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それは交通事故から始まった・・・・


佐々木は京都の大学で考古学を研究し遺跡の発掘をしているが、いつのまにか老成し、
人と出会うことに億劫になっていた。12年ぶりの高校の同窓会の帰り、
元ガ−ルフレンドのエリの車が自転車に乗ったアジア系外国人をはねるが、
男は警察沙汰になるのをいやがり雨の中立ち去ってしまう。


清水寺 数日後、佐々木は同僚の古田と繁華街を歩いている
と、あのアジア系外国人が路上で物売りをしているのに
偶然出くわす。彼はネパ−ルのポカラから来たクリシュ
ナといいネパ−ルで知り合った日本人女性をたよりに京
都に来たものの、彼女は冷淡で彼を避け、滞在費を稼ぐ
ため路上で物売りをしていた。佐々木は事故で怪我をさ
せた責任感から彼に名刺を渡す。やがて行き場所を失っ
たクリシュナは名刺をたよりに佐々木の下宿に居候し、
二人のちぐはぐでおかしな同居生活が始まり、クリシュナ
の天真爛漫なふるまいに佐々木のかたくなになってい
た心もしだいに解放されていく・・







クリシュナ神
※KRISHNA(クリシュナ)は、ヒンドゥ教の神様のひとり。
インドネパールのヒンドゥ教を信じる庶民に人気があり、幼い
頃のいたいけな赤ちゃんの姿はしばしば宗教画に描かれる。
青年期には牧童になって、村の多くの女性に愛された。この
ことから現在もプレイボーイのことをクリシュナと呼ぶほど。
その後長じて勇敢な戦士となり悪魔を滅ぼし、晩年は哲学者
となる波乱万丈の神様。映画ではクリシュナ神話をパロディ
に展開します。またネパール人は神の名を持つことが多い。




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