道東編2003

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2003.8.23

「ストライク・ストライク・・・」

 さあ、とうとう最終日。昨日の天気予報では、釧路一帯は雨。おそるおそるホテルのカーテンを開けると路面は濡れているものの雨は降っていない。なんとか、ベストを濡らさずにフライができそうである。今日は、最終便に乗るので釧路空港の近くで釣りをすることになっていた。ポイントへ向う途中、雨の影響がでなければと願っていた。

 ポイント到着。心配していた水量も丁度よく、これはいい感じで釣りができるぞと思った。今日は、ヤマメイワナが生息している川ということで、#14のアダムスでスタート。開始早々、早速ストライク。次もストライク。三球三振という感じである。これがいつまでも続く、キャストすれば何かしら反応がある。それはまさにイワナパラダイス。着実に釣果を伸ばしていく。10匹・・・20匹・・・30匹・・・40匹・・・50匹・・・60匹・・・70匹・・・80匹・・・90匹・・・91、92、93・・・とあっという間に3桁になりそうなときであった。

 望月さんが一言「アメマスがいます。狙いましょう」と。みると、3、4匹群れになっている。大きいのは60センチクラスこれは、最後の締めにはいいぞと思い、つけていたアダムスをはずし、ショットをたくさんつけ、管理釣り用のマラブーを沈めて探っていく。反応してくれよと願いながら・・・。が、しかし、フライが底に届いていないのか、食う気がないのか、イワナのようにストライクしてくれません。これは、すごく残念ですが、あきらめました。こいつは来年釣ってあげましょう。

 また、気を取り直して、94、95・・・97、98、99、100と3桁のイワナ(97匹)ヤマメ(3匹)を釣ることができ2003年の北海道釣行は終了。空港へ向う前にもちろん最後は温泉につかって締めました。そうそう今年は、1日も雨が降らずに釣りをすることができました。ラッキーでした。昨年の思いが通じたのでしょうか。

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2003.8.22

「3匹目のレインボーはどこ!?」

 釧路を基点して今日が2日目の朝。ホテルの窓から外をのぞくと、釧路特有のジリがややかかっていた。まあ、これも時期晴れて来るでしょうと思いながら朝食を済ませた。予定の時間に望月さんが迎えに来てくれ、今日のポイントに向う。今日は、北海道でまだやったことのない川へと向った。魚種的には、レインボーが生息している、昨日のような結果が出ればいいのだが・・・

 レインボーポイントは、木が被っていてキャストがしづらい。これはかなりフライをなくすかもと思いながら深いところを中心にエルクでたたいていく。すると、すぐに結んだエルクへアカディスを下からつつく魚が現れ、元気よくフッキング、サイズこそ大きくないがそのファイトに結構楽しませてくれました。その後もコンスタントに釣れ、どんどん釣果を伸ばすことができました。ここまで釣ってみると岸際のところに魚がたまっているのかと思っていたのですが、どちらかというと瀬の中から、何の抵抗もなくアタックしてくることが多い。木が被っていることもあって、意外にフライのロスも少なく、バラシも少なくてすみます。初めこそ#14のエルクを使っていたのですが、#10にサイズアップ・・・大きさ関係なく釣れました。

 ある程度まで釣りあがった後、今度はプリンスニンフに結び変えて、ダウンで深いところを探るようにして下ってきました。昨日のようにドカンと大物が食いついてこないかなと思ったのですが・・・三匹目のレインボーは泳いでいませんでした。ダウンの釣りはそこそこに、ポイント移動をすることに・・・

 釧路に帰る途中に、どこかで入る場所を探して川を覗くことに・・・しかし、なかなか入渓点が見つからず、やっと見つけて入っていくと、水量の豊富なところがあり、そこにエルクを流してみるが、小さめの魚が一度アタックしてきたのみで、その後、反応なし、今日も早めにあがることにした。さあ、明日がラストです。最後にいい感じで締めることができるか楽しみです。

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2003.8.21

「34×2」

 さて、今日から釧路を基点に再スタートです。イーストロードの望月さんがホテルに迎えに来てくれ、先月よかったポイントへ行ってみようということになった。前回は、レインボーが深いところから面白いようにドライにアタックしてくれた。今日はどうであろうか・・・楽しみである。途中の駐車場でウェダーに着替えてタックルの準備を進める。

 駐車場から5分ばかりでポイント到着。早速、#10のアダムスパラシュートを結び前回と同じように流れの中へと・・・すると、反応が・・・ない。全くない。先週の台風の影響がまだ残っているのか、水量も増し、濁りも入っている感じである。そうなると、魚も上のほうを見ていないのかもと思った。しかし、気合を入れて、どんどん上流へと歩みを進める。すると、日の当たるところでライズを発見。これはと思い結んでいた#10を#14に落とし、さらにティペットも5Xから6Xへとかえ反応を見るが、これにも出ない。フライだけが流れに押される。このライズをあきらめ、さらに上のポイントを探ると、そこで何とか20cmのレインボーをキャッチアンドリリースすることができた。

 その後も上流をたたくが反応がでず・・・ここは沈めて探るしかないと思い、プリンスニンフで深いところを見つけては、流すようにした。すると、さっきまで全く反応がなかったところから22cmのレインボーがプリンスニンフを加えて出て来てくれた。と。この魚をランディングしているとき、その少し下流でゴボッと大きなライズを起こしてレインボー34センチいる魚が登場。もちろんこれを狙おうと、結んでいたプリンスニンフを流すが・・・反応がない。そうこうしているうちに、もう一度ゴボッとライズ一発。それではということで、プリンスニンフをあきらめ、大きめのマドラーを結んでそのライズの上で止めるようにして誘うこと数回。大きな口がマドラーめがけて突っ込んできた。その拍子にラインを手繰る左手は、大きく合わせ、ロッドも持つ右手は、がっちりフッキングするように引いた。ロッドは大きくしなり、手繰り寄せるラインにも重みが伝わり、余裕を持って遊ぶ暇もなく、すぐにランディングにかかる作業に・・・結果34cmのレインボーと一緒に記念撮影をすることができた。感謝。

 これで満足と思ったのですが・・・この後も、驚くべきことが・・・さらに下流でなんとプリンスニンフを流しこむとドスンという感じがラインに伝わってきたかと思うと大きく2度レインボーがジャンプ。潜られないように下流へと一緒に走り魚を追いかける。しっかりとプリンスをくわえていたせいか、バラすことないと思ったが、ランディングで来たときは、ホッと息をついた。こいつも先ほどと同じように34cmのレインボーであった。2本大きなレインボーが釣れたので、今日は早めに切り上げ、帰りに温泉につかることができました。明日も何が起きるか楽しみだー。

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