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旅行福岡、佐賀旅行記1ー太宰府〜久留米(2006年8月)
太宰府

プーケットに行ったから?・・でも!!
GLOBE年次国際会議  この夏、小学校6年生の息子の学校の(校長先生の?)行事?で、恒心とつれあいのちいさん(付き添い)は、5日間もタイのプーケットに行った。
 旅行内容の大半は、プーケットで開催される第10回GLOBE年次国際会議2006に出席し、代表として発表することだそうだ。出発1週間も前から息子は、一生懸命に習ってもいない英語の原稿を何度も何度も繰り返して覚えていた。
 私などは、たくさんの旅費まで出して、観光もあまりなくてどうだろうと思っていたのだが、それも滅多にないことなので良い経験になったと思います。発表は大成功だったと小学校の教頭先生から電話もあった。まあそれよりも無事に帰ってくれた方が安心するのだけれどね。
 ちなみに右上の写真がその様子の一部です。校長先生よほど嬉しかったのでしょうね。

 ということで、今年の家族旅行は、「お金も休暇も使ったからなし!」
それはないだろう、と思っていたのがついて行くことができなかった受験生の優大と広島大学での講習がたくさん入っていた私だ。
「絶対に行く!行きたい!!」「近くでもいい、せっかく新車買ったのに・・。」
という私と長男の思いであった。でもお盆もPTA役員のつれあいは、忙しいそうなので、
「土、日でいい!行くぞ。」 ということになった。

宿取れるかなぁ〜九州北部
 受験生ということで、社会科の勉強もかねて太宰府吉野ヶ里遺跡を目当てにしながら、ホテルや旅館を探していった。
 が、やはりなかなか観光地の近くにはない。あってもお盆時期の土・日と来れば一人一泊2万円前後は下らないところばかりだ。どう考えても高すぎる。
なので、自分の頭の中で一つずつ削っていった。「温泉はあきらめよう。」「少しぐらい遠くても交通の便の良いところならよしとしよう。」などと考えていって、どんどんネットで検索していく。
そしてなんとか条件が合いそうなのが、大分近辺と、久留米市内であった。「大分は行ったことが何度かあるし、久留米はどこだろう?」とまた調べていくと、案外と久留米は便利な位置にあるではないか!
ということでネットでの評判をもとに旅館を決定。お盆に空いていてとっても安い宿だ。「大丈夫かな?」という思いはあったが、もう一か八かだ。時間はない。
 「決めたよ!」と、いつもの?私の一言で行くことになった。でも息子たちはとても喜んでいた。
ちいさんはお疲れ模様なので少し微妙な表情でしたが・・。

前夜の発熱と、朝の歯痛〜どうしよう。
 行く場所も泊まる場所も決定し、いざ出発。日が高くなり暑くなるのを避けて朝早くでようね、って言っていたのだが、何と前夜から心配事が起きてきた。私の体がおかしくなっていた。
 前日までの一週間、いやこの夏休みは私にとってとてもハードで、出張やら研修、講習が毎日のように入っていた。ちなみに主な行った場所は広島大学(東広島4日間)、安田女子大学(広島市、土曜日でバスと徒歩)、生涯学習センター(広島市2日間)、保護者と一緒に高校への見学・教育相談(広島市2日間)などで、車にクーラーを付けていても何か頭がぼんやりしてしまうぐらいだった。
 旅行前日も広島大学に行き、雷鳴とどろく中でレポートを仕上げ、帰りに朝から我慢していた歯痛のために19時前に歯医者に行き帰宅。(ブログ参照)
 お風呂に入り、「やっと僕の夏休みだ〜!」と気勢を上げてビールを一口飲んでおかずに手を付けると、なにやら悪寒がおそってきて、唇が震え、歯ががたがたと音がしている。
 もう食べるどころではない。意識ももうろうとしてきて、体温を測ると熱がある。震えが止まらない。どうしたんだろうか?私の体は。つれあいに足をマッサージしてもらっても直らないので、真夏の暑い夜だというのに、重い布団を出してもらって横になることとなった。
 数時間もすると、うそのように熱は下がったが、食事は喉を通らないので薬を飲んで寝た。
 でも朝起きると、今度は「歯が痛い」。昨日歯医者に行ってきたのに、こりゃだめだ。遅い出発になるけれどもう一度歯科に寄って行くことにした。ちいさんが、「キャンセルの電話入れようか。」と言っているが、行きますよ。絶対に。

ナビって便利〜太宰府へ
関門橋から門司をのぞむ  私が歯医者さんに行ったため、予定よりも4時間近くも遅れて出発。もう全部有料道路を使って時間を挽回だ。
今の自動車wishでの旅行は初めてである。広島県外でナビを使うのも初めてだが、ナビって本当に便利だ。わけも分からずに、画面と音声に従って道を進むと何とか目的地周辺に着いてしまうのだから。パソコンを準備してsonyの「Navin' You」をつかっての運転とは雲泥の差であった。(山口旅行−きらら博,下関を参照)
 SAとPAでたびたび休むものだから時間はどんどん過ぎていく。で、どう考えても当初考えていた吉野ヶ里遺跡〜久留米では、時間的にとうてい無理があるようなので、予定変更で最初は太宰府に寄ることとした。まあ、明日になれば何とかなるかなという思いもあった。
 もう夕方5時は過ぎていただろうか、インターを降りて太宰府天満宮へ行った。駐車場をどこにするかで迷って思いの外時間をロスしてしまい、縁道のお店も既に店を閉める準備をしていた頃であった。
 私は修学旅行(引率)で何回か来ていたのだが、みな初めてみたいで、お参りし、絵馬を書いて飾り、写真を撮り、少し買い物をして、余り時間をとらずに車に乗り込んだ。みんな願いがかなうといいね。
太宰府天満宮1太宰府天満宮2太宰府天満宮3

久留米市内〜宿へ
 太宰府インターから久留米に向かって自動車道を走ると、ほどなく速度が落ち始め、のろのろ運転になった。渋滞だ。久留米インターまであと数キロのはずなのに・・。この自動車道3車線もあるのにこの渋滞ということはよほど車の数が多いのでしょう。大体私は真ん中車線にいるのが好きなのでそこにいると、左側車線の方が進みがよいことに気付いた。が、なかなか左に入れない。久留米で降りるにだからもっと早く気がつくべきだった。でも何とか左車線に入ると、割とスムーズに速くはないが進んで、久留米の街に降りることができた。
 この自動車道を走っている間、ナビが「福岡県に入りました!」「佐賀県に入りました!!」、また「福岡県に入りました!」とたびたびアナウンスするので家族で受けていた。
 久留米インターを降りて、久留米の街に入った頃には、もう外は真っ暗だった。でも沿道にはずらーとお店が並んでいる。「こりゃ、呉と比べものにならないぐらいの街じゃない!」とちいさんと話していた。
 食べるのは後にして、まずは旅館探し。ナビで大体の位置はわかり、目をこらしていると、「旅館 錦水」の看板が見え、その方向に行くと割とすぐに分かった。
駐車場も離れているのかと思っていたが、すぐ前に停めやすくあってとても便利だ。見かけは小さいが、とてもきれいで新しくって、中もキレイにしている。何かアパート風だが、部屋には冷蔵庫、トイレ、その他諸々必要なものは全てそろっている。お風呂は、共同だが、数人はいっぺんに入れるぐらいの大きさがあって、女湯の方も綺麗だったらしいし、「だだ今貸し切り中」の札を掛けることができるので、家族や一人でも十分ゆったりと入ることができる。
 この旅館、余計なサービスもないし、必要なことはしてくれているし、何よりもビジネスホテルよりもたぶん安いと思う。絶対お勧めだ。今度九州に行くときにも拠点として利用しようと思った。

 下の写真は、「旅館 錦水」と部屋から見える風景です。
旅館旅館お部屋旅館から久留米の住宅街
 メイン道路沿いには、お店が建ち並ぶ久留米市内ですが、一歩中にはいると閑静(本当にこの旅館も静かだった)な住宅街と田園風景の広がる街でした。
 空と雲もとても美しく、筑後川も見ることができてよかったと思います。

福岡、佐賀旅行記2ー久留米〜吉野ヶ里遺跡(2006年8月)福岡、佐賀旅行記2ー久留米〜吉野ヶ里遺跡(2006年8月)

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