2004.8.19〜8.22 | 「北の国から〜2004 雨」 |
夏や近づいてくるとやはり北海道でのフライフィッシング。今年は春から相変わらず釣れず、合わせて腰痛も併発してしまい、二ヶ月近く釣りらしい釣りをすることができずに過ぎて行った。もういい加減ロッドを曲げ、このストレスを発散したくなっていた。出発の日、9:10旭川行に乗り込むために羽田へ。台風が接近しているため長崎行の便が欠航のランプを点灯させていた。旭川便も満席、スポーツ新聞でアテネの結果を確認したいと思っていたが、手に取れたのは日本○○新聞。連日30度を越える栃木,旭川は23度であると飛行機のアナウンスが聞こえ少しほっとした。雨も降っておらず、汗をかかずに釣りができそうである。 初日は観光をメインに考えていたので,レンターカーを飛ばし、セイコーマートで飲み物を買い、今まで行ったことのなかった富良野へ。「北の国から」で使われた石の家、拾ってきた家では、五郎さんの物まねしながら見学する方が多かった。あまりにもすばらしい施設に時間をかなりかけすぎてしまい、目的地、滝上に着いたのは、午後8時過ぎとなった。明日は、いよいよ1日オールで釣りをするぞー大物を夢見て就寝。 ざーざーという音で目が覚めた。「んんん・・・」天気予報を見ようとテレビをつけると、どのチャンネルもオリンピック日本人選手の活躍を伝えるものばかり。何とか天気予報を確認できると、台風が北海道に直撃していた。札幌、函館は一日中大雨の模様である。ここ滝上は、北のほうに位置するので小雨程度であった。 今年も田村さんにお世話になり、一路雄大な流れに向けて車を走らせた。雨のせいもあり気温が低く、シャツの上にフリース、レインウェア、久しぶりのロッドを握り水の中に。腰の具合を確かめながら一歩一歩水を漕ぐ。まずは、#10のライトケイヒルを結び、木がかぶっているところへキャスト。何度もキャストを確認しながらそれを繰り返す。下からドカンと出てくるイメージを描きながら。しかし、なかなか出てくれず、フライを#10エルク→#10アントに変えていく。アントに少々反応があったが、フッキングしない。時折、ライズはあるもののフライとは、全く違うところでそれを繰り返している。ポイントを移動するということで、最後にプリンスニンフに付け替えて、探ると、ウグイがあいさつしてくれた。釣れたことを無視するかのようにリリースし、移動&昼食。
午後は、別の河川へ、一度脱いだレインウェアに袖を通し、入渓するとライズを繰り返す魚が数匹。メイフライがたくさん流れているのでそれを食しているようである。もちろん#10ライトケイヒルを結び、ライズの頭に流し込む。しかし、なかなかアタックもなくサイズを#14にする。すると、北の1匹目28cmのレインボーが元気にあいさつ。久しぶりの魚の感触を楽しみなが
初めに着いた湖は、やや濁りが入っていたのであきらめ、車で1時間半の移動で次の湖へ。カヌーの準備をし、フロートベストを着込む。すると、また雨が空から降ってきた。湖面が雨のライズで忙しくなった。こうなるとドライでのつりは厳しいので、沈めての釣りとなった。かなりシンカーをつけ沈めて、マラブーやニンフを引いてみるが・・・思うような反応がでない。時折雨もやんで、ライズが起きるかなと思うの 昼食を取っている間も、雨は強くなり、気持ちも落ち込んでしまう。ポイントを変えようということになり、また、車を走らせる。イブニングライズを期待しての移動。再度、濡れたレインウェアやウェダーをはき、#10ライトケイヒルをやや増水した河川に流す。しかし、見に来てはくれるが・・・アタックはしない。ここで#10エルクヘアカディスをフラッタリングさせると、流れに逆らってレインボーが飛び出てくれた。その後も、フラッタリングをしながら釣ろうとがんばるが・・・アタックはあるもののうまくストライクできず、しかも、濁りが入ってきて納竿となった。これだけ天候に左右されると、やはり釣りも難しいと感じた一日であった。夜は、チャンチャン焼きと生ビールで乾杯!!雨のことは飲んで忘れました。さあ、明日は道東へ移動です。 |