偏芯の構真柱について 外周部の構真柱は建物の面積を多く取るために外側に偏芯している場合が多い。
A. 外側の下部固定は、水中ジャッキが入る間隔が必要である。
(最少 機長260oなので、クリアランス350oは欲しい)
B.鉄筋カゴとの関係
イ)先決めだと柱を中央部側から挿入し、偏芯側へ寄せる事が出来る。
口)後決めだと柱スタッド外面と鉄筋カゴ内面との間に必要な余裕は最短距離で150o以上と
する。
穴曲り等の有る場合は、修正掘削しスペーサー等で調節する。場合
によっては、孔壁測定を行い鉄筋位置を確認する事。
C.下部固定
偏芯側の下部固定は、あまり圧力を掛けて押さえられないので、杭芯方向からの
2点を確実に圧力を掛け固定する事。
ヤットコに関して
構真柱天端が架台より低い場合等に必要である。
A.本 数
同じ形状で1 日1本打設だと2本必要となる。(ガイドカン方式では1本で可)
イ)ヤットコに金を掛けなければ工法によっては精度が出ない。
口)ガイド管工法は、吊り降ろしだけと考えれば簡単な物でも良い。
ハ)、ヤットコを吊って、起こす時は折れを考慮した物にする。 |