4〜10月の限定商品
この記事は、2004年当時のものです。

愛知県豊橋市、もう少し南へゆけば遠州灘という温暖な東細谷町というところで、アロエベラを生産しているグループがあります。そのひとり、生竹勇さんというかたと知合うきっかけがあり、アロエベラを道長でも売れないかという話しが持ち上がりました。海のものとも山のものともいえないようなアロエベラですが、提案の仕方によっては受け入れられるかもしれない。

というわけでアロエベラの加工をしてみることにしました。


奥様利江さんと
生産者の生竹さんは現在60歳。豊橋市でアロエベラを作りはじめて12年目のベテラン。

もともと生竹さんは東洋ラン、盆栽などを扱う園芸農家。その技術があったため、アロエベラの栽培には抵抗はなかったそうです。

現在細谷町では生竹さんのほかに2名ほどがアロエの栽培をしています。

写真のハウスを含め、生竹さんのアロエベラのハウスは3反ほど。

冬でもハウスの中は真夏のような暑さ。その中でアロエベラがすくすくと育っています。

水は乾いたらやる程度。土作りには自作のボカシ肥と醗酵鶏糞を主に使っています。苦土石灰の使用はありますが化学肥料は使いません。もちろん農薬はゼロ。

それにしてもアロエベラの葉は厚く、その中にあんなに透明なゼリー状のものが詰まっているとはおどろいてしまいます。

アロエベラは『医者要らず』
アロエの原産はアフリカだと言われています。むかしから薬草として使われていたことがわかっていて、紀元前4世紀ごろ、あのアレキサンダー王も愛用。戦場では欠かせない医療品だったと伝えられています。
薬効で知られるアロエにはキダチアロエとこのベラが知られています。キダチアロエは食用には不向きでとにかく苦い。一般に火傷や打ち身などの外傷性の炎症などをおさえるのに効果があるといわれています。

日本には江戸時代以前、鎌倉のころに中国から伝えられたようです。江戸時代の植物誌、貝原謁見の『大和本草』で紹介されているそうです。
アロエは日本にも鎌倉時代に伝えられたといわれています。江戸時代には貝原益軒の『養生訓』で紹介されているそうです。『医者いらず』などと呼ばれるほど、その医療効果は高く評価されてきました。原産はアフリカ。かのアレキサンダーも戦地にもアロエを携えていたといわれています。


アロエベラも外傷用に使えますが、そのゼリー状の葉肉が無味無臭でしかも薬効があるため、食用として利用されています。

苦味のない部分でも薬効が認められていて、そのまま食べるだけで健胃、整腸作用もあるといわれています。

ただしアロエベラの葉一本は1Kg近くもあり、とても少人数の家族では食べ切れません。また切り分けて使う場合、きれいに皮を剥いてしまわないと切り口を苦い樹液が覆ってしまいその部分は食べられなくなってしまいます。

道長では思い切ってアロエベラを100gづつに切り、皮をむき、真空包装にしました。こうすると10日以上経ってもおいしく食べられます。ぜひ一度お試しください。

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アロエ美人 100g
 愛知県豊橋市生竹勇さんほかのアロエベラを食べやすい形にしました
アロエベラの食べ方

さしみで。わさび醤油が合います
適当に切ってレモン果汁をかけるだけ(お酒のあとに最高)
さいの目に切ってサラダに
ヨーグルトに
糸引納豆にまぜて
衣を付けて天ぷら
ところてん風で

アロエには次の3つの有効成分が確認されています
アロイン:血管に弾力を取り戻し、血圧を下げる効果。大腸での善玉菌の活動を活発にする。便秘にも。
アロエニン:胃のはたらきを正常に保つはたらきがある。
アロエウルシン:
胃の粘膜にはたらき、炎症、潰瘍を抑える。
その他にも、火傷や外傷などにも、患部にアロエをあてることで症状を緩和したり、赤ちゃんのオムツかぶれにも効果があります。。
いちどお試しください
原材料:アロエベラ
ただし、『アロエ美人』の袋にはこれらの『効能』は書いてありません(薬ではないからです)。