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第5回 つるはしを飛ぶ都んぼ
2005年5月9日(月)

取り急ぎ演目のみ

「平林」 治ん太さん
「兵庫船」 都んぼさん
「貧乏花見」 歌々志さん
「あとから」 文鹿さん (覆面ゲスト)
「あくびの稽古」 都んぼさん

 

第26回 あがき
2005年3月27日(日)

今回のキャッチコピー
 「春のあがきは、○○○○行くよ。」
 ○○○○にお好きな言葉を入れて下さい。
 その言葉が今のあなたの心を表しています。

==またまた○ちゃんさんがレポートしてくださいました。皆さん、心して読むように!(笑)

当日の演目は、
「道具屋」桂雀太
「替り目」桂歌々志
中入り
「一眼国」桂福車
(上方落語でも「一眼国」でよかったでしょ〜か??)
「茶の湯」桂歌々志

いつもながら、歌々志さんの動きは細やかですね!
特に「茶の湯」、お茶を習ったことがないとのことですが、実に・・・まずそう(^^)
まくらも、おもしろい。

見世物小屋「鬼娘」の話、師匠とともに「茶の湯」に行った話・・・
あ〜っ、言いたいけどおいときます。お楽しみに!?
ところで、前回、お客が60人を超えたので、東京で高価な帯を買う・・・期待しておりました。
東京です・・・??
歌々志さん曰わく「権利を得たが手段がない・・・わざわざ帯買うだけで行くわけにも・・・」
2ヶ月後ぐらいのお楽しみとのこと(^^)

また、出版社の企画で、お伊勢さんまで約170kmを7日ぐらいに分けて、歩いて行ったそうです。
詳細(本)は、この秋ぐらいに出るとのこと・・・気の長いはなしやなぁ(^^)
以上、自称特派員の○ちゃんでしたm(__)m

(おまけ)
ちなみに本は、山と渓谷社の「Walkウォーク関西版(秋冬号)」らしいです。
10月か11月ぐらいの発売だと思います。
でも、歌々志さんとアウトドアって・・・???

===ありがとうございました! (一部、レイアウトを修正しております)

第25回 あがき
2005年1月16日(日)

今回のキャッチコピー
 「あがき初め」
 2005年最初のあがき。
 前回のタイトルが『あがきおさめ。』、次はどうせ『あがき初め。』と思ってた方もいるでしょう。
 しかし安易に付けたタイトルではありません。お客様の期待を裏切らないのは芸人の役目ですから。

==しばらく、「あがき」お預けになった私の代わりに○ちゃんさんがレポートしてくださいました。

「牛ほめ」桂雀五郎
「口入屋」桂歌々志
   中入り
「桃太郎」桂勢朝
「かきわり盗人」桂歌々志

歌々志さんの「かきわり」の動きが細やかで良かったですよ。
それとゲストの勢朝さん・・・大きな声でハッスルしてはりました。
歌々志さん・勢朝さんの静・動の対比でおもしろかったですよ。

ところで、歌々志さんは、東京の有名な帯屋さんの帯(=当然のことながら値が高い)
を「あがき」でお客さんが60人越えたら買おうと誓いをたててはったそうです。
前回まで未だ到達していませんでしたが、本日、見事に達成されました(歌々志さんが
高座の上から数えてはりました。おめでとうございます。)
次回は、すんばらしぃ帯を見ることができるでしょう・・・か?

==ありがとうございました!
   こんなときに皆様あっての「自己満足」だと感じます。

第5回 桂歌々志の落語会
2005年1月4日(火)

「子ほめ」 まん我さん
「しびんの花活け」 歌々志さん
「掛取り」 染佐さん
「貧乏花見」 歌々志さん

2005年年明けの初笑いはもちろん歌々志さんで!

せっかくお正月一発目の落語会なのでお着物(紬のアンサンブル)で行って参りました。
行ってよかったぁ
しかも、歌々志さんのお着物が初お目見え(私だけかも)の黒のお着物・・・
素敵〜
でも、ちょっぴり昨年の「二吉会」でよね吉さんがあさ吉さんをいじっていたネタを
思い出して一人笑ってました。

久々の「しびんの花活け」・・・歌々志さんも初仕事とのことで気合が入ります。
やはり歌々志さんの手には何か仕込まれているに違いないっ
すました顔をしてお侍さんが綺麗に花を生けいているでも、花は綺麗なのに尿瓶だ〜っ
と、お侍さんと尿瓶に生けられた花とのコントラストがいいわぁ。

そして、初「春」だからか「貧乏花見」
このネタのときいつもより手ぬぐいの柄がよく見える場面があって歌々志さんの
こだわらい手ぬぐいが堪能できます。

年明け早々楽しませていただきました〜

第六弾 駅寄席〜すてんしょ亭〜
2004年12月15日(水)

「動物園」 由瓶さん
「七段目」 歌々志さん

由瓶さんはいつものように汗だく汗だく。
歌々志さん高座にあがるなりいつもの一言!聞きなれてるけど(いや何度も聞きたい〜!)爆笑!
落語はお二 人ともなかなか良かったです。

みみちゃんのご協力により演目を掲載することができましたありがとうございました。
私も「いつもの一言」聞きたかったぁ〜由瓶さんとの競演のときしか聞けないものね。

第六弾 駅寄席〜すてんしょ亭〜
2004年12月10日(金)

「桃太郎」  歌々志さん
「崇徳院」  吉弥さん

ななちゃんのご協力により演目を掲載することができましたありがとうございました。

第六弾 駅寄席〜すてんしょ亭〜
2004年12月9日(木)

「子ほめ」  歌々志さん
「転失気」 都んぼさん

訳あって今日歌々志さんの「子ほめ」が聴けるのはとても嬉しい私。
すんごく重ーい空気の中、健闘されてました。
歌々志さんの「子ほめ」は阿呆が最後にたけやんとこの子供をあらたまって
褒めるシーンが好きです。たけやんの家の様子が良く見える〜

さて、都んぼさんですが、ずるいですー顔だけで笑わせてますもん。
重ーい客席をネタだけでなく、「力技」で笑わせていらっしゃいました。

まったくもー(笑)

第205回かねよ寄席〜17周年記念公演〜
2004年11月29日(月)

「こほめ」  まん我さん
「七段目」 歌々志さん
「ふぐ鍋」 米二師匠
「かぜうどん」 雀三郎師匠

お初の「かねよ」です!
大阪のサラリーマンにとっては京都&月曜日の夕というのはキツくて見て見ぬフリを
しておりましたがBちゃんに「記念公演ですよ!歌々志さんですよ!予約しときますよ」
の言葉に誘われるまま、翌日が仕事の納品日だというのに後半休を早々と取ってしまい・・・

しかし、恐るべきは歌々志パワー。なんと、会社を出る前に納品できました。
ひゃぁ

休みを取ってぐわんばった甲斐があって、歌々志さんをはじめ好きな噺家さんばかり〜

まん我さんの「子ほめ」好きなんですー

歌々志さんの「七段目」は何度見ても飽きない。
「芝居好きの素人の若旦那」が一生懸命演じる姿はなんだかつい、落語ファンの
日常を映し出されているようで・・・

米二師匠のやわらかーい語り口でちょっぴり「イケず」な「ふぐ鍋」は嫌味なく米二ワールドに
包まれる感じです。

さて、トリは雀三郎師匠!
トリなのに「かぜうどん」だなんて素敵・・・
ちゃんと「小声」と「風邪ひき」と微妙な差で演じ分けられてて良かったです。

とても楽しかったこの会。
でも、途中でケータイ鳴るわ(コレは私気づかずセーフ)財布探しに戻ってくるおばちゃん
おるわで大変でした。
んが、落語で培った集中力でしっかりと楽しんできました〜

 

【第24回 あがき】
2004年11月14日(日)

「理容所」  市楼さん
「宿屋仇」 歌々志さん
「鹿政談」 文昇さん
「七段目」 歌々志さん

実は、私にとっての「あがきおさめ」です。
学校が日曜日にもあるのでしばらく通えません。(涙)
(今回?今回だけサボってしまいました)
なので、1年分の笑いを先取りしてやる勢いで臨んで参りました!(大げさ)

お初にお目にかかる市楼さん。
実は、2代目だと知っていたのであまり期待はしてませんでした・・・
んが、予想は見事に(良いほうに)裏切られ、なかなかしっかりとした語り口で
ええ芸を見せていただきました。今度は、古典をお聴きしたいです。

文昇さんは2回目なのですが、前回も同じネタ。
とはいえ、あまり聴けないネタなので楽しませていただきました。

そしてそして歌々志さん。
マクラは相変わらずの酔っ払い&しくじりネタ。
歌々志さんの酔っ払いネタって本当に面白いし、歌々志さんらしさが出てて好きだなー

んで、ネタは「まってましたー!」の「宿屋仇」
いつぞや京都でお聴きしたときは寿司詰め&後ろのほうだったので面白かったけど
不完全燃焼気味だったので今回はお気に入りの場所を確保して、しっかりと堪能させて
いただきましたー
やっぱりお侍さんがだんだん怒りを募らせていくさまとか、隣の騒ぎの様子から「いはぁちぃ〜」と
切り替わるところなんか気持ちいい。また見たいよぉ〜

「七段目」
歌舞伎が好きな人はもちろん、好きでない人でも楽しめるからいい。
特に若旦那がお七になって階段を上っていくときはしっかりと人形顔。

1年分の笑いを先取りしたのに1月も行きたくなりました。(だめだめ>自分)

【第六回 さらら寄席】
2004年11月13日(土)

「大安売り」  ひろばさん
「兵庫船」  由瓶さん
「つぼ算」  歌々志さん

第三十九回 さえずり会
2004年11月9日(火)

「時うどん」  しん吉さん
「兵庫船」 都んぼさん
「向う付け」 出丸さん
「茶の湯」  あさ吉さん
〜中入〜
「始末の極意」 歌々志さん
「くっしゃみ講釈」 吉弥さん

しん吉さんに始まりなんだか皆さんピカピカきらきらしてました。

歌々志さん。
初めてのマクラ、初めてのネタでした。
マクラは歌々志さんらしいしくじり話から「始末」へと展開させて
いい感じでネタに入りました。
「かきわり」ほど明確なしぐさをする場面はないのですが、
全体的に細やかな動きがちりばめられていて、動きを魅せるのが得意な
歌々志さんに良く合っていました。
また観たい!

根性で行った甲斐がありました!

桂 春雨独演会場所:東京・三百人劇場
2004年10月15日(金)

今回のレポートは『歌々志普及委員会 江戸支部』の日本橋亭様です。

「うなぎ屋」 歌々志さん
「転失気」 春雨さん
「へっつい幽霊」 笑福亭伯枝さん
「野崎詣り」 春雨さん
「抜け雀」  春雨さん

歌々志さん、往復5時間かけて舞台15分という(汗
歌々志さんの「うなぎ屋」は初めてでした、うなぎ屋へ行く算段の前の部分が短めで、
其の分うなぎを捕まえてからの部分が長いというものでした。

お客さんとの問答で追いつめられていく主人の描写とか、うなぎを捕まえてからの動作が
印象的で、特にうなぎのぬるぬる、てらてら感がとってもでていて良かったです。

伯枝さんは豪快、春雨さんは、やわらかな感じで、それぞれの個性がよくでていた会だと
思いました。

YOSE夢屋落語会〜上方落語を楽しむ会Vol.5
2004年10月10日(日)

「桃太郎」 歌々志さん
「手紙無筆」 右喬さん
「ふたなり」 文喬さん
〜中入り〜
「試し酒」  小染さん
「葬儀屋」  福笑さん

前日と打って変わって重ーい会場。
そんな日に限って歌々志さん開口一番。
どんなネタかとどきどきしていると『桃太郎』〜!
ワーオだわ!

歌々志さんが始まっても中々動かない会場。
でも、ふと他のお客さんの横顔を見るとオジサマたちの頬が
ゆるんでる。

そして、イマドキの子供のしゃべりに会場もだんだんゆるくなり
無事に右喬さんに席を渡したのでありました・・・
歌々志さんの「桃太郎」を見るたび「あんな風に演じることができたら!」と
つい落語を演じることを封印したのも忘れて見入ってしまいます。

んがっ右喬さんお茶子さんより先に出てきてしまうわ、
三味線の調律が狂ってるわでどたばた。
ある意味予想を裏切らない人というか・・・

右喬さん曰く、「いつも開口一番なんで・・・」なるほど。
とりあえず、マクラで何とか笑いを取り(しっかりと歌々志さんの双子ネタを
使って、自分のお姉さまも双子だとアピール(?)されてました(笑))・・・

しかーし、いざネタへ・・・というところでつっかかり、手に汗握る落語!
でも、中盤から乗ってきてエエ感じで落語されてました。
ふー

でも、憎めないのですよー。それがもうキャラになってしまっているし。
今度はどんなスリルが味わえるのか!

文喬さん。どーしても鶴光師匠に見えるのは私だけ?
(ネタは?)

小染さん。権助がだんだん酔っ払うさまや少しづつ態度が大きく
なっていく様子がいい感じで・・・
お酒が飲みたくなってしまいましたーうー

そして、「ナニワのパンク親父」福笑師匠。
ネタがネタだけに笑うのは不謹慎だと思いつつ、かなり近い体験を
している私としては、もー笑うしかない。

今回は大好きな歌々志さんの「桃太郎」にお初のネタばかりと
神戸くんだりまでして行った甲斐がありました!

【第84回尾長猫寄席
2004年10月9日(土)

「道具屋」 二乗さん
「かきわり盗人」 歌々志さん
「茶の湯」 米二さん
「蔵丁稚」 小米さん

個人の自宅シリーズ第二弾
(ってか、こっちのほうが歴史は断然古いのですが・・・)

尾長猫寄席に関する歌々志さんらしい(失礼!)エピソードを
交えながらマクラから大爆笑の渦!
そして、書割を描くシーンでは会場のお客さんを魅了し、
最後の泥棒との格闘シーンではしゅしゅしゅーっとぉ!
やっぱ。歌々志さんを鑑賞するのに「かきわり」は外せませんっ

足の手術後初、4ヶ月ぶりに落語をされた小米さん。
15分以上、正座をしてはだめ。と、いいつつもしっかりと
蔵丁稚。
エエお声してますー

桂米輔ドガチャガ落語会〜北のドガチャガ〜
2004年9月23日(木)

「阿弥陀池」 歌々志さん
「骨つり」 米輔さん
「天王寺詣り」 生喬さん
「崇徳院」 米輔さん

歌々志さん、元気いっぱいの開口一番でした!
横へ投げるお姿、「タイ」を思い出す時の表情と
楽しみどころ満載ですが、今回新たに発見!
いちびりの男が次の知り合いを見つけようと街を
歩くシーンが軽快で面白い。手を隠した袖がかわいい。

米輔さん、かわいいおぢいちゃんって感じ。
米輔さんの演じる女性っていつもかわいらしい。

生喬さん、天王寺周りでのお祭りの様子がとてもにぎやかで
楽しそうなのがよくわかる。
一緒に行った友人は天王寺周辺をよく知る人達だったので
情景がありありと浮かんだようで楽しめたそうです。

第38回 さえずり会
2004年9月21日(火)

「寄合酒」 あさ吉さん
「団朝のおじかん」 団朝さん
「持参金」 出丸さん
中入り
「鯉盗人」 しん吉さん
「崇徳院」 都んぼさん
「大喜利」 出丸さん・団朝さん・都んぼさん
      よね吉さん・歌々志さん

仕事が長引きどうなることかと思いましたが
何とかしん吉さんをはじめから観る事ができました。

「鯉盗人」って短いから少々物足りない。
でも、しん吉さんお得意の食べるシーンがあるから楽しめます。

都んぼさんの崇徳院・・・若旦さんをどう演じるかと思っていましたが
ちゃあんと若旦さんになってました。

そして歌々志さん。
本日はネタはありませんでしたが大喜利では、なんと司会。
先輩諸氏に果敢に立ち向かいます!(大げさ・・・)

大喜利の定番「ハリセン」を「ピコピコハンマー」に持ち替えて
見ているこっちが気持ち良いくらい、容赦なくツッコミます。
また、歌々志さんのツッコミは「イケず」には見えなくて会場も明るい雰囲気。
あとで兄さん諸氏にいぢめられないかハラハラどきどき。

司会ぶりも、さすが歌々志さんメリハリ効いてていい感じでした。

さて、大喜利は都んぼさん大活躍!団朝さんナイスボケ!
よね吉さん、見ているこちらが気持ちよくなるくらいのスベリっぷり!
ご本人はきっと落ち込まれていることと思いますが
思いっきり「はいっ!」っと自信たっぷりにスベっていたため本当に
キモチ良かったのですよ。

中入り後からの出席(?)となりましたが思いっきり楽しませていただきました。

第137回 利休寄席
2004年9月18日(土)

「米揚げ笊」 歌々志さん
「いらち俥」 わかばさん
「ちりとてちん」 む雀さん

『すきとおった阿呆』の「米揚げ笊」!
ほぼかぶりつき(しか空いておらず)で観る事ができました。
二日間、お昼休みの時間を惜しんで働いた甲斐がありました〜
ましてや会社からそんなに遠くないっ「くぉりゃぁ〜いからいでかぁ〜〜〜!」

堂島の旦那が阿呆にいろいろとくれてやるシーンでは派手なアクション!
元気いっぱいの開口一番でした!
このネタ、なぜ笊を売りに出るのか、笊をたたくのかという説明のところで
きちんと客席に中身が伝わらないと最後が面白くないので
歌々志さんの語り口はこのネタにちょうどいいなぁと思いました。

わかばさん、14歳年下のちょうばさんからのツッコミの話。
でも、ちょうばさん鋭いツッコミしてはる気が・・・

む雀さん、グルメレポーターの裏側を楽しく振った後「ちりとてちん」
途中で出てくる茶碗蒸しはとてもおいしそう〜
おそばへの食欲を否が応でも誘います。

ひとつ残念なのが、マクラのとき客席を見て話をして欲しかったように思います。
(高座が低いため客席と噺家との目線が近いのですが、む雀さんは遥か彼方を
見てマクラを振ってらしたのです)ホールじゃないんだから・・・

ネタのときは逆に集中してて欲しいので不自然でなければ良いのですが、
某噺家さんはネタ中に客席が気になるのか時折目が泳いで客席を見ているのがわかる。
(そのこと自体プロとしてどうかと思いますが)
それをやられてしまうと醒めてしまう〜

実は、食べ物ありの会は初めて(「かねよ」にいつかは行きたいのですが・・・)
今日のメニューは「利久特製松茸そば」で出汁に山椒が入っていておいしかった〜

駅寄席〜すてんしょ亭第五弾〜】 その5
2004年9月14日(火)

「阿弥陀池」 歌々志さん
「千早ふる」 阿か枝さん

とりあえず往ぬることもなく、無事に大阪駅に到着した私。
会社から大急ぎで行ったため時間も見ずに受付へ走ったらあっちゃー「1番」。
まだ、7時になってなかったのね。

1番って張り切りすぎるみたいで(って張り切ってるんだけど)恥ずかしいのです。

でも、そんな恥ずかしさも歌々志さんが元気に演じる姿を見ているうちにすっかり話に集中。
歌々志さんの阿弥陀池って、横に投げるところとか、タイを思い出すところとかリズムがあっていいです。

しかし、駅寄席って(前日の都んぽさんのときもそうだったのだけど)最初の空気が必ず重いので
先に出る演者さんってやりにくいと思う。
見ている方も声をだして笑いにくい空気だし。

逆に言えば、先の演者がどれだけ場の空気を軽くして次の演者さんに渡すかで
次の演者さんの演じやすさが変わるなぁと・・・
それこそ「開口一番」の役目の大切さを感じます。

阿か枝さんもしっかりとした口調で演じておられました。
ちょこちょこ文枝師匠が見える熱演でした。

駅寄席って受付時間から開始まで間が長すぎて困ることありませんか?
お友達が一緒のときならご飯を食べたりできますが、ひとりのときは
うちで食べたいから食べ物屋さんで時間をつぶすわけにも行かず・・・

でも、安いのと開始時間が遅いのと、そして何より全て違うネタが
観れるのがなによりのおいしいところですね!

さあ、しばらく続いた歌々志デイズも一区切り。
それこそ歌々志さん「勘弁してください」って言ってるわ。

でも、かっぱえびせんと一緒なのよねぇ

「やめられない。とまらない」

駅寄席〜すてんしょ亭第五弾〜】 その4
2004年9月13日(月)

「子ほめ」 都んぼさん
「はてなの茶碗」 歌々志さん

きゃーん。2日連荘の「はて茶」(by良枝ちゃん)
いいんですかー!?歌々志師匠〜〜

あまりの嬉しさに顔がにやつくにやつく。で、
それを抑えようとして顔がゆがむゆがむ。
ぎゃー恥ずかしい〜 っつっても歌々志さんには見えてないのでいいんですが・・・

いいんですか?こんなに幸せで?私。
明日、往ぬんではないかいな。

さらに、昨日と逆側の席に座ったため違う表情(茶金さんとか)が楽しめました。
さらにさらにに昨日と少しだけ変えてあったように感じたのですが・・・
油屋さんが三両受け取るところ・・・

ほかに2連荘の方いたら教えてけろ〜

第23回 あがき
2004年9月12日(日)

「胴切り」 吉坊さん
「骨つり」 歌々志さん
「へっつい盗人」 伯枝さん
「はてなの茶碗」 歌々志さん

あーどこから書いたらよいのやらっ

今日はあちらこちらで落語会(大阪で時間が被っているのだけでも6件)
あるため人手不足とのことで「受付係の歌々志です」(笑)
しかもお見送りまでご本人でした。

受付をされていたとき「ウタウタシさんの会はここですか?」と
いらっしゃったお客さんがいたとのこと。
すごいなぁ通りすがりのお客さんまで引き込むパワー!
(だって上方亭だってやってるのに、ですよ!)

吉坊さんの胴切りの「気楽な男」タケのニンがあってます。
時折登場する「足」もしっかりと笑いを取り、役目を果たしておりました。

伯枝さんの阿呆な盗人もかわいらしくっていい感じ。

「あしあと」でも書きましたが、「あがき」ってなんか全体の雰囲気も
ほんわかしていて、歌々志さんご本人だけでなく、ゲストの方まで
とても楽しそうに演じられるのがいいですね。

さてさて、主役の歌々志さん。

「骨つり」
江戸落語に良く似た話で「野ざらし」があるのですが、私はこちらのほうが好き。
だって、「旦那」が出てくるから。(って、歌々志さんに限定されるわな)
阿呆の幇間 茂八と旦那とのやり取り、つりをするときの茂八のいちびり、
また、真剣に幽霊を演じる姿とかいい感じです。

しかし、「皮」が「悪し」な私はどないしましょ(笑)

「はてなの茶碗」
この話とても好き。出て来る人がみんなほんわかしている。

茶金さんと番頭さんが出てくるところって、演じ分けが難しいところだと
思うのですが、しっかりとそれぞれの人となりが見える。
それに油屋さんの潔さとかもいい感じで表現できているのさぁ
んでもって、お茶碗を検める場面での所作とか。
キリがない(笑)

そして、同僚は最高の歌々志デビューを果たしたのでありました。

駅寄席〜すてんしょ亭第五弾〜】 その3
2004年9月8日(水)

「うだうだ」歌々志さん
「時うどん」吉弥さん

今日はマクラが長いなー、あ、きっと昨日は吉弥さんが長かったから
今日は歌々志さんが長いのかなと思っていたら、ネタはなく「うだうだ」でした。
「あがき」前だから?
ふっふ。「あがき」期待できそうです。(←何気にプレッシャーかけてないか?)

米朝師匠宅で酒を飲んだお話からはじまり、小噺をいくつかされましたが
その中にあさ吉さんがよく英語でされる「くちなし」が入っていました。
しかし、この米朝宅でのお話何度も聴いているはずなのにやっぱり笑ってしまいます。
今日はさらにバージョンアップしていました。

吉弥さん。お師匠吉朝さんの1人バージョンの「時うどん」
いい感じでした。ええやんええやん。

駅寄席〜すてんしょ亭第五弾〜】 その2
2004年9月9日(木)

「青菜」 歌々志さん
「犬の目」吉弥さん

今日は9月9日。
吉弥さんのマクラを聴いている間にそれを思い出した私・・・
なにか忘れている気が・・・

あ゛あああああっ(「次の御用日」風に)くっ『九雀の日』!!
ずいぶん前にチケットを購入していたため、すっかり失念しておりました。

うう、良かったあ。歌々志さん出演の日で。
でなかったらきっとかなり落ち込んでました。
でも、こごろうさん「茶の湯」だったらしい・・・

さて、気を変えて・・・(早いな)
月曜日の京都にいけず「青菜〜〜〜」と叫んでいた私は
「これはきっと神様ががんばってお仕事をしたご褒美をくれたのだわ」と
しょっぱなからテンション高ーくなってました。
わさびを食べるところとか、「旦っさんぜぇーーーーったくっ」のところとか
植木屋の嬶が出てくると事か、大工のタケが焼酎をのむところの反応とか
楽しみどころ満載です。

しかし、この夏何回歌々志さんの「青菜」観たんだろうー
そろそろ「勘弁してくれ」と歌々志さんに言われそうです。

吉弥さん、新撰組ネタと大好きな野球ネタ(今、話題になってるアノネタです)
のマクラで会場大爆笑。特に新撰組の視聴率のネタは思わず大笑いしてしまい、
お隣さん驚かせてしまいました。ごめんなさい。>お隣さん
ただ、吉弥さんの「犬の目」っていろいろ入れすぎで途中で何の噺か解らなくなってくるのが残念だなぁ。

駅寄席〜すてんしょ亭第五弾〜】 その1
2004年9月8日(水)

「手水回し」 由瓶さん
「つぼ算」 歌々志さん

すんません、あまり噺家さんとの会話についてはあまり書かない私なんですが、
今日は
あまりにも面白いことがあったので書かせてください。(由瓶さんお許しを)

受付を済ませて立ち去ろうとすると由瓶さん。
つい、(向こうがこっちを知らないことはわかっていても)すれ違いざまに軽く会釈をしたら、
大喜びされてしまい・・・

なんでなんでなんで?という感じだったので
私:「あ、由瓶さんや〜と、思って・・・」
由:「顔さすようになったのかぁ〜〜いやぁ〜実は顔さすかな〜
   と思ってこーやってうろうろしてるんですよぉ〜」
もー正直すぎて(心の中で)大爆笑。

由:「や、兄さん(ポスターの歌々志さんを指差して)目当てでしょ〜」
私:「いえ、お二人の組み合わせが・・・」
(これは本当。由瓶さんと一緒のときの歌々志さんはまた違う面白さがあるもん)

由:「え〜でも、来てくれたことあります?」
私:「ありますよ。カラビンカに・・・」
と、そのとき由瓶さんのファンの方から話かけられたので会釈して
その場を離れようとすると「え〜?行っちゃうんですかぁ〜」

角を曲がったところで友人を待とうと立っていると携帯を片手に再登場。
電話の相手は歌々志さん。話しつつも向こうからやってくる歌々志さんと目が合い、
電話を切ると 再びこちらに気づく。

そのとき歌々志さんと目のあった私が「どーも」と挨拶していると
由瓶さん「?」キョロキョロ。(さっき、兄さんの〜って自分で言ってたやんか〜)

少しはなれていたので、「どーぞ私にはかまわず中へ」とジェスチャーすると
歌々志さんにひっぱられるようにして由瓶さん目が「??」のまま中へ。

少々台詞(?)が違うかもしれませんがこんな感じで、
今も笑いをこらえながらこれを打っています。
はーおかしかった。

一度でいいからこの二人が飲んでいるところを遠くからでもいいから見てみたい〜

でも、落語がはじめての友人には由瓶さんは刺激が強すぎるかと
(当然、歌々志さんは気に入ってもらえる自信がありましたが)
心配していたら、終わった後。

「あの人、すごーい汗だったねー(笑)飛んでくるかと思ったぁ」
(やや、やっぱりぃ。あーんごめんね。)と、心の中で返していると。
「嘘つけなさそうな人だよねーあー面白かった」

・・・すごいなぁ〜生まれてはじめて観た落語でしかもたったの1席で
その人の性格見抜くなんて。
Mちゃん。わたしゃアナタに付いていきますっ

でも、今回の駅寄席ではこの二人の組み合わせはこの日だけ。残念。

と、前置きが長く(長すぎるやろっ)なってしまいましたが・・・

歌々志さんのつぼ算は、いろいろと変えていらっしゃってました。
こんなに動いたっけ?駅寄席(落語見慣れないお客さんが多い?)用なのか
ニューバージョンなのか、はたまた由瓶さんの後だからか動きの激しい「つぼ算」でした。
会場からも大いに笑いを取り楽しく演じておられました。


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