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book 「般若心経(はんにゃしんぎょう)」
 10年ぐらい前,妻が「これ知ってる?」と言って,なにやらお経らしきもの?を唱え出した。「般若心経」だという。 父親が仏壇の前で唱えているのを聞いているうちに,諳んじるまでに覚えてしまったそうだ。
 意味はよく分からないけれど,「ぎやてい ぎやてい」が始まるともう終わりに近づいているのがおもしろく,今でも時々頭をよぎるらしい。
 真の意味はまだよく分かりません。たちまちは,ひろさちやさんの「般若心経88講」の力を借りて,★「空」と 妻の好きな★「羯諦(ぎやてい)」の部分を引用させていただきます。
(お詫び:変換できない漢字が何カ所かあって,それに近い形にしてあります。)


仏説摩訶般若波羅密多心教      唐三蔵法師玄奘 訳

観自在菩薩。(かんじざいぼさつ)
行深般若波羅密多時。(ぎょうじんはんにゃはらみつたじ)
照見五蘊皆空。(しょうけんごうんかいくう)
度一切苦厄。(どいっさいくやく)
舎利子。(しゃりし)
色不異空。(しきふいくう)空不異色。(くうふいしき)
色即是空。(しきそくぜくう)空即是色。(くうそくぜしき)
受想行識。(じゅそうぎょうしき)
亦復如是。(やくぶにょぜ)
舎利子。(しゃりし)
是諸法空相。(ぜしょほうくうそう)
不生不滅。(ふしょうふめつ)不垢不浄。(ふくふじょう)
不増不減。(ふぞうふげん)是故空中(ぜこくうちゅう)
無色。(むしき) 無受想行識。(むじゅそうぎょうしき)
無限耳鼻舌身意。(むげんにびぜつしんい)
無色声香味触法。(むしきしょうこうみそくほう)
無限界。(むげんかい)
乃至無意識界。(ないしむいしきかい)
無無明。(むむみょう)
亦無無明尽。(やくむむみょうじん)
乃至無老死尽。(ないしむむろうし)
亦無老死尽。(やくむむろうしじん)
無苦集滅道。(むくしゅうめつどう)
無知亦無得。(むちやくむとく)
以無所得故。(いむしょとくこ)
菩提薩捶。(ぼだいさつた)
依般若波羅密多故。(えはんにゃはらみつたこ)
心無罫礙。(しんむけいげ)
無罫礙故。(むけいげこ)
無有恐怖。(むうくふ)
遠離一切顛倒夢想。(おんりいっさいてんどうむそう)
究竟涅槃。(くきょうねはん)
三世諸仏。(さんぜしょぶつ)
依般若波羅蜜多故。(えはんにゃはらみつたこ)
得阿耨多羅三藐三菩提。(とくあのくたらさんみゃくさんぼだい)
故知般若波羅蜜多。(こちはんにゃはらみつた)
是大神呪。(ぜだいじんしゅ)
是大明呪。(ぜだいみょうしゅ) 
是無上呪。(ぜむじょうしゅ)
是無等等呪。(ぜむとうどうしゅ)
能除一切苦。(のうじょいさいく)
眞實不虚。(しんじつふこ)
故説般若波羅蜜多呪。(こせつはんにゃはらみつたしゅ)
即説呪曰。(そくせつしゅわつ)
羯諦。(ぎやてい)羯諦。(ぎやてい)
波羅羯諦。(はらぎやてい)
波羅僧羯諦。(はらそうぎやてい)
菩提薩婆訶。(ぼじそわか)
般若心経。(はんにゃしんぎょう)


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