門本山駅にて
小野田線長門本山駅にて

 夕日に照らされるぶどう色のクモハ42は、なんとも哀愁を感じさせる。周りの鉄共がいなければもっと良かったのだが、それはお互い様って事か。車内も木張りの床とニス塗りの壁が落ち着いた雰囲気を出している。昔追いかけてたりしてた旧型客車を彷彿させるものがあり、最近はさめ気味の鉄気を久しぶりにくすぐられた。しかし私の鉄気をくすぐるのは全てこういう昔の車両だったりする。今日追い掛け回したのも、0系新幹線、181系国鉄色おき、そして旧国電のクモハ42、と全て国鉄時代のモノだ。やっぱり国鉄も民営化後は急速に趣味の対象としての魅力を失ってしまったと思う。郵便局も民営化後は同じ道を歩むのでは、と今から危機感を覚えてしまったりする今日この頃。40人ばかりの鉄共を飲み込んで雀田へ向かうクモハ42を見送り、今日の集合場所である湯田温泉へと向かう。集合時間は18時だったが、既に17時半。もう遅刻は間違いないので、電話でお詫びしておく。結局15分程遅刻して今日の宿に到着。山口君とJoneztown君、おやんの3人は既に部屋に入っていた。明日の郵便局巡回案を検討して23時頃には寝てしまった。

野島への船
野島への船
野島の港で撮影

 明けて郵貯当日。朝6時半に起床して眠気覚ましに朝風呂へと向かう。寝起きが悪い私にはいい目覚ましになる。温泉宿はこれができるのが好きだ。ちなみにこの宿は1泊2食付きで7350円と温泉宿にしてはかなり安かった。今日はどうせ昼食はまともに採れないので、朝食をしっかりいただいておいた。7時半頃に麗奈さんと別れ、4人で一路防府へと向かう。今日は防府の沖合いにある野島から始め、簡易局が無い防府市内を潰してしまおう、という予定だ。あっという間に防府市内へと入り、コンビニで今日の昼食を仕入れておく。野島への船は三田尻港から出航している。港には15台分くらいの無料駐車場が完備してあり、ここに入れておけば警察が出没しても安心だ。湯田温泉からものの40分程度で到着できた。待合室が倉庫のような粗末なものだったが、船自体は最近就航したものらしく、綺麗な船だった。船内で乗船券を買うが、往復という設定はないらしく、片道750円とちょっと高めな気がする。まあ出航して気付いたが、この船は高速船のような造りで、湾内を出るとかなりのスピードで走り出した。地図で見ると結構な距離があるのだが、これを20分で走り抜けてしまうのも頷ける。天気も良く波も穏やかな瀬戸内海を渡り、野島へと到着。釣り客が大勢下船し、我々郵貯組も上陸。お目当ての野島郵便局は、船が入港する際にめざとい同行者がしっかりと目視で発見していた。

野島郵便局
野島郵便局
手前に神社が建っている。
局前の丸ポストは朝6時の
1回収集

 船を降りて右へ行くと神社の鳥居があり、その奥が野島郵便局だ。徒歩2分ってところか。まだ8時50分だが、局の前に集結。しかし鍵がかかっており、9時まで待たないとダメらしい。まあ帰りの船は9時30分発なので、全然慌てる必要はないのだが。局の前にクローバーが群生していたので、懐かしの「クローバーずもう」をやろうとさそったが、同行の3人はまったく乗ってこない。まったく。しかし東京なんぞに住んでいるとクローバーなんか全然見かけない気がする。9時ちょうどに入り口の鍵が勝手に開き、局内へと突入。今日は4人で押し掛けるので局員さんも大変だ。恐縮であります。しかもここでは実逓を42枚も出してしまった。奥で局長さんが1枚1枚丁寧に風景印を押印して下さった。局前の丸ポストに貼ってあったのだが、この局は集配時間が朝の6時の1回しか無く、これは朝一番の船が出る前の時間のようだ。従って今出しても明日の6時まではこの局で眠っている事になる。9時15分くらいに局を後にして、神社の前でまったり。こういう余裕のひとときが離島訪問ならではだ。港へ向かって歩いていると、地元のおばちゃん達が「あら〜、いい男が4人も歩いてる」と声を掛けてくれた。さっき乗ってきた船の隣には、予備船となった先代の「のしま」が係留されていた。ちょうどマストにしめ飾りを取り付けていた。

防府中関郵便局
防府中関郵便局
ちょっと入り組んだ所にある。

 帰りの船も約20分で三田尻港へと戻ってきた。この時点で9時50分。ここから車で目一杯巡る事になる。まず市内の南を潰すべく、防府錦橋郵便局へと向かう。ここは昔は向島という島にあったようだが、移転改称してこの場所へ来たようだ。その島に掛かる橋の名前が錦橋というらしく、局名はそこから来ているとみた。綺麗で立派な局舎を写真に収め、貯金も完了。次は防府新前町郵便局だ。整備された県道から少し入ったところにあり、中学校の校門の前に立地していた。何事も無く貯金を済ませ、次は防府新上地郵便局を目指す。途中で防府市内に3店あるというジョイフルを発見した。同乗している山口君とおやんはジョイフル巡りに手を染めているため、ここの店にも以前来たらしい。恐るべしジョイフルめぐらー。しかし一般人から見ると、局めぐらーも同じようなモノか。防府新上地郵便局は先ほどと同じように県道から少し入った所にあった。とんとん進んで、次は防府中関郵便局へ向かう。途中に航空自衛隊の基地があり、その中を通る道を突っ切って行こうとしたのだが、どうやらこれが通れないらしい。少し遠回りだが海沿いの大きな道を回り、トンネルの手前の信号で右折。昔ながらの漁師町を思わせる細い路地を少し行くと見えてきた。ここでは今日初のティッシュをいただいた。続いて先ほどの道へ戻ってトンネルを抜け、車は海沿いの道を快走。今日は天気も良く、車内は温室のようで気持ちいい。

防府仁井令郵便局
防府仁井令郵便局
ちょっと引っ込んでるので
見つけにくい。

 マツダの工場を横目に見て、カーブの途中で右のわき道へと入って行く。少し進むと左手に防府西浦郵便局があった。貯金を済ませて局前を見ると、おばあちゃんの押す手押し車に子犬が乗っているではないか。ちょっぴりなでなでされてもらった。名前はさぶちゃんというらしく、生後3ヶ月だそうだ。ついに猫にゃーだけでなく犬にも手を出してしまった。続いて干拓地の中の平坦な道を快走し、山陽本線沿いにある防府華城郵便局を目指す。しかしあまりにも快適すぎる道のため、越えてはならない山陽本線の跨線橋を越えてしまった。目的の局は線路の手前にあるため、どこかでもう一回踏切を越えて戻らないといけない。これはついつい勢い余ってしまった。失礼。ちなみに今日は私が運転し、ナビにJoneztown君、後ろからジョイフル解説におやん、そしてミニコント担当の山口君という分担だ。無事踏切を見つけて渡ると、その先にちょうど防府華城郵便局があった。この局の前の道は細い割には交通量が多く、写真を撮る時ちょっと時間を喰った。次はこの細い道を進んで、仁井令の交差点を右折。一応センターラインはあるが、広いとはいえない道を行くと、理髪店の影に隠れるように防府仁井令郵便局があった。ここも道の交通量が異常に多く、また局内もお客さんでごった返していた。しょうがないので、通帳を出しておいて近くのショッピングセンターにお手洗いを拝借。他の人もヤニタイムで一服などしている。ここでは10分弱ほど待ったと思う。やはり年内最終営業日なので市街地に入るにつれて混雑は覚悟しないといけない。

防府新田郵便局
防府新田郵便局
ちょっぴり昔風の市街地局
という感じの局舎だ。

 次は更に街中に入り、大きな道路沿いの大きなショッピングセンターの前にある防府新田郵便局に到着。ちょっと古めの局内には、やっぱり4,5人のお客さんが待っていた。ここに4人が押しかけるので、単純にお客が一瞬にして倍になる計算だ。局員さん、まいどお邪魔しております。ただこういう局では待ち時間にスモーカーはヤニが吸えるのでいいようだ。私には関係ないが。ただ待っている間に写真を撮る事はできる。次は野島へと渡った三田尻港からほど近い防府三田尻郵便局だ。これで野島から帰ってきて防府市街の南部を一周して戻ってきた事になる。局舎はごっつい綺麗な造りだが、お客さんも結構いた。私の手持ちの地図と場所が違うので、移転したと思われる。どんどん進んで山陽本線より南の市街地の最後の局、防府車塚郵便局に到着。ここは
以前に徒歩で防府市内を訪れた際、見つけられずに諦めた局だ。あの時は土砂降りで、防府郵便局を訪問した後、ここに向かったが見つけられずに引き上げてしまった。茶色い壁のビルの1階だった。この近くにもジョイフルが一軒あったりする。8年越しの訪問を果たして、次は山陽本線の北側の郵便局を潰す。

富海郵便局
富海郵便局
なんとここが山口の11番。

 まずは手元の地図と位置も局名も違う防府緑町郵便局だ。新しい局舎だし、やっぱ移転改称したのだろう。ここでは局の裏に猫にゃーがいたので、追い掛け回したが逃げられてしまった。野島でも猫にゃーに逃げられたし、今日は局猫の収穫はゼロだった。追い掛け回して、局舎の写真を撮っている間に処理が終了していた。次は一旦防府の中心街から外れ、広島方面に旧国道2号を走る。流石に昔の国道2号だけあって道幅も広く、道沿いには自動車販売店などが並んでいる。小さな川の所で左に折れると防府牟礼郵便局が見えてきた。川の堤防の道沿いにちょこんと建っていた。ここまで来るとお客も少なく、すんなり処理完了。次に富海郵便局へ行くかどうするか相談したが、結局行くことになった。今回の訪問の中で、市街地から少し外れてる富海郵便局奈美郵便局は訪問予定からは外れていたが、後の事を考えて富海郵便局だけは訪問することにした。奈美郵便局はここだけ異常に北に外れてるので、他所と絡めればなんとかなるだろう。旧国道2号を東へ走り、トンネルを抜けた所で富海駅の方へ折れる。漁師町らしい細い道をずんずん行くと、富海小学校の前に見えてきた。なんの事はない普通の特定局だが、ここが山口の11番を名乗っていた。これはなんだか得した気分だ。

防府宮市郵便局
防府宮市郵便局
防府天満宮の近くの局。
ここが山口県の6番を名乗る

 帰りは国道2号のバイパスに乗り、山陽道の下を走った所で信号を左折し、地元道をまっすぐ行く。やがて右手に防府牟礼西郵便局があった。真四角な局舎で、最近移転改称したと思われ、私の手持ち地図や国土地理院の地形図にも載っていなかった。お次はこの地元道をず〜っと道なりに進んで、ちょっと左へ折れた所に防府宮市郵便局があった。防府天満宮の近くにあり、こいつは宝だと思っていたのだが、何のことはないスタンプだった。しかしここが6番を名乗っており、本局よりも全然若い番号だ。山口県は岩国市とか下関市とか、本局よりも番号の若い局が市内に他にあるというのが面白い。さて、いよいよ次は本丸にあたる防府郵便局なのだが、これがまた大変だ。駐車場が局の裏手にあるのだが、前の道が信号待ちの車で埋まっていてなかなか出入りができない。私は以前に訪問済みなので、他の3人に降りてもらって駐車場になんとか入れた。どうも局に来る車の多くは年賀状差し出しのためらしく、局員さんが収集袋を持って駐車場に入れない車を回ったりもしていた。局の写真を撮っていると、3人の処理が終わってさて出発・・・なのだが、前の道が詰まっていてなかなか出られなかった。ようやく強引に抜け出し、国道262号へと入った。

防府佐野郵便局
防府佐野郵便局
壁の〒マークは国道からも
見える。

 お次はちょっと走ると国道の横に小さく看板があり、それに従って左折すると、細い道沿いに防府新橋郵便局があった。局の壁に貼ってある局名が緑色なのが斬新だ。お次はさっきの国道をちょっとだけ進み、国道2号バイパスの下をくぐった先に防府高井郵便局がある。片側2車線の国道の反対側にあるが、ちょうど中央分離帯が途切れている所があるので、そこから入っていった。ここは今朝、三田尻港に行く途中にも確認していた。ここもすんなり処理終了。いよいよ頭に「防府」が付く最後の局、防府佐野郵便局だ。国道2号バイパスを少し走り、1本裏の道へと入る。たんぼに面した1車線の道沿いにあった。壁に大きく〒マークが貼ってあり、国道からも確認できた。ここでひとまず防府の市街地は終了し、ここから西へと駒を進める。この辺りからお天気が怪しくなってきた。

鋳銭司郵便局
鋳銭司郵便局
「すせんじ」と読む。
名前からは昔お金を造っていた
のかと思わせるが、真相を聞く
暇は無かった。

 先ほどの国道2号に戻って西へ進み、大道駅の方へ入っていく。駅の前を通過して、道を右に折れると左手に大道郵便局が見えてきた。よくある一般的な局舎の前には、やはり車が大勢たむろっていた。まあしかしそんなに待たずにすんなり処理していただいた。しっかし、山口県内のガードレールは黄色に塗られており、運転するほうとしては見やすくていいのだが、景観としてみると毒々しくてイマイチだ。これにて防府市内は終了し、さてここから秋穂町の方に向かうか、小郡の方に向かうかだが、山口陶簡易郵便局が15時までという噂があるため、先に小郡方面を攻めることにした。防府市内は奈美郵便局1局を残したので、また来なきゃ。再び国道2号を走って、四辻駅の方へ。お目当ての鋳銭司郵便局は四辻駅の裏手にあった。ちなみにここは山口市内になる。局では窓ガラスを拭いたりして年末の掃除もやっていた。  

以下作成中
フクロウ付き仕切り線
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