道北編2003

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2003.8.20 「プリンスニンフにショット」
 今日は、渚滑川最終日。朝、ホテルの窓を開けると涼しい風が部屋の中に入ってきて気持ちがいい。夕方には、釧路に飛び立たなくては行けないので、午前中一杯は、渚滑川で釣り納めをすることにした。早速タックルを準備し、ポイントへと向う。昨日まで、午前中の反応はよくなかったので、今日は、何かお願いしますという気持ちで一杯であった。

 今日のポイントは、流れの落ち込みがあり、その奥には木陰があった。日差しの強い今日あたりは、涼しく魚も休んでいるだろうと思われる絶好のところ。もちろんすぐにキャスト。すると反応よく、元気なレインボーがアタックしてくれ、うまくフッキングすることができた。今釣行は、ここでバラすことが多かったが、そんなことはなく、流れの強い渚滑川の感触が気持ちよく伝わってきた。ヒレピンのレインボーは、30センチ、私のエルクへアカディスをくわえていた。もちろん記念写真を撮り、リリース。

 しばらく同じように探っていくが、もう一度反応があったののみで終了。エルクをあきらめ、ウェットフライで深みを探る2003douhoku820.jpg (28894 バイト)ことにした。うまく流れの中をスイングしてくれればと思いながら、丁寧に流すこと数十回。しかし、反応が見られず、続いてショットをかませて、プリンスニンフを沈めることにした。何度も何度も深みを探っていくと、ラインに重みが伝わってきた。これはと思い、大きくあわせ、ロッドを立てる。すると、ロッドは、気持ちよく曲がり、ラインを手繰りよせると、深みの中からその魚体が見えてきた。そのレインボーは、岩の下を行ったり来たりしながら徐々にランディングネットのほうへと寄ってきてくれた。この28センチのレインボーは、渚滑川最後の魚となった。短い時間の釣行であったが、何とか結果を出すことができきたのでよしとしましょう。

 渚滑川釣行後荷物を整理して、一路釧路へ向います。さあ、いよいよ明日から道東編スタートです!!道東ではどんな魚に出会うことができるのか。

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2003.8.19 「最後のライズ2」
 窓の景色を望むと、今日もとてもいい天気。今年は、いい天気に恵まれ、最高の気分でフライを振ることができる。昨日に比べ気温がやや高いことを除けば、ほとんど問題はない。今日も昨日と違う川に行こうということになり、車を走らせる。

 山をいくつも越え、一時間と少しで到着。ここもあまり雨が降っていなかったためか、渇水のようである。タックルを確認し、昨日まで酷使したラインとティペットを新しい3x12ftに交換してのスタート。水があまりないので、岸よりの深いところを#12パラシュートを流しながら探って行く。すると、イワナが下からアタックしてきた。しかし、うまくフッキングすることができずに、,パラシュートだけが私のほうへ帰ってきた。昨日からこのパターンがとても多い。気を取り直してまた本流へとフライを流していったが、あまりいい感じにはならず、この場所を後にすることにした。

 次のポイントでもパラシュートでたたいて行くがやはり無反応、その後、プリンスニンフとヘヤーズイヤーのダブルで探るもこちらもあまりいい感じにはならない。早くいい感じになって欲しい。ふと、見上げるとすばらしい青空が視界へと入ってきた。ここは一つ休憩して、午後に期待することにした。

 午後は、また、河川を変えるとこに・・・ここは、オショロコマ、レインボーが生息しているという2003douhoku819.jpg (28926 バイト)ことである。とりあえず、#10ハンピーを流すが、今だ反応なし。手前から奥の筋へと基本通りやってみるもダメである。そろそろ出てもと思った矢先にレインボーが、流真の向こう川から挨拶をしてくれた。サイズこそ大きくないが、今日の一匹目、素直に喜びの表情となった。これで気合も入りなおし、イブニングを待つことにした。

 待つこと30分、徐々にライズが増える。今までどこにいたのでしょうかという感じである。ライズが安定したところで、ライズにめがけてキャスト、すると反応よく25センチのレインボーをストライク。その後も同サイズの物を数匹ゲットし、記念撮影後リリースすることができた。今日も最後の最後で釣れだした。日中釣れない時間が長いのでほんと焦りますね。明日は、焦らないでできるといいな。

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2003.8.18 「最後のライズ」
 さあ、2日目今日もいい天気。気持ちのよいスタートを切りたいところです。今日は、渚滑川を離れて別の川へと向う。昨年も挑戦した川であるが、そのときは増水で思うような釣りができなかったところである。しかし、今日の天気は最高であり、何か飛び出してくれればと思った。

 河川到着後、晴天の下フライフィッシングスタート。キャスティングには、昨日の分も釣ろうと力が入る。まずは、#6マドラーミノーを結び、流れの中へ。すぐに反応があるとほっとするのであるが、そう思うように行くことはなかなかない。何度もキャスティングを繰り返す、時折、フライの下でもそもそとやってくるやつがいるのだが・・・アタックしてくれない。もちろん釣果も出ず、ポイントを移動することになった。移動後、同じようにマドラーを流す。今度のポイントでは、ライズを見付けることができ、もちろんすぐにキャスト。するとうまくアタックしてくれフッキング。が・・・また、バラしてしまった。んんん・・・まずい雰囲気。昼食をとることに・・・

 午後は、気分を変えて、カヌーフィッシングをすることになった。大きな湖にカヌーを浮かべてする釣りは最高の気分。ここは、大きなフライでいいということで、#8ヒゲナガをぽっかり浮かべて、アタックを待つ。すると、面白いように、湖の底から、ブラウンがアタックしてくる。しかし、またまた、フッキングする事ができない。しかも、フッキングしてもバラすこと数度。まいったー(今日2度目)その後、#10ヒゲナガ、#10アントなどに換えて探るが、ライズが終わってしまって、反応がなくなってしまう・・・

 とうとう午後6時になってしまう。ここまで何も釣れていない。まずい・・・まずいよ、このままでは・・・と、嫌な雰囲気が湖2003douhoku818.jpg (40674 バイト)じゅうに蔓延したとき、ライズが起こり始める。そこで、フライをCDCに変えてライズめがけてキャスト。すると、うまくライズをとることができ、20センチのイワナ、16センチのレインボー、26センチのレインボーと立て続けに釣ることができた。写真を撮りたいところだったが、我慢してリリース。すぐにキャストをすると、今度は、ドシャッというあたり。これは、今までと感じが違うことがよく理解できた。今度はバレないでね・・・と願いながら、ラインを手繰り寄せる、すると、その魚体がカヌーに近づき、ランディングすることができホッと。それは、37センチのブラウンであった。ほんとホッとした。うれしいのでたくさん写真撮影会を行い、リリース。ありがとう、サンキュウ、グラッチェ、シェイシェイ・・・と感謝の言葉で一杯であった。明日は、早い時間に釣りたいなー。

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2003.8.17 「ライズ渚滑川!?」
 北海道・・・今年で6シーズン目を迎えます。先月ちょっとだけ様子を見に行ったときは、天気もよく気持ちよく釣りをすることができた。さて、今月はどうであろうか。天気予報を見てみるととてもいい感じである。去年は、雨ばかりで気持ちがめいってしまったが、そんなことはなさそうである。

 さて、出発当日。お盆休みの最終日ということで、羽田は今までになく混んでいた。東京−旭川便の搭乗手続きを済ませると、そこには、長蛇の列ができていた。しかも「只今予約のほうが予定座席を上回っています。午後の便に変更していただいた方には、手数料として3万円差し上げます。」というアナウンスまで流れていた。これだけを聴いても今日はかなりの人が乗り合わせているのだと感じた。

 AM10:40に予定通り旭川に着くと、いつもの笑顔で田村さんが迎えてくれた。今年の栃木のこと、北海道のことなどいろいろと話をしているとあっという間に渚滑川の流れが見えてきた。渚滑川は、今年も変わらず雄大にそ2003douhoku817.jpg (52296 バイト)こにあった。魚だけでなく、景色もその魅力の一つである。早速、タックルの準備をし、今年もやってきたんだという感動を味わいながらエルクへアカディスを流れに落とした。ゆったりと流れるエルクに「いつまでもかかってきてください、レインボー。」といった感じで見つめていたのですが・・・一向に流されているだけで反応らしいものがない。途中でエルクをあきらめ、ウェットフライをダウンで流す・・・がこれまた挨拶なし。まだ、お盆なので反応が出ないのか。その後、ポイント移動・・・しかし、ここでもアタックなし。どうかしているぞ今年の渚滑川と思いながら本日2度目のポイント移動。時間も押し迫り、イブニングに期待をかけることに・・・しかし、待てど暮らせどライズが起きない。

 PM6:00・・・PM6:15・・・PM6:30・・・PM6:45・・・と、ここでやっとライズ発見。ここぞとばかりにライトケイヒルをキャスト、そして、フッキング、しかし2回ロッドがお辞儀したところで痛恨のバラし・・・次こそとライズを願うのですが、PM6:55、ライズも終了。まもなく納竿となりました。北海道初日は、何かを感じさせる始まりでした。明日は、何が起こるのだろうか!!