たきつばの2000年5月5日

２０００．５月５日　横浜アリーナ

たきつばにとって、とても重要な日となった、この日のことを…。翼が２０００年８月号の「ＤＵＥＴ」で語ってる「翼絶不調事件＆滝のやさしさ」のことです。翼本人が「ＤＵＥＴ」で「体調が悪くて倒れてしまった。本番直前まで動けなくって、ずっと横になってた。いざ本番というときには、なんとか気合で立ちあがったんだけれど、それでもフラフラ。途中、滝沢とふたりで歌うナンバーのときもつらくてつらくて」と言っています。

たきつばが事務所に入って初めてステージを踏んだのが、ＫＩＮＫＩのコンサートのバックについた１９９５年５月５日でした（残念ながら、よこじゅんは見てませんが…笑）。その日から５周年の２０００年５月５日、よこじゅんも「やっぱり　たきつば」にて「緊急特別企画：たきつば５周年おめでとうメッセージ」を集め０：００にアップし、当日のジュニアコンサートＩＮ横浜アリーナではどんな二人が見られるかと、胸躍らせて会場入りしておりました。

よこじゅんの１部の席は、アリーナＥブロック４番。つまり最初に翼が「まずは、いまいつばさぁぁ〜」と紹介されて出てくるバックステージにかなり近いところでした。お隣の席はチケットを譲ってくれた翼ファンで、「もう最初から、翼、近いし、楽しみですねぇ」なんて言いながら、翼がせり出てくる場所に双眼鏡を合わせて待ち構えておりました。で、いつも通り、「いまいつばさぁぁ〜」と。
ところが、翼が・・・・・。
飛び出してきたところから、オーラがない。顔つきがヘン。血色悪いカンジで。
ひと目見て、翼おかしい・・・、と、翼ウォッチャーなら分かりました（苦笑・・・翼ウォッチャーを自慢したいはずが・・・）。
そのあともヨレヨレというか、やっと歌ってる立ってると言ったカンジで、本当に出なきゃ行けないソロ、たきつばデュエット、ラスト曲、だけだったんですよー（大泣）。しかもフライングなし。ヘッドスプリングなし。
もう、翼ファン誰もが最初からブルー入っちゃって、フライングをしなかったときは心配で、その翼ソロの後のたっきーのソロですら、うつつなカンジで見てました（たっきーファンのよこじゅんがですよ！！）。

で、そのＭＣなんですが、翼が欠席。そのことはもちろん何も言われなくて、なにげなく過ぎて行くんです。ところが、最初、ヨコが「たっきーのドラマ、キスしてたなぁ」（←5月4日放送分）とつっこんだんですよ。で、「見た？」と聞いてたり、ひやかしたりしてたと思うんですけど、そこでたっきーが「いや、斗真がね、見たあとにメールくれたんだよ」と。
たっきー：「それがね、“ドラマ見ました。これからも僕をしかってください”、って書いてきたんだよ、斗真、あれ、なんなんだよぉ？」（笑）。
斗真：「いや、滝沢くん、今日、6周年なんですよね、だからこれからもよろしくというイミで・・・」
滝：「そうなんだよ、６周年？ん。そうそう。5年前の今日、はじめて横浜アリーナのステージに立ったんだよ」
（実は会場、無反応。おめでとう、ともダレも叫ばず・・・苦笑。。。だって、翼がいないんだもーん・・・泣）
多分ここでヨコが何か合いの手を入れたという気もするのですが、よく覚えてないです（笑）。
滝：「でもね、オレだけじゃないんだよ。屋良くんとか、翼くんとか」（ちゃんと、ここで”翼くん”と言うたっきー。翼じゃないの。呼び捨てじゃなかったんですよー。愛だわ・・・笑）
滝：「でね、みんな知ってる？これは知るひとぞ知るなんだけど、翼くんがセンターで、オレと屋良がシンメで、翼が「♪ＧＩＶＥ　ＩＴ　ＴＯ　ＭＥ〜♪」（当時の翼の高い声の真似と歌うマネをしたんですよ、たっきーが）とか言ってやってたのよ。」
滝：「まぁね、5年前の今日ですよ。はじめてね、ステージに、この横浜アリーナのステージに立ってから、5年ですよ」（というカンジにしゃべってたはず）

で、まぁ、次の話題に流れてしまったんですが。
もぉぉ、ここでは「翼が出てこないのにぃぃい」と思ってたんですけどね。
ちょっと考えてみたら、ここでわざと翼の話題をして、翼ファンに気を遣ってるんだな・・・というカンジがしましたね。だってここで「翼くんは今日はちょっと具合悪いんだけど」とかも言わないんですよ（当たり前といえば当たり前）。当然ＭＣにも出てないわけだから、翼ファンとしてはＭＣの間、すっごくショック大きいっ！ってカンジだったんですよ。だから出てこない翼のかわりにせめて翼の話しをひとつでもして、翼気分になってもらおうとしたんじゃないかな・・って。
ちなみに5日2部では、ＭＣに出た翼の目の前ではこの話、しなかったんですよ。その上、翼にわざと「萩原流行」をさせて注目させてあげて。

翼が２０００年８月号の「ＤＵＥＴ」で語ってますが、「滝沢くんがずっと、翼くんをサポートしていたよ」ということに関しては、かなり翼ファンも見てまして、例えば最初のほうで「ＳＨＥＬＴＥＲ」を歌うんですが、そのとき、バックステージで踊ったあとにセンターステージに出て行こうとする翼を、たっきーが押し戻して「ひっこんでろ」と。「すばるとふたりでカバーするから、お前は休んでろ」、ということだったようで、いつもならセンターステージで歌うところを、すばると両方のサイドに走りながら歌うという演出に変えていました。
「ＮＡＴＵＲＡＬ　ＴＨＡＮＧ」のときも、滝は相当翼を気にして見てましたね、声もかけてたそうな（よこじゅんからは見えない角度だったんですが）。そして、翼も言ってますが「曲が終わってはけていくときに、背中を抱えて抱きかかえていった」そう。やさしーぞー、滝！！
そして、最後の曲「君が何かを企んでいても」では、せりあがったセンターステージで、たっきーと翼が歌いながら立ち位置を入れ替わるところなんかも、たっきーが相当注意しながら入れ替わっていたり、曲に合わせて、ずーっと手で拍子をとってました。手で拍子をとるというのは、他の回では一切見られなかったので、このときだけでしたね。
一方、翼本人は、最後のおてふりのとき、一生懸命ゆっくりファンのほうを回って、声援にこたえてました。曲がもう終わりかけてて、メンバーはみな中央ステージに集まってるというのに。でも、みんなそんな翼のことをあったかく見守ってて。そして１部は終了しました。

実はよこじゅんは、この日のことをとても楽しみにしていた分、とてもショックでショックで。「翼、どうしちゃったんだろう？？」という心配な思いと、交じり合ってほんとうに混乱していました。
でも、一方、掲示板管理者としての意識もすっごくあって（苦笑）、「これは瞬時に飛び交う情報だろうな、みんなパニックに陥るだろうけれど、翼がほんとうのことを言うまでは、ファンはとりあえず、黙って見守らなくちゃ。いちばんショックでつらいのは翼なんだから」と、「掲示板にはこの件は一切カキコしないでください」と１部と２部の間に速攻でカキコしたほどでした（掲示板管理者病かも？？）。

でも、２部まで復活できなかったですねぇ。といっても２部前にみなさんにお会いしたんですが、そのことを語るヒマなくバタバタしてしまったんですけどね。いや、そのことは話したくなかったというカンジだったかもしれません。
そしたら、２部。翼は１部とはうってかわって、痛々しいほどに頭を振ってノリノリにしようとしてたりして登場。よこじゅんはセンター３ブロととても席がよかったのにブルー入ったままで「大丈夫かなぁ」と思ってたんですよ。
で、少したって、「BE　A　MAN」がはじまると、なんと目の前の花道に翼がっ！！
まだまだオーラは足りなかったですが、なんとか頑張ってる翼！！
そんな翼に向かって「応援してるよ、でも、大丈夫？ムリしないでいいよ」という気持ちで、「たきつば」ウチワをこっそりアピール。一瞬、その「たきつば」うちわを見た、と思った、と信じてるよこじゅんですが（笑）。
で、結局、全て出るべき曲を必死こいて出てました！！そう、必死な形相で、というカンジではありました。

そんな姿にたっきーったら、最後の紹介で「今井翼」と紹介したあとに、翼がお辞儀をすると「はくしゅー！」と言ったんですよ〜。これに涙したたきつばファンの多かったことといったら…。

翼がどうしてあんなにヘロヘロだったのかはそのときは私も本当にわからなかったんですが、池脇千鶴ちゃんのＨＰの日記によれば、その前日５月４日も「ＳＵＭＭＥＲ　ＳＮＯＷ」の撮影があったそうです。
人によりけりですが、「翼にはプロ意識がない」、とよこじゅんにメールを書いてきた人もいます。「ファンのコが楽しみにしてるわけで、そのステージしか見ないコもいるのだから、何をしてでもステージにたつべきだ」と。
でも「本当の事情を知らずにこういうことを決めつけるのはよくないんじゃないかな」とよこじゅんは思っておりまして、翼かたっきーがこのことを打ち明けるまでは一切書かないつもりでした。
逆に、「あれは感動的だった」と思ってる人もいましたが、これもまた、本当のところはどうかわかりませんで、もしかしたら、翼本人がすっごくイヤがってたかもしれない、と考えれば、よこじゅんとしては何も言わず温かく見守るというつもりでした。

翼、次はたっきーを支えてあげてよね！よろしく！

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